JPS6354881A

JPS6354881A - 顕微鏡用ビデオカメラ

Info

Publication number: JPS6354881A
Application number: JP61199769A
Authority: JP
Inventors: Masao Mizuno; 水野　雅男; Masahiro Ikeuchi; 池内　雅博
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-08-25
Filing date: 1986-08-25
Publication date: 1988-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）本発明は、顕微鏡によって観察した検体の画像を撮影す
る顕微鏡用ビデオカメラに関する。

（従来技術とその問題点）従来のこの種のビデオカメラとしては、通常のビデオカ
メラ、ストロボを備えたビデオカメラ、ＰＬＺＴのンヤ
ッタ機＋；ａを備えｆニピデオカメラ、メカニカルツヤ
ツタをｆｉｊｌ＋えたビデオカメラなどが知られている
。

しかしながら、上述のような従来例の場合では、ウヤッ
タを高速で切ることができず、高速で移動する微生物を
撮影したときに、その静止画像にブレを生じゃすく、検
体の数をカウントしづらい欠点があり、また、静止画像
を得る間隔が長くて、連続撮影しても、それによって得
た静止画像テハ微生物の位置が大きく変化し、微生物の
時々刻々と変化する動きを観測できない欠点があった。

更に、ストロボとか、機械式やＰＬＺＴのシャッタ機構
などの構成上大掛かりな他の機材が必要で高価になる欠
点があった。

（発明の目的）本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、大掛かりな機材を必要とせずに安価に構成できなが
ら、高速のシャッタで撮影できるよようにして高速で移
動する微生物の良好な静止画像を得られるようにするこ
とを目的とする。

（発明の構成と効果）本発明の顕微鏡用ビデオカメラは、このような目的を達
成するために、顕微鏡に装着した状聾て前記顕微鏡の接眼レンズに近接
する位置でカメラ本体に設けられた撮影レンズと、前記撮影レンズからの外部光を受けて電気信号に変換し
、その信号型・荷を蓄積するＣＣＤ撮像部、ＣＣＤ蓄積
部および水平シフトレジスタから成るＣＣＤ固体撮像素
子と、垂直同期信号ＶＤを出力するとともにその垂直同期信号
ＶＤに応答して、前記ＣＣＤ撮像部のｌフィール１分の
蓄積信号電荷をＣＣＤ蓄積部に転送する第１転送パルス
Ｐｉと、前記ＣＣＤ蓄積部の信号電荷を前記水平シフト
レジスタに転送する第２転送パルスＰｓと、前記水平シ
フトレジスタの信号電荷をビデオ信号として取り出す第
３転送パルスＴとを出力するタイミング発生部と、前記
タイミング発生部に外部信号を入力して、その入力状態
で前記第１転送パルスＰｉおよび第２転送パルスＰｓの
出力を停止するツヤッタ手段と、前記外部信号の人力時間を変更可能に設定するシャッタ
スピード調節手段と、前記水平シフトレノスタから取り出されたビデオ信号を
記憶する画像メモリと、前記画像メモリに接続されて、撮影した静止画像を再生
表示するモニタテレビとを備えて構成する。

この構成によれば、ツヤック手段によって人為的に外部
信号を人力するに伴ない、それまで出力されていた第１
転送パルスＰｉおよび第２転送パルスＰｓそれぞれが停
止され、この時点をツヤツタタイミングとして、ＣＣＤ
撮像部に信号電荷の蓄積か開始され、適宜ツヤツタスピ
ード調節手段によって設定しγ二人力時間の経過後に外
部信号の入力を停止して、第１転送パルスＰｉおよび第
２転送パルスＰｓそれぞれを出力させ、この入力時間を
シャッタスピードとして、ＣＣＤ撮像部に蓄積された信
号電荷をＣＣＤ蓄積部から水平シフトレジスタに転送し
、更に、それら転送パルスＰｉ。

Ｐｓに応答した茅３転送パルスＴにより水平ソフトレノ
スタから転送して画像メモリに記憶し、その画像メモリ
に記憶した映像をビデオ信号として取り出し、モニタテ
レビに再生表示することができる。

したがって、ツヤッタ機構を純電子式にするから、シャ
ッタスイッチとかシャッタスピード調節用のツマミを備
える程度で済み、構成上大掛がすな機材を必要とせず、
安価に構成できるようになった。

しかも、第１転送パルスＰｉおよび第２転送パルスＰｓ
の出力を外部信号入力によって停止するとともに、その
外部信号の入力時間をシャッタスピード調節手段によっ
て調節できるから、シャッタスピードを適宜設定するこ
とによりツヤツタを高速で切ることができ、顕微鏡を通
じて観察される高速で移動する微生物であってら、それ
らの微生物の時々刻々の変化をモニタテレビにより鮮明
な静止画像でもって良好に観測できるようになり、例え
ば、モニタテレビへのビデオ信号の取り出しを停止する
などによって、その１コマの静止画像から検体の数をカ
ウントできるなど、顕微鏡にょる各種生物の観察を良好
に行なえるようになった。

