JPS63500884A - 容器弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 容　器　弁 この発明は、流体を加圧収容する容器に組み入れ、連動させまたは固定され、前 記容器に前記流体を装入しまた容器から分配させる流体弁（以下、”前記種類の 弁”と称する）に関する。

本発明はまたその範囲に前記弁を備える前記容器を包含する。

このような容器に収容される流体は一般に比較的高圧で圧縮可能なガスである０ 本発明はとくに、（通常の気候温度で、普通に２０〜１００バール範囲の圧力を 加える）炭酸ガス用容器に適用できるが、本発明はまた他の圧力液化ガスや、い わゆる　”永′久ガス”たとえば酸素、窒素、アルゴン、ネオン、ヘリウム等お よび液体にも使用される。

きわめて多様な容器（普通、　′ガスシリンダと称する）は周知であり日常使用 される。これらガスシリンダは通常、（密閉時シリンダの中味が逃げないように する密封は別として）つぎのような唯一のサービスを行ないうる入口／出口弁ア センブリを支持している。すなわち、開弁時に流体を流入または流出させ、この ような従来の弁では他の機能は何ら行なわれない、これにはいくつかのわずかな 例外として、登録商標ｒ　ＳＯＤＡＳＴＲＥＡＭＪのもとに販売され家庭用ドリ ンクソーダ水器で使用される小ｆｉ　（４０５ミリリツトル容量）炭酸ガスシリ ンダがあり、このシリンダにより支持される弁アセンブリは破裂ディスクへの内 圧と連通し圧力が約２００バール以上になるとシリンダを空にするようになって おり、登録商標ｒ　ＭＥＲＲＩ−ＭＩＸ　Ｊのもと販売されるほぼ同様な炭酸（ Ｃｏ２）シリンダも破裂ディスクを有する弁アセンブリを支持するが、異常の構 成では、　ＳＯＤＡＳＴＲＥＡＭ　シリンダのように弁アセンブリの軸線に対し 直角に分岐する通路よりはむしろ、弁アセンブリの垂直出口通路を介し中味を軸 方向に空にさせる。

比較的最近の技術的進歩として軽量で安価な流体容器を開示する英国特許出願第 ８，２１０，０８３号に記載され、この容器では、入口／出口弁およびほぼ従来 性格の１つ以上の破裂装置に加えて、圧力が限界レベル以上になると容器の中味 のわずかな部分を流すように構成された圧力逃がし弁を備えている。この手段に よって、容器の肉厚、重量およびコストは軽減できる。

しかし、これらシリンダはすべてつぎのような共通の欠点を有する。あまり容易 に補給するため非認（ｕｎａｕｔｈｏｒｉｓｅｄ）または非熟練補給員の手に落 下しやすく、シリンダに汚染または副標準（ｓｕｂ−８ｔａｎｄａｒｄ）ＣＯ２ を補給したり、補給しすぎたり、破裂ディスクを点検できなかったりまたは、種 々の方法で適切な補給サービスができない、そのため、客の健康や安全、シリン ダ自身および使用される器具双方の清潔さおよび信頼性を明らかに阻害するとと もに、シリンダおよび器具。

の善意の製造者の評判を悪くする。

本発明の目的は前記欠点を減じまたは除去するとともに、本発明を実施する改良 弁によって、弊誌オペレータによる容器への補給を著しく困難にする一方、認可 オペレータにとくに弁と協同するようにした装置を使用して補給を行なわせるこ とにある。

説明中および請求の範囲において、　”入口”および”出口”の表現は、容器か ら弁への入口および、流体を、大気または容器内に収容されていた加圧流体を利 用する装置へ分配または排出するため弁からの出口という意味で使用される。な お、結果として、容器排出という面において、”出口”と称することは事実上、 流体の取り入れ、取り出しという意味である。

本発明による第１の面では、前記種類の弁は、縦軸線であって、この軸線を中心 に、一端に前記容器からの前記流体のための入口と他端に（前記したような）前 記流体のための出口とを有する室を配設した縦軸線と、前記室内で密封状に案内 され移動可能な弁ピストン部材と、これも前記室内で移動可能な弁部材と、前記 部材は一方が弁座要素を有し他方が前記弁座要素と密封状に協同するように配置 される弁座要素を有し。

