JPS6359874B2 - - Google Patents

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JPS6359874B2
JPS6359874B2 JP55065260A JP6526080A JPS6359874B2 JP S6359874 B2 JPS6359874 B2 JP S6359874B2 JP 55065260 A JP55065260 A JP 55065260A JP 6526080 A JP6526080 A JP 6526080A JP S6359874 B2 JPS6359874 B2 JP S6359874B2
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JP
Japan
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mat
fiber mat
adhesive
inorganic fiber
cover
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JP55065260A
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English (en)
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JPS56161151A (en
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表被材で被覆した無機質繊維マツト
特にガラス繊維マツトの製造法に関するものであ
る。
ガラス繊維マツト等の無機質繊維マツトは、従
来から繊維特有の刺激性(チクチクする)がある
ため、マツトをプラスチツクフイルム、アルミフ
イルム、紙等の表被材及び下側シート状物で覆つ
た被覆繊維マツトが望まれ、各種製造されてい
る。
従来の製造方法は、例えば第1図に示すように
ローラコンベヤで移送されるグラスウールマツト
1の上面に表被材2を移動させ、上面押圧ロール
及び側面押圧ロール等により表被材2をグラスウ
ールマツト1に押圧して、グラスウールマツト1
の上面、両側面及び下面を覆う。一方、グラスウ
ールマツト1の下面の全巾に亘つてアスフアルト
4が塗布された下側シート状物5が移動してお
り、この下側シート状物5をグラスウールマツト
1の下面中央及び表被材2の両端部3,3′の下
面に夫々接着して製造していた。
前記マツトを被覆した表被材はマツトの上面を
接着しないで構成しているため、マツト上面の表
被材が風によつて円弧状にふくらみ、露出面が増
加し、その露出面から無機質繊維が飛散したり、
ふくらみにより表被材が剥れたり破れたりする欠
点があつた。更に製造の際、長手方向に移動する
ものを所定寸法に切断して製品化されるものであ
るから、表被材がふくらむと、切断の際に表被材
が切断されない場合や不正確な寸法で切断された
りすると同時に、表被材が切断装置に引掛かり破
損する恐れがあつた。
又、壁面に取付けた後においても、空気がマツ
トと表被材との間を流れ、その空気がマツト内を
流れることになり、断熱性能を低下させる欠点が
あつた。
前記の各欠点を排除するために、マツト上面の
全面に表被材を接着することが考えられる。マツ
トと表被材の接着を強固にするためには接着剤を
マツト内部にまで侵入せしめ投錨効果により接着
力を大とする必要がある。このため、マツト全面
に接着剤を塗布すると、内部の無機質繊維同志が
接着される結果、製品を圧縮梱包すると、開梱し
ても復元性が充分行なわれなくなる欠点があつ
た。
本発明はかかる難点を解決するため、種々検討
を重ねた結果、表被材を長手方向に連続した複数
個の線条部分で接着するならば、圧縮梱包した際
の復元性の低下もなく、しかも表被材のふくらみ
及びこれに起因する断熱性の低下、繊維の飛散防
止等についても全面接着の場合と実質的に同一の
効果をあげられることを見出した。
尚、接着線条の数は3〜5とするのが適当であ
り、この数が少いとふくらみを充分防止できず、
又、この数があまり大となると復元性が損われや
すい。接着線条はほゞ等間隔とするのが望まし
い。
本発明方法により得られた表被材を被覆した無
機質繊維マツトを、第4図ニに基いて、詳細に説
明すると、無機質繊維マツト1の上面及び両側面
と下面の中央部分を除いて表被材2で覆い、無機
質繊維マツト1の上面のみを両側端部を除いて長
手方向に複数個の接着層18,……によつて接着
し、更に無機質繊維マツト1の下面両側部を覆つ
た表被材2の両端及び無機質繊維マツト1の下面
中央部分とに接着剤4を介して下側シート状物5
を接着する。尚、シート状物の両端耳部38,3
8′はマツトよりも両側に突出するように形成し、
柱に固定できるようになつている。
本発明方法により得られた表被材を被覆した無
機質繊維マツトは前記のように構成したもので、
表被材2は無機質繊維マツト1の上面に、複数個
所において長手方向に接着されているので、旋工
時に風によつて表被材2が円弧状にふくらむよう
なことがない。それ故、従来のように施工時に無
機質繊維マツトが露出して無機質繊維が飛散する
ようなことがない。
又、壁面に取付けた後に、空気が表被材2とマ
ツトとの間及びマツト内を流れることにより断熱
性能の低下を来すことがない。
更に又、表被材とマツト上面の接着は線条であ
るため、圧縮梱包後に開梱した際、十分に復元す
ることができる。
次に本発明方法を第2図以下に示す装置に基い
て詳細に説明すると、硬化されたグラスウールマ
ツト1はローラコンベヤ6によつて移送される。
一方、ポリエチレンフイルム等の表被材2は軸
7に巻取られており、引出ロール8,9で引出さ
れ方向転換ロール10,11,12,13の案内
でグラスウールマツト1上に導入される。そし
て、引出ロール8,9と方向転換ロール10との
間には接着剤箱14が設置されており、この接着
剤箱14中にはモータ15で駆動される接着用ロ
ール軸16(第3図参照)が横架されており、接
着用ロール軸16には所定間隔をおいて複数個の
接着用ロール17,……(3〜5個)が軸着され
ており、接着剤箱14上を通過する表被材2の中
央部に所定間隔をおいて接着剤を付着させ接着層
18,……を形成する。
前記のように接着層18,……を形成した表被
