JPS6350519Y2 - - Google Patents

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JPS6350519Y2
JPS6350519Y2 JP7389581U JP7389581U JPS6350519Y2 JP S6350519 Y2 JPS6350519 Y2 JP S6350519Y2 JP 7389581 U JP7389581 U JP 7389581U JP 7389581 U JP7389581 U JP 7389581U JP S6350519 Y2 JPS6350519 Y2 JP S6350519Y2
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JP
Japan
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valve body
water supply
hole
mounting hole
recess
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JP7389581U
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JPS57186751U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関における給排水弁の構造の
改良に関するものである。
従来より、内燃機関において、エンジン本体内
部の冷却水通路あるいはラジエータには、上端に
冷却水を注入する給水口があり、下端に冷却水を
排出するためのドレンコツクが設けられている
が、給水時にエンジン本体内部あるいはラジエー
タ内の流水路において、空気と給水との入れかわ
りが不充分となつて、空気が流水路内に残留しや
すいという欠点があつた。
上記欠点を解消するものとして、従来、第3図
に示すように、本体a(エンジン本体あるいはラ
ジエータ等)の下端部に、流水路bに開口する弁
体取付孔cおよび該弁体取付孔cに対向する流水
路内壁に凹部を形成してテーパ状の弁座dを形成
し、中心に給排水通路となる貫通孔eを有すると
ともに外周にねじ部fを有する弁体gを上記弁体
取付孔cに螺合し、該弁体gを弛めた状態で弁体
gの貫通孔eより給排水を行う一方、弁体gの先
端部に形成したテーパ状のシール部hを前記弁座
dに離接せしめて貫通孔eすなわち給排水通路を
開閉するようにした構造が提案されている。
上記構造においては、弁体gを外すことなく給
水および排水が行える利点を有するが、水漏れが
発生しやすい不具合を有する。
すなわち、本体aが鋳物製品により形成されて
いる場合に、その鋳造時に鋳巣などの欠陥を生じ
やすく、前記弁座dの部分に鋳巣などが発生して
いる場合には、弁体gを弁座dに圧接しても密閉
が不完全となるものであり、また弁体gのシール
部h、ねじ部f、および弁座dの加工精度を良好
に維持しなければ、同様に確実なシール性を得る
ことができないという問題がある。
さらに、第3図の構造では、弁体gの外周にシ
ールリングsを装着して、この弁体gの外周ねじ
部fを通る水漏れをシールする必要があるが、こ
のシールリングsを装着する作業等が煩雑である
とともに、シールリングsの破損によるトラブル
等を生起し、コスト面でも不利となる。
本考案はかかる点に鑑み、弁体の先端面をシー
ル部とする一方、弁体取付部の弁体取付孔と対向
する流水路内壁に形成した凹部に弾性ブツシユを
嵌着し、該弾性ブツシユには上記凹部への嵌着時
に挿入具が挿入される保持孔が設けられており、
弁体のシール部をこの弾性ブツシユに離接して結
排水通路の開閉を行うようにするとともに、弁体
の外面にテーパ部を形成する一方、弁体取付孔の
外端内周にコーナ部を設け、弁体のテーパ部をこ
のコーナ部に圧接して弁体外周のシールを行うよ
うにした内燃機関における給排水弁の構造を提供
し、前記従来の問題点を解決することを目的とす
るものである。
以下、本考案の構成の実施例につき図面に基づ
いて説明する。
第1図および第2図において、1は弁体、2は
流水路3を有する本体(エンジン本体もしくはラ
ジエータ等)、4は該本体2に形成された弁体取
付部である。
上記本体1は、中心に給排水通路5となる貫通
孔6を有する管状体であつて、先端面がシール部
7に形成されるとともに、外周にはねじ部8、六
角形状の締付部9および給水ホースを接続する連
結部10が順次設けられ、上記締付部9の前面に
円すい斜面状のテーパ部11が一体に形成されて
いる。
一方、本体2の弁体取付部4において、12は
本体2に開設され内端が前記流水路3に連通開口
する弁体取付孔、13は該弁体取付孔12の外端
内周に形成され前記弁体1のテーパ部11と密着
するコーナ部、14は弁体取付孔12内周に形成
され弁体1のねじ部8と螺合するねじ部である。
また、15は弁体取付孔12の内側開口と対向し
て流水路3の内壁に形成された凹部、16は該凹
部15に嵌着された弾性ブツシユである。。該弾
性ブツシユ16は、ゴム、プラスチツクス、コル
ク等の弾性体にて成型され、前面外周には前記弁
体1の前端シール部7と密着可能なシール面17
を有し、前面中央には上記凹部への嵌着時に挿入
具が挿入される保持孔18が形成されてなり、こ
の弾性ブツシユ16は該保持孔に棒状の挿入具の
先端が挿入保持されて外方より弁体取付孔12を
通して凹部15に圧入嵌着される。
前記弁体1は本体2の弁体取付孔12に螺合さ
れ、先端シール部7を弾性ブツシユ16のシール
面17に離接せしめて、貫通孔6すなわち給排水
通路5の開閉が行われるとともに、弁体1のテー
パ部11をコーナ部13に圧接させて弁体1外周
のシールが行われる。
つまり、排水時には、弁体1のシール部7が弾
性ブツシユ16におよびテーパ部11がコーナ部
13にそれぞれ圧接した状態(第1図参照)か
