JPS6360502B2 - - Google Patents

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JPS6360502B2
JPS6360502B2 JP17684280A JP17684280A JPS6360502B2 JP S6360502 B2 JPS6360502 B2 JP S6360502B2 JP 17684280 A JP17684280 A JP 17684280A JP 17684280 A JP17684280 A JP 17684280A JP S6360502 B2 JPS6360502 B2 JP S6360502B2
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JP
Japan
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lamp
tube
zirconium
ultraviolet
arc tube
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Application number
JP17684280A
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English (en)
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JPS57101329A (en
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Publication of JPS57101329A publication Critical patent/JPS57101329A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/12Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
    • H01J61/18Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having a metallic vapour as the principal constituent
    • H01J61/20Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having a metallic vapour as the principal constituent mercury vapour

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  • Discharge Lamp (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線を利用して印刷インクの硬化等
の光化学反応の分野に用いられるメタルハライド
ランプに関する。
近年、紫外線によつて硬化乾燥する印刷インク
を用いた印刷技術が開発され実用化されたのに伴
い、この印刷インクの硬化用光源として水銀ラン
プに代り発光管内に鉄を封入したメタルハライド
ランプが多く用いられている。このようなランプ
は印刷物等の被照射体の大きさを考慮して種々の
長さのものが開発されているが、このランプの有
効な紫外線照射幅はランプの管軸長および印刷イ
ンクの種類等によつて多少は異なるが、通常はラ
ンプ発光長の80〜90%程度である。これはランプ
の管端部にあつては、紫外線の放射量が中央部に
比して急激に低下するために、被照射体に対する
紫外線の有効な照射幅がランプの発光長に対して
狭くなることに起因するものである。すなわちこ
れはランプの中央部では点灯初期に対する紫外線
強度の低下率は小さいが、管端部においては低下
率が著しく大きくなるからである。しかもこのよ
うに管端部はもともと紫外線強度が低い上に、ラ
ンプ点灯中その電極部近傍に生じる黒化現像によ
つて管端部の紫外線強度の低下が助長され、この
結果印刷物の端部側では印刷インクの乾燥不良を
起すことが多く、乾燥処理が不安定になりやすか
つた。特に管端部の黒化は、ランプの管軸が短く
なればなる程ランプ中央部の紫外線強度をも低下
させることになり、したがつて印刷インクの硬化
乾燥に悪影響を及ぼす等の不具合がある。
本発明はこのような事情にもとづいてなされた
もので、その目的とするところは、管端部の黒化
を防止して被照射体に対する紫外線の有効照射幅
を拡大するすることができ、信頼性の高い光化学
反応用メタルハライドランプを提供しようとする
ものである。
以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。図中1は石英ガラス製の発光管であつ
て、この発光管1の両端部には夫々電極2,2が
設けられている。これら電極2,2は発光管1の
圧潰封止部3,3内に封止された金属箔導体4,
4を介してリード線5,5に夫々接続されてい
る。そしてこの実施例における発光管1は、内径
22mm、有効発光長250mm、ランプ電圧290〜340V、
ランプ電流7.6A、ランプ電力2000Wのものを使
用し、この発光管1内に水銀150mg、沃化水銀8.8
mg、鉄5.2mg、ジルコニウム(Zr)を上記鉄に対
するグラム原子比が2以下となるように例えば1
mg封入し、さらに始動用希ガスとしてアルゴンを
10Torr封入してある。
次に上記構成の作用を実験結果にもとづいて詳
述する。本発明者らは鉄が封入されたメタルハラ
イドランプに対して種々の実験を行つた結果、発
光管1内に、鉄に対する原子比が2以下となるよ
うにジルコニウムを封入することによつて、ジル
コニウムの発光はほとんど見られずかつ鉄の発光
特性にも大きな変化を生じさせることなくランプ
の管端部の黒化を防止し得ることを見出した。す
