JPS6351717B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6351717B2
JPS6351717B2 JP57096673A JP9667382A JPS6351717B2 JP S6351717 B2 JPS6351717 B2 JP S6351717B2 JP 57096673 A JP57096673 A JP 57096673A JP 9667382 A JP9667382 A JP 9667382A JP S6351717 B2 JPS6351717 B2 JP S6351717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sewing
buttonhole
adjustment
stitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57096673A
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English (en)
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JPS58212487A (ja
Inventor
Yoshimi Asai
Michitaka Takiguchi
Fujio Horie
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP57096673A priority Critical patent/JPS58212487A/ja
Priority to US06/494,682 priority patent/US4502401A/en
Priority to AU14641/83A priority patent/AU560843B2/en
Priority to GB08313747A priority patent/GB2123177B/en
Priority to DE19833320109 priority patent/DE3320109A1/de
Publication of JPS58212487A publication Critical patent/JPS58212487A/ja
Publication of JPS6351717B2 publication Critical patent/JPS6351717B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/06Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は、ボタンホール縫い可能なミシンに関
し、特に、鳩目ボタン穴を形成するための鳩目ボ
タンホール縫い、眠りボタン穴を形成するための
眠りボタンホール縫い等の環状縫製部を有するボ
タンホール縫いに於いて、そのボタンホール縫い
の大きさの変更に拘らずボタンホール縫いの美観
を好適に保持するボタンホール縫い可能なミシン
に関するものである。 従来技術 環状縫製部を含む予め定められたボタンホール
縫いを実行するために、各縫目の形成位置を指示
するための針位置信号及び送り信号をミシン動作
に関連して発生する信号発生回路を備え、その両
信号に従つて自動的に針の横方向揺動位置及び送
り調節器の送り調節位置を夫々制御する自動作動
状態と、前記両信号の少なくとも一方の大きさを
任意の大きさに調節する信号調節回路から出力さ
れる信号に従つて前記横方向揺動位置及び送り調
節位置を夫々制御する手動作動状態とを有し、作
業者操作手段の操作に従つて両作動状態のいずれ
か一方の作動状態に選択的に設定されるボタンホ
ール縫い可能なミシンが提供されている。このミ
シンは作業者操作手段の操作によつて手動作動状
態とされた場合、ボタンホール縫いにおける針揺
動量及び加工布送り量を所望の大きさに調節し得
る特徴があり、環状縫製部とそれに連続した縁か
がり部とが大きさにおいてバランスのとれた美し
い形状となるように予め定められたボタンホール
縫いパターンを自動作動状態において形成し得、
そして加工布の厚さ及びその種類の変更に応じて
縫糸の太さを変化させた時に生ずる糸詰り等の問
題を防止するために手動作動状態において調節さ
れた針揺動量及び加工布送り量でもつてボタンホ
ール縫いパターンを形成し得る。 しかしながら、加工布送り量を調節した場合、
縁かがり部の加工布送り方向の大きさはボタンの
大きさによつて決定されるが、環状縫製部の加工
布送り方向の大きさは調節された送り量に応じて
