JPS6362997A - 潤滑剤供給ポンプ - Google Patents

潤滑剤供給ポンプ

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JPS6362997A
JPS6362997A JP20429186A JP20429186A JPS6362997A JP S6362997 A JPS6362997 A JP S6362997A JP 20429186 A JP20429186 A JP 20429186A JP 20429186 A JP20429186 A JP 20429186A JP S6362997 A JPS6362997 A JP S6362997A
Authority
JP
Japan
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lubricant
time
power
amount
supply
Prior art date
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JP20429186A
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English (en)
Inventor
Akinori Kima
彰紀 来間
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は潤滑剤供給ポンプ、詳しくは、作業機械等の
潤滑部分にグリース等の潤滑剤を供給する潤滑剤供給ポ
ンプに関する。
(従来の技術) 従来の潤滑剤供給ポンプの具体例としては、例えば特公
昭54−42421号公報記載の装置を挙げることがで
きる。第7図に上記装置を示しているが、同図のように
、この装置は、下端部に流出路51を有する潤滑剤チャ
ンバ52と、この潤滑剤チャンバ52の上部に取着され
たヘッド53とから構成されている。上記ヘッド53の
下面には、このヘッド53の側面に周設されたダイヤフ
ラム部材54が配置されており、このダイヤフラム部材
54とヘッド53との間にガス室55が形成されるよう
になされている。上記ガス室55内にガスが供給されて
きたとき、上記ダイヤフラム部材54は潤滑剤チャンバ
52側へ突出変形するようになされている。また上記ダ
イヤフラム部材54の下面側には潤滑剤チャンバ52内
を上下方向に摺動自在なピストン56が配置されており
、上記ダイヤフラム部材54の上記突出変形によってこ
のピストン56が下方に押され、上記潤滑剤チャンバ5
2内に充填されている潤滑剤が流出路51より吐出され
るようになされているのである。
そして、上記ガス室55内にガスを供給するために、上
記ヘッド53内に、内部に電解液57を収納し得る球形
チャンバ58が設けられている。
この球形チャンバ58の壁面には、絶縁板59で互いに
仕切られた陽極板6oと陰極板61とが交互に配置され
ており、これらの各種板6o、61は、ヘッド53の上
端に穿設されているソケット62底部に配設されている
スイッチ63を介して、バッテリ64に接続されている
。上記ソケット62にプラグ65を挿入することにより
スイッチ63が閉成するようになされており、このとき
電解液57中にある陽極板60と陰極板61とを通して
電解液57に電流が流れ、電解液57における電気化学
分解反応が生じてガスが発生するようになされている。
このガスは、上記球形チャンバ58の略中心部に開口を
有すると共に上記ガス室55に連通ずるチューブ66に
より、上記ガス室55に供給される。このように、電気
化学反応における発生ガスを利用してピストンを作動し
、潤滑剤の供給を行なうものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記装置はバッテリを内蔵し、別途電力供給源を必要と
しないので、取付時に電源配線作業等を行なう必要がな
く、取付の容易な構成となっている。しかしながら、バ
フテリは、その使用に伴って徐々に起電力が低下してく
る特性を有しており、したがって、例えばバッテリが新
しい状態(使い始め)と、古くなった状!3(使い終わ
り間ぎわ)とでは、電解液への通電量が異なってくるこ
ととなり、単位時間当りのガス発生量が低下してくる。
