JPS63501364A - S−アリ−ル−d−またはl−またはdl−システイニル、3−(アリ−ルチオ)乳酸または3−(アリ−ルチオ)アルキル基を含有する新規レニン阻害ポリペプチド同族体 - Google Patents

S−アリ−ル−d−またはl−またはdl−システイニル、3−(アリ−ルチオ)乳酸または3−(アリ−ルチオ)アルキル基を含有する新規レニン阻害ポリペプチド同族体

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JPS63501364A JP50583386A JP50583386A JPS63501364A JP S63501364 A JPS63501364 A JP S63501364A JP 50583386 A JP50583386 A JP 50583386A JP 50583386 A JP50583386 A JP 50583386A JP S63501364 A JPS63501364 A JP S63501364A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 S−アリール−D−またはL−またはDL−システイニル、3−(アリールチオ )乳酸または3−(アリールチオ)アルキル基を含有する新規レニン阻害ポリペ プチド同族体 記載 発明の背景 本発明は新規化合物を提供するものである。さらに詳しくは、本発明は新規なレ ニン−阻害ペプチド同族体を提供するものである。もつとも詳しくは、本発明は 8位にS−アリール−D−1L−またはDL−システイニル、3−(アリールチ オ)乳酸或いは3−(アリールチオ)アルキル基を有するレニン−阻害化合物( 以下のレニン基質に対照されるように)を提供するものである。ここで提供する レニン阻害剤は高血圧症の診断およびコントロールに有用である。
レニンはその基質(アンギオテンシlゲン)のあるペプチド結合を特異的に開裂 するエンドペプチダーゼであり、そのウマ基質におけるN−末端配列は、エル・ ティー・スケッグス(L、 T、 Skeggs ) ら、ジエー・エクスベリ メンタ/L/−メデイスン(J−Exper、 Med−) 106.439( 1957)により示されるごとく、例えば:レニン ↓ Asp−Arg−VaI−Tyr−11e−His−Pro−Phe−His− Leu−Leu−である。ヒトレニン基質は、最近、ディー・ニー・テラケスブ リー(D、A、 Tewkesbury )ら、バイオケミ力/L/ −バイオ フィジカル・リサーチ・コミュニイテ−(Biochem。
Biophys、 Res、 Comm、) 99.1311(1981)によ って発見されたように、異なった配列を有する。それは次のごとく表わされ得: レニン ↓ −VaI−11e−His−lB 矢印(↓)の左側に前記の式IA 中で示したような配列を有する。
レニンはアンギオテンシ/ゲンを開裂してアンギオテンシンエを生成し、該アン ギオテンシンIは昇圧活・注アンギオテンシン■に変換される。数多くのアンギ オテンシンエ変換酵素阻害剤が高血圧症の治療に有効であることが知られている 。レニンの阻害剤もまた、高血圧症の治療に有用である。
情報の開示 数多くのレニン−阻害ペプチドが開示されている。
例えば、米国特許第4424207号および欧州出願第45665号、第104 041号は、同配体結合を含有し、10.11位にジペプチド結合を有するある 種のペプチドを開示している。レニン阻害剤と言われる数多くのスタチン(5t atine )誘導体が開示されている(例えば、欧州出願第77028号、第 81783号および第114993号ならびに米国特許第4478826号、第 4470971号および第4479941号参照)。末端ジスルフィド環もまた 、レニン阻害ペプチド中に開示されている(例えば、米国特許第4477440 号および第4477441号参照)。レニン基質の10.11位での芳香族およ び脂肪族アミノ酸残基が米国特許第4478827号に開示されている。C−末 端アミド環が米国特許第4485099号に開示されている。ある種のテトラペ グチドが欧州出願第111266号および第77027号に開示されている。さ らに、欧州出願第118223号は、その10〜11のペプチド結合が1〜4個 の炭素原子または炭素−窒素鎖により置換された、ある種のレニン阻害ペプチド 同族体を開示している。加えて、ホラディ(Hot 1aday )らは[シン セシス・オブ・ハイドロキシエチレン・アンド・ケトメチレン・ジペプチド・ア インスタース(5ynthesis of Hydroxyethylene  and KetomethyleneDipeptide l5osteres  ) J、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letter s )、Vol、24、五41、pp、4401−4404において、前記の米 国特許第4424207号に開示された立体的に配位した「ケトメチレン」およ び「ヒドロキシエチレン」ジペプチド同族体の官能基を調製するための工程にお ける種々の中間体化合物を開示している。
その上に、欧州出願第45161号および第53017号はアンギオテンシン変 換酵素の阻害剤として有効なアミド誘導体を開示している。
発明の概要 本発明は特に、式x−A6−B7−c8−D9−E1o−Fi□−Gi2−Hi s−■14−Z・ 〔式中、Xは fbl炭素原子数1〜5のアルキル、 (g)R2H(R4)−(CH2)。−C(0)、(hl R5−502−(C H2)、−C(○)、H) R5−502−(CH2)、−0−C(0)−また は(jl R6−(CH2) 、 −CCO’) −iA6は無し或いは式XL 0、XL2またはxL3で示される2価の基、 B7は無しまたは式XL>で示される2価の基、C8は無し或いは式XL工また はxL2で示される2価の基、 D9は無し或いは式XL3またはXL2a で示される2価の基、 Elo−Fllは式xL6、xL6a、XL6b、XL6o、XL6.またはx L6e で示される2価の基、 来はRまたはS配置における不斉中心を示し;G12は無し或いは式XL4また はXL4a で示される2価の基、 R13は無しまたは式XL4で示される2価の基、’14は無しまたは式XL5 で示される2価の基、Zは fal−0−Rlo、 (bl−N(R4)R14または (cl炭素原子数4〜8の環状アミ/;Rは (clフェニルメチルまたは [d)炭素原子数3〜7のシクロアルキル;R工は fat水素、 fb)炭素原子数1〜5のアルキル fc)アリール、 (d)炭素原子数3〜7のシクロアルキル(e) −Het 。
ff)炭素原子数1〜3のアルコキシまたは(gl炭素原子数1〜3のアルキル チオ;R2は fa)水素または fbl −CH(R3) R4: R3は (cl 炭素原子数1〜5のアルキル、(d)炭素原子数3〜7のシクロアルキ ル、+gl炭素原子数1〜3のアルコキシまたは(hl炭素原子数1〜3のアル キルチオ;R4は各々同一または異なって、 (al水素または (b) 炭!原子数1〜5のアルキル;R5は (al炭素原子数1〜6のアルキル、 (bl炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(clアリール、 (d) −Net または (e)5−オキソ−2−ピロリジニル;R6は ta)−s−アリール、 fbl−S−C3−C7シクロアルキルまたはfcl −5−C1−C6アルキ ル; R7は (al水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキル、 (clヒドロキシ、 fdlアミノC1−C4アルキル、 telグアニジニルc1−C3アルキル、(it炭素原子数3〜7のシクロアル キルまたはfjl ア ミ / ; R8は (a)水素、 fbl炭素原子数1〜5のアルキル、 fed−Het、 [fl り7ニジニルC1−03アルキル+g+炭素原子数3〜7のシクロアル キルR9は (clアミノC1−C4アルキル−または(diグアニジニルC1−03アルキ ル;(b) 炭素原子数1〜5のアルキル tel炭Xi子数3〜7のシクロアルキル(fl医薬上許容されるカチオン、 (g)−(CHR25)−CH2−R工.または(h) −CH2− (CHR 工2)−R15 ’R11はーRまたはーR2; R12はー(CH2)n−R工3; [bl ア ミ / 、 fc)モ/−、ジーまたはトリーC1−03アルキルアミノ、 (dl −Het 。
