JPS6350771Y2 - - Google Patents

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JPS6350771Y2
JPS6350771Y2 JP9852182U JP9852182U JPS6350771Y2 JP S6350771 Y2 JPS6350771 Y2 JP S6350771Y2 JP 9852182 U JP9852182 U JP 9852182U JP 9852182 U JP9852182 U JP 9852182U JP S6350771 Y2 JPS6350771 Y2 JP S6350771Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は接点構造、更に詳しくは、一つの可動
接点板に他の可動接点板を結合してもとの可動接
点板の動作によつて各可動接点板に対応する二つ
の接点を同時に開閉する形式の接点構造に関する
ものである。
一般に、この種の二つの接点を同時に開閉する
接点構造は、例えば第1図に示すように、漏電ブ
レーカに採用され、第1可動接点板1の第1可動
接点2とこれに対応する第1固定接点3とで、入
力端子10より出力端子11に至る主電路を開閉
する第1接点が構成され、第1可動接点板1に一
端を固定した第2可動接点板4の第2可動接点5
とこれに対応する第2固定接点6とで、零相変流
器51から漏電検出時に送り出される出力を増幅
する増幅器52及びこの増幅器52の出力を受け
て上記の第1接点を開く電磁石装置40とへ電源
を供給する幅電路の開閉を行う第2接点が構成さ
れ、この二つの接点構造によつて、入力端子10
に負荷を、出力端子11に電源を接続した正規と
逆の接続で使用された場合で漏電が発生した時
に、第1接点が開かれるにもかかわらず、電磁石
装置40及び増幅器52に電流が流れ続け、増幅
器52を構成する部品が耐量不足のために破壊さ
れるのを防止するようになつている。しかしなが
ら、このような形式の漏電ブレーカに採用される
従来の接点構造では、第2図に示すように、第2
可動接点板4が第1可動接点板1の巾寸法内に収
まる形で第1可動接点板1に重ねて取付けられ、
第2固定接点6も第1可動接点板1の巾寸法内に
収まるように第2可動接点5の下方に配置されて
おり、従つて、電磁石装置40及び増幅器52と
の電気接続を行うリード線9を第2固定接点6に
接続する場合、リード線9との結合部分を器台1
2の上面がわに設けようとしてリード線9を接続
する端子部が第1可動接点板1の巾方向にはみ出
ると、このはみ出した端子部は、接点部を構成す
る部分として規格上認められなくなり、その結
果、接点部に要求される絶縁距離より厳格な規定
がこの充電部露出形となる端子部に適用されるこ
ととなり、それ故、この端子部を器台12の上面
がわに配置したのでは、漏電ブレーカを小型化す
る上で、他の充電部品との間の絶縁距離が充分に
とれず、このため、従来は同図に示すように、こ
の端子部8を器台12の裏面がわに設け、器台1
2上面がわに配置される電磁石装置40に一端を
接続するリード線9の他端を器台12裏面がわで
第2固定接点6の端子部8に接続していたが、リ
ード線9を器台12の裏面に廻すことは漏電ブレ
ーカを組み立てる上の作業性を低下させるという
問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、主な目的とするところは、第2固定接点への
リード線の接続部となる端子部を規格上接点部と
して認められる構造とし、接点部に要求される絶
縁距離に関する規格をこの端子部に適用して、第
1接点及びこれと同時に開閉する第2接点より成
るこの接点構造を採用する漏電ブレーカのような
電気機器をコンパクトに仕上げながらも、機器の
組み立て性が向上する接点構造を提供することで
ある。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る接点構造は、第3図乃至第5図
に示すように、一端を固定端とする第1可動接点
板1と、この第1可動接点板1の他端の自由端に
設けた第1可動接点2との間で第1接点を構成す
る第1固定接点3と、上記第1可動接点板1に一
端を固定した第2可動接点板4と、この第2可動
接点板4の自由端に設けた第2可動接点5との間
で第2接点を構成する第2固定接点6を有する端
子台7とより成り、第1可動接点板1の長手方向
における成分と第2可動接点板4の長手方向にお
ける成分とが斜交する形で第2可動接点板4の一
端が第1可動接点板1に固定されて第2可動接点
板4の自由端部が第1可動接点板11の巾方向の
一端縁よりはみ出し、このはみ出した部分に対応
して第1可動接点板1と第2可動接点板4とに跨
る位置に第1可動接点板1の巾方向に沿つて第1
可動接点板1の巾よりも広巾となつた拡張巾成分
Wが第1可動接点板1と第2可動接点板4とで形
成され、この拡張巾成分Wのうち第1可動接点板
1の巾方向に沿つた第2可動接点板4の巾成分
W1に対応する巾で上記の端子台7における第2
固定接点6が形成され、拡張巾成分Wの残りの巾
成分W2に対応する巾でリード線9が接続される
端子部8が端子台7に形成されたことを特徴とす