この後者の要素から前記出口へ通ずる通路とを有し。

前記弁部材は前記後者の要素に対し付勢されて前記通路を閉じるようにしてなる 弁である。

なるべく、前記弁ピストン部材の前記要素は前記室入口の方へ配設され、前記弁 部材は前記通路と前記出口とを貫通する延長部を宥する。

本発明による第２の面において、流体を加圧収容する容器は１本発明の前記第１ 面による流体弁を組み入れ、連動させまたは固定させている。

本発明の要旨は（通常の固定弁座とは対称的に）付勢される弁部材によって通常 密閉される一体弁座１通路を支持する可動弁ピストンを設置することにある。弁 部材は弁ピストンの通路を貫通し弁アセンブリの出口に達する延長部を有し、通 常の方法で作動されて容器の中味を排出させる。この状態で（容器の内圧を容器 の圧力よりも高くして）、この圧力差が可動弁ピストンに作用して出口に向けて 付勢することにより弁部材から離し、その結果、弁座から通ずる通路は開いたま まで１通常の排出が促進される。

しかし、容器の補給中、外側流体供給圧は内圧よりも高くしなければならない。

したがって、逆方向に圧力差が生じ、弁ピストンに作用してこれを弁部材に対し て移動させ、弁座からの通路を密閉し、その結果、流体の容器内への流れが阻止 される。

本発明ではいかにして認可オペレータに正当に容器に対し補給させる牟という間 顯が生ずる９、この問題にたいする答えは、本発明ではまた、（これは本発明の 第２部分である）前記弁ピストンの前記入口への移動を阻止または逆にするよう に前記弁ピストンを前記出口の方へ拘束させる手段を備えることである。

種々の方法で実施され、るこの本発明の第１２部分では、認可オペ？−夕に、弁 ピストンが補給流体の流れと同じ方向に移動させないようにするか、事実上弁ピ ストンを補給流体の流れと反対方向に移動させるようにしている、この第２の特 徴により（一実施例において）、弁部材を移動させて弁ピストンに設けた弁座か ら離すことによって弁座から通路を開放し、出口から室入口への流れを補給せし めるか、または（他の実施例において）、弁ピストンを出目の方へ移動させて第 ２通路を開放し室入口への流体の流れを流入する。この第２実施例の他の長所と して１本発明に、所望の限界圧で圧力を逃がすという他の有用な機能を達せしめ 、また、後述のように補給用として第２通路を必然的に使用するようにし、これ により弊誌補給をさらに困難にさせている。

上記第２の特徴は（すなわち、弁ピストンを拘束させる手段）、ある実施例にお いて、出口を介し弁部材の延長部と同軸に延長する弁ピストンの筒状延長部を備 え、この筒状延長部は室出口の外部に達し、補給中出口の方へ弁ピストンを拘束 するための外部装置により把持または係合される。第３実施例において、第２の 特長はたとえば、弁部材の延長部端部近くに取り付けられ外部拘束装置が係合す る周みぞまたはサークリップであり、これにより弁部材を弁ピストンとともに出 口方向に移動させて第２通路を開放し室入口へ流れを生ぜしめるが、これには弁 部材を弁ピストンの弁座に押圧させることにより第１通路を密閉し補給のため第 ２通路を必然的に使用しなければならない。

第２通路を組み入れた実施例において、索入口の流体圧力が限界レベル以下のと き第２通路を密封するように弁ピストンを室入口の方へ付勢するピストン付勢手 段を設けることが好ましい、このピストン付勢手段はまず、第２通路を常閉し、 さらに補給のために第２通路を開放するため弁ピストンを出口の方へ移動しなけ ればならず、第２に、第２通路が開放しはじめるピストン位置に対しピストン付 勢力を校正する手段を備え、このピストン付勢力は一定の流体圧に対応するよう 選ばれ、前記流体圧をこえると＄２通路は開放しはじめてその圧力の一部を逃が すようにする。