(e)炭素原子数1〜5のアルキル、 (f)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(gl炭素原子数1〜5のアルケニ ル、(hl炭素原子数3〜7のシクロアルケニル、(ilヒドロキシ、 fj)炭素原子数1〜3のアルコキシ、fk+炭素原子数1〜3のアルカ/イロ キシ、+11メルカプト、 (ホ)炭素原子数1〜3のアルキルチオ、(pl −Co−0−CH2−(Ct −C3 ’7” ルキル) − N( CI C3 フルキル)2、 [Q) −Co−N R2。R26、 fr)炭素原子数4〜7の環状アミノ、(sl炭素原子数4〜7のシクロアルキ ルアミノ、(tlグアニジル、 [ulシア/、 MN−シアノグアニジル、 (幻(ヒドロキシC2−C4アルキル)アミノまたは(y)ジー(ヒドロキシC 2−04アルキル)アミ/逼(bl炭素原子数1〜10のアルキル、(el −  (CHR25) −CH2−R15、if) −CH2 − (CHR12) −R,5、(gl (ヒドロキシC1−08アルキル)または(h)(Cl−0 3アルコキシ)C1−08アルキル;fbl炭素原子数3〜7のシクロアルキル 、telモノ−、ジーまたはトリー01−C3アルキルアミノ、 ff)モノ−またはジー〔ヒドロキシC2−C4アルキル〕アミノ、 (hl炭素原子数1〜3のアルコキシ、(il炭素原子数1〜3のアルカノイロ キシ、(jlメルカプト、 (k+炭素原子数1〜3のアルキルチオ、+11炭素原子数1〜5のアルキル、 −炭素原子数4〜7の環状アミノ、 (nl炭素原子数4〜7のシクロアルキルアミ/、(o)炭素原子数1〜5のア ルケニロキシ、fpl 炭素原子数3〜7のシクロアルケニル;tc)モ/−ま たはジーC1−C3アルキルアミノ、(dlヒドロキシ、 (el炭素原子数3〜7のシクロアルキル、ffl炭素原子数4〜7の環状アミ /または(gl炭素原子数1〜3のアルカ/イロキシ、R□7は fa)−Het、 tbl炭素原子数1〜5のアルケニル、(C)炭素原子数3〜7のシクロアルケ ニル、(dl炭素原子数1〜3のアルコキシ、(e)メルカプト、 ffl炭素原子数1〜3のアルキルチオ、+gl −COOH。
fhl −Co−0−C1−C67ルキシ、fit−Co−0−CH2−(CI −C3アルキル) −N(C,−C3アルキル)2、 (jl−Co−NR22R26、 (k)トリー01−03アルキルアミノ、(nl N−シアノグアニジル、 (0)(ヒドロキシC2−C4アルキル)アミ/または(p)ジー(ヒドロキシ C2−04アルキル)アミノ;(b)モ/−またはジーC1−C5アルキルアミ ノまたはlcl炭素原子数4〜7の環状アミ/;R工。は (atアリール、 (c)トリーc1−C3アルキルアミ/、fdl炭素原子数3〜7のシクロアル キル、tel炭素原子数1〜5のアルケニル、(f)炭素原子数3〜゛7のシク ロアルケニル、(glヒドロキシ、 fhl炭素原子数1〜3のアルコキシ、fil 炭素W子数1〜3のアルカノイ ロキシ、fj)メルカプト、 +k)炭素原子数・1〜3のアルキルチオ、(1) −COOH。
&Tl)−Co−0−C1−C6アルキル、tn+−Co−0−CH2−(C1 −C37jl、キ/L、 ’) −N (C1−C5アルキル)2、 +01− CO−N R22R26、 (p)炭X原子数4〜7のシクロアルキルアミノ、(s) N−シアノグアニジ ル、 (tlシアlアミ/、 (U)(ヒドロキシC2−C4アルキル)アミ/、(V)ジー(ヒドロキシC2 −04アルキル)アミ/または (bl炭素原子数1〜5のアルキルまたは(c)アリール−C1−C5アルキル ;R2□は (at−NH2または (a)水素または (bl炭素原子数1〜3のアルキル; fc)アリールまたは (dl炭素原子数1〜3のアルキル; R24は fal−R1、 (bl−(CH2)n−OHまたは fcl −(CH2)n−NH2; R25は−(CH2)。−R工3; fbl炭素原子数1〜3のアルキルまたは(C)フェニル−C1−C3アルキル 漬iは1〜3; mは1または2; nは各々、独立してO〜5の整数; Qは fat −CH2−1 fb) −CH(OH)−1 fc)−〇−または fd)−3−iおよび Mは fat−Co−または (b) −CH2−i アリールは次の0〜3個によって置換されているフエニルまたはナフチルである : (a)炭素原子数1〜3のアルキル、 (blヒドロキシ、 fcl炭素原子数1〜3のアルコキシ。
げ)モ/−またはジーC1−C5アルキルアミノ、(ホ)炭素原子数1〜3のア ルキルチオ、(nl炭素原子数1〜3のアルキルスルフィニル、(o)炭素原子 数1〜3のアルキルスルホニル、fpl −N (R4) −C1−C3アルキ ルスルホニル、(sl−CNまたは (t)−CH2NH2; −Hetは窒素、酸素および硫黄からなる群より選ばれる1〜3個のへテロ原子 を含む5員または6員の飽和または不飽和環であり、いずれかのこれらの複素環 とベンゼン環が縮合したいずれもの二環式基を包含し、複素環基は次のうちの0 〜3個によって置換されている: (1)炭素原子数1〜6のアルキル、 (11)ヒドロキシ、 (i+1 トリフルオロメチル、 OVI炭素原子数1〜4のアルコキシ、fv’l17!J−ルc1−C4フル+ ル、Mll)アミ/および ■モノ−またはジーC1−C4アルキルアミ/;を意味する。ただし、 +11 A6、B7およびC8が無しの場合のみXはR6−(CH2) 1−C (0)−であり; (2)nが1でない場合のみR18またはR19はヒドロキシ、メルカプトまた はアミ/或いは窒素を介して結合するモノ置換型窒素含有基であり; (3)そのヘテロ原子が水素と結合しない場合のみR□2は−(CH2)、−R ,3であり且つnはOであり、R13およびR工、は両方とも、ヘテロ原子を介 して結合する酸素、窒素または硫黄含有置換基であり1 (4)R工3が第1級または第2級窒素含有基、ヒドロキシ基またはメルカプト 基でない場合或いは−N(R4)R,4のR4が水素でない場合にのみR25が −(CH2)。−R13でnがOであり; (5)そのnが0でない場合にのみR17またはR19は−C0OHであり; (6)その置換基のnが2〜5の整数である場合のみ、R工。またはR工、はア ミノ含有置換基、ヒドロキシ、メルカプトまたはへテロ原子を介して結合する一 Het であり;および (7)R工2が−(CH2)n−R工3であり且つnが0である場合、R工、お よびR工、は両方とも−COOHではない〕で示されるレニン阻害ペプチド或い はカルボキシ−、アミ/−もしくは他の反応性基保護形成いは医薬上許容される 酸付加塩を提供する。
これらの化合物は、ヒトレニン基質に関し、次のように示される: −His Pro Phe His Leu Val lie His−XA6 B7C8D9E10F11G12H13114Z・本発明はPhe8(アンギオ テンシノゲン番号付け)位の修飾を含むレニンのペプチド阻害剤を提供する。こ れらの修飾は、ヘテロ原子含有フラグメントの、Ph08位を占有する残基の側 鎖への挿入を伴う。これらの正常なPhe側鎖における変化は、該側鎖の全体の 長さおよび大きさに劇的な変化をもたらす。ヘテロ原子は側鎖元素の極性、角度 および水素結合性も変化させる。
さらに、対応するα−アミノ酸において、窒素を酸素に置換するというように骨 格を変化させても良い。これらの変化は、レニン阻害剤について化学的に新規で あることに加えて、キモトリプシンおよびエラスターゼの作用に結びつ(8〜9 位に対し、これらの酵素の活性中心ポケットへの延長した側鎖の適応性の欠乏に より安定性をも付与する。
