JPS6363166A

JPS6363166A - 情報記録システム

Info

Publication number: JPS6363166A
Application number: JP20753086A
Authority: JP
Inventors: Masami Shimakura; 島倉　正美
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-09-02
Filing date: 1986-09-02
Publication date: 1988-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、情報記録システムに関する。

［従来の技術］従来、追記型光ディスク、光カード等の記録媒体におい
て、そのセクタに交替書込み処理するときに、その記録
媒体の製造工程で発生した欠陥、表面の傷、＠で付着し
たごみ等によって、交替書込みすべきセクタが欠陥セク
タになり、交替書込みが正常に行なわれない場合がある
。この場合、記録媒体における上記欠陥が局所的である
ので、上記欠陥セクタとは物理的に異なるセクタへ交替
書込みするようにしている。

一方、交替書込み領域のサイズ（つまり、セクタ数）は
、上記各欠陥の出現確率に基づいて算出した値に、多少
のマージンを加えて設定されている。

ところで、追記型光ディスク等のリムーバブルな記録媒
体は、後天的に発生するごみ等の付着により発生する欠
陥セクタの数、および、表面の傷により発生する欠陥セ
クタの数を予測することが困難である。この°ために、
リムーバブルな記録媒体にカバーを付ける等の工夫がな
されているが、光カードのようにカバーを付けることが
困難な記録媒体も存在する。

さて、これらの記録媒体からデータを読出す場合、ごみ
等が原因で発生する読出しエラーについては、記録媒体
表面を拭くことによって、その読出しエラーを回復でき
る。また、傷が原因で発生する読出しエラーについては
、記録媒体の表面を補修した後にリトライすることによ
って、その読出しエラーを回復できる。

しかし、書込みについては、上記交替処理に依存しなけ
ればならない、このために、後天的に発生するごみ、傷
等による書込みエラーが多発すると、交替領域が使い果
たされてしまい、その後の書込みができなくなるという
問題がある。

［発明の目的］本発明は、上記従来装置の問題点に着目してなされたも
ので、記録媒体に後天的に発生する欠陥によって書込み
エラーが多発し、交替領域が無駄に使い果たされること
を防止することができる情報記録システムを提供するこ
とを目的とするものである。

［発明の実施例］第１図は、本発明の一実施例に使用する光ディスクの片
面の記録フォーマットを示す図であり。

ｔ５２図は、上記実施例におけるｎセクタ分のバッファ
メモリのフォーマットを示す図である。

ｌトラック当り２０セクタで片面２５０００）ラックで
あり、セクタアドレスは、θ〜４９９９９９番地まであ
る。その内で、０番地〜９９９番地までが交替情報記録
領域１１４．１ｏｏｏ番地から１９９９番地が交替領域
１１５．２０００番地（論理アドレス０番地）〜４０１
９９９番地（論理アビ１１３９９９９９番地）が情報登
録領域１１６．４０２０００番地〜４９９９９９番地ま
でが管理情報領域１１７である。

第５図は、上記実施例における情報登録システムの構成
図である。

この実施例は、主コントローラ５１２と、システム内で
のデータ転送を制御するＤＭＡ　（ダイレクトメモリア
クセス）コントローラ５１３と、ＭＭＲ符号化方式によ
って２値画像データを圧縮符号化したり、圧縮符号化さ
れたコードを２値画像データに復号するデータ圧縮伸長
回路５１４と、２値画像データや圧縮符号化されたコー
ドを一時記憶するイメージ記憶部５２５と、キーボード
等の低速のシリアル入出力デバイスを制御するシリアル
入出力制御部５１５と、システムコンソールのキーボー
ド５１６と、上記システムの主記憶部５１７と、システ
ムコンソールの出力および画像出力用ＣＲＴの制御部と
ビデオ出力イメージ用メモリ部５１８と、ディスプレー
装置であるＣＲＴ５１９と、画像をＣＣＤラインセンサ
で読取り電気信号に変換するイメージスキャナ５２１と
、電気信号を画像情報として紙に出力するレーザプリン
タ５２２と、イメージスキャナ５２１とレーザプリンタ
５２２とを制御する制御部５２０と、圧縮符号化した画
像情報や管理情報を光ディスクに記録する光デイスク装
置５２４と、光デイスク装置の制御部５２４と、画像情
報用のデータバス５２６と、上記システムの主バス５１
１とを有するものである。

主コントローラ５１２は、交替書込みの頻度に応じたメ
ツセージを表示させるメツセージ表示制御手段の一例で
ある。

第６図は、主記憶部５１７上のデータテーブルの一部を
示す図である。

上記構成において、光ディスクが光デイスク装置５２４
に装填されると、管理データ１２０の一部が主記憶部５
１７に読込まれる。第６図に示すデータテーブルの内容
も、このときに読込まれたデータの一部である。また、
光ディスクを光デイスク装置５２４から取り出す指令を
キーボード５１６から入力すると、第６図に示すデータ
テーブルの内容も含めて、必要な管理情報が主記憶部５
１７から光ディスクの管理情報領域１１７に追記される
。

