JPS6350250A - コレクトコ−ルの自動化設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この発明は、コレクトコールの自動化設備に関し、特に
発信側電話機と受信側電話機との間でいわゆるコレクト
コールを行なう場合に必要な処理を自動化するための設
備に関する。

［従来の技術］ 従来、コレクトコール（料金受信人払いの通話）の処理
方法としては、まず発信者が電話局へコレクトコールの
申し込みを行ない、これに応じて交換台のオペレータが
相手局へ電話をかけ、相手局の了承を得て電話回線を接
続するようにしていた。

第６図は上記のような従来のコレクトコール処理方式を
説明するための図である。以下、第６図に示された動作
ステップに沿って、従来のコレクトコール処理方式をよ
り詳細に説明する。

ステップＳに発信者は電話局を呼出し、オペレータに対
してコレクトコールの要求と相手先電話番号１氏名等を
告げる。応じて、オペレータは相手先へ電話する。

ステップＳ２：相手先すなわち受信者が電話に出ると、
オペレータは受信者にコレクトコールの要求があること
を告げ、応答するかどうかを確認する。

ステップＳｌ受信者が了解すると、オペレータは発信者
に対し相手が了解したことを告げ、電話回線を接続する
。

ステップＳ４二発信者と受信者との間で通話が行なわれ
る。

ステップＳ５：通話が終了して受話器が０Ｎ−ＨＯＯＫ
されると、電話回線が切り離される。

ステップＳ６：電話局は受信者に対し電話料金の請求を
行なう。

ステップＳ７：受信者は電話料金を払い込む。

［発明が解決しようとする間層点コ 上記のように従来はオペレータがコレクトコールの処理
を行なうようにしているため、電話局ではコレクトコー
ル要求に備え、常時多数のオペレータを待機させておか
なければならないという問題点があった。

また、従来のコレクトコール処理方式では、どのような
場合にも受信者の了解を得てからコレクトコールへ切換
えるようにしている。しかし、外出先から自宅へまたは
自社へ電話をかける場合のように、受信者の了解を必要
としない場合もある。

従来方式ではこのような場合にも受信者の了解を得るよ
うにしているので、そのための作業に時間がかかり、急
用であるにもかかわらず通話が、なかなか行なえないと
いう問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、オペレータを一切必要とせず、自動的にコレ
クトコールの処理が行なえるとともに、受信者の了解を
得ることなく速やかにコレクトコールへの切換えが行な
えるようなコレクトコールの自動化設備を提供すること
を目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係るコレクトコールの自動化設備は、発信側
電話機に、相手先の電話番号を送信するための電話番号
送信手段と、暗証番号情報を送信するための暗証番号情
報送信手段とを設け、交換機に、各電話機の電話番号別
に暗証番号を記憶する暗証番号記憶手段と、送信側電話
機から送出された相手先電話番号を検出するための相手
ダイヤル検出手段と、送信側電話機から送出された暗証
番号情報を検出するための暗証番号情報検出手段と、検
出された暗証番号情報が暗証番号記憶手段中の対応の暗
証番号と一致するか否かを判定する一致判定手段と、少
なくとも一致判定手段で一致判定が行なわれたことを条
件として受信者側の料金メータを起動する料金メータ起
動手段とを設けるようにしたものである。

［作用］ この発明においては、発信側電話機から交換機へ相手先
の電話番号と暗証番号情報とが送信されると、交換機で
は受信した暗証番号情報が予め暗証番号記憶手段に記憶
されている対応の暗証番号と一致するか否かを判定し、
一致判定が行なわれたことを最低条件として、受信者側
の料金メータを起動するようにしている。

［実施例〕 第１図、第２図および第３図は、それぞれ、この発明の
一実施例を構成する交換機（電話局に設けられている）
２発信側型話機および受信側電話機を示す概略ブロック
図である。また、第４図はこの発明の一実施例のシステ
ム構成を示す図である。

第４図に示すごとく、発信側電話機１と受信側電話機２
との間の通話は、発信者側電話局の交換機３および受信
者側電話局の交換機４を介して行なわれる。これら発信
側電話機１．交換機３．交換機４および受信側電話機２
間は、それぞれ電話回線によって接続されている。また
、受信者側電話局の交換機４には、暗証番号記憶装置５
が接続される。この暗証番号記憶装置５には、受信者側
電話局に加入している各電話機の電話番号別に暗証番号
が記憶されている。

