JPS634835A - 排熱回収用熱交換器を内蔵する湿式排煙脱硫装置 - Google Patents
排熱回収用熱交換器を内蔵する湿式排煙脱硫装置Info
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- JPS634835A JPS634835A JP61146233A JP14623386A JPS634835A JP S634835 A JPS634835 A JP S634835A JP 61146233 A JP61146233 A JP 61146233A JP 14623386 A JP14623386 A JP 14623386A JP S634835 A JPS634835 A JP S634835A
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- Japan
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- exhaust gas
- heat exchanger
- water
- gas
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- Pending
Links
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Landscapes
- Chimneys And Flues (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は排熱回収用熱交換器を内蔵する湿式排煙脱硫装
置に関する。
置に関する。
従来の湿式排煙脱硫装置においては、装置へ入ってくる
排ガスの保有する熱量は、排ガス中の公害源を補集する
ために、ガス中へ投入される処理水の蒸発熱となり、大
気中へ放出されるためにすべて損失となる。
排ガスの保有する熱量は、排ガス中の公害源を補集する
ために、ガス中へ投入される処理水の蒸発熱となり、大
気中へ放出されるためにすべて損失となる。
又、蒸発した水分は排煙脱硫装置以降のダクト、誘引通
風機、煙突などの中で、外気により排ガスが更に冷却さ
れる事により、気相状態から再度、液相状態に戻り、ダ
クト、誘引通風機、煙突などを腐蝕する原因となるのみ
ならず、煙突頂部から白煙を生じて観察者をして、公害
防止の対策を行ったために生ずる白煙であるにもかかわ
らず、不必要な不安感を与える元となっている。
風機、煙突などの中で、外気により排ガスが更に冷却さ
れる事により、気相状態から再度、液相状態に戻り、ダ
クト、誘引通風機、煙突などを腐蝕する原因となるのみ
ならず、煙突頂部から白煙を生じて観察者をして、公害
防止の対策を行ったために生ずる白煙であるにもかかわ
らず、不必要な不安感を与える元となっている。
本発明は下記問題点を解決した湿式排煙脱硫装置を提供
しようとするものである。
しようとするものである。
（１） 排煙脱硫装置入口における排ガス中に残留す
る熱エネルギ、特に従来回収が困難であった、排ガス中
に含まれる燃料の燃焼によって発生した水蒸気の保有す
る潜熱を積極的に回収する。
る熱エネルギ、特に従来回収が困難であった、排ガス中
に含まれる燃料の燃焼によって発生した水蒸気の保有す
る潜熱を積極的に回収する。
（２） 排煙脱硫装置出口排ガスを乾きガスとし、後
光側に設置される各機器の腐食及び煙突頂部からの白煙
の発生を減少させる。
光側に設置される各機器の腐食及び煙突頂部からの白煙
の発生を減少させる。
（３）−般の排煙脱硫装置では、排ガス中に蒸発して行
く水損失のため、装置へ大量の水を供給する必要がある
が、本発明では水消費量をゼロ又は必要最少限に低減す
る。
く水損失のため、装置へ大量の水を供給する必要がある
が、本発明では水消費量をゼロ又は必要最少限に低減す
る。
本発明は排ガスを導入して排ガス中の水蒸気を凝縮させ
る一次熱交換器と、該−火熱交換器で冷却された排ガス
に、前記凝縮水に薬液を添加した吸収液を散布するガス
吸収装置と、該吸収装置で浄化された排ガスを、−火熱
交換器から排出された高温の冷却水で加熱する二次熱交
換器とを有することを特徴とする湿式排煙脱硫装置であ
る。
る一次熱交換器と、該−火熱交換器で冷却された排ガス
に、前記凝縮水に薬液を添加した吸収液を散布するガス
吸収装置と、該吸収装置で浄化された排ガスを、−火熱
交換器から排出された高温の冷却水で加熱する二次熱交
換器とを有することを特徴とする湿式排煙脱硫装置であ
る。
（１）排煙脱硫装置に入って来る排ガスを、従来の散水
による冷却に換えて防蝕を施し、内部に低温水を通じた
熱交換器を排煙脱硫装置の内部に組み込み、同熱交換器
により排ガスを露点以下の温度まで冷却する。
による冷却に換えて防蝕を施し、内部に低温水を通じた
熱交換器を排煙脱硫装置の内部に組み込み、同熱交換器
により排ガスを露点以下の温度まで冷却する。
排ガスは保有する顕熱に加えて、同ガス中に保有してい
た水蒸気の持つ潜熱も熱交換器管表面に放出し、間管の
表面に水蒸気凝縮水を発生させる。ガス中に存在する公
害源物質たとえばＥＩＯ，、Ｓｏ、などの−部は同凝縮
水中に吸収されるが、本装置ではさらに公害源物質を中
和吸収させるための薬品たとえばＮａＯＨ。
た水蒸気の持つ潜熱も熱交換器管表面に放出し、間管の