ら、弁体1を後退せしめてシール部7を弾性ブツ
シユ16より離隔した状態(第2図参照)とし、
弁体1の貫通孔6すなわち給排水通路5を通して
流水路3の水を排出する。
一方、給水時には、第2図の如く弁体1を後退
させた状態で該弁体1に給水ホースを接続し、加
圧状態の水を給排水通路5を介して流水路3に送
給し、給水完了後、再び第1図の如く弁体1を前
進させて、シール部7を弾性ブツシユ16におよ
びテーパ部11をコーナ部13にそれぞれ圧接せ
しめるものである。尚、給、排水時には、本体2
上部のエア抜き孔を開放して行う。
また、弁体1を弁体取付孔12との螺合によつ
て前進させたとき、テーパ部11がコーナ部13
に圧接してシール状態となつたときには、既にシ
ール部7と弾性ブツシユ16とは圧接状態にあつ
て上記保持孔が弾性ブツシユの変形の逃げとなつ
て変形量を増大させてシールが完了しているよう
に、各部の寸法を設計しておくものである。
従つて、以上の如き本考案によれば、弁体取付
部の凹部に嵌着した弾性ブツシユと弁体の先端シ
ール部との離接により給排水通路を開閉するよう
にしたため、本体に鋳巣等の欠陥があつてもこれ
によつて給排水弁の開閉シール性が損なわれるこ
とはなく、水漏れが発生することはない。また、
弁体のシール部の加工精度に誤差があつても、あ
るいは、弾性ブツシユのシール面が摩耗しても、
上記保持孔が弾性ブツシユ変形時の逃げとなつて
変形量を増大させることが可能となり上記加工誤
差等が吸収でき、シール性そのものの性能には差
が発生せず、製品管理が容易となると同時に、上
記弾性ブツシユを凹部へ嵌着する際、挿入具を保
持孔へ挿入保持して行われるため圧入嵌着が容易
であり本体の弁体取付部の加工も要求精度の低下
に伴つて容易である。
さらに、上記弾性ブツシユの採用に伴い、弁体
に設けたテーパ部と弁体取付孔のコーナ部との圧
接により弁体外周のシールを行うようにしたため
に、従来装着していたシールリングを不必要とし
てコストの低減を図るとともに、シールリングの
破損によるトラブル等の発生もなくなり、弁体の
組付作業も容易となるなど、実用上種々の優れた
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施態様を例示
し、第1図は給排水通路を閉じた状態を示す断面
図、第2図は給排水通路を開いた状態を示す断面
図、第3図は従来の給排水弁の構造を示す断面図
である。 1……弁体、2……本体、3……流水路、4…
…弁体取付部、5……給排水通路、6……貫通
孔、7……シール部、8……ねじ部、9……締付
部、10……連結部、11……テーパ部、12…
…弁体取付孔、13……コーナ部、14……ねじ
部、15……凹部、16……弾性ブツシユ、17
……シール面、18……保持孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体は中心に給排水通路となる貫通孔を有する
    とともに外周にねじ部およびテーパ部を有し、先
    端面にシール部が形成された管状体であり、本体
    側弁体取付部は、内端が流水路に開口し外端内周
    に前記弁体のテーパ部と密着するコーナ部を有す
    る弁体取付孔が形成され、該弁体取付孔と対向す
    る流水路内壁に凹部が形成されるとともに、該凹
    部に弁体のシール部と密着するシール面を有する
    と共に上記凹部への嵌着時に挿入具が挿入される
    保持孔が設けられた弾性ブツシユが嵌着されてお
    り、前記弁体が弁体取付孔に螺合されてシール部
    を弾性ブツシユに離接すると共にテーパ部をコー
    ナ部に圧接することを特徴とする内燃機関におけ
    る給排水弁の構造。
JP7389581U 1981-05-20 1981-05-20 Expired JPS6350519Y2 (ja)

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JP7389581U JPS6350519Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JP7389581U JPS6350519Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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JPS57186751U JPS57186751U (ja) 1982-11-26
JPS6350519Y2 true JPS6350519Y2 (ja) 1988-12-26

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ID=29869666

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JP7389581U Expired JPS6350519Y2 (ja) 1981-05-20 1981-05-20

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BRPI0914708A2 (pt) * 2008-06-30 2015-10-20 Fisher Controls Int válvula de controle universal, sistema de válvula de controle universal e método de construir uma válvula de controle.

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JPS57186751U (ja) 1982-11-26

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