このことにより、潤滑剤の単位時間当りの吐出口が徐々
に低下してくるという問題があった。
この発明は上記した従来の問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、電池より成る電源部に
よって駆動される潤滑剤供給ポンプにおいて、上記電源
部の起電力が変化する場合にも略一定の吐出量を維持し
得る潤滑剤供給ポンプを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明の潤滑剤供給ポンプは、第1図に示すよ
うに、ポンプ本体1内より、被供給電力量に応じた量の
潤滑剤を吐出するための1f21滑剤吐出機構39を有
して成る潤滑剤供給ポンプであって、上記潤滑剤吐出機
構39へ駆動電力を供給するための電池より成る電源部
15と、上記電力の供給・停止時間を制御する駆動制御
手段43と、上記電源部15の起電力の変化に応じて上
記電力供給時間を変更する時間変更手段44とを有して
いる。
(作用) 上記装置においては、潤滑剤吐出機構39に電力を供給
することにより、その供給電力量に応じた量の潤滑剤が
ポンプ本体1内より吐出されるようになされており、そ
して、上記電力の供給は、電池より成る電源部15から
、駆動制御手段43により設定される供給時間の間、ま
た停止時間間隔毎に行なわれるようになされている。こ
こで、上記供給時間が常に一定である場合には、電池よ
り成る電源部15における起電力の低下と共に、その供
給時間内に供給される電力量も低下して(ることととな
り、したがってその間の、a滑剤吐出量も減少してくる
こととなるが、上記装置にはさらに上記電源部15の起
電力の変化に応じて上記電力供給時間を変更する時間変
更手段44を有しており、これによって起電力の低下分
だけ供給時間を長くして各供給時の電力量を略一定とす
るような補正がなされるので、潤滑剤の吐出量を、電源
部15の起電力低下時にも略一定に維持することが可能
となる。
(実施例) 次にこの発明の潤滑剤供給ポンプの具体的な実施例につ
いて、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第2図はこの発明の一実施例における潤滑剤供給ポンプ
の全体構成を示す断面図、第3図は第2図のm−mにお
ける断面図、第4図は第2図の右側面図である。第2図
において、ポンプ本体1には、同図において右側に潤滑
剤吐出機構部2が、また上部に軟質樹脂より成る有底筒
状のタンク3がそれぞれ取着されている。上記ポンプ本
体1内には、図において水平に、ポンプ室となる連通孔
4が穿設されている。そしてポンプ本体1の上面から上
記連通孔4に通ずる吸入路5が垂直に穿設されると共に
、この吸入路5の上部側ねし部に、上記タンク3の潤滑
剤出口6が螺着されている。
また上記連通孔4の、上記潤滑剤吐出機構部2取着部と
は反対側の端部には逆止弁室7が設けられており、この
逆止弁室7内に、ばね8により上記連通孔4の端面に当
接するように付勢された逆止弁9が配置されている。そ
してポンプ本体1の下端部側には上記逆止弁室7に連通
する吐出路10が穿設されており、この吐出路10が開
口する下面は、この潤滑剤供給ポンプが取付けられる装
置に螺着されるニップル11に、ナフト12により。
この装置を連結し得るようになされている。上記連通孔
4の上記潤滑剤吐出機構部2側からは、この連通孔4内
を軸心方向摺動自在に、プランジャ13が挿入されてい
る。このプランジャ13には、ポンプ本体1の上記連通
孔4開口端位置で0リング14が周設されて軸シールが
なされている。
そして、上記プランジャ13を往復作動するための上記
潤滑剤吐出機構部2の内部構成が第4図に示されている
が、同図及び第3図のように、この潤滑剤吐出機構部2
内には、二面の乾電池15a、15bより成る電源部1
5と、第4図のように、この電源部15からの供給電力
で回転する電動モータ16が配置されている。この電動
モータ16の回転は、歯車列より成る伝達機構17によ
ってその出力軸18に取着されているクランク20の上
記出力軸18回りの回転として伝達される。上記伝達機
構17は、上記出力軸18と、これに平行な中間軸19
とにそれぞれ取着されている歯車列から構成されており