るものである。本実施例ではこの接点構造を漏電
ブレーカに適用した例を示し、上記第1接点で入
力端子10に接続される電源と出力端子11に接
続される負荷とを結ぶ主電路を開閉し、上記第2
接点で零相変流器51から漏電検出時に送り出さ
れる出力を増幅する増幅器52及び増幅器52か
らの出力を受けて第1接点を開く電磁石装置40
とへ電源を供給する副電路の開閉を行う。この漏
電ブレーカは共に合成樹脂で成形された器台12
と蓋13とより成る器体に数々の部品を組み付け
て構成され、器台12の左右両端部に夫々入力端
子10と出力端子11とが配置される。上記の第
1固定接点3は入力端子10を構成する端子板1
4の一端に形成され、この端子板14は鋲15に
よつて器台12に固定される。この第1固定接点
3に対応する第1可動接点2を一端に有する第1
可動接点板1は細長状に成形され、他端をビス1
6によつてバイメタル17と共に器台12に固定
される。バイメタル17は偏組線18を介して出
力端子11に接続され、入力端子10から出力端
子11に至る主電路がこれらの部材によつて構成
されるものであつて、この主電路を一極とする二
極構造に漏電ブレーカが形成される。上記第2可
動接点板4は一方の第1可動接点板1に結合され
て一方の極に第2接点が設けられる。この第2可
動接点板4は第1可動接点板1と略同巾の細長状
のものが用いられ、一端を第1可動接点2と共に
第1可動接点板1の自由端部に固定し、第1可動
接点板1の下面がわで巾方向にはみ出る自由端部
を略L字状に折り曲げて第2可動接点5を形成し
ている。この第2可動接点5とで第2接点を構成
する第2固定接点6は、第3図に示すように、L
形された端子台7の一部に形成される。この端子
台7は器台12に鋲などで取着される横片7aの
一側縁より一部を残して上記の第2固定接点5と
なる縦片が延出する形状に成形され、この縦片の
幅が第4図に示すように、上記の拡張巾成分Wの
うちの第2可動接点板2が占めて巾成分W1に設
定され、残りの成分W2に対応する横片7aをリ
ード線9が接続される端子部8としている。この
リード線9は第2固定接点5と後述する電磁石装
置40におけるコイル42の一端を接続するもの
であつて、スポツト溶接によつて端子部8に固着
される。入力端子10と出力端子11との間に
は、上記の各第1可動接点板1を駆動させて第1
接点及び第2接点を開閉する開閉機構20、漏電
時に上記開閉機構20を作動させて各接点を開く
電磁石装置40及び漏電を検知する零相変流器5
1と漏電時にこの零相変流器51からの出力を増
幅して上記電磁石装置40を作動させる増幅器5
2とより成る漏電検出ブロツク50とが設けられ
る。開閉機構20は、第9図と第13図及び第1
4図に示すように、支軸21で支持された起倒型
のハンドル22、ハンドル22の復帰用ばね2
3、揺動板24、可動枠25、引外し板26、ハ
ンドル22と揺動板24とを連結するコ字型のリ
ンク27、引外し板26の復帰用ばね28、及び
上記支軸21と引外し板26の下端に挿通されて
引外し板26を回動自在とする軸29とを支持す
る枠体30で構成され、揺動板24に挿通された
リンク27が枠体30に設けた長溝31に摺動自
在となつており、また揺動板24の一端が係止自
在となつている受段32が引外し板26に設けら
れている。
電磁石装置40は、第7図に示すように、ヨー
ク41、コイル42を巻装したコイル枠43、コ
イル枠43内に軸方向に沿つて配置した固定鉄芯
44と復帰ばね45及び可動鉄芯46とを貫通し
て一端が可動鉄芯46に固着され他端がコイル枠
43の外方で上記の引外し板26に対向する作動
板47とから構成される。コイル42の一端は上
記第2固定接点6へリード線9を介して接続され
ると共に、コイル42の他端は増幅器52を介し
て上記第2固定接点6とは反対側の極へ第1可動
接点板1と出力端子11との間で接続されてコイ
ル42に電源が供給され、漏電時にコイル42に
電流が流れると、可動鉄芯46が固定鉄芯44が
わへ復帰ばね45に抗して吸引されて作動板47
を動かし、開閉機構20により閉状態にある第1
接点及び第2接点を開く。
検出ブロツク50は、第7図及び第15図に示
すように、環状鉄芯54とこれに巻回したコイル
55とで形成され各極における上記偏組線18が
挿通される零相変流器51と、各偏組線18に流
れる電流が不平衝となる。すなわち、漏洩電流が
流れると零相変流器51のコイル55に発生する
2次出力を増幅する増幅器52と、零相変流器5
1及び増幅器52を収容するボツクス53とから
構成され、更にボツクス53上面には試験電流限
流用の抵抗器56及び可動接触板57が備えられ
る。この可動接触板57は蓋13に取付けたテス
ト釦58によつて駆動されて上記抵抗器56に電
流を流す。この抵抗器56は一端が上記零相変流
器51を通すリード線59を介して主電路に接続
されており、テスト釦58を押すことにより、零
相変流器51に不平衝電流を発生させて上記検出
ブロツク50の動作試験が行なわれる。
以下に上記構造の漏電ブレーカの動作を説明す
る。蓋13上面に突出するハンドル22を上方に
起こせば、長溝31内を摺動するリンク27を介
して一端が受段32に係止されている揺動板24
がその他端で可動枠25を押圧し、第10図に示