（実施例の説明）以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例に係る顕微鏡用ビデオ
カメラＡの概略構成を示すブロック図である。この図に
おいて、■は撮影レンズ、２は゛ＣＣＤ固体撮像素子で
あり、撮影レンズｌを通じて入射された光信号を電気信
号に変換するようになっている。

前記ＣＣＤ固体撮像素子２には、ＣＣＤ撮像部３とＣＣ
ＤＣＤ蓄積上４平シフトレジスタ５とが備えられている
。

これにより、撮像時には、ＣＣＤ撮像部３において、入
射された光の明かるさに応じて光電変換された信号電荷
を蓄積し、そのＣＣＤ撮像部３に蓄積された画像データ
のうち、■水平ライン分の画像データ（信号電荷）を第
１転送パルスＰｉの１クロツクの入力によってＣＯＤ蓄
積蓄積部分送するとともに、ＣＯＤ蓄積蓄積部分水平ラ
イン分の画像データ（信号電荷）を第２転送パルスＰｓ
のｌクロックの人力によって水平シフトレジスタ５に転
送し、設定数の第１転送パルスＰｉおよび第２転送パル
スＰｓそれぞれによって、ＣＣＤ撮像部３の１フィール
ド分の蓄積信号電荷をＣＯＤ蓄積蓄積部分して水平ンフ
トレノスタ５に転送するようになっている。

また、水平ソフトレジスタ５に転送されたＩフィールド
分の画像データは、第３転送パルスＴの人力によって外
部に転送するようになっている。

６はタイミング発生部であり、垂直同期信号ＶＤと水平
同期信号ＨＤとを出力するとともに、前記垂直同期信号
ＶＤに応答して前記第１転送パルスＰｉおよび第２転送
パルスＰｓそれぞれをドライバ７を介してＣＣＤ撮像部
３およびＣＣＤＣＤ蓄積上４ぞれに出力し、かつ、第３
転送パルスＴをドライバ７を介して水平シフトレノスタ
５に出力するようになっている。

前記水平シフトレジスタ５から転送された信号電荷（ビ
デオ出力）は、増幅部８を介して増幅処理され、信号処
理部９によりビデオ信号に変換して出力されるようにな
っている。

１０は画像メモリであり、タイミング発生部６からの信
号に応答して、前記信号処理部９から出力されるビデオ
信号を、垂直同期信号ＶＤおよび水平同期信号ＨＤとと
もに記憶するようになっている。

前記タイミング発生部６には、シャッタスイッチＩＩを
有するシャッタ手段が備えられるとともに、シャッタス
ピード調節手段としての可変抵抗１２が接続され、ツヤ
ツタスイッチ１１を閉じ操作することにより、可変抵抗
１２によって設定された時間だけタイミング発生部６に
外部信号を人力して、前記第１転送パルスＰｉおよび第
２転送パルスＰｓの出力を停止するようになっている。

前記可変抵抗１２には、図示しないが、タイミング発生
部６内においてコンデンサが接続され、その可変抵抗１
２の抵抗値を適宜値に設定することにより、ＣＲの時定
数を変更し、前記ツヤツタスイッチ１１の閉じ操作によ
る“Ｈ”レベルのツヤッタ信号に応答して、タイミング
発生部６に人力する外部信号の入力時間を所望の時間に
変更できるようになっている。

前記画像メモリＩＯには、スイッチ１３を介してモニタ
テレビ１４か接続されていて、スイッチ１３の閉じ状態
では、前記画像メモリ１０に記憶されたビデオ信号を時
々刻々と取り出し、その静止画像をモニタテレビ１４に
再生表示し、そして、前記スイッチ１３を開くことによ
り、１コマの同一静止画像を継続して再生表示し、その
画像を見て単位面積当たりの検体の敢などを容易かつ正
確にカウントできるようになっている。

前記タイミング発生部６にはクリア手段が備えられてい
て、前記外部信号が入力するまでは、前記第１転送パル
スＰｉおよび第２転送パルスＰｓそれぞれを前記ＣＣＤ
撮像部３およびＣＣＤＣＤ蓄積上４ぞれに連続して出力
し、ＣＣＤ撮像部３に蓄積される信号電荷を水平ソフト
レジスタ５に転送して消滅するようになっている。

前記ビデオカメラＡのカメラ本体１５には、第２図に示
すように、顕微鏡Ｂへの装着状態で、顕微鏡Ｂの接眼レ
ンズ１６に近接する位置に前記撮影レンズｌが設けられ
ている。

