JPS6353857A - 燃料電池のセパレ−タ - Google Patents
燃料電池のセパレ−タInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は燃料電池の単電池を積層する場合に使用する
セパレータの改良に関し、均一な締付けと製作の容易化
を企図したものである。
セパレータの改良に関し、均一な締付けと製作の容易化
を企図したものである。
（従来の技術〕
気体燃料の持つ化学エネルギを直接、連続的に電気エネ
ルギに変換できる燃料゛電池は従来の発電方法に比べ高
い総合効果が得られることが知られている。
ルギに変換できる燃料゛電池は従来の発電方法に比べ高
い総合効果が得られることが知られている。
このような燃Ｆｌ電池には、電解質により種々のものが
あるが、例えば溶融炭酸塩型燃料′電池では、アルミン
酸リチウム（Ｌ ｉ ＡｌＯ２＞粒子層中に炭酸塩を含
浸させた電解質を２枚の多孔質電極（Ｎｉ、Ｎ１ｐ）で
挟んで単電池とし、負極（アノード：Ｎｉ＞に燃料ガス
を供給すると同時に正極（カソード：Ｎｉ０）に酸化剤
ガスを供給して電力を取り出すようにしている。
あるが、例えば溶融炭酸塩型燃料′電池では、アルミン
酸リチウム（Ｌ ｉ ＡｌＯ２＞粒子層中に炭酸塩を含
浸させた電解質を２枚の多孔質電極（Ｎｉ、Ｎ１ｐ）で
挟んで単電池とし、負極（アノード：Ｎｉ＞に燃料ガス
を供給すると同時に正極（カソード：Ｎｉ０）に酸化剤
ガスを供給して電力を取り出すようにしている。
ところが、この燃料電池で得られる起電力は１ボルト前
俊であることから単電池を多数直列に積層して集合電池
（スタック）として使用するのが一般であり、各単電池
の間には、セパレータが介装され、一方の単電池の燃料
ガス流路と他方の単電池の酸化剤ガス流路を区分するよ
うになっている。
俊であることから単電池を多数直列に積層して集合電池
（スタック）として使用するのが一般であり、各単電池
の間には、セパレータが介装され、一方の単電池の燃料
ガス流路と他方の単電池の酸化剤ガス流路を区分するよ
うになっている。
そして、集合電池とする場合には、ガスのリークを防止
すると同時に、電解質板と電極とを均一に接触させるこ
とが性能向上をはかる上で重要である。
すると同時に、電解質板と電極とを均一に接触させるこ
とが性能向上をはかる上で重要である。
このため従来、第３図に示すように、セパレータ１とし
て波形板１ａの周縁部に金属枠１ｂを取付けたものが使
用されたり、あるいは第４図に示すように、セパレータ
２として満２ａを形成した金属板が使用されており、ガ
スのシールのためいずれのセパレータ１．２も単電池３
の各電極４゜５より電解質板６を大きくし、セパレータ
１，２の縁で挟むウェットシールが採用されている。
て波形板１ａの周縁部に金属枠１ｂを取付けたものが使
用されたり、あるいは第４図に示すように、セパレータ
２として満２ａを形成した金属板が使用されており、ガ
スのシールのためいずれのセパレータ１．２も単電池３
の各電極４゜５より電解質板６を大きくし、セパレータ
１，２の縁で挟むウェットシールが採用されている。
ところが、波形板１ａと金属枠１ｂからなるセパレータ
１では、金属枠１ｂ部分が剛構造であるのに対し、電極
４．５と接する波形板１ａは柔構造であり、上下から均
一に締め付けたとしても面圧のかかり方が不均一となり
、電極４．５と電解質板６との接触が悪くなってしまう
可能性がある。
１では、金属枠１ｂ部分が剛構造であるのに対し、電極
４．５と接する波形板１ａは柔構造であり、上下から均
一に締め付けたとしても面圧のかかり方が不均一となり
、電極４．５と電解質板６との接触が悪くなってしまう
可能性がある。
また、全体が金属板で構成されたセパレータ２では、全
体が剛構造であるため、常温状態で均一な締付けが可能
であっても高温になるとひずみが生じることもあり、均
一に締め付けることが難しい。そして、製作・する場合
には、厚い方向に高精度な加工が要求され、大型のセパ
レータを作ることは、難しく、しかも高価になってしま
う。
体が剛構造であるため、常温状態で均一な締付けが可能
であっても高温になるとひずみが生じることもあり、均
一に締め付けることが難しい。そして、製作・する場合
には、厚い方向に高精度な加工が要求され、大型のセパ
レータを作ることは、難しく、しかも高価になってしま
う。
この発明はかかる従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、全体を柔構造とすることで、熱応力やひずみが生