医薬的に許容される酸付加塩の例は、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、ア スパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、亜硫酸水素塩、酪酸塩、 クエン酸塩、ショウ/つ酸塩、ショウ/ウスルホン酸塩、シクロペンタンプロピ オン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、フマル酸塩 、グルコヘプタン酸塩、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサ ン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルフ ォン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルフォン酸塩、2−ナフタレンスル フォン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、ペクチン酸塩、過硫 酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸 塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トシル塩およびウンデシレン酸塩 を含む。
種々の炭化水素含有基の炭素原子数は該基中の炭素原子の最小および最大の数を 接頭辞で指定することにより示され、すなわち、接頭辞(C1−Cj)は炭素原 子整数iないし整数j個の基を示す。例えば(Cニー04)アルキルは、1〜4 個の炭素原子のアルキル、またはメチル、エチル、プロピル、ブチルおよびその 異性体形を意味する。C4−C7環状アミノは、1つの窒素原子および4〜7つ の炭素原子を含有するモノ環状基を示す。
アルキル置換のシクロアルキルを含む炭素原子数3〜10のシクロアルキルの例 は、シクロプロピル、2−メチルシクロプロピル、2.2−ジメチルシクロプロ ピル、2.3−ジエチルシクロプロピル、2−ブチルシクロプロピル、シクロブ チル、2−メチルシクロブチル、3−プロピルシクロブチル、シクロペンチル、 2゜2−ジメチルシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ クチル、シクロノニル、シクロデシルおよびその異性体形である。
アリールノ例は、フェニル、ナフチル、(o−、m=、p−)トリル、(0−1 m−1p−)エチルフェニル、2−エチル−トリル、4−エチル−o−)!jル 、5−エチル−m−トリル、(0−1m−またはp−>プロピルフェニル、2− 7’口ピル−(o−1m−ttニーはp−)トリノペ 4−イソプロピル−2, 6−キシリ/L/。
3−プロピル−4−エチルフェニル、(2,3,4−12゜3.6−または2, 4.5−))リメチルフェニル、(0−1m−またはp−)フルオロフェニル、 (0−1m−またはp−トリフルオロメチル)フェニル、4−フルオロ−2,5 −キシリル、(2,4−12,5−12,6−53゜4−または3.5−)ジフ ルオロフェニル、(0−1m−またはp−)クロロフェニル、2−クロロ−p− トリル、(3−14−15−または6−)クロロ−〇−トリル、4−クロロ−2 −7”ロピルフェニル、2−1ンプロピル−4−クロロフェニル、4−10ロー 3−フルオロフェニル、(3−マt:ハ4− )クロロ−2−フルオロフェニル 、(o−、m−tたはp−) ト!7フルオローメチルフエニル、(0−1m− またはp−)エトキシフェニル、(4−または5−)クロロ−2−メトキシ−フ ェニルおよび2.4−ジクロロ−(5−2たは6−)メチルフェニルヲ含ム。
−Hetの例は、2−13−または4−ピリジル、イ1.2,4)−)リアゾリ ル、2−14−または5−ピリミジニル、2−または3−チェニル、ピペリジニ ル、ピリル、ピロリニル、ピロリジニル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリ ジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピラジニル、ピペラジニル、ピリ ダジニル、オキサシリル、オキサゾリジニル、インオキサシリル、インオキサゾ リジニル、モルホリニル、チアゾリル、チアゾリジニル、インチアゾリル、イン チアゾリジニル、キノリニル、インキ/リニル、ベンズイミダゾール、ベンゾチ アゾリル、ベンズオキサシリル、フリル、チェニルおよびベンゾチェニルを含む 。これらの基の各々は前記のごとく置換されていても良い。
有機化学の分野における当業者にとって一般的に明らかなように、ここで−He t として定義したベテロ環は酸素または硫黄を介して、或いは環の内部にあり 且つ二重結合の一部分である窒素を介して結合されない。
ハロハ、ハロゲン(フルオロ、クロロ、フロモマタはヨード)或いはトリフルオ ロメチルである。
医薬上許容されるカチオンの例は、薬理学的に許容される金属カチオン、アンモ ニウム、アミンカチオンまたは4価のアンモニウムカチオンを含む、特に好適な 金属カチオンは、アルカリ金属、例えばリチウム、ナトリウムおよびカリウム、 アルカリ土類金属、例えばマグネシウムおよびカルシウムから誘導されたもので あるが、他の金属のカチオン形、例えばアルミニウム、亜鉛および鉄もまた本発 明の範囲内である。薬理学的に許容できるアミンカチオンは第1、第2または第 3アミンから得られるものである。
ここにおける新規ペプチドは、天然および合成アミノ酸残基の両方を含む。これ らの残基は、他に表示しない限り、標準的なアミノ酸略記法を用いて示している (例えば、ロバーツ(Roberts )ら、ベーシック・プリンシプルズ・オ ブ・オーガニック・ケミストリー(Basic Pr1nciples of  Organic Chemistry )、pp、703−705にニーヨーク (New York ) 1965 )参照)。
本発明のレニン阻害化合物のすべては、ここで参考として引用した米国特許第4 424207号に開示されるように、通常の剤形で投与することができる。同様 に、米国特許第4424207号に開示される投与量は本発明の化合物に適用で きる例である。
好ましくは、本発明の投与は都合よく血圧に作用するためのレニン阻害をもたら すように、ヒトの治療のための経口投与用である。この目的のため、該化合物を 1投与当り0. I M9〜1000#/に9,1日に1〜4回投与する。他の 投与経路用に同等の投与量を使用できる。
正確な用量は、患者の年令、体重および健康状態、および投与の回数、経路に依 存する。このような変更は医者の技術範囲内であり、容易に決定し得る。
本発明の化合物は、公知の方法により遊離塩基から得られるもの、医薬上許容さ れる共役塩基を有する酸とのもの両方の医薬上許容される塩であっても良い。
本発明の化合物は、好ましくは医薬上許容される酸付加塩の形で経口投与する。
経口投与用の好適な医薬上許容される塩は、クエン酸塩およびアスパラギン酸塩 を含むが、本発明においては前記のものを含め、いずれもの医薬上許容される塩 が有用である。これらの塩は、水和物形であっても良い。
本発明の化合物を後記のチャートのごとく調製しかつ調製例および実施例に詳述 する。
以下の記載における構造については式の頁およびチャー1−A−E参照。式中す べての変数は注釈を除いて前記と同意義である。
一般的に、し二ン阻害ポリペプチドは、以下に記載する方法または公知の方法に 順位したポリマー補助または液相ペプチド合成法により調製することができる。
例えば、要すれば適宜の側鎖保護基を有するN“−1−ブチルオキシカルボニル (Boc)−置換アミノ酸誘導体のカルボキシル基を、塩化メチレンまたはジメ チルホルムアミド中、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)および1−ヒ ドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)のような通常のカップリング法を用い て、適宜の保護アミノ酸、ペプチドまたはポリマー結合ペプチドのアミ/官能基 と縮合させることができる。該新規の基をとりこむために用いる合成方法が、例 えば米国特許第4424207号;第4470971号;第4477440号; 第4477441号;第4478826号;第4478827号;第44799 41号および第448・5099号、および同時に係属する1985年7月9日 提出の出願第753198号に記載され、そのすべてをここで参考として引用す る。さらに、欧州出願第45161号;第45665号逼第53017号;第7 7028号;第77029号;第81783号;第104041号;第1112 66号;第114993号および第118223号参照。