変化するため、環状縫製部と縁かがり部との大き
さのバランスが崩れてボタンホール縫いパターン
の形状が見苦しくなることがあつた。また、針揺
動量を調節した場合、その調節量は針の最大揺動
量に制限されて環状縫製部の形状が扁平になる場
合があるため、ボタンホール縫いパターンの美観
が損われ、縫製品の品質が影響される恐れがある
欠点があつた。また、ボタンホール縫いの幅方向
(針揺動方向)の大きさが小さく調節される場合
には、その環状部分の内周部の径もともに小さく
されるため、ボタン欠の形成時に縫糸が切断され
易くなる等の不都合があつた。 目 的 本発明は、以上の事情を背景として為されたも
のであり、その目的とするところは、ボタンホー
ル縫いの大きさの調節操作に拘らずボタンホール
縫いの美観が損われることがないボタンホール縫
い可能なミシンを提供することにある。 解決手段 斯る目的を達成するため、本発明の要旨とする
ところは、ボタンホール縫い可能なミシンがその
手動作動状態に設定されている間、ボタンホール
縫いの環状縫製部における各縫目の形成位置に対
応する針位置信号及び送り信号の中の少なくとも
送り信号に対する調節を禁止するために、信号発
生回路からの信号の発生に関連して信号調節回路
の動作を制御する調節制御回路を設けたことにあ
る。 効 果 この様にすれば、調節制御回路が信号発生回路
からの信号の発生に関連して信号調節回路の動作
を制御し、ボタンホール縫いの環状縫製部を形成
するための針位置信号及び送り信号中の少なくと
も送り信号に対する調節操作が禁止される。この
為、針の揺動量及び加工布の送り量の調節操作に
拘らずボタンホール縫いの環状縫製部と縁かがり
部との大きさのバランスが一定に保たれるため、
ボタンホール縫いパターン全体の形状が崩れるこ
とが防止され、縫製品質が損われることが全く解
消されるのである。 実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。 第1図に於いて、ミシンのベツド部10には脚
柱部12が立設されており、水平なアーム部14
がその脚柱部12によつて片持状に支持されてい
る。アーム部14の先端には、頭部16が形成さ
れ、その頭部16の下部には図示しないミシン主
軸に同期して上下方向に駆動されるとともに、後
述の針揺動アクチユエータ18によつて横方向に
揺動駆動される針20が備えられている。針20
が落下する近傍のベツド部10上面には、後述の
送りアクチユエータ22によつて加工布の送り方
向及び送り量が決定される送り歯24が備えら
れ、それ等針20及び送り歯24の協働によつて
ボタンホール縫い等の所望の縫目模様が加工布上
に形成されるようになつている。 アーム部14の前面には、模様選択押釦26
と、選択される模様を表す複数の模様記号28が
形成された表示板30と、模様記号28に夫々対
応して配設されて選択された模様記号28を点灯
によつて示す複数のLEDから成る模様表示器3
2とが設けられている。そして、脚柱部12の前
面には、縫目模様の横方向の大きさを調節する針
揺動調節つまみ34、及び加工布の送り方向の大
きさを調節する送り調節つまみ36が設けられて
おり、それ等の下側には針揺動調節つまみ34及
び送り調節つまみ36の操作を有効とする手動作
動状態と予め記憶されたデータに従つて自動的に
所定の大きさで縫目模様を形成する自動作動状態
とに切り換えるための作業者操作手段である針揺
動手動自動押釦38及び送り用手動自動押釦40
と、それ等の手動作動状態をそれぞれ点灯表示す
るためのLED39および41とが設けられてい
る。尚、頭部16の下部前面には、押圧操作毎に
ミシンの始動停止を指令するスタートストツプ押
釦42が設けられている。また、頭部16内に
は、ボタンホール縫い用の布押えの加工布ととも
に移動する部分と針20との相対位置変化を検出
するためのレバーおよびリミツトスイツチ等から
構成されて、針20がボタンホール縫いの手前側
(作業者側)端部に位置したとき前端信号FRを発
生し、針20がボタンホール縫いの加工布送り方
向側(非作業者側)端部に位置したとき後端信号
REを発生する後述の布押え位置検知装置43が
設けられている。 第2図は、以上のミシンに備えられた制御回路
を示すブロツク線図であり、カウンタ44は、電
源の投入とともに供給される電源投入信号SPに
よつて計数内容がクリヤされるとともに、模様選
択押釦26の押圧操作によつて閉成されるスイツ
チ46から供給される選択操作信号SSを計数し、
その計数内容であつて選択された模様を表す模様