ＤＭＡコントローラ５１３の制御のもとに、イメージス
キャナ５２１から読込まれた画像データは、イメージ記
憶部５２５に転送される。転送された画像データは、さ
らにＶＲＡＭ５１８に転送され、ＣＲＴ５１９に表示さ
れると同時に、データ圧縮伸長回路５１４によって圧縮
符号化された画像データは、イメージ記憶部５２５の一
部へ再び記憶される。

ここで、キーボード５１６から画像登録の指令を入力す
ると、イメージ記憶部５２５上の圧縮符号化された画像
データが、光デイスク上の未使用部１１９の先頭から追
記される。この追記状態を、第１図に矢印（→）１２１
で示しである。この追記後は、主記憶部５１・７上のデ
ータテーブルが更新される。

光ディスクのコントローラ５２３には、ｎセクタ分のバ
ッファメモリが容易され、イメージ記憶部５２５から転
送される書込みデータは、ｎセクタ単位で、バッファメ
モリに一時記憶されながら光ディスクに記憶される。も
ちろん、一度の書込みデータ量がｎセクタ以下であれば
、必要セクタ数のみ、一時記憶され、光ディスクに記録
される。

また、上記実施例は、バッファメモリに一時記憶された
データが光ディスクに記録され、その後、この記録され
たデータを読込むと同時にバッファメモリ上のデータと
ベリファイを行なうことによって、記録後の書込みチェ
ックを行なっている。

次に、既書込みデータの後の位Ｒ（第１図に→１２１で
示す位置）に、バッファメモリ上のデータを追記する場
合について説明する。

バッファメモリ上のデータ２０１は、位置１２１に、符
号１０２で示すように追記され、その追記後、追記部分
１０２の書込みチェックを直ちに行なう、このチェック
は、追記部分１０２の先頭セクタから１セクタづつ順次
、対応するバッファメモリ上のデータとベリファイされ
る。ベリファイの結果、追記が正常に行なわれなかった
セクタ１０３が検知されると、光デイスクコントロー　
５５２３　Ｌ＊、対応するバッファメモリ上のデータ２
０２を、交替領域１１５の既書込み部分の後の位置ｉｔ
ｉへ追記する。

追記後は、位置１１１のデータもベリファイされ、正常
に追記されたことを確認すると、セクタ１０３がセクタ
１１１に交替されたという情報が、光デイスクコントロ
ーラ５２３のレジスタ上に用意されている交替情報テー
ブルに、新たに追加される。この後、追加された情報も
含めて、レジスタ上の交替情報が、光ディスクの交替情
報領域１１４に追記される。

第３図は、上記追記された交替情報セクタ１０６のフォ
ーマットを示す図である。

第３図（Ｌ）は、交替情報セクタ１０４の内容でセフタ
フ１１フ２１００番地のセクタ１１２が交替領域１１５
の１０００番地（相対番地Ｏ）のセクタ１０８に交替さ
れたことを示す図であり、同図（ｂ）は、同様に、１０
００３０００３番地１１３が１００１ｆｉｆｆ地（相対
番地ｌ）のセクタ１０９に交替されたが、正常に行なわ
れず、結局、１００２番地（相対番地２）のセクタ１１
０に交替されたことを示す図である。同図（Ｃ）は、さ
らに５０１１８０１１８番地１０３が１００３番地（相
対番地３）のセクタ１１１に交替されたことを示す情報
が付加されている図である。

上記のように、交替情報セクタは、１セクタの交替処理
が発生するたびに、少なくとも１セクタづつ増加してい
く、また、交替情報セクタそのものも交替処理の対象に
なり、交替情報セクタの書込みがベリファイの結果、正
常に行なわれていないと判断されると、未書込みセクタ
である次番地へ交替処理される。

つまり、最後に追記された交替情報セクタの内容が最新
の交替情報になり、この光ディスクが光デイスク装置５
２４に再び装填されると、その交替情報セクタの内容が
光デイスクコントローラ５２３のレジスタ上に読込まれ
る。これによって、光デイスクコントローラ５２３は、
レジスタ上の交替情報をサーチすることによって、主コ
ントローラ５１２からのリードアクセスに対して該当セ
クタが交替されているか否かを確認し、交替があれば、
交替情報中の交替アドレスに応じて、交替されたセクタ
をアクセスする。

交替領域１１５と交替情報領域１１４とにおける交替は
、上記のように１次番地に交替していくが、一度の交替
処理における交替の交替は３回までとし、３回の交替で
も正常に処理できなかった場合、その旨をエラーステー
タスとしてホストコンピュータに通知する。

第４図は、上記実施例における交替処理を示す図である
。

同図（ａ）は、イメージ記憶部５２５からの転送データ
を光ディスクの位置４０４に追記中に、光デイスク装置
５２４のトラブルによって書込みを正常に行なうことが
できなくなった場合を示す図である。