じても均一な血圧が確保でき、しかも製作も容易な燃料
電池のセパレータを提供しようとするものである。
ので、全体を柔構造とすることで、熱応力やひずみが生
じても均一な血圧が確保でき、しかも製作も容易な燃料
電池のセパレータを提供しようとするものである。
上記問題点を解決するためこの発明は、電解質を挟む一
対の正極および負極とで構成される単電池を積層する場
合の各単電池間に介装され、隣接する一方の単電極の正
極側流路を形成するとともに他方の単電池の負極側流路
を形成する燃料電池のセパレータにおいて、前記単電池
より大きい仕切板を挟んで一対の波形板を配置するとと
もに、これら波形板の外側に電極の取付孔が形成された
マスク板を配置し、これら仕切板およびマスク板の周縁
部を溶接で密閉したことを特徴とするものである。
対の正極および負極とで構成される単電池を積層する場
合の各単電池間に介装され、隣接する一方の単電極の正
極側流路を形成するとともに他方の単電池の負極側流路
を形成する燃料電池のセパレータにおいて、前記単電池
より大きい仕切板を挟んで一対の波形板を配置するとと
もに、これら波形板の外側に電極の取付孔が形成された
マスク板を配置し、これら仕切板およびマスク板の周縁
部を溶接で密閉したことを特徴とするものである。
燃料電池のセパレータを仕切板の両側に波形板およびマ
スク板を配置して周縁部を溶接で密閉する柔構造とする
ことで、電解質と接するウェットシール部も電極と接す
る部分と同一の柔構造とし、熱応力やひずみ等を吸収し
ながら血圧を均一にするようにしている。
スク板を配置して周縁部を溶接で密閉する柔構造とする
ことで、電解質と接するウェットシール部も電極と接す
る部分と同一の柔構造とし、熱応力やひずみ等を吸収し
ながら血圧を均一にするようにしている。
、 以下この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
する。
第１図および第２図はこの発明の燃料電池のセパレータ
の一実施例にかかり、第１図は斜視図、第２図は積層状
態の断面図である。
の一実施例にかかり、第１図は斜視図、第２図は積層状
態の断面図である。
燃料電池のセパレータ１０は、平板状の仕切板１１を挟
む両側に波形に成形された波形板１２が配置され、これ
ら波形板１２の外側に、単電池３の各電極４．５に対応
した大きさの電極取付孔１３ａが形成されたマスク板１
３が配置されており、各マスク板１３の周縁部１３ｂが
仕切り板１１と■ね合わされるよう曲げられ、仕切板１
１と２枚のマスク板１３の周縁部１３ｂがシーム溶接で
密閉されている。
む両側に波形に成形された波形板１２が配置され、これ
ら波形板１２の外側に、単電池３の各電極４．５に対応
した大きさの電極取付孔１３ａが形成されたマスク板１
３が配置されており、各マスク板１３の周縁部１３ｂが
仕切り板１１と■ね合わされるよう曲げられ、仕切板１
１と２枚のマスク板１３の周縁部１３ｂがシーム溶接で
密閉されている。
このセパレータ１０の仕切板１１は、燃料電池を構成す
る単電池３の大きさより大きい、厚さ１顛程度以下のス
テンレス板で作られており、周縁部１１ａが単電池３の
電解質板６の外側に位置するようになっている。そして
、この仕切板１１で燃料電池の単電池３をセパレータ１
０を介して積層して集合電池とした場合の隣接する単電
池の正極側流路１４の負極側流路１５を仕切っている。
る単電池３の大きさより大きい、厚さ１顛程度以下のス
テンレス板で作られており、周縁部１１ａが単電池３の
電解質板６の外側に位置するようになっている。そして
、この仕切板１１で燃料電池の単電池３をセパレータ１
０を介して積層して集合電池とした場合の隣接する単電
池の正極側流路１４の負極側流路１５を仕切っている。
この仕切板１１の両側に配置される波形板１２は、厚さ
１ｓ１程度以下のステンレス板等をプレス成形して作ら
れており、波形の高さは、必要に応じ正極側流路１４と
負極側流路１５に配置されるもので変えられ、酸化剤ガ
スや燃料ガスの流路断面積を変ることもある。
１ｓ１程度以下のステンレス板等をプレス成形して作ら
れており、波形の高さは、必要に応じ正極側流路１４と
負極側流路１５に配置されるもので変えられ、酸化剤ガ
スや燃料ガスの流路断面積を変ることもある。
この波形板１２の外側に配貨されるマスク板１３は、単
電極３の電極４，５の厚さと同一厚さのステンレス板で
作られており、中央部の電極取付孔１３ａには、電極４
．５の端面が密着状態で取付けられるようになっている
。
電極３の電極４，５の厚さと同一厚さのステンレス板で