表面に水蒸気凝縮水を発生させる。ガス中に存在する公
害源物質たとえばＥＩＯ，、Ｓｏ、などの−部は同凝縮
水中に吸収されるが、本装置ではさらに公害源物質を中
和吸収させるための薬品たとえばＮａＯＨ。
Ｍｇ（ＯＨ）ｔなどを添加した水で排ガスを洗滌する。
（２）洗滌された低温度、低公害の排ガスを、前記（１
）の段階で排脱入口排ガスによって加熱され温度が上昇
した水によって加熱し、乾燥排ガスとして後流側へみち
びく。
）の段階で排脱入口排ガスによって加熱され温度が上昇
した水によって加熱し、乾燥排ガスとして後流側へみち
びく。
（３）本装置内では排ガス中の水蒸気を凝縮水として取
り出し排ガスは乾きガスとして放出するので、装置内の
滞留水量は常に増加し、増加分を系外にオーバフローさ
せる事によって補給水なしで運転できる。
り出し排ガスは乾きガスとして放出するので、装置内の
滞留水量は常に増加し、増加分を系外にオーバフローさ
せる事によって補給水なしで運転できる。
第１図に本発明の１つの実施例の系統図を示す。
系統図中に示した温度は、実施例の理解を助ける′ため
に一例を示したもので本発明に必然的な温度ではない。
に一例を示したもので本発明に必然的な温度ではない。
ボイラなどの燃焼装置を有する設備から発生した排ガス
は本装置の排ガス人口１よシ装置内へ導入される。
は本装置の排ガス人口１よシ装置内へ導入される。
排ガスは一次熱交換器２により冷却され露点温度以下と
なり、−火熱交換器２の伝熱管表面にはガス中の水蒸気
が凝縮する。凝縮水は水槽３に貯まり、水面が一定レベ
ルよシ高くなるとオーバフロー管４よシ系外に排出され
る。
なり、−火熱交換器２の伝熱管表面にはガス中の水蒸気
が凝縮する。凝縮水は水槽３に貯まり、水面が一定レベ
ルよシ高くなるとオーバフロー管４よシ系外に排出され
る。
水槽に貯まった凝縮水は一次循環ポンプ５にて曝気槽６
へ送り、低酸素状態の排ガスと接触 ・し、低酸素とな
っている水に空気中から酸素を補給する。
へ送り、低酸素状態の排ガスと接触 ・し、低酸素とな
っている水に空気中から酸素を補給する。
同槽下部に貯った水に対して薬液貯槽７から薬液注入ポ
ンプ８に依って中和吸収剤を供給した後、二次循環水ポ
ンプ９により、中和吸収剤を含有せる水を排煙脱硫装置
へ送り、排ガスを洗滌する。
ンプ８に依って中和吸収剤を供給した後、二次循環水ポ
ンプ９により、中和吸収剤を含有せる水を排煙脱硫装置
へ送り、排ガスを洗滌する。
洗滌された排ガスは高温度となった一次熱交換器出口２
の水を供給された二次熱交換器１０中を通過して加熱て
れ乾きガスとなって排ガス出口１１から系外へ排出する
。
の水を供給された二次熱交換器１０中を通過して加熱て
れ乾きガスとなって排ガス出口１１から系外へ排出する
。
二次熱交換器出口１０の水は排ガス中の熱を吸収する事
によって高温度に達しており、１５から系外に取り出し
ボイラ給水等に使用して、当該プラントの熱経済に資す
る事が出来る。
によって高温度に達しており、１５から系外に取り出し
ボイラ給水等に使用して、当該プラントの熱経済に資す
る事が出来る。
本発明は、上記構成を採用することにより、排ガス中の
水蒸気を凝縮して回収し、吸収液として利用するととも
に、凝縮時の潜熱を回収して浄化後の乾燥排ガスを加熱
し、大気放出を容易にした。このことは、比較的低温に
おけるガス吸収を可能とし、その結果高度の脱硫性能を
確保し、系外からの吸収水の供給を不用、若しくは最少
限となし、ボイラの熱効率を飛躍的に向上させた（約７
チ向上）。また、一次熱交換器で、除湿がなされ、吸収
装置で低温吸収が可能となったことにより、その後の排
ガス流路を乾き排ガスが流れることになり、該流路を構
成する装置の腐食が抑止された。
水蒸気を凝縮して回収し、吸収液として利用するととも
に、凝縮時の潜熱を回収して浄化後の乾燥排ガスを加熱
し、大気放出を容易にした。このことは、比較的低温に
おけるガス吸収を可能とし、その結果高度の脱硫性能を
確保し、系外からの吸収水の供給を不用、若しくは最少
限となし、ボイラの熱効率を飛躍的に向上させた（約７
チ向上）。また、一次熱交換器で、除湿がなされ、吸収
装置で低温吸収が可能となったことにより、その後の排
ガス流路を乾き排ガスが流れることになり、該流路を構
成する装置の腐食が抑止された。
第１図は本発明の１実施例である排煙脱硫装置の系統図
である。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫 第１図
である。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫 第１図
Claims (1)
- 排ガスを導入して排ガス中の水蒸気を凝縮させる一次熱
交換器と、該一次熱交換器で冷却された排ガスに、前記
凝縮水に薬液を添加した吸収液を散布するガス吸収装置
と、該吸収装置で浄化された排ガスを、一次熱交換器か
ら排出された高温の冷却水で加熱する二次熱交換器とを