次に、第２図を参照して、発信側電話機の構成を説明す
る。受話器６およびブツシュダイヤル７は、スイッチ９
を介して電話回線と接続される。

呼出ブザー８は、電話回線と直接接続される。スイッチ
９の開閉は、回線接続制御回路１０によって行なわれる
。この回線接続制御回路１０には、受話器６がフックか
ら外されたことを検出する０ＦＦ−ＨＯＯＫ検出回路１
１と、コインの投入を検出するコイン検出回路１２と、
テレホンカードの挿入を検出するカード検出回路１３と
が接続される。また、回線接続制御回路１０には、信号
判別回路１４が接続される。この信号判別回路１４は、
電話回線を介して交換機４から送られてくるコレクトコ
ール切換信号を判別するための回路である。

次に、第３図を参照して、受信側電話機の構成を説明す
る。この受信側電話機は、受話器１５と、ブツシュダイ
ヤル１６と、呼出ブザー１７とを含む。ブツシュダイヤ
ル１Ｇはスイッチ１８を介して電話回線と接続される。

このスイッチ１８は、受話器１５を載置するフック１９
に連動して開閉される。呼出ブザー１７は、電話回線と
直接接続される。

次に、第１図を参照して、受信者側電話局に設けられる
交換ｍ４の構成について説明する。発信者側電話局を介
して発信側電話機１とつながる電話回線には、ダイヤル
信号検出回路２０が接続される。このダイヤル信号検出
回路２０は、相手ダイヤル検出回路２０ａと、コレクト
コール要求検出回路２０ｂと、暗証番号検出回路２０ｃ
とを含む。これら相手ダイヤル検出回路２０ａ、コレク
トコール要求検出回路２０ｂおよび暗証番号検出回路２
０Ｃは、それぞれ、発信側電話機１から送られくる相手
先の電話番号、コレクトコール要求番号および暗証番号
を検出するための回路である。

なお、相手先の電話番号、コレクトコール要求番号およ
び暗証番号は、いずれもダイヤル信号として送られてく
るのである。相手ダイヤル検出回路２０ａの出力は、暗
証番号記憶装置５および呼出制御回路２１に与えられる
。暗証番号記憶装置５には、前述したごとく、受信側電
話局に加入する各電話機の電話番号別に暗証番号が記憶
されている。この暗証番号記憶装置５の読出出力は、暗
証番号−数構出回路２２の一方入力に与えられる。

暗証番号−数構出回路２２の他方入力には、暗証番号検
出回路２０ｃの出力が与えられる。暗証番号−数構出回
路２２は、暗証番号検出回路２０ｃにおいて検出された
暗証番号と、暗証番号記憶装置５から読出された暗証番
号とが一致するか否かを判定するための回路であり、そ
の出力は受信者側メータ起動回路２３に与えられる。こ
の受信者側メータ起動回路２３は、受信者側の料金メー
タを起動させるための回路である。一方、呼出制御回路
２１は、受信者側電話局２に呼出信号を送信するための
回路である。この呼出信号に受信者が応答したことを検
出するために応答検出回路２４が設けられる。この応答
検出回路２４の出力は、受信者側メータ起動回路２３に
与えられる。さらに、受信者側メータ起動回路２３には
、コレクトコール要求検出回路２０ｂの検出出力も与え
られる。また、受信者側メータ起動回路２３は、コレク
トコール切換信号発生回路２５と接続される。

このコレクトコール切換信号発生回路２５は、発信側電
話機１に対してコレクトコール切換信号を送出するため
の回路である。発信側電話＠１の電話回線と受信側電話
機２の電話回線との間には回線接続スイッチ２６が介挿
される。この回線接続スイッチ２６の開閉は、ダイヤル
信号検出回路２０によって制御される。