前記第２通路が組み入れられているが否かにかかゎらず、前記ピストン付勢手段 は他の所望の機能、すなわち、（摩擦に関係なく）弁ピストンを弁部材に付勢し て１通常補給に先立つ低い内圧で第１通路を密閉保持している。このために、ピ ストン付勢手段は（弁ピストンが本発明により拘束されないとき）第１通路を密 閉保持するだけ移動することが有利で、これによりきわめて低い流量でも弊誌補 給が防止される。

本発明の前記のような実施例に使用される第２通路は、適当な縦方向位置に弁室 の側壁に穴明け、刺通、成形その他により形成される１つ以上の小さいブリード ボートよりなるのが都合よい、弁ピストンには、ブリードボートが開放しはじめ るピストン位置をより正確に規制するため（たとえば、従来の環状Ｏリングより はむしろ）カップ状リップシールを備えるのが有利である。このシールの材質は ポリウレタンゴム等耐摩耗エラストマーとするのが好ましい、シールの摩耗その 他損傷を少なくするため、ブリードボートが室内にのぞむ所にぎざぎざや鏡開の ないこと、ブリードボートの直径が小さい、たとえば、ここに示す大きさの実施 例では０．５　ミリ以下であり、このような小さい大きさでは圧力逃げ中、逃げ 流体の流量（および騒音発生）を許容レベルまで制限するという付加的利益を有 し、複数個のこのような小さいブリードボートを補給中に流体の流れを増大する ため設けることが重要である。第２通路に代えて、室壁の内面に１つ以上の縦通 路またはみぞを形成しこれらを適当な縦位置で終端させて、弁ピストンが所望の 限界圧に相当する縦位置にあるときみぞが再び露出しはじめるようにする。

このような実施例におけるピストン付勢手段は従来の螺旋圧縮ばねまたは、さら に有利には、”ディスクばね”または”さらばね”と呼ばれることがある１個以 上の弾性皿形ワッシャよりなる。それらのコンパクト性の利益とは別に、このよ うなディスクばねは、なるべく、きわめて非線形または”後退”力偏向特性を表 わすように選ばれることにより、弁ピストンが第２通路の開放点に達するとピス トン付勢力がきわめてゆっくり増大または減じられ、つぎのような２つの利益を 得るようにし、すなわち、第１に、弁ピストンが第２通路の（ありうる損傷）縁 に近づく確率および頻度が減少する、第２に、第２通路が開いて過圧が逃げてし まうと、後退ディスクばねは、流体圧ががなり降下するまで弁ピストンを戻して 第２通路を閉じないで、第２通路の開放の確率および頻度を減する。この退特性 （ヒステリシス付与）を持たせるように選択することによりまたは、複数個のデ ィスクばねを　”平行”に積み重ねることにより一方のディスクばねの凸側を（ ディスクばねの相手面間に摩擦を付与する）隣接ディスクばねの凹側に嵌入する ことによって、ある程度の摩擦またはヒステリシスを弁ピストンおよびピストン 付勢手段の運動に導入することによって達成または増大できる。これら２つの利 益は摩擦を減じて弁ピストンのシールの寿命を長くさせる。

本発明の弁部材は、流体圧自身または従来の螺旋圧縮ばねがかなり適切であると される例である適当な手段によって弁ピストンの弁座に付勢され、付勢力を生ず る他のまたは通常性の少ないばねまたは手段を使用して同様な効果が得られる。

弁座（および／または弁部材の協同面）はポリウレタンゴム等耐摩耗材が有利で ある。

以下１本発明を具体化する３つの形式の弁を添付図面について例示として説明す る。

第１図は第１形式の弁とこれを組み入れた容器の一部とを縦断面で示し、 第２図は第２形式の弁、すなわち、第２通路と弁ピストンの付勢手段とを組み入 れた弁を縦断面で示し、第３図−は第３形式の弁、すなわち、弁ピストンを拘束 する他の手段と弁ピストンの弁座に弁部材を付勢する他の手段とを組み入れた弁 を縦断面で示す。