この場合、書込み後のベリファイでセクタ４０３が書込
みエラーになり、その内容が交替領域のセクタ４０５へ
交替される。そして、ここでも書込みエラーになり、セ
クタ４０６．４０７へと交替されるが、全てベリファイ
で書込みエラーと判定される。このときに、主コントロ
ーラ−５１２へは交替処理エラーというステータスが通
知される。

この場合、一般には、光デイスク装置５２４側の不良要
因を取り除き、この光ディスクが光デイスク装置に再び
装填される。この光ディスクの交替情報がセクタ４０１
から読出されると、その中にある交替領域の使用済みセ
クタの終りを示すセクタポインタ３０６の値が正しいか
否かがセクタサーチ（正しく書込まれているか否かは別
として、書込みセクタが未書込みセクタかをセクタ単位
で順次行なっていく動作）によって知らべられる。セク
タ４０１では、上記セクタポインタは位置４０８を示し
く４０３→４０５→４０６→４０７の交替が交替情報と
して交信されていないため）、上記セクタサーチでは位
置４０９を示して矛盾が生じている。光デイスクコント
ローラ５２３は、レジスタにロードしたセクタポインタ
の値をセクタサーチによって得た値に置換えて、以後の
処理を続行する。

第４図（ｂ）は、交替処理が発生し、交替栄域へのデー
タの交替が終了し、その旨を含めて新しい交替情報を、
セクタ４１４へ書込むときに、光デイスク装置５２４に
トラブルが発生し、セクタ４１４以降の書込みがエラー
になった場合を示す図である。

この場合、ドライブ側の不良要因を取り除き。

光ディスクが光ディスク装Ｍ５２４に再び装填されると
、交替情報が読込まれる。しかし、ここでは、セクタ４
１６は書込みに失敗しているので。

読取ることができない、この場合、１代前のセクタ４１
５が読込みの対象となるが、ここでも失敗しているので
、結局、セクタ４１０の内容が光デイスクコントローラ
５２３のレジスタ上にロードされ、以後、第４図（ａ）
と同様の処理が行なわれる。

上記実施例において、光デイスクコントローラ５２３は
、主コントローラ５１０からの書込み命令に対する処理
完了後のリザルトスデータス中に、今回の書込み中に発
生した交替処理回数と。

累積の交替処理回数とを含める。

主コントローラ５１２は、累積の交替処理回数がたとえ
ば５０．１００．１５０．・・・・・・・・・を超えた
ときに、オペレータに対して、「光デイスク表面の汚れ
をお拭き下さい」、「光デイスク表面の傷を補修して下
さい」等のメツセージを、ＣＲＴ５１９に表示し、文科
処理が多発していることを通知する。

また、主コントローラ５１２においても、交替処理頻度
が管理されている。累積の交替処理回数がたとえば、５
０を超えたときに、主記憶部５１７上のデータテーブル
の値から交替処理頻度が計算される。ここで、交替処理
頻度は、交替処理頻度＝（（情報登録領域の総セクタ数
）−（情報登録領域未使用部の総セクタ数））／（累積
の交替処理回数）と表現される。交替処理頻度は、以後、登録が行なわれ
る毎に計算され、その変化率が予め定めた値を超えた場
合も、上記のメツセージがＣＲＴ５１９に表示される。

上記のように、累積の交替処理回数と交替処理頻度の変
化率とを得て、その回数または変化率が所定値を超すた
びに、オペレータに対して記録媒体表面上で後天的な欠
陥が多発していることを通知するようにしている。この
通知をオペレータが知れば、その表面状態の修復を促す
ことになり、無駄な交替処理を防止することができる。

上記累植の交替処理回数の所定値を任意に設定すること
ができ、また、上記交替処理頻度の変化率の所定値も任
意に設定することができる。

［発明の効果］本発明によれば、記録媒体に後天的に発生する欠陥によ
って書込みエラーが多発したときに、交替領域を無駄に
使い果たされることを防止することができるという効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における光ディスクのフォ
ーマットを示す図である。第２図は、上記実施例におけるｎセクタ分のバッファメ
モリのフォーマットを示す図である。第３図は、上記実施例における交替情報セクタのフォー
マットを示す図である。第４図は、上記実施例における交替処理を示す図である
。第５図は、上記実施例におけるシステム構成図を示す図
である。第６図は、上記実施例における主記憶上のデータテーブ
ルの１部を示す図である。５１２・・・主コントローラ、５１３・−ＤＭＡコントローラ、５２１・・・イメージスキャナ、５２３・・・光デイスク制御部、５２４・・・光デイスク装置。特許出願人　　キャノン株式会社同代理人　　　用久保　　所　− 第３図（ａ）　　　　　　　　　　（ｂ）（Ｃ）

Claims

【特許請求の範囲】記録媒体の少なくとも１つのブロック内のデータを、物
理的に異なるブロックに交替書込みする記録手段と；前記交替書込みの頻度に応じたメッセージを表示させる
メッセージ表示制御手段と；を有することを特徴とする情報記録システム。