作られており、中央部の電極取付孔１３ａには、電極４
．５の端面が密着状態で取付けられるようになっている
。
そして、これら仕切板１１の周縁部１１ａと両側のマス
ク板１３の周縁部１３ｂとが重ね合わされて溶接で密閉
するが、溶接法としては上述のシーム溶接法を使用した
り、電子ビーム溶接法やレーザ溶接法を使用づる。
ク板１３の周縁部１３ｂとが重ね合わされて溶接で密閉
するが、溶接法としては上述のシーム溶接法を使用した
り、電子ビーム溶接法やレーザ溶接法を使用づる。
このようなセパレータ１ｏを用いて単電池３を積層して
集合電池（スタック）とすると、第２図に示すように、
マスク板１３の取付孔１３ａＬ？］ｌｆ極４（または５
）が密着状態で装着され、電極４゜５上に波形板１２が
直接接触すると同時に、ウェットシールとなる電解質板
６の周縁部にマスク板１３が接触する状態となっている
。
集合電池（スタック）とすると、第２図に示すように、
マスク板１３の取付孔１３ａＬ？］ｌｆ極４（または５
）が密着状態で装着され、電極４゜５上に波形板１２が
直接接触すると同時に、ウェットシールとなる電解質板
６の周縁部にマスク板１３が接触する状態となっている
。
こうして多ｒｉ１段単電池３を積層して図示しない締付
装胃で締め付（プると、セパレータ１０が電極４．５と
接触する部分おＪ：び電解質板６と接触する部分がほぼ
同一の創刊の柔構造であることから均一な血圧で締め付
けることができるとともに、燃料電池の運転により高揚
と常温が繰り返されて、熱応力やひずみ等が生じてもこ
れらを波形板１２等の柔構造により吸収しながら均一な
締付状態が確保される。
装胃で締め付（プると、セパレータ１０が電極４．５と
接触する部分おＪ：び電解質板６と接触する部分がほぼ
同一の創刊の柔構造であることから均一な血圧で締め付
けることができるとともに、燃料電池の運転により高揚
と常温が繰り返されて、熱応力やひずみ等が生じてもこ
れらを波形板１２等の柔構造により吸収しながら均一な
締付状態が確保される。
なお、上記実施例では、正極側流路と負極側流路とを同
一方向とし、燃料ガスと酸化剤ガスとを平行流あるいは
り・ｊ向流とする場合で説明したが、直角方向として直
交流としても良い。
一方向とし、燃料ガスと酸化剤ガスとを平行流あるいは
り・ｊ向流とする場合で説明したが、直角方向として直
交流としても良い。
〔発明の効果）
以上一実施例とともに具体的に説明したようにこの発明
の燃料電池のセパレータによれば、仕切板の両側に波形
板およびマスク板を配置して周縁部を溶接で密閉づるよ
うにしたので、電解質板と接するウェットシール部も電
極と接する部分と同一の柔構造となり、締付力が均一と
なるとともに、熱応力やひずみ等が生じてもこれらを吸
収しながら血圧を均一にすることができる。
の燃料電池のセパレータによれば、仕切板の両側に波形
板およびマスク板を配置して周縁部を溶接で密閉づるよ
うにしたので、電解質板と接するウェットシール部も電
極と接する部分と同一の柔構造となり、締付力が均一と
なるとともに、熱応力やひずみ等が生じてもこれらを吸
収しながら血圧を均一にすることができる。
したがって、従来の剛構造と柔構造を組合せたセパレー
タや剛構造だけのセパレータに比べ、常に、均一に締付
けることができ、燃料電池の性能を良好に保つことがで
きる。
タや剛構造だけのセパレータに比べ、常に、均一に締付
けることができ、燃料電池の性能を良好に保つことがで
きる。
また、セパレータの周縁部を重ね合せて溶接で密閉する
ようにしたので、従来の波形板を金属枠とろう付けづる
セパレータに比べ、大幅なコスト低減をはかることがで
き、１／３〜１１５程度安価になる。
ようにしたので、従来の波形板を金属枠とろう付けづる
セパレータに比べ、大幅なコスト低減をはかることがで
き、１／３〜１１５程度安価になる。
第１図および第２図はこの発明の燃料電池のセパレータ
の一実施例にかかり、第１図は斜視図、第２図は積層状
態の断面図、第３図および第４図はそれぞれ従来のセパ
レータの断面図である。 ３・・・単電池、４，５・・・電極、６・・・電解質板
、１０・・・セパレータ、１１・・・仕切板、１２・・
・波形板、１３・・・マスク板、１４・・・正極側流路
、１５・・・負極側流路。 第３図 第４図
の一実施例にかかり、第１図は斜視図、第２図は積層状
態の断面図、第３図および第４図はそれぞれ従来のセパ
レータの断面図である。 ３・・・単電池、４，５・・・電極、６・・・電解質板
、１０・・・セパレータ、１１・・・仕切板、１２・・
・波形板、１３・・・マスク板、１４・・・正極側流路
