JPS6354290A - 丸み出し棒の高さ設定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、本の装丁前の紙葉の束（以下、本の中身とい
う）の背に作用する丸み出し棒が、その中で往復運動を
する支持軸受ユニットを有する、本の中身の丸み出し兼
耳出し機の丸み出し棒の高さ設定用の装置に関し、この
支持軸受ユニ“ットは、その高さが調整スピンドルによ
って設定され得るように、側部フレーム中で上下に調整
可能であり、締付は装置によって側部フレームに固定す
ることができるものである。

〔従来の技術〕

前述の種類の高さ調整装置は、本の中身のどんな高さに
対する丸み出し棒の設定作業にあっても、前身て正確な
情報を与えられることなく、機械の操作員がｖ４整スピ
ンドルを手で回転することによって行なわれるような丸
み出し兼耳出し機において見られる。このことは、丸み
出し棒が本の中身に掛ける圧力の選定がこの設定作業を
行う者の裁量に任されているということを意味する。こ
のような情況のもとでは、特に比較的熟練不足な作業員
によってこの調整が行われると、不適正な設定が起こり
うる。

その上、手動で高さを設定すると、設定のし直しがしば
しば必要になる。従って、機械の段取のし直しは格別時
間の掛かる作業である。支持軸受ユニットで支えられて
いる丸み出し棒を、−旦所要の高さに設定し終わると、
支持軸受ユニットを側部フレームに固定する作業が行わ
れるが、これも締付は装置を用いて手で行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、前述のような種類の丸み出し棒の高さ
設定用装置で、しかも、この設定作業が自動的にそして
極間に短時間内に行い５る装置を提供することである。

更に、その方式のいかんにかかわらず所定の出発点く達
するよ５に、丸み出し棒が所望の高さに設定されている
間は、これが本の中身の背に決して変化しない圧力を確
実にかけることになるということも本発明のねらいであ
る。

この目的は、請求範囲主項の特徴項に含まれる発明内容
によって達成される。

以下の節は本発明により詳細に説明するためのもので、
１実施例について図面を参照して説明する。

〔実施的Ｊ 第１図において、支持軸受ユニット７は、側部部材４内
に位置を占めており、との叉持軸受ユニット７は、その
両側に軸受腕を持ち、この軸受腕の各には自由回転可能
なローラーが取り付けられている。このローラーは、ブ
リッジ９の案内の役をし、ブリッジ９は、丸み出し棒３
を支えかつローラーの通路に相当する方向に通じている
チャンネ＃９ａを両側に備えている。

丸み出し棒は、主駆動部から関節継ぎ手を経てブリッジ
９に作用する駆動ロッドＩＯＫより、公知の方法で往復
運動をさせられる。

第１図に特に明瞭に示されているようＫ、側部部材４へ
の支持軸受ユニットの取り付けは、前記側部部材４中の
案内路４ａ中で垂直面内を自由に動き５る滑り子１２に
よってなされている。

２つの滑り子１２を所要の高さに設定するため、そして
これＫよって丸み出し棒の付いている支持軸受ユニット
の高さを設定するためＫ、共通軸１３が備えられており
、この軸１３は図示しないモーターにより、チェーン１
５を経て駆動されるチェーン車１４によって回転される
。

調整スピンドル２２が、１対のかさ歯車２１を経て軸１
３と係合するように仕組まれている。

この調整スピンドル２２は、雌ねじが切られて−・るス
リーブ２４を通じて滑り子１２を支えている。滑り子１
２は、スリーブ２４の肩２４ａよりは下がらないように
、この肩２４ａで支えられるが、上方へはスリーブ２４
に＆って自由に滑り動きうる。

直角の軸受はブラケット２３が側部部材４上にあり、こ
のブラケット２３は前記部材４に固定されていて、軸１
３と２本のＢＩＩ４整スピンドル２２を取り付は支える
役目を負っている。

その結果、この２本の調整スピンドル２２は、滑り子に
よって支えられている軸受ユニット７を、丸み出し棒と
共に本の中身の背の上に下降させることができ、その結
果、丸み出し棒３は、耳出し作業の開始位置において、
下降された部品の全自重により与えられる圧力を本の中
身の背にかけることになる。

調整スピンドＡ／２２の回転を遮断するために、滑り子
１２の１つに固定されており、かつスリーブ２４上のト
リップラグ３２と相互作用を生じうる近接スイッチ３！
からなるスイッチ装置が備えられている。トリップラグ
３２と近接スイッチ３１間の距離は、滑り子１２とスリ
ーブ２４の肩２４ａの間の間隙が所定値に達するまでは
、スピンドルの動きがスイッチで停められず、下降され
た部品が本の中身ｌの背をその部品の全重量で圧するよ
うに選択されている。