、上記中間軸19には、その両端部にフェースギヤ19
aと小歯車19bとがそれぞれ固着されており、さらに
両者の間に、大歯車19cと小山車19dとが遊着され
ている。この大山車19cと小歯車19dとは一体とな
って回転するようになされている。一方、出力軸18に
は、上記中間軸19に固着されている小歯車19bに咬
合う位置に大山車18aが、また上記大歯車19cに咬
合う状態で小歯車18bがそれぞれ遊着されている。
この大歯車18aと小歯車18bとは一体となって回転
するようになされている。さらに、上記出力軸18には
、上記中間軸19の小歯車19dに咬合う大歯車18c
が固着されている。したがって、上記電動モータ16回
転時には、その回転軸に固着されている駆動歯車16a
と、これに咬合っている上記フェースギヤ19aとによ
りまず中間軸19が回転され、この回転はさらに、小歯
車19bから大歯車18a−小歯車18b−大歯車19
c→小歯車19d−大歯車18cと伝達されて出力軸1
8の回転が与えられることとなる。このような歯車列の
構成によって、小スペース内で大きな減速比を与えてい
る。
また、上記潤滑剤吐出機構部2内には、さらに、電源部
15と電動モータ16との間に、回路基板23を配置し
、これにIC1その他の電気部品を取着して、上記電動
モータ16の駆動制御を行なう制御回路部24を内蔵す
る構成としている。上記制御回路部24の機能について
は後で説明する。
前記クランク20には、第3図のように連接部材21の
一端部側がビン22によって連結されており、そして上
記連接部材21の他端部側に、上記プランジャ13の端
部がピン結合されている。
したがって、上記出力軸18が回転することによってこ
の回転動作は、連接部材21を介して、プランジャ13
の往復動作に変換されるようになされているのである。
第2図におけるプランジャ13は往動開始位置を示して
おり、同図のように、プランジャ13の先端が、吸入路
5の中心よりやや潤滑剤吐出機構部2側に位置するよう
になされている。そして往動終了位置においては、上記
プランジャ13の先端が上記吸入路5の連通孔4への開
口部を越えて逆止弁9に近接するようになされている。
このようなプランジャ13の往復動と、連通孔4端部の
逆止弁9とによって、上記連通孔4の空間部に、いわゆ
るポンプ作用が生じ、プランジャ13の復動時には吸入
路5から潤滑剤を吸引し、また往動時には逆止弁9を介
して吐出路10側へ、上記吸引した潤滑剤を吐出するこ
ととなるのである。したがって、上記電動モータ16と
プランジャ13と、両者間の運動伝達のための各機構部
分17.20.21とによって、この装置の潤滑剤吐出
機構39が構成されている。
一方、上記吸引路5に螺着されているタンク3は、第2
図のように、側壁25が蛇腹構造として形成されている
。そして底部(図において上部)26には、凹部27が
形成されており、この凹部27と、上記タンクを覆うカ
バー28との間に、ばね29が配置されている。上記カ
バー゛28の下端部はポンプ本体1の上端部に設けであ
る溝に嵌着されている。したがって、上記ばね29によ
って、上記タンクの底部26は吸入路5側に付勢される
構成となされている。なお、上記ばね29の付勢力は、
その最大撓みが与えられている場合(上記タンク内容積
最大時の場合)においても、そのばね力による潤滑剤押
出力が逆止弁室7におけるばね8の流出遮断力よりも小
さいものであるように、各ばね8.29のばね力は調整
されている。
また、第4図は潤滑剤吐出機構部2の内部構造を示すた
めに蓋を外した状態で示してあり、上記蓋31は、第3
図に示すように、スナップばね32により着脱容易な取
付構造となされている。また、第3図において33はタ
ンク3内に潤滑剤を外部より補充するための注入ボート
であり、連通孔4への吸入路5開口部位置に連通してい
る。上記注入ボート33には通常時は盲栓34が取着さ
れている。
上記構成の潤滑剤供給ポンプの作動について次に説明す
る。電動モータ16を回転させると、この回転運動は、
前記したようにプランジャ13の往復運動として伝達さ
れる。このプランジャ13の復動時には一端が逆止弁9
により封止された連通孔4の空間容積が増加し、そこに
負圧が生じる。
そしてプランジャ13の先端が吸入路5の連通孔4への