内にねじ１００によって組み込まれ、この弁は縦軸線を中心に配設され、一端に 容器ｌからの前記流体のための入口１５と他端に前記流体のための出口９とを有 する室４を備える。弁ビストス部材５（以下ピストンと称する）は室４内に密封 状に案内され移動でき、室４は円筒形で横断面が円形である。弁部材１０も室４ 内で移動できる。ピストン５は弁座要素（以下弁座と称す）を有し、弁部材は弁 座７と密封状に協同するよう配置された弁シール要素（以下弁シールと称する） 　１２を有する。弁座７は室入口１５に向けて配設される０通路８は弁座７から 出口９へ延びている。弁部材ｌＯは弁座７に付勢されて通路８を密閉する。弁部 材１０の延長部１．１は通路８と出口９とを貫通している一０弁ピストン５はピ ストン５を室４の壁部に密封するためのピストンシール６を有し、このシール６ はなるべくポリウレタン等＃摩耗エラストマーにより作られる０リングにより構 成される。弁ピストン５に段部１９がストッパおよびもう１つのシールとして作 用するように設けられて、材料を適切に選んで、たとえば、段部１８をポリウレ タン等エラストマーで形成することで耐漏洩性を向上させている。弁シール１２ もポリウレタンや同様な耐摩耗エラストマーにより作られる。

弁部材１０は、室入口１５内にプレスばめされた弁栓１４内に収容された弁戻し ばね１３によって弁座７に付勢さ弁ピストン５には周みぞ１７を有する筒状延長 部１６を備え、これら２つの特長が一体となって、以下で述べるように、容器に （認可）補給を行なうため弁ピストン５を拘束する手段が得られる。

上記弁組立体３により流体が通常の方法で容器１から分配される。すなわち、こ の場合、室入口１５内の圧力が出口９の圧力よりも高くなると、弁ピストン５は 第１図に示す左側（第１図のように）位置にとどまり弁部材１０は（第１図のよ うに）右側へ移動して、普通の方法で延長部１１の先端を押圧することにより弁 シール１２を引き上げて弁座７から離すことにより、流体を通路８を介し室入口 １５から出口９へ流動させて流体の分配を促進する。

これに対し、延長部１１は弁部材１０に右方向（第１図において）に押しながら 、室入口１５の圧力よりも高い圧力を有する出口９に流体補給源を加えるだけで 、容器１１に通常の方法で補給しようとすれば、弁ピストン５は（前記高圧力効 果により）弁部材１０の移動に追従して弁座７を弁シール１２に押圧保持し流体 が通路８から流れないようにし容器１に補給する。それによって容器１の弊誌補 給が防止される。出口９に補給流体を加える前に延長部１１を（第１図のように ）右側へ押圧されても（この場合、弁ピストン５の各面の圧力を均等化して弊誌 充填を許容しそうである）、補給流体の流れが通路８を介して開始されるとすぐ に、通路８の左側から（第１図のように）最左側へ動的圧力降下が生じ、この圧 力降下により弁ピストンを所期の方法で（第１図のように）左側へ移動させ、こ の所望の動的圧力降下を強めるため通路８に狭いオリフィスまたはくびれ１８を 設けるのが望ましい。

しかし、本発明によれば正式認可オペレータにつぎのように容器１に補給させ得 るものである。（第１図に示されていない）補給設備には、筒状延長部１６のみ ぞ１７と係合しかつ補給工程中央ピストン５の（第１図のように）右動を阻止す る、周知のコレット、クランプリング、グリップやそういった装置等拘束手段を 備えている。つぎに弁部材１０の延長部１１を通常の方法で押して弁シール１２ を引き上げて弁座７から離しかつ補給流体を通路８に、そして容器１に流入させ る。