次に、」−記実施例の動作を説明する。まず、発信側電
話機１において、発信者は受話器６を上げることにより
、０ＦＦ−ＨＯＯＫ検出回路１１が０ＦＦ−ＨＯＯＫ信
号を出力する。また、コインまたはカードを挿入するこ
とにより、コイン検出回路１２またはカード検出回路１
３は、コイン検出信号またはカード検出信号を出力する
。回線接続制御回路１０に０ＦＦ−ＨＯＯＫ信号と、コ
インまたはカード検出信号とが入力されると、この回線
接続制御回路１０はスイッチ９を閉成させ、電話回線を
発信側電話機１に接続する。次に、発信者はブッシニダ
イヤル２を操作し、相手先を呼出す。このとき、発信者
がコレクトコールを希望するならば、第５図に示すごと
く、相手側電話番号に加えて、コレクトコール要求番号
と、暗証番号とをダイヤルする。コレクトコール要求番
号は、交換機にコレクトコール要求を示すために定めら
れた特定番号である。暗証番号は、受信者と電話局との
間で予め取り決められている各電話機に固有の番号であ
る。

相手側電話番号をダイヤルすることにより、受信者の加
入する電話局まで電話回線が接続され、その交換機４に
おける相手ダイヤル検出回路２０ａが発信側電話機１か
ら送られてくる相手側電話番号のダイヤル信号を検出す
る。応じて、相手ダイヤル検出回路２０ａは、呼出制御
回路２１を起動して呼出信号を受信側電話機に送出させ
る。また、相手ダイヤル検出回路２０ａは、検出したＩ
ｔ］手側型側電話番号応する暗証番号を暗証番号記憶装
置５から読出し、暗証番号−数構出回路２２に与えてお
く。さらに、相手ダイヤル検出回路２０ａは、回線接続
スイッチ２６を閉成し、発信側と受信側で通話が可能な
状態にしておく。次に、コレクトコール要求検出回路２
０ｂがコレクトコール要求番号を検出すると、受信者側
メータ起動回路２３をスタンバイ状態にしておく。続い
て、暗証番号検出回路２０ｃが暗証番号を検出すると、
その検出した暗証番号を暗証番号−数構出回路２２に与
える。暗証番号−数構出回路２２は暗証番号記憶装置５
から読出された暗証番号と暗証番号検出回路２．Ｏｃで
検出された暗証番号とが一致するか否かを判別し、一致
を検出した場合は一致検出信号を受信者側メータ起動回
路２３に与える。

これによって、受信者側メータ起動回路２３は起動可能
状態となる。

一方、受信側電話機２では、交換機４における呼出制御
回路２１から送られてくる呼出信号によって、呼出ブザ
ー１７から呼出音が発生される。

この呼出音に応答して受信者が受話器１５を上げると、
スイッチ１８が閉成されて電話回線が接続される。

一方、交換機４では、受信者が応答したことを応答検出
回路２４が検出し、応じて、応答検出回路２４は受信者
側メータ起動回路２３を起動する。

これによって、受信者側料金メータが起動される。

この起動に応答して、受信者側メータ起動回路２３はコ
レクトコール切換信号発生回路２５を起動し、コレクト
コール切換信号を発信側電話機１へ送出させる。

発信側電話機１では、交換機４から送られてくるコレク
トコール切換信号を信号判別回路１４が検出し、その検
出信号を回線接続制御回路１０に与える。応じて、回線
接続制御回路１０は、コイン検出回路１２またはカード
検出回路１３からの信号に関係なく、電話回線を接続状
態に保持する。

このとき、回線接続制御回路１０は、コイン検出回路１
２に含まれる時間監視回路またはカード検出回路１３に
含まれる時間監視回路を停止させ、通話終了後に残りコ
インを返却する。なお、発信側電話機１で起動時に使用
したコインは通話終了後返却することも可能であるし、
また最功のコイン分の時間が経過した時点でコレクトコ
ールへ切換えることも可能である。

一方、交換機４の暗証番号−数構出回路２２において暗
証番号の一致が検出されない場合は、受信者側メータ起
動回路２３へ一致検出信号が与えられないので、受信者
側メータ起動回路２３は応答検出回路２４から起動信号
が与えられても起動しない。すなわち、この場合コレク
トコールへの切換えは行なわれず、通常の発信人払いの
通話が行なわれる。したがって、発信側電話機１におい
て投入されたコインに対する時間もしくは挿入されたテ
レホンカードに残存している時間が経過すれば、電話回
線が切り離される。これによって、他人が無断でコレク
トコールを使用することが防止できる。