開口部より後方へと後退したときに、上記負圧圧力はタ
ンク3内の潤滑剤の吸引力として作用し、潤滑剤が吸入
路5及び連通孔4へと吸出されるのである。その後、プ
ランジャ13の往動時には、プランジ中13の先端が吸
入路5の連通孔4への開口部を越えて前進するときに、
逆止弁9と上記開口部間に封入された潤滑剤は、プラン
ジャ13の前進移動に伴って逆止弁9を開弁し、逆止弁
室7から吐出路10へと押し出されることとなる。この
ようなプランジャ13の往復動によって、タンク3内の
潤滑剤は逐次吐出路10より吐出されていくのである。
このような供給操作に伴ってタンク3内清滑剤が減少し
ていき、このときその残容量に合わせた内容積となるよ
うに、蛇腹構造の側壁25は縮み変形し、タンク3内に
負圧圧力状態の空間が生じないように、したがって、上
記したプランジャ13復動時の負圧圧力による吸引力が
、潤滑剤が減少してきた場合にも効果的に作用し続ける
ようになされている。
上記のような潤滑剤補充動作は、数時間単位の予め定め
られた時間間隔毎に一定量の供給を行なうように制御さ
れる。そして上記−回当りの供給量はプランジャ13の
往復回数に対応して与えられ、これは、電動モータ16
への電力供給時間によって制御される。このような供給
時間と供給時間間隔とを制御する機能が、前記制御回路
部24に設けられており、具体的な回路構成を第5図に
示している。同図において、2箇の乾電池15a115
bを直列接続した初期起電力3■の電源部15に、上記
制御機能を組み込んだマイコン内蔵のIC40が接続さ
れている。このIC40は、入力部41及び出力部42
と、後述する駆動制御部(すなわち、駆動制御手段)4
3と時間変更部(すなわち、時間変更手段)44とを有
している。また、上記電源部15には、さらに電動モー
タ16がトランジスタT1を介して接続されており、上
記TC40の出力部42からの出力が、トランジスタT
2を介して上記トランジスタT1のベースに入力され、
このとき電動モータ16に通電されて、潤滑剤の供給が
行なわれる。なお、同図において電動モータ16にはサ
ージキラー用のダイオードD1が並列接続されており、
また抵抗R1を介して発光ダイオードD2が接続されて
いる。この発光ダイオードD2は、乾電池15a 、1
5bの有効起電力状態を表示する機能を有しており、I
C40の最小動作電圧(=2V)以下では点燈しないよ
うに調整されている。
また電動モータ16の最低動作電圧も2■以下では駆動
されないように、ギア比、プランジャ径、吐出圧力等に
より調整している。したがって電動モータ16動作時に
は発光ダイオードD2の点燈により確認することができ
る。また上記トランジスタT1のコレクターエミッタ間
には抵抗R2を介してスイッチSWIが接続されており
、このスイッチS−1を閉じることによって、上記発光
ダイオードD2を通る回路が閉成され、電源部15の起
電力状態を上記発光ダイオードD2の点滅で確認できる
ようになされている。したがって発光ダイオードD2が
点燈しなければ電池の交換が必要である。なお、このと
き抵抗R2により電流値が制限されるので電動モータ1
6の駆動はなされない。上記IC40の入力部41には
供給時間及び供給時間間隔選択用の切換スイッチSW2
 、SW3と、強制運転押釦スイッチSW4とがそれぞ
れ接続されている。
次に第6図のフローチャートを参照して上記駆動制御部
43、及び時間変更部44における制御について説明す
る。この潤滑剤供給ポンプを作業機械等の潤滑箇所に取
り付けた後、この機械に合わせて、必要な一回当りの供
給量に対応する潤滑剤供給時間(給油時間) toを上
記切換スイッチS−2により設定する(ステップSl)
。上記実施例においては、2秒でプランジャ13が一往
復するように前記伝達機構17により調整されており、
通常はto=2秒として設定する。さらに、1タンク当
りのイ共給時間(1力月、2力月、4力月、8力月)に
合わせて供給時間間隔(休止時間) HOを、1時間、
2時間、4時間、8時間の各時間に対応した上記切換ス
イッチ舖3を選択してこれを操作する(ステップS2)
。この状態で乾電池を挿入する(ステップS3)ことに
より、上記IC40における制御動作が開始され、上記
tos HOを読取ると共に、まずステップS4におい
