JPS6361954A - 分析用試料液の調製方法及び装置 - Google Patents

分析用試料液の調製方法及び装置

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JPS6361954A
JPS6361954A JP20701086A JP20701086A JPS6361954A JP S6361954 A JPS6361954 A JP S6361954A JP 20701086 A JP20701086 A JP 20701086A JP 20701086 A JP20701086 A JP 20701086A JP S6361954 A JPS6361954 A JP S6361954A
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JP
Japan
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nozzle
liquid
well
microplate
dilution
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JP20701086A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Akamatsu
赤松 繁樹
Kenichi Iwase
健一 岩瀬
Yoshikazu Furuya
古谷 義和
Hisashi Motokawa
久志 本川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKUSAI SHIYAKU KK
Teramecs Co Ltd
Original Assignee
KOKUSAI SHIYAKU KK
Teramecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、例えばウィルス感染症や悪性腫瘍の診断の為
の赤血球凝集反応に基づく検査とか、ラテックスやマイ
クロパーティクルを用いる凝集反応を利用した各種臨床
検査に供するために、希釈系列化した試料液を正確且つ
簡便に調製する方法及び装置に関する。
〔技術的背景〕
内外における人的交流や輸血・血液製剤注射の機会増大
等によるウィルス感染症の増加9人口の高齢化に伴う癌
腫瘍の発生率増加に対処するために、臨床的にこれらを
効率よく検査する技術の発展が望まれている。ところで
、これらに罹病しているか否かの判断のひとつに、ウィ
ルスや腫瘍に起因するある種の血中微量成分の抗原・抗
体反応による検出がある。
例えば、急性ウィルス感染症の一種であるB型肝炎は多
くのウィルス保有者がおり悪化すれば肝硬変や肝臓ガン
になる危険性があるが、現在では該ウィルスに関連する
抗原、抗体系(HBs、HBc、HBeの各抗原、抗体
)が良く知られており、その検出は臨床検査分野におい
て重要な位置を占めつつある。
この分析はPHA法(受身赤血球凝集反応)とかRPH
A法(逆受身赤血球凝集反応)により行なわれるもので
、被検液を希釈液(通常リン酸緩衝液を用いる)で段階
的に希釈(通常2のn乗倍列)した各試料液に或種の感
作赤血球を加え、或希釈段階(通常16倍或いは32倍
)での凝集の有無(スクリーニングテスト)とか、全希
釈系列での凝集程度を試薬を加えた系列の凝集程度と比
較する(確認試験)方法で行なわれ、感染の有無及び感
染患者の予後経過等を調べるものである。
〔従来技術及びその問題点〕 現在、上記試料液(希釈系列)の作成については、Ll
lIX12個のウェルを持つ規格化されたマイクロプレ
ートを用い、該ウェルにドロンパーやマイクロピペット
で希釈液を分注(通常25μl又は50μL)シ、被検
液の採取(通常25μ又は50μl)と攪拌混合及び希
釈を第5図に示す如きグイリュータ−(イ)を用いて行
なっている。
(従来技術の欠点) しかし、従来法には種々な欠点がある。まず第一に、希
釈液の分注と被検液の採取、攪拌・希釈が異なった用具
(ドロンパーとグイリュータ−)により行なわれるため
、誤差を生じ易い。
またグイリュータ−(イ)は、棒状本体(ロ)の先端に
切込み部(ハ)を設けたもので、この切込み部(ハ)に
毛管現象で被検液或いは混合希釈液を保持する構成をと
る。切込み部(ハ)に溜った液は、攪拌時の回転により
飛び出す。従って、■使用に熟練が必要で、持込量と持
ち出し量が一定になりにり<、個人差も大きいとか、■
血清は希釈液に比べて粘度が高いため希釈により粘度が