なお、上記実施例では、発信者がコレクトコールの要求
を行なう場合、相手側電話番号に加えてコレクトコール
要求番号と暗証番号とをダイヤルしなければならないが
、相手側電話番号に加えて暗証番号だけをダイヤルする
ことによりコレクトコールの自動処理を行なうようにシ
ステムを構成することも極めて容易な改変により実現す
ることができる。

また、上記実施例では、発信側電話機１および受信側電
話機２のいずれもブツシュダイヤル式の電話機として説
明したが、いずれか一方または両方をいわゆる回転ダイ
ヤル式の電話機として構成することももちろん可能であ
る。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、オペレータを介在さ
せることなく、コレクトコールへの切換処理を自動的に
行なうことができる。したがって、電話局では、多数の
オペレータを待機させておく必要がなくなり、従来、コ
レクトコールの処理のために要していた労力および人件
費を大幅に節減することができる。

また、この発明では、発信者の了解を得る作業が省略で
きるので、コレクトコールへの切換が極めて迅速に行な
える。

さらに、この発明では、発信側電話機から送出された暗
証番号が、受信側電話機に対して予め定められた暗証番
号と一致した場合のみコレクトコールへの切換処理を行
なうようにしているので、他人によって不所望にコレク
トコールが利用されることを防止でき、受信者が損害を
被るのを未然に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および第３図は、それぞれ、この発明の
一実施例を（ｈ成する交換機１発信側型話機および受信
側電話機を示す概略ブロック図である。 第４図はこの発明の一実施例のシステム構成を示す図で
ある。 第５図は発信者がコレクトコールの要求を行なう場合の
ダイヤル構成を示す図である。 第６図は従来のコレクトコール処理方式を説明するため
のフローチャートである。 図において、１は発信側電話機、２は受信側電話機、３
は発信者側電話局の交換機、４は受信者側電話局の交換
機、５は暗証番号記憶装置、６および１５は受話器、７
および１６はブツシュダイヤル、９および１８はスイッ
チ、１０は回線接続制御回路、１１は０ＦＦ−ＨＯＯＫ
検出回路、１２はコイン検出回路、１３はカード検出回
路、１４は信号判別回路、２０ａは相手ダイヤル検出回
路、２０ｂはコレクトコール要求検出回路、２０Ｃは暗
証番号検出回路、２１は呼出制御回路、２２は暗証番号
−数構出回路、２３は受信者側メータ起動回路、２４は
応答検出回路、２５はコレクトコール切換信号発生回路
、２６は回線接続スイッチを示す。 め１図 受信側を休へ 捲２図　　　　　　　　　　″

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話局の交換機を介して発信側電話機と受信側電話機と
   の間で通話を行なう場合において、コレクトコールに要
   する処理を自動化するための設備であって、 前記発信側電話機は、 相手先の電話番号を送信するための電話番号送信手段と
   、 暗証番号情報を送信するための暗証番号情報送信手段と
   を含み、 前記交換機は、 各電話機の電話番号別に暗証番号を記憶する暗証番号記
   憶手段と、 前記送信側電話機から送出された相手先の電話番号を検
   出するための相手ダイヤル検出手段と、前記送信側電話
   機から送出された暗証番号情報を検出するための暗証番
   号情報検出手段と、前記暗証番号情報検出手段によって
   検出された暗証番号情報と、前記暗証番号記憶手段に記
   憶された暗証番号の中で前記相手ダイヤル検出手段によ
   って検出された相手先の電話番号に対応する暗証番号と
   が一致するか否かを判定する一致判定手段と、 少なくとも、前記一致判定手段の一致判定出力が得られ
   たことを条件として、受信者側の料金メータを起動する
   ための料金メータ起動手段とを含む、コレクトコールの
   自動化設備。 （２）前記発信側電話機はさらに、コレクトコール要求
   信号を送信するためのコレクトコール要求信号送信手段
   を含み、 前記交換機は、さらに、前記送信側電話機から送出され
   た前記コレクトコール要求信号を検出するコレクトコー
   ル要求信号検出手段を含み、前記料金メータ起動手段は
   、前記一致判定手段の一致判定出力が得られたことに加
   えて、前記コレクトコール要求信号検出手段の検出出力
   が得られたことを条件として前記受信側の料金メータを
   起動することを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載
   のコレクトコールの自動化設備。