て給油回数カウンタnを零に初期設定する。そして休止
時間の計時タイマーHのカウントを開始し、その後、上
記した強制運転押釦スイッチSW4の操作による信号の
有無を判断しながら(ステップS5)、休止時間Hの時
間計数を継続する(ステップS6、S5)。この間は電
動モータ16には通電されず、また発光ダイオードD2
も消煙状態にある。上記休止時間Hが■0に達した場合
(ステップS6)、或いは強制運転押釦スイッチSW4
がON操作された場合(ステップS5)にはステップS
7に移行し、電動モータ16への通電及び発光ダイオー
ドD2の点燈する潤滑剤供給動作(給油)を開始し、こ
の給油時間が後述する時間tpに達するまで継続する(
ステップS8)。上記給油時間がtp (第1回目は設
定値to)に達するとステップS8より39に移行し上
記給油動作を停止すると共にステップSIOで給油回数
カウンタnに1を加算する。このステップSIOと上記
ステップS4、及び次のステップSll 、S12が時
間変更部44として機能するステップであって、ステッ
プSll、S12において次回の給油時間tpの補正を
行なう。
これは、乾電池の消費に伴って起電力が徐々に低下して
くることを補償する機能であり、起電力低下時には電動
モータ16の回転数も低下して(るので、通電時間一定
の場合には潤滑剤供給量が徐々に低下してくることとな
る。そこで、起電力低下を見込んで通電時間をその分長
(し、電動モータ16の回転数を略一定にするようにし
て一定の?lI滑剤供給量を維持するようにしている。
すなわち、ステップSllで一回当りの給油時間補正量
Δt<−1/700秒)を読み出し、ステップS12で
次回の給油時間tpをtp=to+n・Δtで算出して
いる。その後、ステップS13において、それまでの給
油回数nを予め定めている終了回数nf(=700回)
と比較し、nがnfより小さければ、ステップS5、S
6に戻うて、次回の給油までの休止時間の計時を再開す
る。
以上の説明のように、上記実施例においては、電源部1
5の起電力の低下量を給油回数に応じた量とし予め見込
み、給油が終了する毎に次回の給油時間tpを変更して
いくようにしている。このことにより、起電力の低下と
伴に単位時間当りの供給電力量は低下していくこととな
るが、その分給油時間を長くしているので、各回毎の供
給電力量の総和を略一定に保つことができ、したがって
各回毎の潤滑剤供給量も略一定に維持することが可能と
なる。また、上記実施例においては、潤滑剤吐出機構部
2の内部に、乾電池15a 、15bより成る電源部1
5を配置し、またこの電源部15により駆動電力を供給
される電動モータ16と、さらに上記電源部15により
回路作動電力を受けて上記電動モータ16を駆動制御す
る制御回路部24とを内蔵している。したがって他の機
械等とは完全に分離された独立の電気系統となされてい
るので、他の機械からの電源ノイズ等の影響を受けるこ
となく、潤滑剤供給動作を安定して継続することができ
る。さらに、上記実施例では休止中の計時作動のみを行
なうための消費電力は微小であるので、乾電池の電力容
量で充分長期間の使用が可能であり、また電源配線の引
回し作業を必要としないので、取付作業が簡単である。
また、乾電池の供給電圧自体が低いものであるので、電
動モータに過負荷が生じたとしても、焼損等のトラブル
を発生することはなく、安全回路等が不要となり構成も
簡単となる。
また上記実施例においては、ばね29によりタンク3の
底部26を吸入路5側に付勢している。
このばね29の作用により、プランジャ13復動時に発
生する負圧圧力による吸引力とともに、上記ばね力も潤
滑剤のタンク3よりの押出力として作用することとなる
ので、プランジャ13復動時に生ずる連通孔4の空間容
積を、潤滑剤残容量が減少した場合においても常に充填
させることが可能となり、プランジャ13の一回坐たり
の吐出量を略一定に保つことができる。また上記実施例
においては、タンク3の底部26に凹部27を設けてい
る。このことにより、タンク3の底部26が、第2図に
おいて二点鎖線で示す状態の位置に達するまで、すなわ
ち、凹部27によりタンク3内の潤滑剤が殆ど押出され
ることとなる状態まで、潤滑剤を有効に利用することが
