JPS6358150A - 工業用酸素濃度測定装置 - Google Patents

工業用酸素濃度測定装置

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JPS6358150A
JPS6358150A JP61202382A JP20238286A JPS6358150A JP S6358150 A JPS6358150 A JP S6358150A JP 61202382 A JP61202382 A JP 61202382A JP 20238286 A JP20238286 A JP 20238286A JP S6358150 A JPS6358150 A JP S6358150A
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oxygen concentration
oxygen
gas
pump
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JP61202382A
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Toru Kodachi
小太刀 徹
Jun Usami
宇佐美 諄
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工業用酸素濃度測定装置に関し、特に雰囲気
ガス中の酸素濃度測定、工業炉あるいは各種燃焼炉の炉
内または煙道内に挿入して燃焼排ガス中の酸素濃度の測
定等に用いて好適な工業用酸素濃度測定装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
この種の従来装置については、特開昭54−99492
号公開特許公報に開示されている。次に、この測定装置
につき、第10図を参照しつつ説明する。
この測定装置においては、センシングセルが酸素濃淡電
池1から構成されている。この酸素濃淡電池1は、有底
円筒型固体電解質2と、この固体電解質2の閉鎖端部の
内外面に被着される内面電極3および外面電極4とより
成っている。そして、保持具5により支持された前記固
体電解質2の閉鎖端部をガス通路6中に位置させるとと
もに、この固体電解質2の開口端部を大気中に位置させ
て、筺体7に着脱自在に固定されている。なお、8゜9
は、前記内面電極3と外面電極4との間の電圧を取り出
すリード線である。
前記固体電解質2の閉鎖端部の外周面には、酸素濃淡電
池lを約500〜1000℃位に加熱するためのヒータ
10が配置されている。このヒータ10は、前記筐体7
のガス通路6に気密に設けられている。
また、エゼクタ−ノズル11により燃焼排ガス(被測定
ガス)を、ガス通路6に吸引導入するプローブ12が設
けられており、このプローブ12の先端部には、除塵用
フィルタ13が取り付けられている。
さらに、前記ヒータ10を巻回した加熱管14が配置さ
れており、この加熱管14の外側には断熱層15が巻か
れている。
なお、16は校正ガス導管であるとともに、17は排出
通路であり、18は保温材である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このものにおいては、酸素濃淡電池1か
ら成るセンシングセルと、ヒータ10および加熱管14
等から成る加熱体とより構成される検出部は大きくて、
熱容量が非常に大きいものである。したがって、ヒータ
10等による加熱源によって、酸素濃淡電池1のセンシ
ングセルが所定温度を得るまでには相当時間がかかり、
ヒータ10等の加熱による加熱開始から実際の測定が始
まるまでの間の暖機時間が非常に長く、また検出部が大
きいため応答時間が遅いという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解消する目的でなされた
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の工業用酸素濃度測定装置は、前記目的を達成す
るために、センシングセルと、加熱体および/または温
度検知体とを板状に積層一体に成形した検出部を具える
ことを特徴とするものである。
〔作 用〕
センシングセルと、加熱体および/または温度検知体と
を板状に積層一体に成形したことから、検出部が非常に
小型化され、熱容量が極めて小さくなるとともに、被測
定ガスの検出部の空間が小さくなり応答時間が早くなる