信号SMを、模様表示器32に供給した選択され
た模様を点灯表示させるとともに、先頭アドレス
メモリ48及びボタンホール判別回路50に供給
する。鳩目ボタンホール縫いまたは眠りボタンホ
ール縫いが選択されていない場合には、ボタンホ
ール判別回路50からは判別信号SHが出力され
ないので、マルチプレクサ52のポートP1が選
択され、模様信号SMに対応した先頭アドレス
が、先頭アドレスメモリ48からマルチプレクサ
52を介して信号発生回路としてのデータ発生装
置54に供給される。 データ発生装置54はプログラムカウンタ、
ROM等から成る良く知られたものであり、その
ROMには、選択された縫目模様を形成するため
にその縫目模様に対応した複数群の縫目データ群
と、鳩目ボタンホール縫いおよび眠りボタンホー
ル縫いを形成するための第1表および第2表に示
される縫目データ群とが予め記憶されている。
尚、針位置信号SB及び送り信号SFはそれぞれ8
ビツトから構成されるが第1表および第2表には
16進数で表示されている。 タイミングパルス発生器56は、スタートスト
ツプ押釦42の操作によつて回転駆動される図示
しないミシン主軸の特定回転位置を検知してタイ
ミング信号TPを出力するものであり、データ発
生装置54は、ミシン主軸に同期したタイミング
信号TPに同期して、縫目形成位置を特定する針
位置信号SB及び送り信号SFから成る縫目デー
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 タを順次発生するとともに、縫目模様の大きさを
調節するために縫目形成位置毎に調節操作を許容
する針揺動調節許可信号BA及び送り調節許可信
号FAを発生する。針位置信号SB及び送り信号
SFは、夫々D/Aコンバータ58,60、及び
アナログスイツチ62,64を介して針揺動位置
制御回路66及び送り調節位置制御回路68に供
給される。この結果、針揺動位置制御回路66及
び送り調節位置制御回路68は、夫々針揺動アク
チユエータ18及び送りアクチユエータ22に駆
動電力を供給し、針位置信号SBが表す揺動位置
に針20を位置決めするとともに、送り信号SF
が表す加工布の送り方向及び送り量が得られるよ
うに送り調節器を位置決めする。 この様な位置決めは、タイミング信号TPに同
期して為されるので、各縫目が逐次形成され、模
様選択押釦26によつて選択された縫目模様が加
工布上に形成される。尚、以上の状態におけるア
ナログスイツチ62,64は自動作動状態に切り
換えられているので、縫目模様の大きさはデータ
発生装置54に予め記憶されている一連の針位置
信号SB及び送り信号SFによつて自動的に決定さ
れる。第2図のアナログスイツチ62,64はこ
の状態を示す。 縫目模様の大きさを調節操作する場合には、作
業者操作手段である針揺動手動自動押釦38及び
送り用手動自動押釦40を適宜操作することによ
つて、縫目模様の針揺動方向及び加工布送り方向
毎に為される。即ち、例えば針揺動手動自動押釦
38の押圧操作によつて閉成されるスイツチ70
からの針揺動手動指令信号BMが、調節制御回路
であるマニユアルコントローラ72に供給される
と、針揺動方向の手動作動状態を表すLED39
を点灯させるための点灯信号BLが、LED39,
41を含むマニユアル作動表示器76に供給され
る。同時に、マニユアルコントローラ72に於い
ては、既に針揺動調節許可信号BA及び送り用調
節許可信号FAがボタンホール縫い以外の場合に
は縫目データとともに常時供給されているので、
針揺動調節許可信号BAと針揺動手動指令信号
BMとの論理積によつて発生する針揺動手動切換
信号BMSをアナログスイツチ62に供給し、ア
ナログスイツチ62を手動作動状態に切り換え
る。この為、D/Aコンバータ58によつてアナ
ログ(電圧)信号に切り換えられた針位置信号
SBは、信号調節回路であるポテンシヨメータ7
8を介して針揺動位置制御回路66に供給され
る。ポテンシヨメータ78は針揺動調節つまみ3
4によつて操作されるように構成されているの
で、針揺動調節つまみ34を操作することによつ
て模様の針揺動方向の大きさが所望の寸法に調節
されるのである。同様に、送り用手動自動押釦4
0の押圧操作によつて閉成されるスイツチ80が
閉成されると、送り用手動指令信号FMがマニユ
アルコントローラ72に供給されて、点灯信号
FLがマニユアル作動表示器76のLED41を点
灯させる。そして、送り用調節許可信号FAと送
り用手動指令信号FMとの論理積によつて発生す
る送り用手動切換信号FMSがアナログスイツチ
64に供給され、アナログスイツチ64が手動作
