JPS6348610Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6348610Y2
JPS6348610Y2 JP8910283U JP8910283U JPS6348610Y2 JP S6348610 Y2 JPS6348610 Y2 JP S6348610Y2 JP 8910283 U JP8910283 U JP 8910283U JP 8910283 U JP8910283 U JP 8910283U JP S6348610 Y2 JPS6348610 Y2 JP S6348610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
tension
roller
tension sensor
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8910283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59195148U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8910283U priority Critical patent/JPS59195148U/ja
Publication of JPS59195148U publication Critical patent/JPS59195148U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6348610Y2 publication Critical patent/JPS6348610Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、糸条を一定張力で巻き取る糸条巻取
装置に関するものである。
本考案における巻き取りローラーとは糸条を巻
取る際に用いるスピンドルおよび該スピンドルに
嵌着されたドラムあるいはボビンの全体をいう。
ドラム上に糸条を巻き取る場合には、糸条品質
を均一にするために、巻き始めから巻き終りまで
の巻き取りローラーの径の変化にかかわらず、一
定の張力で糸条を巻き取ることが必要である。そ
こで、糸条にかかる張力を測定し、この測定結果
を前記のドラムを回転させるスピンドルモーター
等の駆動系にフイードバツクすることにより、巻
き取りローラーの回転速度を制御して上記目的を
達成しているのが通例である。しかし、従来技術
の糸条巻取装置における糸条の張力を測定する際
に用いる張力センサ……は第1図の10に示すよ
うに、糸条1の進行方向から見て、最後のターン
ローラー6の後で、かつトラバース装置8の前に
設置されていた。しかし、この場合の張力センサ
10は、糸条1の張力変化のうち、トラバース装
置8によつて生じる、スピンドルモーターの回転
制御には使用しない高い周波数成分をも検出して
しまつていたので、その検出信号の包絡線を得る
必要があつた。
本考案の目的は従来装置の欠点を解消するとと
もに糸条の品質を向上することにある。
本考案にかかる糸条巻取装置は、張力センサ1
0を一つの部品として別個に設置するものではな
く、既設のターンローラーの支柱を、上記目的の
張力センサと兼用にするものであり、装置全体を
簡略化して、糸条走行路において糸条に接する部
品を減少させ、製糸性を向上させたものである。
さらに、本考案による糸条巻取装置は、糸条にか
かる張力を間接的、かつ連続的に測定するので、
トラバースによる糸条の張力変動に影響を受けず
に、巻き取りローラーの安定した制御が可能とな
り、巻取装置に悪影響を及ぼすおそれもない。
本考案の構成は、ターンローラーの支柱に張力
センサを設置し、糸条にかかる張力が一定になる
ように、該張力センサの出力で、巻き取りローラ
の回転を制御するようにしたことを特徴とする糸
条巻取装置にある。
以下図面によつて本考案を説明する。
第1図は従来技術の張力センサを使用した巻取
装置の正面図である。糸条1は、送り出しローラ
ー2,2′、第1延伸ローラー3,3′、第2延伸
ローラー4,4′を通り、第1ターンローラー5、
第2ターンローラー6によつて進行方向を変えら
れ、トラバース装置7のトラバースガイド8でト
ラバースを受けながら、巻取ローラー9で巻き取
られる。10が張力センサで、14はフリクシヨ
ンローラーである。第2図は、第1図における張
力センサ10の部分概略斜視図であつて、張力セ
ンサ10の原理を説明するものである。第2図に
おいて、糸条1はトラバース装置7のために、第
2ターンローラー6を中心として、矢印−′
の間を往復する。張力センサ10は、糸条1が、
トラバースを受ける時に張力センサ10の左右の
フオーク11,12に与える圧力を、支柱13に
接合されたストレインゲージ15で測定し、それ
を張力に換算するものである。しかし、この張力
センサ10では、原理上、トラバース装置7によ
つて生じる張力変化を断続的に検出していること
になり、本来測定すべき糸条1の張力変化そのも
のを測定しているわけではないので、出力信号は
高い周波数成分を含むものとなつて、その包絡線
をとる等の信号の後処理をする必要が生じる。こ
れは、装置の複雑化を招き、かつノイズを完全に
除去することを困難にする要因となる。また、糸
条の巻き取りが進むに従つて巻取りローラーの径
が太くなり、破線の矢印−′で示すように、
トラバースによつて糸条がストレインゲージのフ
オーク11,12に接する角度が広がつて来て、
この影響に対する補正を施こす必要がある。
第3図は、上記の従来技術が持つ欠点を克服す
るための、本考案にかかる糸条巻取装置の実施例
である。この場合の張力センサ20は、第1図に
おける第1ターンローラー5の支柱の機能を兼ね
ているので、巻取装置全体が簡略化されている。
第4図は、第3図における張力センサ20の部分
概略斜視図である。該張力センサ20は、第1タ
ーンローラー5の支柱23の一部にストレインゲ
ージ21を接合したものであり、糸条1が支柱2
3に与えるひずみを張力として計測するので、不
必要な高周波成分を含むことが少ない。ただし、
トラバースによる影響を少なくするためには、第
