JPS6362748B2 - - Google Patents

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JPS6362748B2
JPS6362748B2 JP54146558A JP14655879A JPS6362748B2 JP S6362748 B2 JPS6362748 B2 JP S6362748B2 JP 54146558 A JP54146558 A JP 54146558A JP 14655879 A JP14655879 A JP 14655879A JP S6362748 B2 JPS6362748 B2 JP S6362748B2
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JP
Japan
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lens
display
glass substrate
thickness
display element
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JP54146558A
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JPS5670585A (en
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Publication of JPS5670585A publication Critical patent/JPS5670585A/ja
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、見やすくした、ドツトマトリクス表
示を行う液晶素子などを用いたパネル表示装置に
関する。
第1図は、ドツトマトリクス表示を行う液晶表
示素子の平面図で、1は透明電極よりなる縦セグ
メント、2は横セグメントである。それぞれ電源
に接続されて生きている縦、横セグメントの交差
する個所にのみ液晶中に電界が生じ、この個所の
液晶の光学的特性が他部分と相違したものとな
り、表示が行われることは公知の如くである。ド
ツトマトリクス表示は比較的簡単な電極構造で、
アルフアニユーメリツク表示、記号、さらに仮名
表示その他も可能になるなどの利点がある反面、
ドツト間に間隙があるために、必ずしも見やすく
ないという問題があつた。
本発明の目的は、表示を見る者にほとんどドツ
ト間の間隙を感じさせないようなドツトマトリク
ス表示を行う、見やすいパネル表示装置を提供す
ることにある。
上記の目的を達成するために本発明において
は、レンズ面の曲率半径が、表示素子の上部ガラ
ス基板の厚さにほぼ等しく、上に凸で下面が平ら
な小凸レンズのマトリクス状集合体をなす有機フ
イルムを、表示素子のドツトマトリクス表示のセ
グメント幅qの各ドツトに対し、前記小凸レンズ
がピツチqで一対一に対応するように配列され、
かつ開口率s=q/p≒1/n(但し、nはレン
ズの屈折率)を満たすように、表示素子上部ガラ
ス基板面に取付けることとした。
第2図は本発明の、液晶素子を用いた一実施例
の、表示面に直角な断面図である。図中、3は有
機フイルムよりなるレンズ板、4は液晶素子の上
部ガラス基板、5は下部ガラス基板、6は液晶
で、符号1,2は第1図の場合と同様である。レ
ンズ板3の各小凸レンズは、ドツトマトリクス表
示の各ドツトに1対1に対応しているから、セグ
メント1の配列のピツチとレンズ板3のレンズ間
のピツチとは等しく、共にpである。レンズの近
軸近似式によれば、 1/x+n/y=n−1/r ……(1) である。xは像の位置、yは物体の位置、nは屈
折率、rはレンズの曲率半径で、なお第2図中、
0はレンズ面の曲率中心である。この表示装置を
十分離れた所から見るとすれば(1)式中のxを∞と
おけばよい。このようにすると y=n/n−1r ……(2) となる。通常のガラスや、レンズ板3の材料の有
機物いわゆるプラステイツクスの屈折率は、いず
れも1.5程度であるからn=1.5とすると(2)式から
y=3rとなる。このyは、(1)式中のxを∞とした
時の値であるから焦点距離である。第2図中の
AFが焦点距離、Fが焦点、Aは小レンズ表面の
頂点である。焦点Fを出て表示装置のセグメント
の両端を通る光線が、第2図に示すように、丁度
レンズ板3のレンズとレンズの境界に達するよう
な形になつていれば、十分はなれて見る人には、
ドツト間の間隙がなくなつて見えることになる。
この時は、第2図からわかるように 開口率s=q/p=(3r−t)/(3r) =1−t/(3r) ……(3) (3)式が成立する。ただしtはレンズ厚さ(表示素
子の上部基板の厚さを含む)、qはセグメント幅
である。(3)式は書直すと r=t/3(1−s) ……(4) (4)式になる。q=2/3pすなわちs=2/3の場合は (4)式から r=t/3(1−s)=t ……(5) となる。すなわち上記のように、ガラスの屈折率