動状態に切り換えられる。この為、D/Aコンバ
ータ60からのアナログ信号に変換された送り信
号SFは、ポテンシヨメータ82を介して送り調
節位置制御回路68に供給される。この結果、ポ
テンシヨメータ82は送り調節つまみ36によつ
て操作されるように構成されているので、送り調
節つまみ36の操作によつて縫目模様の送り方向
の大きさが所望の寸法に調節されるのである。 模様選択押釦26によつて選択された縫目模様
が、鳩目ボタンホール縫いまたは眠りボタンホー
ル縫いの何れかである場合には、ボタンホール判
別回路50から判別信号SHがワンシヨツトマル
チ回路84を介してカウンタ86に供給され、選
択されたボタンホール縫いに対応する先頭アドレ
スメモリ48からの先頭アドレスをカウンタ86
にロードさせる。同時に、判別信号SHがマルチ
プレクサ52にも供給されて、マルチプレクサ5
2に入力ポートP2を選択させる。この為、カウ
ンタ86の計数内容はボタンホール先頭アドレス
メモリ88に供給され、ボタンホール先頭アドレ
スメモリ88からは、ボタンホール縫いの各縫製
部分を形成するための先頭アドレスのうちの最初
の先頭アドレス信号がマルチプレクサ52を介し
てデータ発生装置54に供給される。 ここで、鳩目ボタンホール縫いまたは眠りボタ
ンホール縫いは、一連の複数の縫製部分から構成
されるので、判別信号SHによつて作動が許可さ
れ且つモータ駆動制御回路92からのミシンモー
タ90の作動を示すモータ作動信号SDによつて
シーケンスの開始が許可されるボタンホールプロ
グラムコントローラ96は、タイミング信号TP
を計数するカウンタ等を備え、その計数値と布押
え検知装置43からの前端信号FRおよび後端信
号REとに基づいてシーケンス信号SKをカウンタ
86に供給し、そのカウンタ86の計数内容を順
次増加させることによつて、各縫製部分を縫製す
る縫目データを発生させるための先頭アドレス
を、ボタンホール先頭アドレスメモリ88からデ
ータ発生装置54に供給させるとともに、そのデ
ータ発生装置54からボタンホール縫いの各縫製
製部分を形成するための縫目データを順次出力さ
せる。 例えば、模様選択押釦26によつて鳩目ボタン
ホール縫いが選択されたとすると、鳩目ボタンホ
ール縫いの為の先頭アドレスがカウンタ86にロ
ードされるとともに、鳩目ボタンホール縫いを構
成する各縫製部分の先頭アドレスの最初のもの
が、マルチプレクサ52を介してボタンホール先
頭アドレスメモリ88からデータ発生装置54に
供給される。この状態に於いては、針20の位置
は鳩目ボタンホール縫いのパターンに対して前端
(手前側)に位置し、前端信号FRが発生してい
る。 スタートストツプ押釦42が操作されてモータ
駆動制御回路92から駆動電力がミシンモータ9
0に供給され、ミシンモータ90が回転すると、
第1表の縫目データNo.0がデータ発生装置54か
ら出力され、第3図のNo.0に示される縫目が先ず
形成される。その後、ボタンホールプログラムコ
ントローラ96からシーケンス信号SKがカウン
タ86に供給され、次の先頭アドレスがボタンホ
ール先頭アドレスメモリ88からデータ発生装置
54に供給される。この為、第1表の縫目データ
No.1がデータ発生装置54から次の先頭アドレス
が供給されるまで連続的に出力されて、第3図の
縫目No.1以後の左側直線縫部98が形成される。
針20が、鳩目ボタンホール縫いの環状縫製部の
中心を通り且つ鳩目ボタンホール縫いの長手方向
に対して直角な直線に到達すると、布押え位置検
知装置43から後端信号REが出力され、ボタン
ホールプログラムコントローラ96からシーケン
ス信号SKがカウンタ86に供給される。このた
め、次の縫製部即ち左側環状縫製部100を形成
するための先頭アドレスが、ボタンホール先頭ア
ドレスメモリ88からデータ発生装置54に供給
されて、第1表の縫目データNo.2以後がタイミン
グ信号TPに同期して順次データ発生装置54か
ら出力され、左側環状縫製部100が形成され始
めるのである。ボタンホールプログラムコントロ
ーラ96はタイミング信号TPを計数し、計数値
が予め定められた数値(20)になると新たなシー
ケンス信号SKをカウンタ86に供給して、新た
な先頭アドレスをデータ発生装置54に供給させ
る。即ち、計数値20が計数される迄は、第1表
の縫目データNo.2からNo.21迄順次データ発生装置
54から出力され、第3図の左側環状縫製部10
0が形成されるのである。新たな先頭アドレスが
データ発生装置54に供給されると、データ発生
装置54からは、第1表の縫目データNo.22及びNo.