カップリングの完了に引続き、塩化メチレン中、45%トリフルオロ酢酸72% アニソール(V/V)でN“−Boc基を選択的に除去できる。塩化メチレン中 、10%ジイソプロピルエチルアミンで、得られたトリフルオロ酢酸塩の中和を 行なうことができる。ポリマー補助ペプチド合成の場合、この段階的カップリン グ手段を、所望のペプチド−ポリマー中間体化合物を提供するように部分的にま たは完全に自動化しても良い。その後、保護基の除去とその高分子担体からのペ プチドの開裂を同時に行うために、ペプチド−ポリマー中間体化合物の無水ヒド ロフルオロ酢酸処理を用いることができる。これについての注意すべき例外には 、Njn−ホルミル−インドリル基かTFAまたはHFに対しては安定であるが 、NH3またはNaOHによって除去されるN1n−ホルミル−インドリル−置 換ペプチドが包含される。なぜならば、FTrp は合成法における塩基に対し て幾分か不安定であり、多分、収率が低くなるので、かかる条件にさらされない ように合成工程の後の工程でFTrp 含有基を導入するように液相合成を行う のが望ましい。
みは、N″−Boc −N in−ホルミル−T −OHの商業釣人p 手性から容易に実施されるっしかしながら、文献(ニー・プレブエロ(A、 P reviero )ら、バイオケミカル・バイオフィジカル・アクタ(Bioc him、 Biophys、 Acta ) 147.453(1967) i ワイ・シー・ニス・ヤング< y、 c、s。
Yang)う、インターナショナル・ジエー・ペプチド・プロティン・リサーチ (Ini、 J、 Peptide Protein Res、 )15.13 0(1980)参照)中に報告されているように、ドリル−置換アミノ酸誘導体 または関連する化合物に導入しても良い。
一般的に、本発明において用いるアルキル化ヒスチジンに有効なアルキル化の方 法は、チュング・ニス・ティー(Cheung、 S、 T、 )ら、カナダ・ ジエー・ケミカル(Can、 J、 Chem ) 、Vol 55、pp、  906−910(1977)において公知である。しかしながら、チュング・ニ ス・ティーラの方法はヒスチジンのアルキル化のための反応条件が無水であるこ とが臨界的ということが判明した。
さらに、仕上の工程の間に反応混合物に直接水を付加する代わりに、該反応混合 物に例えば亜硫酸氷菓ナトリウムまたは亜硫酸水素カリワム水溶液を付加するの が好適であることが判明した。
これはチュング・テスーテイ−(Cheung 、 S、 T、 )ら、カナダ ・ジエー・ケミ力/L/ (Can、 J、 Chem、 ) Vol 55、 pp、 906−910(1977)における知見に類似しているが、その工程 はチュングらにより教示されていない無水の反応条件を必要とすることが判明し た。
他のN−アルキル化化合物を得るための出発原料、反応物、反応条件および必須 の保護基に対する前記の変更は、化学分野における当業者に公知であり、文献で 容易に得られる。
これらのペプチドはメリフィールド(Merrifield )の標準固相法に より調製しても良い。液相および同相法の両方に適した保護基、試薬および溶媒 は°ザ・ペプチド:アナリシス、シンセシス、アンド・バイオロジー(The  Peptides : Analysis、 5ynthesis、 and  Biology、 ) ”Vols、 1−5、エディターズ、イー・グロス・ アンド・ティー−フィンホラファー(eds、 E、 Gross and T 、Mein−fofer )、アカデミツク・プレス(Academic Pr ess )、ニューヨーク(NY) 、1979−1983において公知である 。
本発明の化合物は遊離形または1個またはそれ以上の残りの(前に保護されてい ない)ペプチド、カルボキシル、アミノ、ヒドロキシまたは他の反応性基におけ る保護形であっても良い。該保護基はポリペプチドの分野において公知のいずれ のものであっても良し1゜窒素および酸素保護基の例は、ティー・ダブリュ・・ グリーン(7,W、 Green )、プロテクチング・グループ・イア−t− ガニツク・シンセシx (Protecting Group inOrgan ic 5ynthesis )、ウィリー(Wiley)、ニューヨーク(Ne w York) 、(1981) ;ジエー・エフ・ダブリj−マツコミ−(J 、F、W、 Me 0m1e )、エディジョン・プロテクテイブ・グループス ・イン・オーガニック・ケミスト リ −(ed、Protective Gr oups in Organic Chemi 5try ) 、 プレナム・ プレス(Plenum Press) (1973) iジエー・ヒニールホツ プ・アンド・ジー・ベンズリン(J、 Fuhrhopand G、 Benz lin )、オーガニック・シンセシス(QrganicSynthesis  ) 、ベルラグ・ケミ−(Verlag Chemie ) (1983)に開 示されている。窒素保護基に含まれるものは、↑−ブトキシカルボニル(Boc )、ベンジルオキシカルボニル、アセチル、アリル、フタリル、ベンジル、ベン ゾイル、トリチルなどである。
一般に、本発明の工程は次の方法で実施できる。
キイ中間体化合物、Boc−(R,5)−3−(フェニルチオ)アラニンの合成 をチャートAに示す。この合成は、ジー・グリノ・アンド・ディー・バイト(G 、 Glynnand D、 Beight ) 、テトラヘドロン・レター( Tet、 Lett、)、25 : 2655(1984)の方法に従う。Bo c−セリン(Boc−D、L−セリンを、立体特異性が後の工程で消失するので 使用することがある)を、溶媒としてのD M F中、5倍過剰のヨウ化メチル および2当量のN a HC03を用いてそのメチルエステルに変換する。つい で、アルコール(A−2) ヲ、CH2C(12中メタンスルホニルクロライド および1当量のEt3Nでメシレートに変換する。2度目にEt3Nを1当着加 えて脱離生成物A−3を得る。化合物A−3をMeOH中、1.1当量のチオフ ェニルおよび触媒量のEt3N と共に撹拌してA−4を得る。
kieOH中、NaOH溶液でメチルエステルを加水分解し、ついで酸性化して Boc−(R,5)−3−(フェニルチオ)アラニンA−5を得る。
ペプチドは公知の方法によって合成される。例えば、シ+)−ズ” 4・ヘフチ ド:アナリシス、シンセシス、バイオロジー(The Peptides :  Analysis 、 5ynthesis 。
Biology 、 ) ” Vols 1−5 、エディターズ・イー・グロ ス・アンド・ジエー・マインホラフェル(eds、 E、 Grossand  J、 Meinhofer ) 、アカデミツク・プレス(AcademicP ress )、ニューヨーク(New York )、1979−1983参照 。
Boc−(R,S) −3(フェニルチオ)アラニル−His −LeuψCC H(OH)CH2) Vaff−4Ie−2−(アミドメチル)ピリジンの組立 をチャートBに示す。Boc−Ij′eおよび2−(アミ/メチル)ピリジン( 両方とも商業的に入手できる)をCH2Cl2およびNaHC○3溶液中、DC Cを用いてカップリングして、B−3を得る。CH2Ce2 中、DEPC(シ アノリン酸ジエチル)およびEt3N を用いて、Boc−LeuψCCH(O TBDMS ) −CH2] Vaff−OHをIle−AMP(AMP−2( アミドメチル)ピリジン)とカップリングしてB−4を得る。B−4のBoc基 をTFAおヨヒCH2Ce2テ除去し、得られたTFA塩ヲCH2Cl2および N a HC03溶液で抽出することにより中和する。