も、レンズ板材の屈折率もほぼ1.5で、q=2/3p
の時に、r=tとなるようにすれば、ほぼドツト
間隙が見えなくなることになる。第2図中にδと
示した液晶層の厚さは実際は10μm程度であり、
上部ガラス基板の厚さは1mm程度であるから、δ
は無視して差支えない。上記は非常に大まかな近
似式を用いた結果で、球面収差を考慮していない
が、「三次元画像工学」(大越考敬著、産業図書
社、昭和47年発行)の72頁によつて、さらに精密
な計算を行つても同様な結論を得る。すなわち焦
点距離AFは、第2図中に示す入射位置の角度φ、
レンズの曲率半径rおよび屈折率nによつて定ま
る。
n=1.53、0<φ≦30度の場合、AF=2.7r〜
2.8rとなり、前記の近軸光線近似式で得たAF=
3rと良い一致を示す。さらに、焦点位置における
最小錯乱円半径wAも、φ<30度であれば、wA
10-2rと小さな値となり、前記近似式を用いて得
た結論は、実用上有効である。
n=1.5の材料を使つて開口率s=2/3のときに
ドツト間の間隙が見えななくなるのは曲率半径r
=レンズ厚さtのときであることを上に述べた
が、逆に曲率半径r≒レンズ厚さtの条件下で任
意の開口率sの場合にドツト間の間隙が見えなく
なる関係を次に説明する。
第2図において、=yだから、yの一般値
に対しては、(3)式は次式に書き換えられる。
開口率s=q/P≒(y−t)/y (3A) ここで、レンズ面の曲率半径rは上部ガラス基
板の厚さtにほぼ等しいから、t≒r、この条件
を(2)式代入すると、 y≒nt/(n−1) (2A) これを上記(3A)式に代入すると、 開口率s=q/p≒1/n (3B) となる。ここで通常の透明物質の屈折率n=1.1
〜2.5の広範囲で考えてみても開口率sは0.4〜
0.91となり、これは実用範囲内である。
具体的な実施例数値を次に述べる。上部ガラス
基板の厚さを1mm、マトリクスのピツチpを0.5
mm、表示部の有効面積比(縦横セグメントの交差
する個所の面積の総和と全表示面積との比)0.64
の液晶素子の場合、適当なレンズ板の定数は次の
ようになる。
レンズのピツチ=0.5mm レンズ曲率半径=1/3(1−√0.64) =1.6mm この実施例を第3図に示す。レンズ板の厚さは
200μm程度、凹凸の差は70μm程度、焦点Fはレ
ンズ板から4.8mmとなる。第3図中の符号は第2
図の場合と同様である。
またレンズ板3は有機フイルムであるから、加
熱状態で型押し成形するなどによつて容易に得ら
れるが、このようなはえのめレンズを用いない
で、かまぼこレンズを用いても相当の効果はあ
り、レンズ板作成は一層容易になる。文字、数字
を表示する場合、横線は細く、縦線を太くすると
見やすい。第4図に例として数字の5を、図aで
は横線を細く縦線を太くした場合を、bはその逆
にした場合を示す。このような強調は、横方向に
長いかまぼこレンズを用いて縦線を連結すると容
易である。
以上説明したように本発明によれば、ドツトマ
トリクス方式のパネル表示が見やすくなるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドツトマトリクス方式表示素子の平面
図、第2図は本発明の説明図、第3図は本発明実
施例図、第4図aは縦線の強調した表示例を示す
図、bは横線のみ強調した表示例を示す図であ
る。 1…縦セグメント、2…横セグメント、3…レ
ンズ板、4…上部ガラス基板、r…レンズ曲率半
径、t…レンズ厚さ、q…セグメント幅、p…ピ
ツチ、F…焦点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レンズ面の曲率半径が、表示素子の上部ガラ
    ス基板の厚さにほぼ等しく、上に凸で下面が平ら
    な小凸レンズのマトリクス状集合体をなす有機フ
    イルムを、該表示素子のドツトマトリクス表示の
    セグメント幅qの各ドツトに対し、前記小凸レン
    ズがピツチpで一対一に対応するように配列さ
    れ、かつ開口率S=q/p≒1/n(但し、nは
    レンズの屈折率)を満たすように、表示素子上部
    ガラス基板面に取付けたことを特徴とするパネル
    表示装置。
JP14655879A 1979-11-14 1979-11-14 Panel display unit Granted JPS5670585A (en)

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JPS5670585A JPS5670585A (en) 1981-06-12
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JPH05948Y2 (ja) * 1987-06-18 1993-01-12
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