第２図に示す第２実施例をみると、本発明による自蔵弁アセンブリ２０は弁体２ １に組み付けられて自蔵ユニットを構成し、これは、たとえばテーバねじ１０１ によって任意の容器に組み入れられる。室４Ａ、弁ピストン５Ａ、弁座７Ａ、通 路８Ａ、出口８Ａ、延長部１１Ａ付弁部材１０Ａ、弁シール１２Ａ、弁戻しばね １３Ａ、弁栓１４Ａ、室入口１５Ａ　、筒状延長部１６Ａおよび周みぞ１７Ａが 設けられ、これらは機能的に第１図の部品と同等で、かつ同じ符号に接尾語Ａを 有する。

さらに、第２図の実施例は本発明によりかつブリードボート２２により構成され る第２の通路を組み入れ。

このブリードボートは本実施例では直径が０．４　ミリで、室４Ａに注がれる銀 縁ないしぎざぎざなしに形成され；これによりピストンシールの損傷が少なくな り、ピストンシールはこの実施例では、ポリウレタンエラストマー酸のカップ状 リップシール２３であり、第２図において、室入口１５Ａの流体圧力が通常レベ ルのとき占める位置に描かれている。

またこの第２実施例において、弁ピストン５Ａにはピストン付勢手段が設けられ 、このピストン付勢手段は、連続して積重ねられかつ、リップシール２３が所望 の限界波体圧でブリードボート２２を露出しはじめるまで弁ピストン５Ａが増大 流体圧により（第２図のように）左動すると　”頭打ち”になる非線形後退力偏 向特性を得るように（高度の凹面に）選ばれる３つのディスクばね２４により構 成される。この非線形後退特性により、前述のようにカップ状リップシール２３ に対する摩耗および損傷をざらに少なくする。

２０バールの限界レベル以上の圧力で解放されるように構成された弁アセンブリ を示す第２図を検討すると、室４Ａの孔径およびブリードボート２２とカップ状 リップシール２３との相対位置とともに、ディスクばね２４は、ブリードボート ２２が開放しはじめる弁ピストン５Ａの軸方向位置に対しピストン付勢力を校正 する手段となるように選ばれる。したがって、室入口１５Ａの流体圧の上昇に伴 ない、設計限界流体圧レベルで、ブリードボート２２が開放しはじめ（またはデ ィスクばね２４が十分な後退特性を得るように選ばれる場合には完全に露出され ）、流体の一部をブリードボート２２より逃がすまで、弁ピストン５Ａは（第２ 図のように）左方へ漸進的に移動することによって、流体圧を降下させる。第２ 図の実施例の特長により（たとえば、弁アセンブリ２０が、内圧が望ましくは一 定の限界レベル（この場合２０バール）をこえない容器に組み込まれれば）、弁 アセンブリ２０に圧力逃がし弁の付加的かつ有用な機能を持たせ、このような場 合当然にプリードボート２２は前記容器に対し位置決めされこの逃げ流体を安全 に放出させる。

この第２実施例におけるブリードボート２２とディスクばね２４とは本発明によ るもう１つの利益を有し、すなわち、ブリードボート２２を使用して、弁アセン ブリ２０を組み入れた容器に補給することができ、したがって、弁ピストン５Ａ を（第２図のように）左へ変位することによって、たとえば（図示せざる、補給 装置の部品である）外部コレット、グリップ、クランプリングやそういった装置 を筒状延長部１８Ａのみぞ１？Ａと係合させて左へ移動することによって、ブリ ードボート２２はも早、カップ状リップシール２３に被覆されず、室４Ａとそし て弁アセンブリ２０が固定される容器の内部と連通し、すると容器への補給がブ リードボート２２を介する流体の補給によって行なわれる。このような作動中、 弁アセンブリは、弁部材１０Ａが、弁戻しばね１３Ａによって付勢される弁ピス トン５Ａの移動に追従するため、通常は密閉したままである。ブリードボート２ ２は隠蔽または変装させて弊誌オペレータがこの実施例を組み入れた容器への補 給をさらに困難にさせることができるのは明らかである。

第３図に示す本発明の第３実施例は、本発明による弁アセンブリ３Ｂを組み入れ かつ、炭酸ガスを必要とする（図示せざる）器具に取り付けるためのね−じ打出 口端部２Ｂを有する炭酸ガス容器ＩＢの１部を描いている。