できる。さらに底部26を付勢するばね29の上端部側
を、第2図に示されているようにカバー28に設けた凹
部35に、またばね29の下端部側を、上記凹部35と
略同軸上に配置された上記底部26に設けた凹部27に
それぞれ嵌入した状態で配置している。このことにより
、上記ばね29によってタンク3の縮み変形方向の案内
作用が与えられ、例えばタンク3の側壁材質が柔らかく
、また初期容積を太きくするために深さの深いものであ
っても、倒れが生ずることを防止することができ、いび
つな縮み変形が抑えられることとなって、安定した潤滑
剤の供給状態の継続を確保することができる。
なお、」二記実施例はこの発明の内容を限定するもので
はなく、この発明の範囲内で種々の変更が可能であり、
例えば上記実施例では乾電池を使用したが、その他充電
可能な電池や、その他の種類の電池で電源部を構成する
ことができる。また、上記実施例では、電源部における
起電力の低下分をそれまでの給油回数に応じて予め見込
み、これを時間的に補償する構成としたが、電圧センサ
等を設けて実際に電源部の起電力をモニタし、その検出
信号に応じて給油時間を変更していく構成とすることも
できる。さらに、この発明は上記実施例のようなモータ
駆動による潤滑剤吐出機構を有する装置に限定されるも
のではなく、電池を駆動電源とするその他の構成の潤滑
剤吐出機構を有する装置に適用可能である。
(発明の効果) 以上の説明のように、この発明の潤滑剤供給ポンプにお
いては、電池より成る電源部の起電力の低下に応じて、
電力供給時間を変更する時間変更手段を有しており、こ
れによって各供給時における供給電力量の総和を略一定
にすることができるので、このとき被供給電力量に応じ
た量の潤滑剤を吐出する潤滑剤吐出機構の作動によりポ
ンプ本体より吐出される潤滑剤の量を、上記電源部の起
電力が低下していく場合においても、略一定に維持する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図はこの発明の潤滑剤供給ポンプの一実施例を
示すもので、第1図は機能系統図、第2図は装置の全体
構成を示す断面図、第3図は第2図のIII−III断
面図、第4図は第2図の右側面図、第5図は制御回路図
、第6図は制御のフローチャートであり、第7図は従来
装置の断面図である。 1・・・ポンプ本体、15・・・電源部、39・・・潤
滑剤吐出機構、43・・・駆動制御部(駆動制御手段)
、44・・・時間変更部(時間変受手段)。 特許出願人       ダイキン工業株式会社(、−
・、?− 第1図 第2図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ポンプ本体(1)内より、被供給電力量に応じた量
    の潤滑剤を吐出するための潤滑剤吐出機構(39)を有
    して成る潤滑剤供給ポンプであって、上記潤滑剤吐出機
    構(39)へ駆動電力を供給するための電池より成る電
    源部(15)と、上記電力の供給・停止時間を制御する
    駆動制御手段(43)と、上記電源部(15)の起電力
    の変化に応じて上記電力供給時間を変更する時間変更手
    段(44)とを有していることを特徴とする潤滑剤供給
    ポンプ。
JP20429186A 1986-08-29 1986-08-29 潤滑剤供給ポンプ Pending JPS6362997A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015537172A (ja) * 2012-11-21 2015-12-24 ペルマ−テク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 潤滑剤を計量して出力する方法

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JP2015537172A (ja) * 2012-11-21 2015-12-24 ペルマ−テク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト 潤滑剤を計量して出力する方法

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