〔実施例〕
次に、本発明による工業用酸素濃度測定装置の具体的一
実施例につき、図面を参照しつつ説明する。
第1図において、被測定ガスであるガスを採取するプロ
ーブ20は、例えば燃焼炉の煙道の炉壁21に形成され
る開口22に挿通位置されて設けられている。このプロ
ーブ20は、先端が閉塞された外管23と、両端が開口
された内管24との内外2重管構造によって構成されて
いる。この外管23の先端部側壁には、煙道内に流動す
る燃焼排ガス(被測定ガス)に面する位置にガス採取孔
25が穿設されているとともに、このガス採取孔25に
先端側開口26を臨ませて、前記内管24が外管23内
に設けられている。この内管24は、内部空間が、前記
先端側開口26を介して外管23と内管24とで形成さ
れる空間との間での導通を遮ぎるために、支持板を兼ね
る隔壁27によって、外管23の軸心部分に支持されて
いる。この隔壁27より基部側の外管23の側壁におい
て、煙道に流動する燃焼排ガス(被測定ガス)に対して
負圧となる位置に、ガス排出孔28が穿設されている。
したがって、ガス採取孔25から採取された煙道からの
被測定ガスである燃焼排ガス(以下、被測定ガスと称す
る。)は、矢印で図示されるように、まず内管24の内
部空間を通り、次に外管23と内管24との間に形成さ
れる空間を通って、ガス排出孔28を介して煙道に排出
される。
一方、前記プローブ20の基部には、ガス検出具29が
連設されている。このガス検出具29は、プローブ20
に連通ずる状態で設けられる筒状部30と、この筒状部
30の内部空間に右側の基端側からねじ込みによって挿
入位置されて固定されかつ保護キャップで覆われる検出
部31と、この検出部31に前記プローブ20内を流動
する被測定ガスを濾過して供給するために前記筒状部3
0の先端部に設けられるセラミックフィルタ部32とよ
り構成されている。
なお、プローブ20およびガス検出具29は、取付はフ
ランジ33を介して炉壁21に取り付けられている。
また、34はガス検出具29に校正用ガスを供給する校
正ガス供給器であるとともに、35 、36夫々は、検
出部31に基準空気を供給する空気孔、および検出部3
0からの信号を取り出すリード線である。
次に、前記検出部31を構成する酸素センサ素子Sの構
造(寸法;約5m/m(巾) Xl、5m/m (厚み
)X30〜60m/m(長さ))について、第2図(八
) 、 (B)および第3図を参照しつつ説明する。
まず、上部には、固体電解質体40と、この固体電解質
体40の上下両側に配される上側ポンプ電極41および
下側ポンプ電極42とから成る酸素ポンプ部Pが設けら
れている。なお、この酸素ポンプ部Pの上面側には、前
記上側ポンプ電極41を囲むようにして上部加熱部旧が
設けられている。
次に、前記酸素ポンプ部Pと同様に、固体電解質体43
と、この固体電解質体43の上下両側に配される測定電
極44および基準電極45とから成る酸素濃淡電池部B
が設けられている。
なお、これら酸素ポンプ部Pと酸素濃淡電池部Bとの間
には、所定の拡散抵抗のもとに被測定ガスを導く細隙平
坦空間の拡散室46が形成されるように、絶縁体から成
る所定厚さのスペース部材47(47a 、 47b)
が介在されている。また、前記酸素ポンプ部Pにおける
拡散室46の中央部に相当する位置には、この拡散室4
6を外部の被測定ガスの存在空間と連通させるガス導入
孔48(48a 、 48b 。
48c 、 48d)が形成されている。したがって、
このガス導入孔48(48a 、 48b 、 48c
 、 48d)により被測定ガスは導かれ、拡散室46
内において所定の拡散抵抗のもとに拡散されて、酸素ポ
ンプ部Bの下側ポンプ電極42に接触する。また、酸素
濃淡電池部Bの測定電極44にも、前記下側ポンプ電極
42の付近で被測定ガスに接触する。
次に、酸素濃淡電池部Bの下側には、順次に固体電解質
体から成るスペース部材49、および固体電解質体50
が設けられている。これにより、前記基準電極45が露
呈される空気通路51が形成されている。この空気通路
51は、酸素センサ素子Sの基部において大気に連通し
ている。この空気通路51を通じて大気である前記基準
空気が導かれて、基準電極45に接触するようになって
いる。
なお、空気通路51内には、固体電解質体43の下面で
基準電極45の両側部に近接した位置に、温度検知部T
が設けられている。
更に、下側には、下部加熱部H2が設けられている。し