LeuψCCH(OTBDMS)−CH2)Vaj?−IA’e−AMPをCH 2Cl2中、DEPCおよびEt3N を用いてBoc−His(Tos)−O HとカップリングしてB−5を得る。B−7のBoc基およびtert−ブチル ジメチルシリル基をTFAおよびCH2Cl2で除去する。得られたTFA塩を CH2Cl2およびNaHCO3溶液で抽出することにより中和してB−6を得 る。化合物B−6を、CH2Cl2中、DCCを用いてBoc−(R,S) − 3−(フェニルチオ)アラニンとカップリングする。ヒスチジン側鎖上のトシル 保護基を、1−HOBTおよびMeOHで除去して最終生成物B−7を得る。同 様の方法で、シクロアルキル−SHまたはアルキル−SHからなるメルカプチド アニオン(例えば、商業的に入手できるメルカプタン、およびNaOMeまたは NaHから生成する)をA−3に加え、チャートAおよびBの順序どおりに実施 してシクロアルキル−5−およびアルキル−8−置換アリール−8を有するA− 5およびB−7のような化合物を得る。
キイ中間体化合物C−4AおよびC−5の合成をチャートcに示ス。ラルチェベ ク・アンド・ペテイット(Larcheveque and Petit )、 チット・レターズ(Tet。
Letters )、25:3705(1984)およびその引用文献の方法に より市販のL−’Jンゴ酸をハロゲン化物C−2に変換する。C−2とチオフェ ノキシトアニオン(チオフェニルおよび塩基から生成する)との反応によりエス テルC−3を得る。エステルC−3をMeOH中、NaOH溶液で加水分解し、 ついで酸性化して酸C−3Aを得る。酸C−3Aをピリジン中、AC20で0− アセテートに変換してC−4Aを得る。0820g2中、DEPCおよびEt3 Nを用いてC−3AをHis (Tos) −Leuψ−CCH(OH)CH2 )VaA−1/Je−An什とカップリングし、ついで1− HOBTでトシル 基を除去してC−5Aを得る。ジエチルカルバモイルクロライド、NaH%Et 3 N およびTHFで化合物C−3をカルバメート誘導体C−4に変換する。
化合物C−4をMeOH中、N a OH溶液で酸に加水分解し、ついで酸性化 する。CH2Cl□中DEPCおよびEt3Nを用いてC−5をHis (To s)−Leuψ〔CH(OH)CH2〕Vaff −I (le−AMPとカッ プリングして、ついで、MeOH中、1− HOBTでトシル基を除去してC− 6を得る。
同様の方法で、メルカプチドアニオン、シクロアルキル−8−およびアルキル− S−(NaOMeおよびNaHのようなメルカプタンおよび塩基から)をC−2 に加え、前記の順序どおりに実施してアリール−8−と置換するシクロアルキル −5−およびアルキル−8−を有する一般構造式C−5AおよびC−6の化合物 を得る。
D−5の合成の概要をチャートDに示す。チオフェンオキサイドアニオンとアク リル酸エチルとの反応によりエステルD−2を得る。NaOHおよびMeOH溶 液を用いてD−2の加水分解を行い、酸性化して酸D−3を得る。CH2Ce2 中、DEPCオよびEt3Nヲ用いてD−3をHis (Tos )−Leuψ (CH(OH) CH2) Val−I ffe−AMPとカップリングし、M eOH中、1− HOBTでトシル基を除去してD−5を得る。
チャートEは、XかハロエステルE−1またはハロエステルE−3として知られ る(商業的に入手できる) R6−(CH2)i−C(0)−である本発明の化 合物を調製するための中間体化合物の合成の概要を示している。ハロエステルE  −1ヲR65Hのメルカプチドアニオンと反応させてチオエーテルE−2を得 、それを加水分解してeE−sを得る。別法として、ハロdE−3をナトリウム 塩E−4のような塩に変え、これをR65Hのアニオンと反応させ、ついで酸性 化して酸E−5を得る。D−3からD−5への変換と同様の方法で、E−5を本 発明のペプチド、例えばD−5にとりごみを行つ次の調製例および実施例により 本発明を説明する。
以下の調製例および実施例ならびに本明細書を通して、 D M F ハシメチルフォルムアミド、MsCnはメタンスルホニルクロライ ド、Et3 N はトリエチルアミン、 CH2Cl2は塩化メチレン、 MeOHはメタノール、 TFA はトリフルオロ酢酸、 DEPCはジエチルシア/リン酸塩、 1−HOBTは1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、TBDMSはtert−ブ チルジメチルシリル、TO5はp−トルエンスルホニル、 His(Tos)はTosでイミダゾール窒素が保護されるヒスチジル、 A c 20は無水酢酸、 Pyrはピリジン、 THFはテトラヒドロフラン、 AMPは(2−ピリジニル)メチルアミ/、DCCはジシクロへキシルカルボジ イミド、NaHCO3は重炭酸ナトリウムおよびNa2SO4は硫酸ナトリウム Boc−L −セ リ ン 2.0 5’、? (0,010モ ル) 、 M e I 3.27mQ(0,050モル)、NaHCO31,6811(0,0 20モル)およびD M F 25mQの混せ物を室温で一夜撹拌する。D M  Fを真空Fで除去し、残渣をEtOAc、水およびブラインで抽出する。有機 層をNa2SO4を通して濾過、濃縮し、2%のM e OH−CN2 C(1 2を用い、シリカゲルレグロフトグラフィーに付して表題の生成物2.03g( 収率93%)を得る。
T L C(45= MeOH−CH2Cff2 ) : Rf= 0.410 1)T−NMR(CD(J!3) :δ1.45、S、9Hi2.52、t、I I−(;3.78、S、3H;3.91、m、2Hi4.30、m、IH;5. 45、bd、IHo 調製例2 Boc−(R,S) −3−(フェニルチオ)アラニンメチルエステ ル チャートA(A−2〜A−3〜A−4)CH2Ce23mC中、0℃のBoc− セリン−0CH3(0,099,9,0,451ミリモル)およびEt3N ( 0,069mL 0.497ミリモル)にメタンスルホニルクロラロド0.03 8mff1 (0,497ミIJモル)を那える。2!3時間後、追加のEt3 N 0.07 mQ (0,5ミリモル)を加え、水浴を取り除く。さらに12 ./3時間撹拌の後、反応混合物をCH2Ca2、水およびブラインで抽出する 。有機層をN a 2504を通して濾過、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフ ィーに付してメチレン中間体化合物A 3 (R(=0.61.20%EtOA c−ヘキサン) 0.0?231/ (収率80チ)を得る。
該メチレン中間体化合物0.0723.F (0,358ミリモル)、チオフェ ノール0.043g(0,393ミリモル)、Et3N 4滴およびMeOH1 5mQからなる溶液を一夜撹拌する。ついで、MeOHを真空下で除去し、残渣 を高真空下で数時間保持し表題の生成物0.1096g(収率98%)を得る。
TLC(20%EtOAc−へ牛サン) : R(=0.38 QlH−NMR (CD(J!3 ) : a 1.41、S、9H,3,36、d、2H;3. 54、s、 3H;4.50. m、 IH;5.25、bd、 IH;7.3 、m。
H0 チャートA (A−4〜A−5) MeOH3〜J mQ中、Asssのエステルからなる溶液0.100.F(0 ,321ミリモル)にINlN−Na0HO948を滴下する(発熱)。1時間 攪拌の後、MeOHを真空Fで除去L、残渣ヲCH2Ce23よび2N−NCn で抽出する。有機層をNa2SO4を通して濾過し、真空下で乾固して生成物0 .0828g(収率87%)を得る。CH2Cl2−ヘキサンより結晶化して生 成物0.071i、融点104〜106を得る。
T L C(4< MeOH−CN2CA!2−HOAc ) ; R(=0. 30゜?スースベクト/l/: M/z 297(理論値、297)C14H1 9NO4Sについての計算値: C156,54iH。