変化し希釈倍率が上がる程算定希釈率との差が大になる
とか、0表面や切込み部の汚れにより濡れの程度が異な
るため保持量が経時的に変化するので、定期的に不純物
を焼却除去する必要があるし、プレウエッテングや使用
後の洗浄・濾紙による水分除去等の手入れ作業が必要で
手間がかかるとか、■チタン合金性故高価であるし、極
めて硬くウェル壁を疵付けて凝集反応に影響を与えると
か、■容量一定故、希釈率は当初の緩衝液と被検液の割
合により決り変更できない等、多くの問題点を有してい
る。
C本発明の目的〕 本発明は上記に鑑み、被検液の性状や検査者の熟練程度
等により影響を受けず、簡単、確実且つ正確に被検液の
希釈系列を完成することを目的とする。また、希釈倍率
を簡単に変更できる試料液の調製方法を提供することを
目的とする。更に、操作や手入れが簡単で確実に作動し
、構造が簡単で安価に得られる試料液の調製装置を提供
することを目的とする。
これらの目的は、ドロンパーとグイリュータ−の組合せ
に代えて、希釈液の分注とミキシング及びグイリュージ
ョンを同一の用具即ちノズルで行なうことにより達成さ
れる。このノズルはチューブを介してプランジャーポン
プやチューブポンプ等微小量を正確に吸排するポンプに
連結されており、マイクロコンピュータ−で制御される
〔実施例〕
以下、本発明をPHA法を例にとり図面に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
第1図〜第3図は、本発明方法を具現化した試材部調製
装置の一例で、第1図は機械的主要部分の構成図、第2
図は全体のブロック図、第3図は流路図である。
(構造) この装置は、スライドベース部(1)、ノズル部(2)
吸排ポンプ部(3)、操作部(4)2表示部(5)及び
記憶・制御部(6)から構成される。
スライドベース部(1)は、マイクロプレート(7)や
緩tE液容器(8)を所定位置に載置するスライドベー
ス(9)と、該スライドベース(9)を所定位置間で往
復動させる駆動源としてのパルスモータ(10)、伝達
手段としてのベル)(11)及び位置検出手段(12)
からなる。位置検出手段(12)は、例えばホトカプラ
ーと邪魔板よりなる。スライドベース(9)上には被検
液や血球試薬(共に図示路)を載置するスペースを設け
てもよいし、ベルト(11)の代わりにラックとピニオ
ンを用いてもよい。
ノズル部(2)は、ノズル(13)を上下動させるとと
もに液体の吸引・吐出を行わせるもので、本例で(ま8
(固くまたは12(固、マイクロプレートト(7)の構
造によっては10個)のノズル(13)・・・をノズル
ホルダー(14)で1列状態に支持し、該ノズルホルダ
ー(14)を支えるノズルアーム(15)をモータ(1
6)で回転する偏心カム(17)により上下動させる構
成をとる。尚、図中符号(42)は該偏心カムの定位置
を検出するための位置検出手段である。偏心カム(17
)に替えて、油圧シリンダーその他の手段でノズル(I
3)の上下動を行ってもよい。ノズル部(2)の作用に
より、マイクロプレート(7)の各ウェル(71)・・
・に希釈液(81)を分注したり、別途滴下する被検液
と緩衝液(81)の攪拌・希釈を行なう。被検液や血球
試薬の採取・滴下を行わせることもできる。
吸排ポンプ部(3)は、上記各ノズル(13)・・・に
ノズルチューブ(18)を介して連結される複数のプラ
ンジャーポンプ(19)・・・と、該プランジャーポン
プ(19)を駆動するモータ(パルスモータ’) (2
0)及びラック・ピニオンからなる伝達子l2(21)
よりなる。プランジャーポンプ(19)に代えてチュー
ブポンプを用いてもよいし、ランク・ピニオンに代えて
ベルトで駆動してもよい。図中、符号(43)はラック
ひいてはプランジャーポンプ(I9)の定位置を検出す
るための位置検出手段である。
操作部(4)は、各工程(緩衝液の吸入・滴下、被検液
滴下後の攪拌・希釈、ノズル(13)の洗浄等)の作動
を指示するモード指定用のキー(22)・(23)・(
24)・(25)や、項目(希釈段数指定、初期倍率指
定等)選定のためのキー(26)・(27)・(28)
・(29)・(30)及びメインスイッチ(31)等を
備えており、この操作が表示部(5)に確認表示される
。符号(32)〜(40)が確認表示のためのLEDで
ある。
記1、α・制御部(6)は、希釈その他のプログラムや
クロックを含むCPU(41)からなり、操作部(4)
からの入力指示を受けて各部(1)・(2)・(3)・
(5)に作動指令を出力する。本例では、ノズル(13