すように、可動枠25が両極の各第1可動接点板
11を押圧して各第1可動接点2と各第1固定接
点3とが接触すると同時に第2可動接点5が第2
固定接点と接触して第1接点及び第2接点が閉
じ、支軸21とリンク27の両端部との位置関係
でこの状態が維持される。一方、この閉極状態に
おいて漏電が発生すれば、零相変流器51が不平
衝電流を検出し増幅器52で増幅される2次出力
が電磁石装置40のコイル42に流れこれによつ
て駆動される作動板47が引外し板26の自由端
部を叩く。この結果、揺動板24の一端が引外し
板26の受段32から外れて第9図に示すよう
に、可動枠25が揺動板24による押圧から解放
され、各第1可動接点板4が自己のばね復元力に
よつて、第8図に示すように、元の位置に復帰
し、各第1接点及び第2接点が同時に開かれる。
また、閉極状態において過電流が流れた場合には
バイメタル17が自己発熱によつて湾曲すること
により引外し板26を動かして同様に閉極がなさ
れる。
本考案にあつては、以上のように、第1可動接
点板に一端を固定する第2可動接点板の自由端部
が第1可動接点板の巾方向にはみ出し、この第1
可動接点板と第2可動接点板として跨る部分に第
1可動接点板の巾よりも広巾の拡張巾成分を作り
出し、この拡張巾成分のうち第2可動接点板が占
める巾成分に対応する巾で第2可動接点との間で
第2接点を構成する第2固定接点を形成すると共
に、拡張巾成分のうち残りの巾成分に対応する巾
で第2固定接点に電線接続されるリード線の結合
部となる端子部を形成しているため、端子部が上
記拡張巾成分内に収まり、端子部及び第2固定接
点より成る端子台全体を規格上接点部とみなすこ
とができ、従つて端子部には接点部以外の充電部
としての絶縁距離に関する規定が適用されず、端
子部を第2固定接点と同じ側で他の電気部品と近
接させて、例えば上述の実施例の漏電ブレーカの
器台上へ配置でき、従来のように端子部のみを器
台の裏面がわに位置させる必要がなくなり、器台
上面がわの電気部品とこの端子部とのリード線に
よる結合が容易に行なえ、この接点構成を採用す
る機器をコンパクトに組み立てることができると
共に組み立て性をも向上させることができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の接点構造を採用した漏電ブレー
カの一例を示す縦断面図、第2図は同上の接点構
造を示す上面図、第3図は本考案に係る接点構造
を示す斜視図、第4図は同上の上面図、第5図は
同上の正面図、第6図は同上の接点構造が適用さ
れる漏電ブレーカを示す一部省略平面図、第7図
は第6図中のA−A線断面図、第8図は同上の開
極時における内部構造を示す第6図中のB−B線
に対応する断面図、第9図は同上の開極時におけ
る内部構造を示す第6図中のC−C線に対応する
断面図、第10図は同上の閉極時における内部構
造を示す第6図中のB−B線に対応する断面図、
第11図は同上の閉極時における内部構造を示す
第6図中のC−C線に対応する断面図、第12図
は同上の一部省略斜視図、第13図は同上に用い
る開閉機構を示す斜視図、第14図は同上の開閉
機構を示す分解斜視図、第15図は同上に用いる
検出ブロツクを示す斜視図であり、1は第1可動
接点板、2は第1可動接点、3は第1固定接点、
4は第2可動接点板、5は第2可動接点、6は第
2固定接点、7は端子台、8は端子部、9はリー
ド線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を固定端とする第1可動接点板と、この第
    1可動接点板の他端の自由端に設けた第1可動接
    点との間で第1接点を構成する第1固定接点と、
    上記第1可動接点板に一端を固定した第2可動接
    点板と、この第2可動接点板の自由端に設けた第
    2可動接点との間で第2接点を構成する第2固定
    接点を有する端子台とより成り、第1可動接点板
    の長手方向における成分と第2可動接点板の長手
    方向における成分とが斜交する形で第2可動接点
    板の一端が第1可動接点板に固定されて第2可動
    接点板の自由端部が第1可動接点板の巾方向の一
    端縁よりはみ出し、このはみ出した部分に対応し
    て第1可動接点板と第2可動接点板とに跨る位置
    に第1可動接点板の巾方向に沿つて第1可動接点
    板の巾よりも広巾となつた拡張巾成分が第1可動
    接点板と第2可動接点板とで形成され、この拡張
    巾成分のうち第1可動接点板の巾方向に沿つた第
    2可動接点板の巾成分に対応する巾で上記の端子
    台における第2固定接点が形成され、拡張巾成分
    の残りの巾成分に対応する巾でリード線が接続さ
    れる端子部が端子台に形成された接点構造。
JP9852182U 1982-06-30 1982-06-30 接点構造 Granted JPS593456U (ja)

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JPS593456U JPS593456U (ja) 1984-01-10
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