6.44 ; N、 4.71実測値: C,56,40iH,6,58;N、  4.60゜IH−NMR(CDCe3) :δ1.42、s i 1−35、 m i 1−4、m;5.45、bd i 7.3、m。
調製例5 Boc−Ine−AMP チャートB (B−1+B−2〜B−3)CN2CJI’250 d中、Boc 、−111e 3.151! (0,0316モル)および1−HoBT 2. 08,9’(0,0136モル)に2−(アミノメチル)ピリジン1.34 、 F (0,0123モル)を那える。5〜10分後、D CC2,81、F ( 0,0136モル)を加える。35分後、DCUをE去し、F液をN a H, C03で洗浄する。有機層をNa2SO4を通して濾過、濃縮し、再濾過してD CUを除去する。4 % MeOH/CH2Ce2ヲ用い、シリカゲルクロマト グラフィーに付して生成物3.94g(収率100%)を得る。固形物をEtO Ac/ヘキサンより結晶化して表題の生成物:第1収量2.28g、融点102 〜103.5℃、第2および第3収量1.50.9を得る。
CエフN27N303についての計算値: C,63,52、H。
8.47−N、13.07実測値: C,63,37;H,s、ss 1Ns1 2.86゜ ’H−NMR(CDCA’3) :δ0.89−0.97、m:1.43.51 Boc ; 1.76、s;4.0、m、α−CH14,56、d (J=5. 1 )、CN2PY i 5.05、d、 NHi 7.0〜8.5、m、芳香 族。
調製例6 Boc−Leuψ(CH(OH) CH2) Van −111e  AMPB−3〜B−4 Boc −Ile −AMP (1,60i、 4.98 ミリモル)および5 0 ’i= TFA−CH2C12(20m(! )を30分間撹拌した後、T FAおよびCH2Ce2を真空下で除去する。残渣をCH2Cl2およびNaH CO3で充分に抽出する。有機層をNa2SO4を通して濾過、乾固する。
CH2Cl23 mQ中、Boc−Leuψ[CH(OTBDMS ) −CH 2F Van−OHO,0501(0,114ミリモル)、Ice−AMPO, 0253,F(0,114ミリモル)および1− HOBT O,0154、p (0,114ミリモル)の溶液にDCCO,0235,9(0,114ミ!Jモ ル)を加える。週末を通じて撹拌の後(より早く反応が終了する)、DCUを戸 去し、ろ液をCH2Cl2および水性N a HC03で抽出する。有機層をN a2SO4を通して濾過、濃縮し、3 % MeOH−CH2Cn2(飽和NH 40H)を用いて粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーに付して生成物0. 0630.l収率85%)を得る。
T L C(4% MeOH−CH2CA’2) : R(=0.14゜IH− NMR(CDCn3) :δ0.11、s i O,90%s i O,83〜 0.95、m i 1−43、s;3.1、rrB4.5、m;6.10、bd ;7.1〜7.8、m;9゜03、bd。
CH2) Van −Ine −AMPB−4〜B−5 T F A −CH2Cn2 (1: 1 ) SmQ中、調製例6からのB− 40,063,!1il(0,097ミリモル)の溶液を室温で15分間撹拌し 、ついで、真空下に濃縮する。残渣をCH2Cl2および水性N a HCO3 で抽出し、有機層をNa2SO4を通して濾過、濃縮乾固する。これにB oc  −His (Tos ) −0H(0,061I、0.146ミリモル)およ びCH2Cl24 mQ、ついで、DCCO,030,9’(0,146ミリモ ル)を加える。室温で2.5時間撹拌の後、DCUを戸去し、F液を濃縮する。
EtOAcを加え、DCUを再び戸去する。fF5f、を濃縮し、残渣を2 %  MeOH−CH2CA’2→4%M e OH−CH2Cj?2(飽和NH4 0H) ヲ用い、シリカゲルクロマトグラフィーに付して表題の生成物0.07 93Ii(収率87%)を得る。
1H−NMR(CDCff3) :δ0.07、S ; 0.88〜0.95、 m;1.40、S;2.42、s;5.95、bdi6.20、bd ; 7. 05〜8.5、T L C(4’l= MeOH−CH2Cl12−飽和NH4 0H) : R(=0.38゜ B−5〜B−6 T F A −CH2CA’2(1: 1 ) 10mc中、調製例7からのB −50,07’l(0,084ミリモル)の溶液を、室温で4時間撹拌する。つ いで、TFAおよびCH2Ca2を真空下で除去し、残渣をCH2Cl2および N a HC03溶欣で抽出する。有機層をNa2SO4を通してp去、濃縮す る。
粗生成物を6 < MeOH−CH2Cff2 (飽和NH40H)を用い、シ リカゲル(10g)クロマトグラフィーに付して表題の生成物0.0513.f i!(収率84%)を得る。
TLC(8%MeOH−CH2Cff2−NH40H) : R(= 0.40 ゜実施例I Boa−((S−フェニル)−DL−Cys)−His−Leuψ [CH(OH)CH2)Vaff−1ffe −AMPニン(調製例3からのA −5)0.0056i0.0187ミリモル)および調製例8からのB−60, 0091,!9’ (0,0125ミリモル)にDCC0,0039g(0,0 187ミリモル)を加える。30分間撹拌の後、反応混合物を6< MeOH− CH2C#2 (飽和NH40H)を用い、シリカゲル(10,9)クロマトグ ラフィーに付して表題の(粗製の) Tos保護生成物(Rfは8 < MeO H−CH2C#2−NH4OH中で0.42である)12.7Mgを得る。コ( 7) Tos保護物質を1− HOBT O,02gと共に、MeOHl rn Q中で2日間撹拌し、ついで、MeOHを真空下に除去する。残渣を6 < M eOH−CH2C12(2(飽和NH4oH)ヲ用イ、シリカゲル(10,9) クロマトグラフィーに付して表題の生成物0.0077.9’を得る。
TL C(6% −MeOH−CH2C(12−NH40H) : R,=0. 11゜FAB?ス・スペクトル: [M + H] m / z 851(計算 値851)。
表題のTos保護物質の H−NMR(CDC#3) :δ1.40、s;1. 43、S (各々の異性体のBoa基) ; 2.42bs (トシルCH3) 。
HPLC:ブラウンジ−018カラム、リン酸緩衝液pH3:50%A−50% B、 k’ =8.3 (ブロード)、純度94.3%;流速1.5 mQ / 分、A 0.1.225nM0塩 チオフェニル0.203i1.84ミリモル)、アクリル酸エチル0.182. F (1,82ミリモル)、Et3N 5滴およびEtOHS−の溶液を室温で 3時間撹拌する。ついで、混合物を真空下に乾固し、生成物(透明液体)0.2 72.9を得る。
TLC(10%EtOAc−ヘキt 7 ) : R(=0.44゜LH−NM R(CDCl3) :δ1.24、t、3H;2.60、複合t、2Hi3.1 6、複合t12H;4.14、q、 2Hi 1.73、m、5H。
MeOH5ml!中、3− (フェニルチオ)プロピオン酸エチル0.143. F(0,68ミリモル)の溶液にI N −NaOH0,816mC(0,81 6ミリモル)を滴下する。35分後、MeOHを真空下で除去し、水性残渣をへ 牛サンおよび水で抽出する。ヘキサン層を除去、廃棄し、該水性層を3N−HC I 0.27 mQで酸性化する。溶液混合物をEtOAc で抽出し、有機層 をN a 2 S 04を通して濾過、真空下で乾固して生成物0.1044. p(収率84%)を得る。EtOAc−ヘキサンより結晶化して表題の生成物T LC(20%EtOAc−ヘキサン):ベースラインより僅かに移動。