)による液体の吸引量(25μ乏、50μに)や希釈段
数(4段。
8段、12段)、初期倍率(2倍、4倍)等は予め定め
であるが、これらを任意に変更設定できるようにプログ
ラムを組むこともできる。
尚、上記例ではマイクロプレート(7)を載置するスラ
イドベース(9)を移動させる構造を採っているが、ノ
ズル部(2)をスライドベース等で支持し、マイクロプ
レート(7)等を固定する構造としてもよい。
(作動) 次に、図示の装置による試料液の調製方法を説明する。
まず、測定目的に合わせて操作部(4)で設定を行なう
。例えば、PHA法(受身赤血球凝集反応によるB型肝
炎のHB、e抗体測定)のスクリーニングテストでは、
8X12(固(10X12のものもある)のウェル(7
1)・・・を持つマイクロプレート(7)を睡或いは横
方向にセントし、1個の被検液に対し1列4個のウェル
(71)を使用する。これは、被検液を16倍(第1段
目ウェルでの希釈倍率2)或いは32倍(第1段目ウェ
ルでの希釈倍率4)に希釈した試料液が凝集するか否か
で陽性か陰性かを判断するものである。
そして、メインスイッチ(31)を入れ選定キー(30
)で4段使用(LED(33)点灯)1選定キー(27
)で1〜4番目のウェル(71)使用(L E D (
35)点灯)。
選定キー(26)で初期倍率2(LED(32)点灯)
を夫々選定する。次いで新しいマイクロプレート(7)
をスライドベース(9)の所定位置に位置固定し、モー
ド指定キー(ドロッパー・緩衝液注入)(22)を押す
。するとスライドベース(9)がノズル部(2)方向に
移動し、ノズル(13)の翼下に緩衝液容器(8)の緩
衝液(81)がくる位置で一時停止する。この停止位置
は、位置検出手段(I2)で検出される定位置からのパ
ルス数で制御する。この状態でノズル(13)先端が下
がって所定量(25μ)の緩衝液(81)を吸入して上
昇する。次いで、第1段目のウェル(7I)の位置にノ
ズル(13)が来るようにスライドベース(9)が反対
方向に移動して停止した後ノズル(13)が下降し、同
−段にある全てのウェル(7I)内にBtE液(81)
を吐出(分注)する。同様の操作を繰り返し第2〜第4
段目の各ウェル(7I)にも緩衝液(81)を25μ乏
ずつ分注する。緩衝液(81)としては通常リン酸緩衝
液を用いる。
次いで、第1段目の各ウェル(71)に夫々異なる被検
液を、別途マイクロピペット等で25誠ずつ注入した後
、モード指定キー(23)  (攪拌・希釈用)を押す
。すると、ノズル(13)が第1段目のウェル(71)
の位置で上下動しつつ吸入・吐出を数回繰り返す。この
操作により被検液と緩衝液(81)が均一に攪拌される
。(この際の吸入量を25μlにしておくと作動指令が
簡単?こなる。)この状態で確実に2倍希釈された第1
の試料液が50pl得られる。
最後にこの希釈された液を25μl吸引したまま上昇し
、第2段目のウェル(71)をノズル(13)の真下に
移動させ、ここで該希釈された25μ夕の液を吐出し、
同様に吸入・吐出を繰り返して攪拌し4倍希釈の試料液
を得る。同様にして、第4段目のウェル(71)では1
6倍に希釈された試料液が50μl得られる。その内2
5バを吸引し、緩衝液容器(8)の廃液入れ(84)に
排出する。
以上で、各4個のウェルに4′@に希釈された試料液が
25μiずつ充虜されたことになり、希釈操作(試料液
調整)が完了する。
その後、非特異反応吸収のため37度で1時間程度イン
キュベートし、次いで第4段目のウェル(7I)に、H
BeAg感作ヒツジ赤血球(商品名:e−セル、国際試
薬側製)にリン酸緩衝液を加えた懸濁液の25μえをマ
イクロピペットで採取して加え、10秒程度震盪混和す
る。しかる後、37度で3時間以上インキュベートし、
凝集像を観察する。判定は、陰性コントロールの凝集像
と比較して行なう。陰性コントロールは通常緩衝液を用
い、マイクロプレート(7)のいずれかの1列4個のウ
ェル(71)に25μlずつ入れておき、同様に血球試
薬(感作血球懸濁液)を加えたものである。
任意の時点でモード指定キー(25) (洗浄用)を押
すと、ノズル(13)の真下に緩衝液容器(8)の洗浄
液入れ(82)または(83)がくるので、ここで洗浄
液を吸引し廃液入れ(84)に排出してノズルチップの
洗浄を行なう。尚、他のモードの最後の段階でも自動的
にノズル(I3)の洗浄を行なう。またモード指定キー
(24)は被検液採取のためのもので、このキーを備え
ておくと、別途スライドベース(9)上に多穴の?、!