23が、前端信号FRが発生する迄交互に出力され
る。この結果、No.22及びNo.23の縫目データによつ
て第3図の左側縁かがり部102が形成されるの
である。 前端信号FRがボタンホールプログラムコント
ローラ96に供給されると、再びシーケンス信号
SKがカウンタ86に供給されて、新たな先頭ア
ドレスがボタンホール先頭アドレスメモリ88か
らデータ発生装置54に供給される。この為、第
1表の縫目データNo.24が出力され、第3図のNo.24
の縫目が形成される。その後前述と同様に、ボタ
ンホールプログラムコントローラ96からのシー
ケンス信号SKによつて次の先頭アドレスがボタ
ンホール先頭アドレスメモリ88からデータ発生
装置54に供給される。この為、第1表の縫目デ
ータNo.25が、後端信号RHが発生する迄連続的に
発生させられ、左側直線縫部98と同様に右側直
線縫部104が形成される。後端信号REが発生
すると、新たな先頭アドレスがデータ発生装置5
4に供給され、第1表のNo.26以降の縫目データが
順次発生させられて、右側環状縫製部106が左
側環状縫製部100と同様に形成される。ボタン
ホールプログラムコントローラ96に於いて一定
の計数(20)が満了すると、新たなシーケンス信
号SKがカウンタ86に供給され、縫目データNo.
46及びNo.47が前端信号FRが発生する迄交互に発
生させられて、右側縁かがり部108が形成され
る。前端信号FRが発生すると、縫目データNo.48
乃至No.53が順次発生させられて、前閂止部110
が形成される。そして、ボタンホールプログラム
コントローラ96に於いて、前閂止部110の縫
目数(6)が計数されると、シーケンス信号SKが出
力されて、次の先頭アドレスがデータ発生装置5
4に供給され、縫目データNo.54乃至No.56がデータ
発生装置54から発生させられるとともに止縫部
112が形成される。そして、ボタンホールプロ
グラムコントローラ96に於いて、止縫部112
の縫目数(3)が計数されると、停止信号STがボタ
ンホールプログラムコントローラ96からモータ
駆動制御回路92に供給されて、ミシンモータ9
0が自動的に停止させられる。このようにして、
第3図の鳩目ボタンホール縫いが形成されるので
ある。 模様選択押釦26によつて眠りボタンホール縫
いが選択された場合においても、第4図の眠りボ
タンホール縫いが同様に形成される。即ち、、最
初の先頭アドレスがデータ発生装置54に供給さ
れることによつて、第2表の縫目データのNo.0が
発生し、第4図の縫目No.0が形成される。その
後、縫目データのNo.1が発生し、後端信号REが
発生する迄その縫目データNo.1、タイミング信号
TPに同期して出力されることによつて、左側直
線縫部98が形成される。その後、所定の計数値
(15)がボタンホールプログラムコントローラ9
6に於いて計数される迄、縫目データNo.2乃至No.