また、カメラ本体１５には、前記シャッタスイッチ１１
の操作部（シャッタ）１７が突出して設けられ、また、
可変抵抗Ｉ２を操作してシャッタ速度を設定するシャッ
タ速度設定用のツマミ１８もカメラ本体１５の外面に設
けられている。カメラ本体１５の撮影レンズｌと反対側
の端部には、画像メモリＩＯが設けられ、この画像メモ
リ１０とモニタテレビ１４とがケーブル１９を介して接
続されている。

次に、この実施例の動作につき、第３図のタイムチャー
トを用いて説明する。

通常時は、前記クリア手段の作動により、第３図（ｂ）
および（Ｃ）それぞれに示すように、第１転送パルスＰ
ｉおよび第２転送パルスＰｓが出力されていて、ＣＣＤ
撮像部３に蓄積された信号電荷は水平シフトレジスタ５
に順次転送されてクリアされている。

そして、撮影のために希望するタイミングでツヤッタス
イッチ１１を閉じ操作すると、第３図（ａ）に示すよう
に、“Ｈ”レベルのツヤッタ信号がタイミング発生部６
に人力され、そのシャッタ信号に応答して、前記可変抵
抗１２によって設定されるシャッタスピードとしての設
定時間【Ｓだけ“Ｈ”レベルの外部信号が入力され、こ
の設定時間ｔｓの間、第１転送パルスＰｉおよび第２転
送パルスＰｓそれぞれの出力が停止されてＣＣＤ撮像部
３に信号電荷が蓄積される。

前記設定時間ｔｓが経過すると、第３図（ｆ）に示す垂
直同期信号ＶＤに同期して、外部信号が“Ｌ”レベルに
なった時点で１画面分の第１転送パルスＰｉおよび第２
転送パルスＰｓ（例えば、垂直画素数が２４４個の場合
は２４４個のパルス）が出力され、ＣＣＤ撮像部３の信
号電荷がＣＯＤ蓄積部４に転送されるとともに、ＣＯＤ
蓄積部４の信号電荷が水平シフトレジスタ５に転送され
、ＣＣＤ撮像部３で発生した信号電荷のすべてが転送さ
れろ。

前記第２転送パルスＰｓの最後のパルスに同期して、第
３図（ｄ）に示すように、第３転送パルスＴが出力され
、これによって水平シフトレジスタ５が駆動されて、第
３図（ｅ）に示すように、ビデオ信号が出力され、画像
メモリＩＯに記ｔなされる。

このとき、第３図（ｇ）に示すように、同時に水平同期
信号［（Ｄが出力され、この水平同期信号ＨＤと前述の
垂直同期信号ＶＤとが、ビデオ信号ととらに画像メモリ
１０に記憶され、モニタテレビ１４に再生表示するに際
して、撮影した静止画像を良好に再生できる。

上記顕微鏡用ビデオカメラＡにおいては、撮影の結果、
シャッタスピードが１／２０００秒で、かつ、ｌ／６０
の周期でもって良好な静止画像を得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例に係る顕微鏡用ビデオカメラ
の概略構成を示すブロック図、第２図は、顕微鏡への装
着状態を示す顕微鏡用ビデオカメラの正面図、第３図は
、実施例の動作を説明するタイムチャートである。１・・・撮影レンズ、２・・・固体撮像素子、３・・・ＣＣＤ撮像撮像４・・・ＣＯＤ蓄積部、５・・・水平シフトレジスタ、６・・・タイミング発生部、１０・・・画像メモリ、１１・・・シャッタ手段を構成するツヤブタスイッチ、
１２・・・シャッタスピード調節手段としての可変抵抗
、１４・・・モニタテレビ、Ｂ・・・顕微鏡。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）顕微鏡に装着した状態で前記顕微鏡の接眼レンズ
に近接する位置でカメラ本体に設けられた撮影レンズと
、前記撮影レンズからの外部光を受けて電気信号に変換し
、その信号電荷を蓄積するＣＣＤ撮像部、ＣＣＤ蓄積部
および水平シフトレジスタから成るＣＣＤ固体撮像素子
と、垂直同期信号ＶＤを出力するとともにその垂直同期信号
ＶＤに応答して、前記ＣＣＤ撮像部の１フィールド分の
蓄積信号電荷をＣＣＤ蓄積部に転送する第１転送パルス
Ｐｉと、前記ＣＣＤ蓄積部の信号電荷を前記水平シフト
レジスタに転送する第２転送パルスＰｓと、前記水平シ
フトレジスタの信号電荷をビデオ信号として取り出す第
３転送パルスＴとを出力するタイミング発生部と、前記
タイミング発生部に外部信号を入力して、その入力状態
で前記第１転送パルスＰｉおよび第２転送パルスＰｓの
出力を停止するシャッタ手段と、前記外部信号の入力時間を変更可能に設定するシャッタ
スピード調節手段と、前記水平シフトレジスタから取り出されたビデオ信号を
記憶する画像メモリと、前記画像メモリに接続されて、撮影した静止画像を再生
表示するモニタテレビとを備えた顕微鏡用ビデオカメラ
。