たがって、この加熱部■2と前記上部加熱部旧とが、酸
素ポンプ部Pおよび酸素濃淡電池部Bの両側において、
これら酸素ポンプ部Pおよび酸素濃淡電池部Bを挟むよ
うにして、両側から所定温度(例えば600℃以上)に
加熱できるようになっている。
前記固体電解質体40 、43 、50およびスペース
部材49は、高温において酸素イオン導電性を示す安定
化または部分安定化ジルコニア磁器から構成さている。
この安定化または部分安定化ジルコニア磁器は、良く知
られているように、酸化ジルコニウムに酸化イツトリウ
ムあるいは酸化カルシウム等を固溶させることによって
得られる。また、電極41 、42 、44 、45夫
々は、多孔質白金等から構成されている。これら電極4
1 、42 、44 、45のうち、被測定ガスに接触
する上側ポンプ電極41、□下側ポンプ電極42および
測定電極44夫々には、アルミナ等から成るポーラスセ
ラミック層52.53 。
54が積層された状態で設けられている。したがって、
これらポーラスセラミック層52 、53 、54を通
じて被測定ガスが、電極41,42.44夫々に接触さ
れるようになる。
一方、前記加熱部旧、 H2は、ヒータ素子であるヒー
タエレメント55 、56の周りを、電気絶縁性を有す
るアルミナ等から成る多孔質層57(57a 。
57b) 、 58(58a 、 58b)によって覆
われた状態において設けられている。これら多孔質層5
7(57a 。
57b) 、 58(58a 、 58b)上には、更
にジルコニア等の固体電解質から成る気密層59 、6
0が設けられている。これにより、ヒータエレメント5
5 、56夫々を外部の被測定ガスから遮断もしくは隔
離し得るようになっている。なお、ヒータエレメント5
5 、56は、例えばアルミナ粉末と、白金粉とを主成
分とするペーストを印刷配置する、またはサーメット状
にしたフィルムを配置する等の手法によって形成される
また、前記温度検知部Tは、温度変化によって電気抵抗
が大きく変化して正または負の温度係数をもつ抵抗体等
から成る構成を有している。温度検知素子61は、電気
絶縁性を有するアルミナ等がら成る多孔質層62内に埋
設されて構成され、周囲の固体電解質体43およびスペ
ース部材49から電気的に絶縁されるようになっている
。なお、抵抗体の温度検知素子61は、ジルコニア、ア
ルミナ等のセラミック粉末と白金粉末とを主成分とした
ペーストまたはサーメット、ジルコニア、アルミナ等の
セラミック粉末と白金粉末とを主成分とするものに0.
1〜0.5%程度の二酸化チタンを添加したペーストま
たはサーメット、あるいはジルコニア。
アルミナ等のセラミック粉末を主成分とするものにマン
ガン、コバルト、ニッケルの酸化物等ヲ添加したペース
トまたはサーメット等のように、積極的に抵抗の温度係
数を高めたペーストを印刷積層すること、またはサーメ
ント状のフィルムを配置すること等の手法を用いること
により形成されたものである。また、抵抗体の温度検知
素子61として、ジルコニア磁器、白金線あるいは白金
薄膜等を用いてもよい。なお、これら白金線あるいは白
金薄膜の印刷積層には、CvD、真空蒸着またはスパッ
タリング等の手法を用いることができる。
さらに、抵抗体の温度検知素子61にかえて、夫々異な
った金属(例えば、白金、金)あるいはこれらの異なっ
た金属を含んだペーストまたはサーメットを組み合わせ
て熱電対として印刷積層することにより熱電対の温度検
知素子61を構成してもよい。
以上のような酸素ポンプ部P、酸素濃淡電池部B、加熱
部H1、H2、温度検知部Tおよびスペース部材47が
図示されるように積層され、一体的な挟巾な板状の長手
形状の積層構造体にして、これを焼結することにより一
体的な構造に成形されている。なお、Mは、ポンプ電極
41 、42 、測定電極44、基準電極45、ヒータ
エレメント55 、56および温度検知素子61の印刷
された電気接触端子である。
本実施例の場合には、酸素ポンプ部Pと酸素濃淡電池部
Bとが本発明におけるセンシングセルを構成している。
ところで、酸素濃度測定に際しては、温度検出部Tの温
度検知素子61によって検出される温度により、酸素セ
ンサ素子S、具体的には酸素ポンプ部Pおよび酸素濃淡
電池部Bが所定の温度に保たれるように、ヒータ電流が
加熱部)If 、 l(2のヒータ、:ctzメ7 )
55 、56に通電される。そして、酸素ポンプ部Pお
よび酸素濃淡電池部Bが所定温度に保持された状態で、
