JPS6353534A

JPS6353534A - 写真焼付け装置

Info

Publication number: JPS6353534A
Application number: JP19707686A
Authority: JP
Inventors: Noriharu Maruyama; 丸山　則治; Haruo Hakamata; 袴田　晴夫
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1986-08-25
Filing date: 1986-08-25
Publication date: 1988-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、原画フィルムの画像を印画紙に焼付けて複写
写真を形成するための写真焼付装置に関するものである
。

〔技術の背景〕

−ＩＩに、複写写真を形成する場合においては、逼影済
のフィルムを現像してネガフィルムまたはポジフィルム
を得た後に、このネガまたはポジフィルムを原画フィル
ムとしてその画像を印画紙に焼付けて現像することが必
要であり、このために写真焼付は装置が用いられる。

第３図は従来の写真焼付は装置の構成を示す説明図であ
って、１は外匣、２はテーブル、３はネガ保持部材、４
は露光機構、５は投影光学系、６は印画紙搬送機構を示
す。４３は光源ランプ、４５はバンドカットフィルター
である。マガジンＭ内に収納された印画紙ロール２１の
印画紙Ｐは印画紙搬送機構６によって巻き出され、外匣
１内に導入された印画紙Ｐはアキューム第八を経由した
上で焼付は部において一旦停止され、この状態でテーブ
ル２上に配置されたネガフィルムＦの画像が焼付けマス
ク２２の焼付は領域において印画紙Ｐに焼付けられる。

その後印画紙Ｐは焼付は長さに対応する距離搬送され、
次の焼付けがなされる。そして焼付は部を通過した印画
紙Ｐは、例えば再びアキューム部Ｂを経由して排出され
、投影写真焼付は装置に連続して設けられた現像処理装
置に供給される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような写真焼付は装置においては、印画紙Ｐの無駄
な使用を除くため、印画紙Ｐを高い精度で搬送すること
がきわめて重要である。そのため従来においては、搬送
機構６を、駆動ローラ６１と圧接ローラ６２とによって
構成し、更に駆動ローラ６１にはパルスモータを連結し
、このパルスモータを焼付は長さに応じて駆動するよう
にしている。

シカシながら、マガジンＭにおける印画紙ロール２１に
はその緩みを除去するためにバックテンションが作用さ
せて置くことが必要であるため、搬送機構６の搬送力を
直接印画紙ロール２１の印画紙Ｐに作用させて当該印画
紙Ｐを搬送させると、予期せぬスリップが生じ、あるい
は印画紙Ｐが強制的に搬送されるためにそのエツジ部分
が損傷される等の問題が生ずる。

このため、焼付はマスク２２の上流において印画紙Ｐに
アキューム部Ａを形成させ、あるいはこのアキューム部
Ａの代わりに適当なテンションを印画紙Ｐに与えるダン
パーを設けるなど、焼付はマスク２２の上流側において
印画紙Ｐに印画紙ロール２１におけるテンションを遮断
する媛１ｊ部分を形成することが必要である。

しかしこのような緩衝部分を形成する方式によれば、写
真焼付は装置が大型のものとならざるを得ない。

更に以上のような方式を採用した場合においても、パル
スモータによって駆動される駆動ローラ６１による印画
紙Ｐの搬送が必ずしも所期のとおり正確に達成されると
は限らないため、例えば搬送機構６の下流側において印
画紙通過ｆｉ検出ローラ７を設け、これによって実際の
印画紙Ｐの移動量を検出して駆動ローラ６１に係るパル
スモータを制御することも考えられるが、この方式によ
れば、印画紙通過量検出ローラ７を追加的に設ける必要
がある。

〔発明の目的〕

本発明は以上の如き事情に基いてなされたものであって
、その目的は、簡単な構成により、印画紙ロールから巻
き出された印画紙を高い精度で搬送することができ、従
って印画紙を無駄なく使用することができると共に効率
良く写真焼付けを行うことができ、しかも小型の写真焼
付は装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の写真焼付は装置は、印画紙ロールから巻き出さ
れた印画紙に原画フィルムの画像を投影して焼付ける写
真焼付は装置において、駆動ローラおよびこの駆動ロー
ラに圧接するよう回転自在に設けられ印画紙を当該駆動
ローラとの間に挟圧して搬送する圧接ローラよりなる搬
送機構と、この搬送機構の駆動ローラに連結したパルス
モータと、このパルスモータに駆動パルス信号を供給す
るパルスモータ制御機構と、前記搬送機構の圧接ローラ
の回転軸に設けた当該回転軸の回転量を検出するエンコ
ーダとを設けてなり、前記パルスモータ制御機構は、前
記エンコーダよりの回転量信号が設定されたレベルに到
達するまで前記パルスモータに駆動パルス信号を供給す
るものであることを特徴とする。