質量スペクトル: m/z 182゜ C9H1o02Sについて計算値: C,59,31iH,5,53実測値:  C159,02iH,5,51゜LH−NMR(CDCl3 ’) :δ2.6 6、複合t、2Hi3.16、複合t、2HH7,3、m、5H0 実施例23−(フェニル)プロピオニル−Hls −LeuψCCl (OH)  CH2) Va# −I (le −AMP3−(フェニルチオ)プロピオン 酸0.013’l(0,0763ミ リ モル) 、 His (、Tos)  −Leu ψ〔CH(oH)CH2〕Vat!−11e−AMP O,0503 g (0,0694ミリモル)、DEPCo、0126+nfl(0,0832 ミリモル)、Et3N O,0116mQ(0,0832ミリモル)およびCH 2Cn23 mQの混合物を室温で2時間撹拌する。反応物をCHCe3および N a HC03溶液で抽出し、有機層をNa2SO4を通して濾過、濃縮する 。CH2Cl2およびへ牛サンを残渣に加え、冷蔵庫内で冷却の後、溶媒をデカ ンデージョンする。残留固形物をMeOH30mQおよびCH2Cl25 mQ Q10− HOBTO,031,9と共に40分間撹拌する。ついで、溶媒を真 空下に除去し、CHCe3−水性N a HC03で抽出する。この結果、不都 合な生成物の沈澱を生ずる(主として、水相中に懸濁する)。CH0C3層を除 去し、水性懸濁液を遠心分離してデカンテーションする。ペレットを水で2回遠 心分離し、残留固形物をシリカゲル上に吸収させ、8幅λ4eOH−CH2C# 2 (飽和NH40H)を用い、シリカゲル(10g)上でクロマトグラフィー に付して表題の化合物0.0352gを得る。
T L C(8% MeOH−CH2C(12−NH40H) : R(= 0 .16゜FABマス・スペクトル:[M+H)測定値ニア36.4211 i理 論値: 736.4220゜HPLC:pH3のリン酸緩衝液、ブラウンジ−0 18カラム=60%A−40%B、に’=5.8、純度100Lj!3; 22 5 nM 、A Q、 1、流速1.5 mff / min 。
OH) CH2] Va# −111e −AMPここに記載した方法を用いて 表題の化合物を調製する。
FABマス・スペクトル: CM+H) fAQ定m ニア22.404i72 2.4063゜ チャートA Boc (R,5l−3−Cチオフェニル〕アラニンチャートC C−4A C−4 フ−−1’ rlyu 加 ; ノ チャートD チャートE B r−(CH2)1−3−COONa R−5−(CH2)1−3−COOH aOMe E−4tた[NaHE−5 R=アリール、シクロアルキル、アルキル国際調査報告 1Mlam611aRII Aaell。、1.。、、。 ?C″:/’Us  86102227;’JnExTo ’:”−Z)ITEEiA”:(1)IA L S三λRCHREPCRTON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式X−A6−B7−C8−D9−E10−F11−G12−H13−I14 −Z〔式中、Xは (a)水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキル、 (c)R5−O−CH2−C(O)−、(d)R5−CH2−O−C(O)−、 (e)R5−O−C(O)−、 (f)R5−(CH2)n−C(O)−、(g)R4N(R)4−(CH2)n −C(O)−、(h)R5−SO2−(CH2)q−C(O)−、(i)R5− SO2−(CH2)q−O−C(O)−または(j)R6−(CH2)i−C( O)−;A6は無し或いは式XL1、XL2またはXL2aで示される2価の基 、 ▲数式、化学式、表等があります▼XL1▲数式、化学式、表等があります▼X L2▲数式、化学式、表等があります▼XL2aB7は無しまたは式XLbで示 される2価の基、▲数式、化学式、表等があります▼ C8は無し或いは式XL1またはXL2で示される2価の基、 ▲数式、化学式、表等があります▼XL1▲数式、化学式、表等があります▼X L2D9は無し或いは式XL3またはXL2aで示される2価の基、 ▲数式、化学式、表等があります▼XL2▲数式、化学式、表等があります▼X L2aE10−F11は式XL6、XL6a、XL6b、XL6c、XL6dま たはXL6eで示される2価の基、 ▲数式、化学式、表等があります▼XL6▲数式、化学式、表等があります▼X L6a▲数式、化学式、表等があります▼XL6b▲数式、化学式、表等があり ます▼XL6c▲数式、化学式、表等があります▼XL6d▲数式、化学式、表 等があります▼XL6e※はRまたはS配置における不斉中心を示し;G12は 無し或いは式XL4またはXL4aで示される2価の基、 ▲数式、化学式、表等があります▼XL4▲数式、化学式、表等があります▼X L4aH13は無しまたは式XL4で示される2価の基、▲数式、化学式、表等 があります▼XL4I14は無しまたは式XL5で示される2価の基、▲数式、 化学式、表等があります▼XL5Zは (a)−O−R10、 (b)−N(R4)R14または (c)炭素原子数4〜8の環状アミノ;Rは (a)イソプロピル、 (b)イソブチル、 (c)フェニルメチルまたは (d)炭素原子数3〜7のシクロアルキル;R1は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキル、 (c)アリール、 (d)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(e)−Het (f)炭素原子数1〜3のアルコキシまたは(g)炭素原子数1〜3のアルキル チオ;R2は (a)水素または (b)−CH(R3)R4; R3は (a)水素、 (b)ヒドロキシ、 (c)炭素原子数1〜5のアルキル、 (d)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(e)アリール (f)−Het (g)炭素原子数1〜3のアルコキシまたは(h)炭素原子数1〜3のアルキル チオ;R4は各々同一または異なつて、 (a)水素または (b)炭素原子数1〜5のアルキル; R5は (a)炭素原子数1〜6のアルキル、 (b)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(c)アリール、 (d)−Hetまたは (e)5−オキソ−2−ピロリジニル;R6は (a)−S−アリール、 (b)−S−C3−C7シクロアルキルまたは(c)−S−C1−C6アルキル ; R7は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキル、 (c)ヒドロキシ、 (d)アミノC1−C4アルキル、 (e)グアニジニルC1−C3アルキル、(f)アリール、 (g)−Het、 (h)メチルチォ、 (i)炭素原子数3〜7のシクロアルキルまたは(j)アミノ; R8は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキル、 (c)ヒドロキシ、 (d)アリール、 (e)−Het、 (f)グアニジニルC1−C3アルキルまたは(g)炭素原子数3〜7のシクロ アルキル;R9は (a)水素、 (b)ヒドロキシ、 (c)アミノC1−C4アルキルまたは(d)グアニジニルC1−C3アルキル ;R10は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキル、 (c)−(CH2)nR16、 (d)−(CH2)nR17、 (e)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(f)医薬上許容されるカチオン、 (g)−(CHR25)−CH2−R15または(h)−CH2−(CHR12 )−R15;R11は−Rまたは−R2; R12は−(CH2)n−R13; R13は (a)アリール、 (b)アミノ、 (c)モノ−、ジ−またはトリ−C1−C3アルキルアミノ、 (d)−Het、 (e)炭素原子数1〜5のアルキル、 (f)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(g)炭素原子数1〜5のアルケニ ル、(h)炭素原子数3〜7のシクロアルケニル、(i)ヒドロキシ、 (j)炭素原子数1〜3のアルコキシ、(k)炭素原子数1〜3のアルカノイロ キシ、(l)メルカプト、 (m)炭素原子数1〜3のアルキルチオ、(n)−COOH、 (o)−CO−O−C1−C6アルキル、(P)−CO−O−CH2−(C1− C3アルキル)−N(C1−C3アルキル)2、 (q)−CO−NR22R26、 (r)炭素原子数4〜7の環状アミノ、(s)炭素原子数4〜7のシクロアルキ ルアミノ、(t)グアニジル、 (u)シアノ、 (v)N−シアノグアニジル、 (w)シアノアミノ、 (x)(ヒドロキシC2−C4アルキル)アミノまたは(y)ジ−(ヒドロキシ C2−C4アルキル)アミノ;R14は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜10のアルキル、(c)−(CH2)n−R18、 (d)−(CH2)n−R19、 (e)−(CHR25)−CH2−R15、(f)−CH2−(CHR12)− R15、(g)(ヒドロキシC1−C8アルキル)または(h)(C1−C3ア ルコキシ)C1−C8アルキル;R15は (a)ヒドロキシ、 (b)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(c)アリール、 (d)アミノ、 (e)モノ−、ジ−またはトリ−C1−C3アルキルアミノ、 (f)モノ−またはジ−〔ヒドロキシC2−C4アルキル〕アミノ、 (g)−Het、 (h)炭素原子数1〜3のアルコキシ、(i)炭素原子数1〜3のアルカノイロ キシ、(j)メルカプト、 (k)炭素原子数1〜3のアルキルチオ、(l)炭素原子数1〜5のアルキル、 (m)炭素原子数4〜7の環状アミノ、(n)炭素原子数4〜7のシクロアルキ ルアミノ、(o)炭素原子数1〜5のアルケニロキシ、(p)炭素原子数3〜7 のシクロアルケニル;R16は (a)アリール、 (b)アミノ、 (c)モノ−またはジ−C1−C3アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、 (e)炭素原子数3〜7のシクロアルキル、(f)炭素原子数4〜7の環状アミ ノまたは(g)炭素原子数1〜3のアルカノイロキシ;R17は (a)−Het、 (b)炭素原子数1〜5のアルケニル、(c)炭素原子数3〜7のシクロアルケ ニル、(d)炭素原子数1〜3のアルコキシ、(e)メルカプト、 (f)炭素原子数1〜3のアルキルチオ、(g)−COOH、 (h)−CO−O−C1C6アルキル、(i)−CO−O−CH2−(C1−C 3アルキル)−N(C1−C3アルキル)2、 (j)−CO−NR22R26、 (k)トリ−C1−C3アルキルアミノ、(l)グアニジル、 (m)シアノ、 (n)N−シアノグアニジル、 (o)(ヒドロキシC2−C4アルキル)アミノ、(p)ジ−(ヒドロキシC2 −C4アルキル)アミノまたは (q)シアノアミノ; R18は (a)アミノ、 (b)モノ−またはジ−C1−C3アルキルアミノ、(c)炭素原子数4〜7の 環状アミノまたは(d)炭素原子数4〜7のシクロアルキルアミノ;R19は (a)アリール、 (b)−Het、 (c)トリ−C1−C3アルキルアミノ、(d)炭素原子数3〜7のシクロアル キル、(e)炭素原子数1〜5のアルケニル、(f)炭素原子数3〜7のシクロ アルケニル、(g)ヒドロキシ、 (h)炭素原子数1〜3のアルコキシ、(i)炭素原子数1〜3のアルカノイロ キシ、(j)メルカプト、 (k)炭素原子数1〜3のアルキルチオ、(l)−COOH、 (m)−CO−O−C1−C6アルキル、(n)−CO−O−CH2−(C1− C3アルキル)−N(C1−C3アルキル)2、 (o)−CO−NR22R26、 (p)グアニジル、 (q)シアノ、 (r)N−シアノグアニジル、 (s)シアノアミノ、 (t)(ヒドロキシC2−C4アルキル)アミノ、(u)ジ−(ヒドロキシC2 −C4アルキル)アミノまたは(v)−SO3H; R20は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜5のアルキルまたは(c)アリール−C1−C5アルキル ;R21は (a)−NH2または (b)−OH; R22は (a)水素または (b)炭素原子数1〜3のアルキル; R23は (a)−(CH2)n−OH、 (b)−(CH2)n−NH2、 (c)アリールまたは (d)炭素原子数1〜3のアルキル; R24は (a)−R1、 (b)−(CH2)n−OHまたは (c)−(CH2)n−NH2; R25は−(CH2)n−R13; R26は (a)水素、 (b)炭素原子数1〜3のアルキルまたは(c)フエニル−C1−C3アルキル ;iは1〜3; mは1または2; nは各々、独立して0〜5の整数; pは0〜2; qは1〜5; Qは (a)−CH2−、 (b)−CH(OH)−、 (c)−O−または (d)−S−;および Mは (a)−CO−または (b)−CH2−; アリールは次のうちの0〜3個によつて置換されるフェニルまたはナフチルであ る: (a)炭素原子数1〜3のアルキル、 (b)ヒドロキシ、 (c)炭素原子数1〜3のアルコキシ、(d)ハロ、 (e)アミノ (f)モノ−またはジ−C1−C3アルキルアミノ、(g)−CHO、 (h)−COOH、 (i)COOR26、 (j)CONHR26、 (k)ニトロ、 (l)メルカプト、 (m)炭素原子数1〜3のアルキルチオ、(n)炭素原子数1〜3のアルキルス ルフイニル、(o)炭素原子数1〜3のアルキルスルホニル、(p)C1−C3 アルキルスルホニル−N(R4)−、(q)SO3H、 (r)SO2NH2、 (s)−CNまたは (t)−CH2NH2; −Hetは窒素、酸素および硫黄からなる群から選ばれる1〜3個のヘテロ原子 を含む5員または6員の飽和または不飽和環であり、いずれかの該複素環とベン ゼン環が縮合したいずれもの二環式基を包含し、複素環基は次のうちの0〜3個 によつて置換される:(i)炭素原子数1〜6のアルキル、 (ii)ヒドロキシ、 (iii)トリフルオロメチル、 (iv)炭素原子数1〜4のアルコキシ、(v)ハロ、 (vi)アリール、 (vii)アリールC1−C4アルキル、(viii)アミノおよび (ix)モノ−またはジ−C1−C4アルキルアミノ;を意味する。ただし、 (1)A6、B7およびC8が無しの場合のみ、XはR6−(CH2)i−C( O)−であり;(2)nが1でない場合のみ、R18またはR19はヒドロキシ 、メルカプトまたはアミノ基或いは窒素を介して結合するモノ置換窒素含有基で あり; (3)そのヘテロ原子が水素と結合しない場合のみ、R12は−(CH2)n− R13であり、nは0であり、R13およびR15はヘテロ原子を介して結合す る酸素、窒素または硫黄含有置換基であり; (4)R13が第1級または第2級の窒素含有基、ヒドロキシまたはメルカプト 基以外或いは−N(R4)R14のR4が水素でない場合にのみR25は−(C H2)n−R13であり、nは0であり;および (5)その基のnが0でない場合にのみR17またはR19は−COOHである 〕 で示されるレニン阻害ペプチド或いはそのカルボキシ、アミノまたは他の反応性 基保護形態或いは医薬上許容される酸付加塩。 2.A、B、HおよびIが無しであり且つE10F11がXL6である前記第1 項の化合物。 3.Boc−((S−フェニル)−DL−Cys)−His−Leuψ〔CH( OH)CH2〕Val−Ile−AMPまたはN−〔4−〔〔N−〔N−(1− L−アルギニル−L−プロリル)−L−フェニルアラニル〕−L−ヒスチジル〕 アミノ〕−3−ヒドロキシ−6−メチル−1−オキソヘプチル〕L−イソロイシ ン或いはトリス(トリフルオロ酢酸塩(塩)である前記第2項の化合物。 4.3−(フエニルチオ)プロピオニル−His−Leuψ〔CH(OH)CH 2〕Val−Ile−AMPまたはN−(2−ヒドロキシ−5−メチル−1−( 2−メチルプロピル)−4−(((2−メチル−1−(((2−ピリジニル−メ チル)アミノ)カルボニル)ブチル)アミノ)カルボニル)ヘキシル)−α−( (1−オキソ−3−(フェニルチオ)プロピル)アミノ−1H−イミダゾール− 4−プロパンアミドである前記第2項の化合物。 5.(フエニルチオ)アセチル−His−Leuψ〔CH(OH)CH2〕Va l−Ile−AMPである前記第2項の化合物。
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