!!検液容器(図示略)を載置し、手動に替えて各被検
液をノズル(13)で吸引して第1段目のウェル(71
)に注入することができる。
また前記例では、1〜4段目のウェル(71)のみを用
いたが、被検液の数によっては選定キー(28)及び(
29)を操作して、5〜8段目(L E D (36)
点灯)、9〜12段目(LED(37)点灯)を同様に
用いることもできる。この場合も、選定キー(30)を
押して4段使用(LED(38)点灯)とする。ノズル
部(2)やスライドベース部(1)等の動きは1段目・
5段目・9段目が同じ動きになる。更に、各機の採取量
を50μtにする場合は、選定キー(26)を操作して
50μ乏法(LED(34)点灯:第1段目は2倍希釈
)を採用するとよい。
測定を32倍希釈した試料液で行なうには、選定キー(
2G)を操作してL E D (33)を点灯させる。
かくすると、第1段目のウェル(71)に緩衝液(81
)を75μ之、他のウェル(71)には25度ずつ分注
する指令をだす。上記75成は、25μlずつ3回行な
うようにしてもよいが、−度で行なわせることもできる
。被検液は同じ(25μl故、第1段目で4倍に希釈さ
れたものが100成得られるので、その半分の50μt
を廃棄するとその後は前記例同様に扱える。
次に、同様にPHA法による確認試験について説明する
。確認試験は、スクリーニングで陽性或いは擬陽性と判
定された被検液についてより精細に行なうもので、1被
検液について8段(8穴)のウェル(71)を2系列使
用する。陽性及び陰性コントロールも同様に各8段1系
列使用する。8段目の希釈倍率を256にするには1段
目を2倍、512倍にするには1段目を4倍希釈する。
この場合、選定キー(27)・(28)を押して1〜4
及び5〜8段目の使用(LED(35)及び(36)点
灯)と、選定キー(30)を押して8段の指定(LED
(39)点灯)を行う。
その他は、前記別間様にして2,4.・・・、256倍
或いは4,8.・・・512倍に希釈された25μtの
試料液の系列ができる。この全てについて、1列目は緩
衝液、2列目はHBeAg試薬を各25μ之ずつ加え、
10秒間程度震盪混和後37度で1時間インキュベート
する。続いて、HBeAg感作ヒツジ赤血球懸濁液を2
5μlずつ加え、10秒間程度震盪混和後37度で3時
間以上インキユベートシ、凝集像を観察する。判定は、
緩衝液を加えた系列とHBeAg試薬を加えた系列に於
ける凝集の阻止の有無を観察し、両者に器差がなければ
陰性、2管差以上有れば陽性、1管差の場合は再検して
再現性が有れば陽性とする。
(変形例) 以上は、赤血球凝集反応を利用したPHA法によるHB
e抗体測定を例にとり説明したが、本発明は同様に赤血
球凝集反応に基づ<RPHA法によるHBe抗原の測定
や、HBc、HBd、HBsの抗原・抗体、瘍マーカー
(腫瘍特異蛋白質)の測定を行なうに際しても試薬を替
えて同様に用いることができるものである。更に、ラテ
ックスやマイクロパーティクルを用いる凝集反応を利用
した各種臨床検査にも利用できるものである。
また、少ない試料液の数で広い範囲の希釈倍率の測定を
するために3のn乗倍の希釈列を作ったり、より狭い希
釈倍率の範囲でより精密に測定するために2/3のn乗
倍の希釈系列を作ることも自在にできる。
装置としては、スライドベース部(1)に被検液入れ更
には感作血球試薬入れを載置し、これらを同じノズル(
13)でウェル(71)に分注するようにしてもよい。
また実施例の場合、ノズル(13)はノズルチップを交