室４Ｂ、弁ピストン５Ｂ、弁座７Ｂ、通路８Ｂ、出口９Ｂ、延長部１１Ｂ付弁部 材１０Ｂ弁戻しばね１３Ｂ　（第１図および第２図の実施例のように弁栓を不要 とするように図示のように取り付けられている）′８よび室入口１５Ｂが設けら れ、これらは同じ符号であるが接尾語Ｂのない第１図および第２図に示す部品と 機能的に同等である。しかし、第３図はつぎに述べる本発明のいくつかの変形を 例示している。

まず、室４Ｂは、容器ＩＢにプレスばめされＯリング３３．３４により密封され る室ライナー３２として設けられている。有利なこととして、室ライナー３２は 射出成形プラスチック材よりなり、室４Ｂの孔を（カップ状リップシール２３Ｂ により洩れをほとんどなくし摩耗を少なくさせるため）きわめて滑らかな面仕上 げをさせるとともに、直径がわずか０．２ミリまでテーパさせた複数個のブリー ドボート２２Ｂが成形されるようになっており、これによってカップ状リップシ ール２３Ｂに対する摩耗と損傷を減じかつ圧力逃がし中に生ずる騒音は少なくし ている。これらすべてのブリードボート２２Ｂは単−通気充填穴３５と連通し、 この穴は図示のようにかなり直径が大、きくて製造を容易にするとともに補給中 流体の流速を高め、ブリードボー）　２２Ｂはすべて、室ライナー３２とそれが はまる容器ＩＢの部分との間の狭い環状すきま間隙３６によって通気充填穴３５ と連通している。

第２に、室ライナー３２を設けることにより、３つのディスクばね２４Ｂの外径 を弁ピストン５Ｂとカップ状リップシール２３Ｂとの直径よりもかなり大きくさ せることによって、第３図に示すように弁部材１０Ｂの直径よりも小さく実質的 に減径されている。これにより洩れを減するだけでなくかつまた作業および補給 中弁ピストン５Ｂにかかるガス圧を減じ、このことは、圧力の逃げ限界がたとえ ば１０バール以上の範囲である炭酸ガス等高圧流体に使用する場合に重要な利益 をもたらし、すなわち、ディスクばね２４Ｂの数量を１個、２個または平行に（ 図示のように）せいぜい３個に限定されるためであり、さもないと、弁ピストン ５Ｂへの流体圧力に耐えるには５個以上のディスクばね２４Ｂが必要となる。第 ３図の実施例において、後退特性の高い３個のディスクばね２４Ｂが平行に使用 されてそれら相手面間の摩擦によりそのヒステリシスを増大して前記のようにカ ップ状リップシール２３Ｂの寿命を増大させている。

第３に、第３図は、弁ピストンを拘束させ弁を開弁し容器に補給させる手段とし て（第１図および第２図のように）弁ピストンに筒状延長部を使用する代りに、 本発明を実施する弁のこの第３形式において認可作業者により容器に補給させる 手段として弁部材１０Ｂに延長部１１Ｂを使用した例を示す。

したがって、前記延長部１１Ｂには、弁戻しばね１３Ｂだけでなくカラー３１も 保持するサークリップ３０を備え、サークリップ３０およびカラー３１の略正面 図よりみると、それらは（それぞれ第１図および第２図の周みぞ１７．１？Ａに 対し）、この実施例において、弁部材１０Ｂを（第３図において）左へ変位させ 、弁ピストン５Ｂを同時に変位することによって、弁ピストン５Ｂと拘束させる 手段としている。

この変型はもう１つの利益をもたらし、弁ピストン５Ｂが（第３図において）左 へ変位してカップ状り７プシール２３Ｂがブリードボー）　２２Ｂにより設けら れる複数個の第２通路を露出すると、弁シール１２Ｂは必ず弁座７Ｂに押圧され たままとなり第１通路８Ｂと出口９Ｂを閉止維持するため、（自然で通常の方法 であるように）の本発明の変°型はさらに弊誌オペレータによる補給を防止する 。弁ピストン部材を拘束する手段が１つ以上の多様の代替物、たとえば、機械的 、空気的、油圧、慣性、磁気、電気または静電手段よりなることは当業者にとっ て明らかである。