16が順次発生し、左側環状縫製部100が形成
される。その計数値(15)が計数されると、縫目
データNo.17及びNo.18が前端信号FRが発生する迄
順次繰り返し発生し、左側縁かがり部102が形
成される。そして、前端信号FRが発生すると、
縫目データNo.19が発生し、その後に、縫目データ
No.20が後端信号REが発生する迄連続的に発生し
て、右側直線縫部104が形成される。次に、所
定の計数値(15)がボタンホールプログラムコン
トローラ96に於いて計数される迄、縫目データ
No.21乃至No.35が順次発生することによつて、左側
環状縫製部106が形成され、その計数値(15)
が満了した後は、前端信号FRが発生する迄縫目
データNo.36及びNo.37が交互に発生させられて、右
側縁かがり部108が形成され、その後前端信号
FRが発生すると、所定の計数値(6)が計数される
まで縫目データNo.38乃至No.43が順次発生して、前
閂止部110が形成され、その後所定の計数値(3)
が計数される迄縫目データNo.44乃至No.46が発生し
て、止縫部112が形成されると同時に、ミシン
モータ90が自動的に停止させられる。 ここで、第1表及び第2表に示されるように、
縫目データには夫々1ビツトから成る針揺動調節
許可信号BA、及び送り用調節許可信号FAが含
まれており、ボタンホール縫いの環状縫製部10
0,106に於ける各縫目の形成位置に対応し
て、少なくとも送り方向に対する手動調節が禁止
されるようになつている。即ち、第1表及び第2
表の針揺動調節許可信号BA及び送り用調節許可
信号FAに於いて、0は調節の禁止を、1は調節
の許可を表している。マニユアルコントローラ7
2に於いては、針揺動調節許可信号BAと横手動
指令信号BMとの論理積によつて針揺動手動切換
信号BMSが発生し、また送り用調節許可信号FA
と送り用手動指令信号FMとの論理積によつて送
り用手動切換信号FMSが発生するように構成さ
れているので、アナログスイツチ62及び64
は、針揺動手動自動押釦38及び送り用手動自動
押釦40が操作されて、マニユアル作動表示器7
6に於いてマニユアル作動が点灯表示されている
状態にあつても、針揺動調節許可信号BA及び送
り用調節許可信号FAに従つて、縫目毎に切り換
え作動させられるのである。 例えば、第3図の鳩目ボタンホール縫いに於い
ては、針20の揺動方向(横方向)の手動調節が
全て許可されておらず、布送り方向の手動調節は
環状縫製部100,106に関連しない縫目デー
タ(No.0,No.1,No.22乃至No.25,No.46乃至No.56)
のみに限つて許可される。このため、環状縫製部
100,106の各縫目に対応した送り信号SF
のみならず針位置信号SBに対する調節が禁止さ
れるので、針揺動調節つまみ34および送り調節
つまみ36の操作に拘らず、鳩目ボタンホール縫
いの環状縫製部100,106の形状が円形に維
持され、その環状縫製部100,106の形状が
くずれて美観が損われることが全く解消されるの
である。 また、眠りボタンホール縫いにおいても、第2
表から明らかなように、環状縫製部100,10
6を構成する縫目データ(No.4乃至No.15、および
No.23乃至No.35)のうち、その外周円を構成する縫
目データの送り信号SFに対する調節が禁止され
るとともに、その内周円を構成する縫目データの
針位置信号SBおよび送り信号SFに対する調節が
禁止されている。このため、針揺動調節つまみ3
4および送り調節つまみ36の操作に拘らず、眠
りボタンホール縫いの環状縫製部100,106
の形状が美しく維持され、形状の崩れに起因して
美観が損われることがないのである。 また、環状縫製部100,106の内方(内
周)に位置する縫目データおよび左右縁かがり部
102,108の内側に位置する縫目データの針
位置信号SBに対する調節が禁止されているので、
針揺動調節つまみ34の操作に拘らずボタン穴を
形成するためのスペースが確保され、ボタン穴を
裁断する時に縫糸を切断してしまう恐れが解消さ
れるのである。尚、第3図および第4図の縫目位
置に記入された番号(No.)はその縫目を形成する