なわち、上述の如く構成されたランプと従来のジ
ルコニウムが封入されていないランプとを夫々
1000時間点灯させた時点で、被照射体の照射面に
おける上記両ランプの管軸方向に沿う紫外線強度
を測定したところ、第2図に示されるような実験
結果を得た。この第2図中曲線Aは、点灯時間が
0時間でのランプの中央部から管端部にかけての
紫外線強度分布を示し、曲線Bは本発明に係るラ
ンプから得られた点灯時間1000Hr後の紫外線強
度分布を示し、さらに曲線Cは従来のランプから
得られた点灯時間1000Hr後の紫外線強度分布を
示すものである。なおこれら曲線B,Cが示す紫
外線強度は、点灯時間が0時間のランプから得ら
れた紫外線強度を100%としたときの相対値で表
わしたものである。この第2図からも明らかなよ
うに従来のランプは全般的に紫外線強度の低下率
が大きく、しかも管端部の低下率は中央部に比し
て著しく大きいものに対して、ジルコニウムを封
入したランプは、全般的に紫外線強度の低下率が
10%程度と小さく、特に管端部の低下率は中央部
とほとんど変わらないことが判明した。このこと
は厳密にはそのメカニズムが判明していないが、
ジルコニウムが発光管1内に放出される水素成分
を吸着してゲツター的役目を果すため管端部の黒
化が防止されるものと推察される。したがつて以
上の説明から分るように、発光管1内にジルコニ
ウムを封入したことによつて、ランプの管軸方向
に沿う紫外線出力が大幅に改善され、被照射体に
対する紫外線の有効照射幅が広がる利点があり、
印刷インク等の乾燥処理を安定して行うことがで
きるものである。
なお本発明は上記実施例に制約されない。すな
わち本発明者らは上記ジルコニウムに代つて発光
管1内に鉄に対する原子比が2以下となるように
チタニウムを封入したところ、このチタニウムの
発光はほとんど見られずかつ鉄の発光特性にも大
きな変化を生じさせることなく管端部の黒化を防
止できることを見出した。この場合にあつてもチ
タニウムのゲツタ的作用によつて管端部の黒化が
防止されると推察される。
さらにまた、発光管1内にジルコニウムとチタ
ニウムの両者を同時に封入しても上述の場合と同
様の効果が得られることが実験によつて確認され
ている。
上述の如く本発明は、発光管内に始動用ガス、
水銀、鉄およびハロゲンを封入するとともに、ジ
ルコニウムもしくはチタニウムの少なくとも一方
を封入したメタルハライドランプである。このも
のによればジルコニウムまたはチタニウムの添加
封入によつて管軸方向に沿う紫外線強度の低下率
が全般的に小さくなることと相まつて特に管端部
の低下率を中央部と略同等にまで小さくすること
ができる。したがつてランプの紫外線出力が大幅
に改善され被照射体に対する紫外線の有効照射幅
を拡大できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図はランプの管軸方向に沿う紫外線強度
分布を示す説明図である。 1……発光管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発光管内に始動用ガス、水銀、鉄およびハロ
    ゲンを封入するとともに、ジルコニウムもしくは
    チタニウムの少なくとも一方を封入したことを特
    徴とする光化学反応用メタルハライドランプ。
JP17684280A 1980-12-15 1980-12-15 Metal halide lamp for photochemical reaction Granted JPS57101329A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17684280A JPS57101329A (en) 1980-12-15 1980-12-15 Metal halide lamp for photochemical reaction

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JP17684280A JPS57101329A (en) 1980-12-15 1980-12-15 Metal halide lamp for photochemical reaction

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Publication Number Publication Date
JPS57101329A JPS57101329A (en) 1982-06-23
JPS6360502B2 true JPS6360502B2 (ja) 1988-11-24

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ID=16020779

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JP17684280A Granted JPS57101329A (en) 1980-12-15 1980-12-15 Metal halide lamp for photochemical reaction

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02269510A (ja) * 1989-04-07 1990-11-02 Manyoo Tool Kk 工具ホールダ

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US4929869A (en) * 1987-11-12 1990-05-29 Kabushiki Kaisha Toshiba High intensity discharge lamp containing iron and silver in the arc tube filling
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