斯かる構成によれば、焼付は部を通過する印画紙を高い
精度で所定の量だけ確実に搬送することができ、従って
印画紙を無駄なく使用することができると共に効率良く
写真焼付けを行うことができ、しかも特に占有容積の大
きな部品などを必要としないため、装置を大幅に小型化
することが可能である。

〔実施例〕以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。

本発明においては、第１図に示すように、マガジンＭ内
に収納された印画紙ロール２１の印画紙Ｐを直接ガイド
ローラ８を介して焼付は部に導くようにし、搬送機構６
を駆動ローラ６１と圧接ローラ６２とによって構成する
と共に、第２図に示すように、当該駆動ローラ６１には
パルスモータ２３を連結し、このパルスモータ２３には
パルスモータ制御機構２４を接続して当該パルスモータ
制御機構２４よりのパルスモータ制御信号Ｓをパルスモ
ータ２３に供給して当該パルスモータ２３を制ｆｉＬ、
また前記圧接ローラ６２の回転軸６３には当該回転軸の
回転量を検出するエンコーダ９とを設ける。このエンコ
ーダは、例えば当該回転軸６３に固定された、円周に沿
って多数の貫通孔９１を有する円板９２と、この円板９
２の回転によって順次の貫通孔９１が通過する位置にお
いて当該円板９２を介して互いに対向するよう配置した
発光ダイオード９３と受光素子９４とによって構成する
ことができる。

そして前記パルスモータ制御機構２４にこのエンコーダ
９よりの検出結果を入力の一つとして供給し、前記エン
コーダ９よりの回転量信号りが設定されたレベルに到達
するまで前記パルスモータ２３に駆動パルス信号Ｓを供
給するようにする。

なおパルスモータ制御機構２４には、勿論、焼付けるべ
き画面のサイズ、その他の情報信号が供給され、これに
よってパルスモータ２３が駆動制御され、駆動ローラ６
１によって印画紙Ｐが搬送されることとなる。

以上において、駆動ローラ６１は例えばゴムライニング
ローラよりなるものとし、また圧接ローラ６２は例えば
ベークライトローラよりなるものとすることが好ましい
。

（作用および効果〕このような構成によれば、設定された条件に従っテ、パ
ルスモータ制御機構２４からパルスモータ制御信号Ｓが
パルスモータ２３に供給されてパルスモータ２３が駆動
され、これによって設定された距離印画紙Ｐが搬送され
、同時に当該距離の長さ分印画紙ロール２１から印画紙
Ｐが引き出される。そして所定の写真焼付けが行われ、
その後再びパルスモータ２３力１区動されて印画紙Ｐが
搬送される。

そして、例えば印画紙ロール２１に係るバンクテンシラ
ン、その他の原因により搬送機構６による印画紙Ｐの搬
送にスリップが生じたとすると、パルスモータ２３は設
定された量だけ駆動されているにもかかわらず、印画紙
Ｐは設定された距離だけ搬送されていない状態となる。

然るに本発明においては、この印画紙Ｐの実際の移動距
離がエンコーダ９によって検出される。

即ち、搬送機構６において印画紙Ｐは駆動ローラ６１と
圧接ローラ６２とによって挟圧された状態で搬送される
が、ここでスリップが生ずるということは、駆動ローラ
６１の送り量より印画紙Ｐの移動距離が少ない状態とな
ることである。しかしながら圧接ローラ６２それ自体は
回転自在に設けられているものであるから、その回転量
は印画紙Ｐの実際の移動距離に厳密に一致したものとな
る。従って、エンコーダ９、図の例における受光素子９
４からの回転量信号りは常に印画紙Ｐの実際の移動距離
に対応したものとなる。そしてこの回転量信号りの表す
印画紙Ｐの移動距離が、設定された予定の移動距離より
少ないときには、パルスモータ制御機構２４はなおパル
スモータ制御信号Ｓを供給し続け、回転量信号りが設定
された値に等しくなった時、即ち実際に印画紙Ｐの移動
距離が設定された値となった時に、パルスモータ制御信
号Ｓの供給が停止される。