材2は方向転換ロール10,……により方向を転
換させて接着層18,……を下面に位置させ、抑
えロール19及び押圧ロール20によりグラスウ
ールマツト1上〔第4図イ参照〕に位置させられ
る。そして、押圧ロール20の抑えロール19側
には、両側に側面包みロール21,21′,22,
22′を設置されており、表被材2の両側を下方
に向つて直角に折曲げ、更に移動に伴い側面折曲
げロール23,23′,24,24′により完全に
グラスウールマツト1の側面に沿わせる〔第4図
ロ参照〕。更に移動すると、上側は側面抑えロー
ル25,25′,26,26′で抑えられ、下側は
下面包みロール27,28(一方は図示省略)に
より表被材2の側面をグラスウールマツト1の下
面に折込み、上下挾圧ロール29,30で第4図
ハに示すようにグラスウール1を包み込んだ状態
に形成する。尚、抑えロール19及び上挾圧ロー
ル29により接着層18,……はグラスウールマ
ツト1の上面に接着される。
一方、ローラコンベヤ6の下方には軸31に巻
取られたクラフト紙で形成した下側シート状物5
が位置し、抑えロール32,32′で抑えられて
おり、引出ロール33,33′で引出され、シー
ト用ローラコンベヤ34により移送される。この
移送の際に、上方に設置した溶融アスフアルト塗
布装置35によりアスフアルト4を下側シート状
物5に例えば巾方向の端部付近を除いて全面に塗
布され両端を複数個のU字形をした折返部材4
0,40,……で折返してアスフアルト4上に重
ね、押えロール41で押えて耳部38,38′を
形成する〔第4図ハ参照〕。その後上昇コンベヤ
36によりグラスウールマツト1側に上昇し、加
圧コンベヤ37,37′間をグラスウールマツト
1と共に移動し、その間に両者が加圧され、第4
図ニに示すように接着され、耳部38,38′を
両側に突出した被覆無機質繊維マツト39を形成
する。尚、図面では省略したが、その後所定寸法
に切断し、圧縮梱包する。
尚、本発明に用いる無機質繊維マツトとはグラ
スウール、岩綿等が使用でき、綿状のふわふわし
たものである。
本発明に用いる表被材としてはポリエチレン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、ポリプロピレン、
ポリエステル等のプラスチツクフイルム及びそれ
らの積層品並びにそれらとアルミ箔、紙等とのラ
ミネート品或は、それらにアルミ等を蒸着したも
の等が使用できる。
又、本発明の下側シート状物としては前記プラ
スチツクフイルム或いはアスフアルト紙等及びそ
れらとアルミ箔及びそれら同志の積層シート状物
が使用できる。
更に、又、本発明に用いる接着剤としては、樹
脂系接着剤、ゴム系、アスフアルト系接着剤、等
各種の接着剤を使用することができる。
本発明方法は前記のように構成したもので、表
被材2が剥離し難い被覆無機質繊維マツトを容易
に製造することができる。
又、表被材2は無機質繊維マツトの上面に簡単
に接着することができ、接着剤は表被材2に付着
して、しかも3〜5個の線条に付与されるため、
表被材のふくらみ及びこれに起因する断熱性の低
下を防止する効果は全面接着のものとほとんど変
らずしかも圧縮梱包後に開梱した際、十分に復元
することができる。
又、表被材2が無機質繊維マツト1の上面に部
分的に接着されているため、表被材2が風により
円弧状にふくらむようなことがなく、所定寸法に
切断する際に表被材2の切断不良が生じたり、不
正確な寸法で切断されることがなく、切断時に表
被材2が切断装置に引掛つて破損する恐れがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す分解断面図、第2図は本
発明に係る表被材で被覆した無機質繊維マツトの
製造法に用いる装置の斜視図、第3図は接着剤付
着装置の断面図、第4図は工程を示す断面図であ
る。 尚、図中1は無機質繊維マツト、2は表被材、
5は下側シート状物である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移動する無機質繊維マツトの上面を、中央に
    複数列の接着層を長手方向に設けた表被材で接着
    しながら覆い、その後、表被材の両端を無機質繊
    維マツトの両側及び下面に沿つて折り込み、両端
    を除いて一面に接着剤を塗布した下側シート状物
    の両端を折返して両耳部を形成し、この下側シー
    ト状物を無気質繊維マツトに押圧することにより
    無気質繊維マツトの下面及び折込んだ表被材の両
    端下面に接着することを特徴とする表被材で被覆
    した無機質繊維マツトの製造法。
JP6526080A 1980-05-19 1980-05-19 Inorganic fiber mat coated with coating material and its manufacture Granted JPS56161151A (en)

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JP6526080A JPS56161151A (en) 1980-05-19 1980-05-19 Inorganic fiber mat coated with coating material and its manufacture

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JP6526080A JPS56161151A (en) 1980-05-19 1980-05-19 Inorganic fiber mat coated with coating material and its manufacture

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JPS56161151A JPS56161151A (en) 1981-12-11
JPS6359874B2 true JPS6359874B2 (ja) 1988-11-21

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JPH0345848U (ja) * 1989-09-14 1991-04-26

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