有することを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61146233A JPS634835A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 排熱回収用熱交換器を内蔵する湿式排煙脱硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61146233A JPS634835A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 排熱回収用熱交換器を内蔵する湿式排煙脱硫装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS634835A true JPS634835A (ja) | 1988-01-09 |
Family
ID=15403117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61146233A Pending JPS634835A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 排熱回収用熱交換器を内蔵する湿式排煙脱硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS634835A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04313610A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-05 | Hitachi Zosen Corp | ごみ焼却方法 |
| EP0768108A1 (en) * | 1995-10-13 | 1997-04-16 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Boiler flue gas desulfuriser with heat recovery means |
| KR20010064951A (ko) * | 1999-12-20 | 2001-07-11 | 강신탁 | 유기성 폐기물의 건조에 따른 악취가스 제거장치와 그제거방법 |
| EP1250949A1 (de) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Scheuch GmbH | Verfahren zur Anlage zur Rückgewinnung der latenten und fühlbaren Wärme von Abgasen |
| US10253973B2 (en) | 2010-01-18 | 2019-04-09 | General Electric Technology Gmbh | System for combined flue gas heat recovery and dust precipitation improvement as retrofit solution for existing coal-fired power stations |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP61146233A patent/JPS634835A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04313610A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-05 | Hitachi Zosen Corp | ごみ焼却方法 |
| EP0768108A1 (en) * | 1995-10-13 | 1997-04-16 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Boiler flue gas desulfuriser with heat recovery means |
| US5878675A (en) * | 1995-10-13 | 1999-03-09 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Flue gas desulfurizer, boiler equipment and thermal electric power generation equipment |
| KR20010064951A (ko) * | 1999-12-20 | 2001-07-11 | 강신탁 | 유기성 폐기물의 건조에 따른 악취가스 제거장치와 그제거방법 |
| EP1250949A1 (de) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | Scheuch GmbH | Verfahren zur Anlage zur Rückgewinnung der latenten und fühlbaren Wärme von Abgasen |
| US10253973B2 (en) | 2010-01-18 | 2019-04-09 | General Electric Technology Gmbh | System for combined flue gas heat recovery and dust precipitation improvement as retrofit solution for existing coal-fired power stations |
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