このように、常に確実に設定された距離だけ印画紙Ｐの
搬送を行うことができるため、間歇的に搬送されるべき
印画紙Ｐを高い精度で搬送することができる。

そしてこの結果、印画紙ロールから巻き出された印画紙
を高い精度で搬送することができ、従って印画紙を無駄
なく使用することができると共に所定の写真焼付けを効
率良く行うことができ、しかも、印画紙ロール２１より
巻き出される印画紙Ｐを、途中にアキューム部やテンシ
ョン調整用ダンパーを設けることが不要であって、例え
ば単なるガイドローラによって直接的に焼付は部に導入
させることが可能となり、装置全体を大幅に小型のもの
とすることができる。

また、印画紙Ｐの搬送に必須の搬送機構６を構成する圧
接ローラ６２にエンコーダ９を設けるようにしているた
め、印画紙Ｐの実際の移動距離を検出するために追加的
な部品を搬送系に設けることが不要であり、この点にお
いても、装置の構成は簡単なものとなる。

なお、エンコーダ９としては、図の例のものに限られず
、従来公知のものを使用することができる。

以上のように、本発明写真焼付は装置は、印画紙ロール
から巻き出された印画紙に原画フィルムの画像を投影し
て焼付けるものでありで、駆動ローラおよびこの駆動ロ
ーラに圧接するよう回転自在に設けられ印画紙を当該駆
動ローラとの間に挟圧して搬送する圧接ローラよりなる
搬送機構と、この搬送機構の駆動ローラに連結したパル
スモータと、このパルスモータに駆動パルス信号を供給
するパルスモータ制御機構と、前記搬送機構の圧接ロー
ラの回転軸に設けた当該回転軸の回転量を検出するエン
コーダとを設けてなり、前記パルスモータ制御機構は、
前記エンコーダよりの回転量信号が設定されたレベルに
到達するまで前記パルスモークに駆動パルス信号を供給
するものであることを特徴とする構成であるので、簡単
な構成により、印画紙ロールから巻き出された印画紙を
高い精度で搬送することができ、従って印画紙を無駄な
く使用することができると共に効率良く写真焼付けを行
うことができ、しかも装置の小型化を達成することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る写真焼付は装置の構成
を示す説明図、第２図はその要部の構成を示す説明図、
第３図は従来の写真焼付は装置の構成を示す説明図であ
る。１・・・外匣　　　　　　　２・・・テーブル３・・・
ネガ保持部材　　　４・・・露光機構５・・・投影光学
系　　　　６・・・印画紙搬送機構７・・・印画紙通過
量検出ローラ８・・・ガイドローラ　　　９・・・エンコーダ２１・
・・印画紙ロール　　　２２・・・焼付はマスク２３・
・・パルスモータ２４・・・パルスモータ制御ｌｌＩ４３・・・光源ランプ４５・・・バンドカットフィルター６１・・・駆動ローラ　　　　６２・・・圧接ローラ６
３・・・回転軸　　　　　　９１・・・貫通孔９２・・
・円板　　　　　　　９３・・・発光ダイオード９４・
・・受光素子　　　　　Ｍ・・・マガジンＰ・・・印画
紙　　　　　　Ｆ・・・ネガフィルムＡ、Ｂ・・・アキ
ューム部Ｓ・・・パルスモータ制御（８号Ｄ・・・回転量信号

Claims

【特許請求の範囲】１）印画紙ロールから巻き出された印画紙に原画フィル
ムの画像を投影して焼付ける写真焼付け装置において、駆動ローラおよびこの駆動ローラに圧接するよう回転自
在に設けられ印画紙を当該駆動ローラとの間に挟圧して
搬送する圧接ローラよりなる搬送機構と、この搬送機構
の駆動ローラに連結したパルスモータと、このパルスモ
ータに駆動パルス信号を供給するパルスモータ制御機構
と、前記搬送機構の圧接ローラの回転軸に設けた当該回
転軸の回転量を検出するエンコーダとを設けてなり、前
記パルスモータ制御機構は、前記エンコーダよりの回転
量信号が設定されたレベルに到達するまで前記パルスモ
ータに駆動パルス信号を供給するものであることを特徴
とする写真焼付け装置。