あるいは保持された時点で測定が始まる。なお、前記酸
素センサ素子Sが通電開始から所定温度に保持されるま
でには、約3分程度要する。また、電力消費量は、約8
w程度である。
次に、前記センサ素子Sによる酸素濃度測定の原理につ
いて、第4図のブロック図を参照しつつ説明する。
酸素濃淡電池部Bによって、拡散室46に酸素ポンプ部
Pのガス導入孔48を通じて拡散により侵入した被測定
ガスと、基準空気の大気との比較から、測定電極44と
基準電極45との間に、両者の酸素分圧比に応じた発生
起電力Eが生じる。この発生起電力Eは、比較電圧Vf
 (空気比m#1相当の発生起電力)と比較される。こ
れら両者の差電圧(E−Vf)が、酸素ポンプ電流(1
,)制御器63に供給される。
このポンプ電流(■、)制御器63は、差電圧(F、−
Vf)に応じて、 i)E<Vfの場合には、 酸素ポンプ部Pによって、第4図に実線の矢印で示され
るように、拡散室46内の酸素を外側に汲み出すように
、 1i)E>Vfの場合には、 酸素ポンプ部Pによって、被測定ガス中の二酸化炭素C
O□、水)120を電気分解して、第4図に点線の矢印
で示されるように、拡散室46内に酸素を汲み入れるよ
うに(拡散室46内では、H2+ ’AO□→1120
 、 Go +%O□−CO□と反応する。)酸素ポン
プ電流(IP )を制御している。これにより、拡散室
46内の酸素濃度を所定値にする。
この所定値の設定方法は、拡散室46内の酸素濃度を、
空気比m#1に相当する酸素濃度、具体的には酸素濃度
を0%に設定する。
なお、被測定ガス中の酸素分子、−酸化炭素および水素
分子夫々は、窒素ガスに対して異った拡散常数を有する
ために、酸素ポンプ電流(rp )は、次式で表わされ
る。
Ip = K+・Poz −Kz・Pco −K+・p
Hzただし、K1:酸素分子の拡散に比例した係数に2
ニー酸化炭素の拡散に比例した係数に3:水素分子の拡
散に比例した係数 P:酸素分子、−酸化炭素、水素分子の各分圧 である。
したがって、被測定ガスが酸化領域のときには、−酸化
炭素および水素分子の濃度は0%であることから、 Ip = K、−Po2 となる。
また、被測定ガスが還元領域のときには、酸素分子濃度
は、0%であることから、 Ip = −(Kg・Pco + K*・PHz)とな
る。
以上の酸素濃度測定の原理を要約すれば、拡散室46内
の酸素分子濃度が0%〔空気比m#1〕になるように酸
素ポンプ電流(■、)を制御して、酸素ポンプ電流(■
、)を基準抵抗(r、)を介して測定すること等により
、酸素濃度を測定することである。
これにより、酸化領域における酸素過剰濃度と、還元領
域における酸素不足濃度とが1つの信号によって出力す
ることが可能となり、酸化・還元両頭域にまたがって操
炉する酸化・還元両頭域の工業炉の雰囲気制御の制御シ
ステムの構築の場合には、大いに役立て得ることになる
次に、酸素センサ素子Sの変形例について説明するが、
前記実施例との同一符号は同一内容を示し、重複する説
明は省略する。
(第1変形例−第5図) 前記実施例から上部加熱部旧と、温度検出部Tとが無く
なったものである。この場合には、下部加熱部■2のヒ
ータエレメント56の抵抗値が温度によって変化するこ
とにより酸素センサ素子Sの温度を検出して、温度制御
を行っている。他は、前記実施例と同様である。
(第2変形例−第6図) センシングセルが酸素濃淡電池部Bのみによって構成さ
れるものであって、温度検出部Tが固体電解質体43の
上面に設けられている。この場合には、酸素濃淡電池機
構により、測定電極44と基準電極45との間の電位差
によって被測定ガス中の酸素濃度を測定する。したがっ
て、基本的には、酸素領域における酸素過剰濃度と、還
元領域における酸素不足濃度とを一つの信号で出力する
ことはできない。
なお、この酸素センサ素子Sは、素子S自身が高温被測
定ガスにより高温化され、温度検出部Tで所定温度以上
になることを検出した後に、測定を始めるようになって
いる。したがって、高温被測定ガスを測定する場合に好
適である。
(第3変形例−第7図) 前記第2変形例に、更に下部加熱部+12を設けたもの
である。この酸素センサ素子Sは、前記実施例と同様に
、温度検出部Tに検出される温度によって、ヒータ電流
が加熱部H2に通電され、素子が所定温度に保たれるも
のである。したがって、低温被測定ガスを測定する場合
に好適である。他は、第2変形例と同様である。
(第4変形例−第8図) センシングセルが酸素ポンプ部Pのみによって構成され
