JPS6348414A

JPS6348414A - 温度補正機能付寸法測定機

Info

Publication number: JPS6348414A
Application number: JP19633286A
Authority: JP
Inventors: Shoichiro Sakurai; 桜井　昇一郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-08-19
Filing date: 1986-08-19
Publication date: 1988-03-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、精密寸法測定機に関するものである。

「従来技術」従来、ワークの寸法を精密に測定するには、ダイヤルゲ
ージ及びマイクロメーター等のアナログ式器具の外に、
近年ではそれらの変位量をデジタル信号に変え、ＬＥＤ
等により直接表示する等の技術があった。

「発明が解決しようとする問題点」しかしながら、上記方法ではＩ／１０００ｍｍ単位を測
定しようとする場合、測定機自体にワークの温度に関す
る対策が何等為されていないため、たとえその測定機自
体が恒温室内におかれていても、ワーク自体が切削加工
等により温度が室温よりも上がっている場合は長時間放
置しておき、その室温近辺まで温度が下がった後測定す
るといったように非常に非能率的であった。又、もっと
精密に測定する場合には別に温度計でワークの測定時の
温度を計り、その値をもとに別個に計算によりワーク寸
法の補正を行っていた。

本発明は上記欠点を除くことを目的とする。

「問題点を解決するための手段」デジタル測定ヘッドのスピンドル先端のワーク接触部に
感熱部を設け、任意箇所に寸法表示装置及び入力キーボ
ードを具備した操作盤を設ける。

「実施例、作用」以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図に示す如く、熱電対又は白金測温抵抗体等で構成
された感熱部（１）をデジタル測定ヘッド（３）のスピ
ンドル（２）のワーク接触部に固着する。前記デジタル
測定ヘッド（３）は支柱（５）によりベース（６）に対
し直角に固設されている。又、前記支柱（５）もベース
（６）に直角に固着されている。

更に、別にデジタル測定ヘッド（３）からの出力信号と
感熱部（１）からの出力信号とを合成演算、結果表示す
る操作盤（７）を設ける。又、該操作盤（７）から演算
結果を印字するプリンター（８）を接続する。前記操作
盤（７）には数字入力のたぬのキーボード（９）と温度
数字表示ＩＫ（１０）、基礎寸法表示部（１１）、補正
後寸法表示部（Ｉ２）をそれぞれ設ける。

上記の如くの構成であるから、以下作用を第１図及び第
２図のブロック図に基づいて説明すると、まず、デジタ
ル測定ヘッド（３）のスピンドル（２）を感熱部（１）
がベース（６）に接触するまで下げる。この時点で、操
作盤（ア）の寸法表示をＯにする。次に被測定物である
ワーク（４）をベース（６）の上面に乗せ、前記デジタ
ル測定ヘッド（３）のスピンドル（２）を下げ、感熱部
（＋）を前記ワーク（４）に接触させる。

ここで操作盤（７）の温度数字表示部（１０）には前記
ワーク（４）の温度（°Ｃ）が前記感熱部（１）から出
力されたアナログ信号が操作盤中のＡ／Ｄ変換装置（＋
３）をへてデジタル表示される。又、基礎寸法表示部（
１１）には前記デジタル測定ヘッド（３）からの直線変
位デジタル信号が補正なしに直接前記ワーク（４）の高
さＸとしてデジタル表示される。

次に、前記ワーク（４）の基準とする温度（例えば２０
℃）を前記操作盤（ア）のキーボード（９）より入力す
る。更に、前記ワーク（４）の材種に相当する線膨張係
数を前記操作盤（７）のキーボード（９）より入力する
。ここで、前記ワーク（４）の高さＸの補正後寸法をり
２、基礎寸法をり２、基準とする温度をＩ３、被測定物
であるワーク（４）の温度をＩ２、線膨張係数をαとす
ると前記補正後寸法し、は近似的に次式で計算できる。

Ｌｔ−Ｌ＋（α（’ｒ、−’ｒ、）＋　１）従って、前
記操作盤（７）中の中央演算装置（１４）は上記計算式
の各々の数字を取り込み演算を行い前記ワーク（４）の
補正後の寸法をり、としてデジタル表示するため、高さ
Ｘが正確に測定できる。

更に、前記補正後の寸法り、及びワーク（４）の温度Ｔ
、を外部プリンター（８）により出力することも可能で
ある。

又、他の実施例として、前記デジタル測定ヘッド（３）
を従来より使用されているマイクロメーターのヘッドと
しても使用できる。

「発明の効果」上記構成、作用によってワーク（４）の高さが環境温度
に左右されることなく現在の温度で基準温度に補正され
た寸法がすぐ測れるので作業能率も向上し、又、特殊な
恒温室も必ずしも必要としないため製品コスト低減に大
きく貢献できる。更に、温度計単体としても利用でき利
用範囲も広がるといった多数の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略図。第２図は回路ブロック図。（１）−−−−一感熱部。（２）−−−−−スピンドル。（３）−−−−−デジタル測定ヘッド。（４）−−−−−ワーク。（５）−−−−一支柱。（６）−−−−一ベース。（７）−−−−一操作盤。（８）−−−−−プリンター。（９）−〜−−−キーボード。（１０）−−−一温度数字表示部。（＋１）−−−一基礎寸法表示部。（１２）−−−一捕正後寸法表示部。（１３）−−−−Ａ／Ｄ変換装置。（１４）−−”−中央演算装置。

Claims

【特許請求の範囲】デジタル測定ヘッドのスピンドル先端のワーク接触部に
感熱部を設け、任意箇所に寸法表示装置及び入力キーボ
ードを具備した操作盤を設ける。以上の如き構成からなる温度補正機能付寸法測定機。