−旦丸み出し棒３が下げられ、その高さが定まると、滑
り子１２は、側部部材４中の案内路４ａｌＣ固定される
。これは、滑り子に付いていてこれと共に働きうる締付
は装置によって行われる。この締付は装置は、２つの側
部部材４０間に位置してその一方の側が滑り子１２に当
り、他の側には爆接されたスラスト座金を持ち、これに
より側部部材４に当っている間隔筒３３を含んでいる。

引張り棒３４は両方の滑り子１２と間隔筒３３を貫通し
ている。この引張り棒３４は、滑り子１２の外側に一方
から当たる頭部を持っている。

反対側には、締付はレバー３５が引張り棒３４のねじｋ
は文っており、この締付はレバー３５が及ぼす張力は、
他方の側部部材４に当たるスラスト座金３６に締付は作
用として伝達される。

締付は力を与えるため、締付はレノ（−３５と機械フレ
ーム４の間にシリンダー３７が備えられており、側部部
材４の中の案内路４ａの中で滑り子１２を不動にするよ
うに、調整スピンドル２２が停止するのと同時にこのシ
リンダー３７は起動される。シリンダーの起動は、スイ
ッチ族［３１，３２により行われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による商さ調整装置を備える、本の中
身の丸み出し兼耳出し機の耳出し部分の正面図、第２図
は、第１図の線Ａ−Ｈにおける断面図、第３図は、締付
は装置の詳細を示す平面図である。 ｌ・・・・・・本の中身　　　３・・・・・・丸み出し
棒４・・・・・・側部フレーム（または、側部部材、機
械フレーム） ４ａ・・・案内路 ７・・・・・・支持軸受ユニット ８・・・・・・ローラー　　　９・・・・・・ブリッジ
９ａ・・・チャンネル　　１０・・・駆動ロッド１２・
・・滑り子　　　　１３・・・軸１４・・・ｆｘ−７Ｊ
Ｅ１５・・・チェーン２１・・・かさ歯車 ２２・・・調整スピンドル ２３・・・ブラケット　　２４・・・スリーブ２４ａ・
・・肩部　　　　　３１・・・近接スイッチ３２・・・
トリップラグ　３３・・・間隔筒３４・・・引張り棒　
　　３５・・・締付はレバー３６・・・スラスト座金

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、本の中身の背に作用する丸み出し棒がその中で往復
   運動をする支持軸受ユニットを有する、本の中身の丸み
   出し兼耳出し機の丸み出し棒の高さ設定用の装置であっ
   て、この支持軸受ユニットは、その高さが調整スピンド
   ルによって設定され得るように、側部フレーム中で上下
   に調整可能であり、そして締付け装置によって側部フレ
   ームに固定され得る装置において、 該支持軸受ユニット（７）が、中間の支持要素（２４と
   ２４ａ）上に、これよりも下へは下降し得ず上方へは自
   由に滑動し得るように支持されている状態で、該支持軸
   受ユニット（７）は、丸み出し棒（３）と共にその自重
   によって本の中身の背（１）の上に乗せられ、この中間
   支持要素（２４と２４ａ）をモーター駆動が可能な調整
   スピンドル（２２）によって下降させることができ、 該中間支持要素（２４と２４ａ）は、丸み出し棒（３）
   が本の中身（１）の背に乗った後で、基準の終点まで所
   定の距離だけ下降させることができ、更に、 基準の終点に到達したとき、調整スピンドル（２２）の
   回転をスイッチで停めることができ、そして側部フレー
   ム（４）に支持軸受ユニット（７）を自動的に固定する
   締付け装置（３３−３６）を作用させるため、ラム型ア
   クチュエータ（３７）を起動させることのできるスイッ
   チ装置（３１、３２）が備えられていることを特徴とす
   る丸み出し棒の高さ設定装置。 ２、支持軸受ユニット（７）が、側部フレーム（４）中
   の案内路（４ａ）中を動く滑り子（１２）を媒介として
   滑り動くことによって位置を再設定することができ、そ
   して滑り子（１２）は、スリーブ（２４）で支えられ、
   この各スリーブは肩（２４ａ）を有しており、これらの
   スリーブは中間の支持要素の役目を果たし、その高さが
   この上で調整され得る調整スピンドル（２２）にはめ合
   わされている、特許請求の範囲第１項に記載の丸み出し
   棒の高さ設定装置。 ３、スイッチ装置が、滑り子（１２）上に近接スイッチ
   （３１）を含み、そしてスリーブ（２４）上にトリップ
   ラグ（３２）を含む、特許請求の範囲第１項または第２
   項に記載の丸み出し棒の高さ設定装置。