るものであって、温度検出部Tが固体電解質体40の上
面に設けられている。また、この固体電解質体40の両
側夫々には、拡散抵抗手段としてアルミナ等から成る上
部および下部のポーラスセラミック層64 、65が、
図示されるように積層状に設けられている。両ポーラス
セラミンク層64゜65には、被測定ガスが拡散するよ
うになっている。この場合には、酸素ポンプ機構によっ
て、酸素ポンプ電流を測定することにより酸素濃度が測
定される。基本的には、酸化領域における酸素過剰濃度
、あるいは還元領域における酸素不足濃度が測定できる
。温度検出部Tのみを有することで、第2変形例と同様
に、高温被測定ガスを測定する場合に好適である。
(第5変形例−第9図) 前記第4変形例と同様に、センシングセルが酸素ポンプ
部Pのみによって構成されている。この酸素ポンプ部P
と下部加熱部H2との間には、拡散抵抗手段としてアル
ミナ等から成るスペース部材66が介在されている。そ
して、下部加熱部■2の上面には、温度検出部Tが設け
られている。被測定ガスは、ポーラス状のスペース部材
66を介して酸素ポンプ部Pの下面側にも供給される。
したがって、酸素ポンプ部Pの両面側に供給される。な
お、本変形例では、温度検出部Tおよび下部加熱部+1
2を有することで、第3変形例と同様に低温被測定ガス
を測定する場合に好適である。他は、第4変形例と同様
である。
〔発明の効果〕
検出部が小型化され、熱容量が非常に小さくなったこと
から、加熱体あるいは被測定ガス等の加熱源による加熱
により、センシングセルが所定温度を得るのに時間が短
くて済むとともに、被測定ガス検出部の空間が小さくな
り応答時間が早くなる。したがって、加熱源による加熱
開始から実際の測定が始まるまでの暖機時間が非常に短
かくなり、かつ応答時間が従来法の172〜1/3とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本発明による工業用酸素濃度測定
装置の具体的一実施例を説明するための図面であって、
第1図は全体図、 第2図(A) 、 (B)夫々は検出部(酸素センサ素
子)の分解斜視図および全体斜視図、 第3図は第2図における■−■横断面図、第4図はブロ
ック図、 第5図乃至第9図は、本発明による工業用酸素濃度測定
装置の変形例を説明するための第3図に相当する図面、 第10図は、従来例を説明するための説明図である。 31・・・検出部      B・・・酸素濃淡電池部
旧、 +12・・・上部および下部加熱部P・・・酸素
ポンプ部   T・・・温度検知部第。 2図 A) 又さVπ→旨− ゝくミニ■■■■■■ニニコff■二≧さ、d3マさ■
二二nΣ5 0:=二=f6′ ←−−−lブ (5ニ二m621 ゝく5========;:==ブ痩ニア51第3図 第4図 第5図 」 第6図 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. センシングセルと、加熱体および/または温度検
    知体とを板状に積層一体に成形した検出部を具えること
    を特徴とする工業用酸素濃度測定装置。
  2. 2. 前記センシングセルが、酸素濃淡電池より構成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工業
    用酸素濃度測定装置。
  3. 3. 前記センシングセルが、酸素ポンプより構成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工業用
    酸素濃度測定装置。
  4. 4. 前記センシングセルが、酸素濃淡電池と酸素ポン
    プとより構成されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の工業用酸素濃度測定装置。
JP61202382A 1986-08-28 1986-08-28 工業用酸素濃度測定装置 Pending JPS6358150A (ja)

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EP87307543A EP0259093B1 (en) 1986-08-28 1987-08-26 An oxygen concentration measuring device

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