、１５・・・負極側流路。 第３図 第４図
Claims (1)
- 電解質を挟む一対の正極および負極とで構成される単電
池を積層する場合の各単電池間に介装され、隣接する一
方の単電池の正極側流路を形成するとともに他方の単電
池の負極側流路を形成する燃料電池のセパレータにおい
て、前記単電池より大きい仕切板を挟んで一対の波形板
を配置するとともに、これら波形板の外側に電極の取付
孔が形成されたマスク板を配置し、これら仕切板および
マスク板の周縁部を溶接で密閉したことを特徴とする燃
料電池のセパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61196623A JPS6353857A (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 燃料電池のセパレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61196623A JPS6353857A (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 燃料電池のセパレ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6353857A true JPS6353857A (ja) | 1988-03-08 |
Family
ID=16360836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61196623A Pending JPS6353857A (ja) | 1986-08-22 | 1986-08-22 | 燃料電池のセパレ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6353857A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0315158A (ja) * | 1989-03-22 | 1991-01-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 燃料電池用セパレータ |
| EP0410159A1 (de) * | 1989-07-24 | 1991-01-30 | Asea Brown Boveri Ag | Stromkollektor für Hochtemperatur-Brennstoffzelle |
| WO1992002057A1 (en) * | 1990-07-24 | 1992-02-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Separator and its manufacturing method |
| EP0975039A2 (en) * | 1998-07-21 | 2000-01-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solid electrolyte fuel cell stack |
| WO2000035578A1 (fr) * | 1998-12-15 | 2000-06-22 | Osaka Gas Co., Ltd. | Dispositif de traitement de fluides |
| GB2494875A (en) * | 2011-09-21 | 2013-03-27 | Intelligent Energy Ltd | Fuel cell assembly |
| US8882859B2 (en) | 2006-12-12 | 2014-11-11 | Hyundai Motor Company | Method for manufacturing metal separator for fuel cell |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS60220571A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-11-05 | アメリカ合衆国 | 燃料電池セパレータ |
-
1986
- 1986-08-22 JP JP61196623A patent/JPS6353857A/ja active Pending
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