換するディスポーザルタイプのものであり、検体数が少
ない場合チップをセントしないでおくこともできる。勿
論、固定式ノズルでもよい。ノズル(I3)の駆動は、
ノズルホルダー(IIO及びノズルアーム(I5)をノ
ズル(13)ごとに設け、個々に上下動させる構成を採
ってもよい。
〔効果〕
以上詳述したように本発明方法は、抗原・抗体反応を利
用した分析に用いる段階的に希釈した試料液の系列を、
1本のノズルを用いて調整するものである。従って、希
釈液の吸入・吐出、被検液との攪拌混合による希釈、採
取等が同一のノズルで同−量出し入れされるので、従来
法のようにマイクロピペットとダイリュータ−を用いる
ものに比して個人差、器差がなく、極めて正確な測定を
担保する。また吸引・吐出をプランジャーポンプ等で行
なうので、希釈液や被検液の採取、混合割合は自由に選
定でき、自由度が増す。更にダイリュータ−のように手
入れする必要もなく、作業効率が大幅に向上する。また
、ダイリュータ−を用いる攪拌のようにマイクロプレー
トのウェル内壁を疵付けることによる反応促進や試料液
の飛散による誤差もない等極めて優れたものである。
本発明装置は上記方法を具現化したもので、構造が極め
て簡単でありながら緩衝液の分注、被検液との攪拌・混
合、希釈を容易・正確且つ迅速に行なうものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明装置の一例を示し、第1図は
主要部の概略正面図、第2図はブロック図、第3図は流
路図である。また第4図はマイクロプレートの平面図、
第5図はダイリュータ−の斜視図である。 1・・・・・・スライドベース部 2・・・・・・ノズル部 3・・・・・・吸排ポンプ部 4・・・・・・操作部 5・・・・・・表示部 6・・・・・・記憶・制御部 7・・・・・・マイクロプレート 71・・・ウェル 8・・・・・・緩衝液容器 81・・・緩衝液 9・・・・・・スライドベース 13・・・・・・ノズル 19・・・・・・プランジャーポンプ 特 許 出 願 人  国際試薬株式会社特 許 出 
願 人  テラメックス株式会社第30 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸排ポンプに連結されるノズルでマイクロプレート
    の各列の必要個数のウェルに夫々所定量の希釈液を分注
    した後、該ノズル或いは他の手段で各列の第一ウェルに
    所定量の被検液を分注し続いて該ノズルで数回吸排を繰
    り返すことにより希釈液と被検液の攪拌混合を行い、次
    いで該混合液の所定量を吸引して第二ウェルに注入し同
    様に攪拌混合することにより希釈し、以下同様に各ウェ
    ルについて順次吸入・混合・希釈を行なって希釈系列を
    作ることを特徴とする分析用試料液の調製方法。 2、マイクロプレートと共に希釈液等の容器を載置して
    所定位置間を間欠移動させるスライドベース部と、液体
    の吸引・吐出によりマイクロプレートの各ウェルに各液
    の分注と攪拌・希釈を行なうノズル部と、ノズルに吸引
    ・吐出させる吸排ポンプ部と、各工程の作動指示や項目
    選択のためのキーを備えた操作部と、操作部からの入力
    信号に基づき表示部に確認表示を出力するとともに該指
    示により各部に作動指令を出力する記憶・制御部とから
    構成されることを特徴とする分析用試料液の調製装置。
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