以上より、前記しかつ本発明による弁は、その固有の性質により、所望の限界レ ベルで圧力逃がし機能をあらかじめ形成することによって、減価、すぐれた信頼 性およびコンパクト性という利益を提供し、本発明の容器や、直径が５０ミリ以 上で容量が２００ミリリットル以上の容器にほとんど適用できる英国特許出願第 ８２１００８３号に記載される発明を実施する容器よりも小さい容器の肉厚、重 量および費用を節減させる。一方、本発明はｌＯミリリットルはどの小さい容量 で直径が２０ミリ以下の容器に適用できる。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ｉＦｓ　’ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　Ｓ二ＡＲＣ五　： Ｉ三？ＯＲＴ　０ＮＧＢ−Ａ−２１１１６４６０６１０７／８３　、Ｎｏｎｅ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．前記した種類の流体弁において、縦軸線であって、この軸線を中心に、一端 に前記容器からの前記流体のための入口と他端に（前記したような）前記流体の ための出口とを有する室を配設した縦軸線と、前記室内で密封状に案内され移動 可能な弁ピストン部材と、これも前記室内で移動可能な弁部材と、前記部材は一 方が弁座要素を有し他方が前記弁座要素と密封状に協同するよう配置される弁座 要素を有し、この後者の要素から前記出口へ通ずる通路とを有し、前記弁部材は 前記後者の要素に対し付勢されて前記通路を閉じることを特徴とする流体弁。 ２．前記弁ピストン部材の前記要素は前記室入口に向けて配設されることを特徴 とする請求の範囲第１項に記載の弁。 ３．前記弁部材は前記通路と前記出口とを貫通する延長部を有することを特徴と する請求の範囲第１項または第２項に記載の弁。 ４．前記弁ピストン部材の前記室入口への移動を阻止または逆にするように前記 弁ピストン部材を前記出口の方へ拘束させる手段を含むことを特徴とする請求の 範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の弁。 ５．前記弁ピストン部材を前記室入口の方へ付勢するピストン部材付勢手段を含 むことを特徴とする請求の範囲第４項に記載の弁。 ８．前記室の開口から外部へ通ずる第２通路を含み、さらに前記弁ピストン部材 を前記室入口の方へ付勢するピストン部材付勢手段を含むことを特徴とする前記 請求の範囲のいずれかに記載の件。 ７．前記ピストン付替手段は、前記室入口を前記室の外部と連通させるため前記 弁ピストン部材に前記流体の限界圧レベルで前記第２通路を露出させることを特 徴とする請求の範囲第２項に記載の弁。 ８．前記第２通路は流体の逆流を前記室外部から前記室入口へ伝達するように配 置されることを特徴とする請求の範囲第６項または第７項に記載の弁。 ９．前記ピストン付勢手段は（前記のような）後退特性を有する請求の範囲第５ 項ないし第８項に記載の弁。 １０．前記ピストン付勢手段は複数個の積み重ねディスクばね状をなし、一方の ディスクばねの凸側が隣接ディスクばねの凹側に嵌入するように配置されること によって、ディスクばねの相手面間に摩擦を付与することを特徴とする請求の範 囲第５項ないし第８項のいずれかに記載の弁。 １１．流体を加圧収容する容器において、前記請求の範囲のいずれかに記載の弁 を組み入れ、連動させまたは固定させ、前記弁を介し容器に前記流体を装入し前 記容器から前記弁を介し前記流体を分配するよう配置されることを特徴とする容 器。 １２．流体を加圧収容する容器において、前記請求の範囲のいずれかに記載の弁 を組み入れ、連動させまたは固定し、容器に前記弁を介し前記流体を装入しかつ 前記流体を前記弁を介し前記容器から分配するよう配置され、弁は、容器への補 給が非認オペレータにより阻止されるよう、このような補給には、容器を補給す るために前記付勢に打ち勝つ特殊工具、機構その他の手段を用いねばならないよ うに構成されていることを特徴とする容器。