ための縫目データの番号である。 以上、本発明の一実施例を示す図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様に於いても適
用される。 例えば、前述の実施例に於いて、針揺動調節許
可信号BA及び送り用調節許可信号FAは、縫目
データと一体的に設けられて縫目データとともに
発生するようにされているが、縫製開始からの縫
目数に対応させて所定の縫目数に於いて発生する
ようにしても良いのである。 また、前述の実施例に於いて、ミシンモータ9
0を停止させるための停止信号STは、止縫部1
12を形成するための計数値が満了した時に発生
するように構成されているが、データ発生装置5
4内に予め記憶された止縫部112を形成するた
めの、一連の縫目データの終了時に発生する縫目
データの終端コード信号によつて発生させるよう
にしても良いのである。 更に、第2図の制御回路に於いて、破線で囲ま
れた部分の一部または全部は、所謂マイクロコン
ピユータによつて構成され得ることは言うまでも
ない。 尚、上述したのはあくまでも本発明の一実施例
であり、本発明はその精神を逸脱しない範囲にお
いて種々変更され得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すボタンホー
ル縫い可能なミシンの斜視図、第2図は第1図の
ミシンの制御回路を示すブロツク線図であり、第
3図及び第4図は、第1図のミシンによつて縫製
される鳩目ボタンホール縫いおよび眠りボタンホ
ール縫いの一例をそれぞれ示す図である。 {38……針揺動手動自動押釦、40……送り
用手動自動押釦}(作業者操作手段)、54……デ
ータ発生装置(信号発生回路)、72……マニユ
アルコントローラ(調節制御回路)、78,82
……ポテンシヨメータ(信号調節回路)、{100
……左側環状縫製部、106……右側環状縫製
部}(環状縫製部)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 環状縫製部を含む予め定められたボタンホー
    ル縫いを実行するために、各縫目の形成位置を指
    示するための針位置信号及び送り信号をミシン動
    作に関連して発生する信号発生回路を備え、該針
    位置信号及び送り信号に従つて自動的に針の横方
    向揺動位置及び送り調節器の送り調節位置を夫々
    制御する自動作動状態と、前記針位置信号及び送
    り信号の少なくとも一方の大きさを任意の大きさ
    に調節する信号調節回路から出力される信号に従
    つて前記横方向揺動位置及び送り調節位置を夫々
    制御する手動作動状態とを有し、作業者操作手段
    の操作に従つて該自動作動状態及び手動作動状態
    のいずれか一方の作動状態に選択的に設定される
    ミシンに於いて、 該ミシンが前記手動作動状態に設定されている
    間、前記ボタンホール縫いの環状縫製部における
    各縫目の形成位置に対応する前記針位置信号及び
    送り信号中の少なくとも送り信号に対する調節を
    禁止するために、前記信号発生回路からの信号の
    発生に関連して前記信号調節回路の動作を制御す
    る調節制御回路を設けたことを特徴とするボタン
    ホール縫い可能なミシン。 2 鳩目ボタン穴を形成するためのボタンホール
    縫いに於いて、該ボタンホール縫いの環状縫製部
    を構成する各縫目に対応した前記針位置信号に対
    する調節を禁止するように、前記調節制御回路が
    前記信号調節回路の動作を制御する特許請求の範
    囲第1項記載のボタンホール縫い可能なミシン。 3 眠りボタン穴を形成するためのボタンホール
    縫いに於いて、該ボタンホール縫いの環状縫製部
    の内方に位置する各縫目に対応した前記針位置信
    号に対する調節を禁止するように、前記調節制御
    回路が前記信号調節回路の動作を制御する特許請
    求の範囲第1項記載のボタンホール縫い可能なミ
    シン。
JP57096673A 1982-06-04 1982-06-04 ボタンホ−ル縫い可能なミシン Granted JPS58212487A (ja)

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