2ターンローラー6よりも第1ターンローラー5
の支柱に該張力センサ20を設置するのが望まし
い。また、支柱23においてストレインゲージ2
1を付ける部分は、図に示す様に、ひずみがよく
そこに集中してストレインゲージの張力検出感度
をあげるように細くしておくのが好ましい。
なお、以上の様にして測定した張力を、一定に
保つように巻き取りローラーの回転速度を調節す
る制御装置は通常用いられるものでよく、特に限
定するものではない。
本考案にかかる糸条巻取装置は、以上説明した
長所以外にも、その中で使用する張力センサ20
が、従来の張力センサ10と異なり、原理的に較
正が容易であるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術の張力センサを使用した糸
条巻取装置の正面図。第2図は、第1図における
張力センサ部の拡大図。第3図は、本考案にかか
る糸条巻取装置の正面図。第4図は、第3図にお
ける張力センサ部の拡大図。 1……糸条、2,2……送り出しローラー、
3,3……第1延伸ローラー、4,4……第2延
伸ローラー、5……第1ターンローラー、6……
第2ターンローラー、7……トラバース装置、8
……トラバースガイド、9……巻取ローラー、1
0……従来技術の張力センサ、11,12……張
力センサ10のフオーク、13……支柱、14…
…フリクシヨンローラー、15……ストレインゲ
ージ、20……本考案にかかる糸条巻取装置で使
用する張力センサ、21……ストレインゲージ、
23……支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターンローラーの支柱に張力センサを設置し、
    糸条にかかる張力が一定になるように、該張力セ
    ンサの出力で、巻き取りローラーの回転を制御す
    るようにしたことを特徴とする糸条巻取装置。
JP8910283U 1983-06-13 1983-06-13 糸条巻取装置 Granted JPS59195148U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8910283U JPS59195148U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 糸条巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8910283U JPS59195148U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 糸条巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195148U JPS59195148U (ja) 1984-12-25
JPS6348610Y2 true JPS6348610Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30218999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8910283U Granted JPS59195148U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 糸条巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59195148U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4395828B2 (ja) * 2001-09-10 2010-01-13 村田機械株式会社 張力検出器を備える糸条巻取機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59195148U (ja) 1984-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5329822A (en) Yarn tension sensor for a textile machine
JP2735605B2 (ja) 綾巻きパッケージのパッケージ円周を求め、かつ結果を利用するための方法および装置
JPH0146427B2 (ja)
JP2707110B2 (ja) ワインダにおける糸の速度を求める方法及び装置
US5595351A (en) Method for controlling a winding station of a bobbin winding machine when a take-up bobbin is changed and winding station for performing the method
JPS6348610Y2 (ja)
JPH1072166A (ja) 綾巻パッケージの直径を測定する方法及び装置
JPH08238523A (ja) 長尺材の巻出し巻取り装置の巻径演算装置
JP3174737B2 (ja) 巻取機の品質監視装置
JP2712827B2 (ja) ヤーンプリプレグの粘着力測定方法
JP2615809B2 (ja) テープ巻取り装置および巻取り方法
JPH0423772A (ja) 糸パッケージ形成時の糸張力の設定方法
JP2023183002A (ja) 巻糸装置
SU391884A1 (ru) УСТРОЙСТВО дл ПЕРЕМОТКИ РУЛОННЫХ МАТЕРИАЛОВ ПРИ НАНЕСЕНИИ ПОКРЫТИЙ В ВАКУУМЕ
JPS63310466A (ja) 自動ワインダ−におけるテンション制御方法
JPS583077Y2 (ja) 走行糸の張力測定装置
JPH10147462A (ja) 帯状体巻き取り装置
JPH06127829A (ja) クレードルの故障診断装置
JP3171936B2 (ja) 糸張力検出装置
JPH08175750A (ja) パーンワインダー
JPH0231483Y2 (ja)
JP2568550Y2 (ja) 距離測定装置
JP2556103B2 (ja) 巻取径検出装置
JPH0126697Y2 (ja)
JPH0412404Y2 (ja)