JPS6347771Y2 - - Google Patents

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JPS6347771Y2
JPS6347771Y2 JP11299882U JP11299882U JPS6347771Y2 JP S6347771 Y2 JPS6347771 Y2 JP S6347771Y2 JP 11299882 U JP11299882 U JP 11299882U JP 11299882 U JP11299882 U JP 11299882U JP S6347771 Y2 JPS6347771 Y2 JP S6347771Y2
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shaft
switch
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JP11299882U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、転倒オフスイツチを備える電気ス
トーブなどの採暖器具の改良に関する。
一般に電気ストーブ等の採暖器具は、例えば第
1図に示すように、箱状の本体1の前面に発熱体
2,2を有し、この発熱体2,2から発せられる
熱を直接又は反射板3を介して前方に放射するよ
うになつている。そして、床面に本体1を設置し
て採暖する場合、何らかの原因で本体1が転倒し
たときに、火災等の発生を防止するために側板
4,4の一方の底部に転倒オフスイツチが設けら
れる。この転倒オフスイツチは、側板4内の底部
に設けられた一対の接点板と、この接点板の接点
を接離させるとともに、側板4の底部から脚部4
00内に下方に突出可能となるように付勢された
操作ピンとからなつており、操作ピンが床面によ
つて押圧されることによりその接点が閉じ、この
状態で電源スイツチを投入することによつて所定
の電流が発熱体2,2に供給され、オン状態にセ
ツトされる。又、操作ピンが床面によつて押圧さ
れていない状態、すなわち例えば採暖器具が転倒
したときにその接点が開き発熱体2,2への電流
の供給が断たれ、自動的にオフ状態に切換えら
れ、その安全対策がなされるようになつている。
しかしながら、このような従来の採暖器具にお
いては、床面に設置して使用する場合はよいが、
例えばこれを壁掛けタイプのものとして壁面に設
置しようとすると、転倒オフスイツチの操作ピン
が側板4の底部から下方に突出し接点が開の状態
となり、転倒オフスイツチがオフの状態におかれ
るため、電源スイツチをオンにしても使用状態に
セツトできないという不都合が生ずる。
そこでこの考案は、床面に設置する場合はもと
より、壁面等に吊下げ等の手段により設置する場
合においても常時転倒オフスイツチが作動可能な
状態に保持できるようにし、床面設置型としての
みらならず、壁掛け型としても使用できる転倒オ
フスイツチを備えた採暖器具を提供するもので、
以下この考案の一実施例を第2図以下の図面を参
照して詳細に説明する。
第2図は本案採暖器具の一例を示すもので、第
1図と同一箇所には同一符号を援用してその説明
を省略する。
この採暖器具は電気ストーブであつて、本体1
の両側に内面が開口する枠状の側板4,4がネジ
止め等により固定されている。この側板4の下部
には本体1を支持する脚部400が設けられてい
る。
側板4の一方、例えば第1図の右方に取付けら
れた側板の底部一側つまりその本体前部寄り位置
には、第2図に示すように転倒オフスイツチ10
の取付位置が設けられており、この取付位置にス
イツチ10の取付部材11が取付けられている。
この取付部材11は樹脂モールド等により一体成
形されるもので、その一端にスイツチ10の接点
部材の一端をネジ止めする取付座111を有する
とともに、他端に該スイツチ10の操作軸14の
ツバ部を嵌挿ガイドする支持筒112が形成され
ている。
一方、側板4の底部一側の下面には、取付部材
11の取付座111と対応する位置に、スイツチ
10の接点部材をネジ止めする取付ネジ16が螺
嵌される取付ボス部401が突設されている。そ
の本体中心寄り位置に支持筒112と対応するよ
うに操作軸14を挿通する案内筒402が突出形
成されている。
転倒オフスイツチ10は、他端に互に接離可能
に対向する接点120,130を有するリーフ状
をなす上下一対の接点部材12,13と、その上
端によつて接点120,130を接離させる外周
にツバ部140が形成された操作軸14とからな
つている。
このスイツチ10を取付けるには、取付部材1
1を第2図に示すように設置し、次いで操作軸1
4を支持筒112を通してそのツバ部140から
下方を側板底部の案内筒402に上下に摺動可能
に嵌挿する。その後、接点部材12,13をその
一端間に絶縁性のスペーサ15を介装して取付部
材11上に設置した後、樹脂等からなる取付ネジ
16をその上方から取付座111を通して側板底
部の取付ボス部401にネジ込めば、同第2図に
示すように取付部材11が側板底部に固定される
とともに、接点部材12,13の一端がこの取付
部材11の取付座111にその接点120,13
0が互に接離可能に対向するように固定され、か
つ操作軸14がツバ部140によつて下方への抜
け止めがなされて、支持筒112および案内筒4
02に上下に摺動可能に支持される。操作軸14
の上端は接点部材12と常時接しており、その上
下動によりこの接点部材12の他端を一端枢着点
を中心として上方に付勢し、又、下方に復帰さ
せ、接点120,130を接離させるようになつ
ている。この操作軸14のツバ部140から上方
の外周にコイルスプリング17が介挿されてお
り、操作軸14を案内筒402から下方に常時突
出するように付勢している。
操作軸14は、その中心軸線が本体1の中心軸
線Xから所定距離Lだけ本体前面寄りに偏心した
位置にあるように設けられる。
一方、側板4の脚部400の内周部に係止段部
403が形成され、その下方から嵌装された操作
板20がこの係止段部403によつて位置決め係
止されるようになつている。
操作板20は、第2図、第3図に示すように、
下方に開口する略矩形平盤状をなすとともに、そ
の一端寄りつまり上記中心軸線Xから一端方向に
所定距離Lだけ偏心した位置に操作軸14を挿通
する挿通孔22を有する第1の軸筒21が、又中
心軸線Xから他端方向に距離Lだけ偏心した位置
つまり中心軸線Xを挟んで第1の軸筒21と対称
位置に底部が閉塞された操作軸14と対応する係
止孔24を有する第2の軸筒23が、夫々下方に
所定高さを有して突出形成されている。
そして、第1の軸筒21を中心軸線Xを挟んで
本体前面側に位置させて操作板20を脚部400
の下方に嵌装すると、第2図に示すように操作軸
14が軸筒21の挿通孔22に挿通され、その先
端が軸筒21の下方に所定高さで突出する。一
方、操作板20を前後に反転させて脚部400の
下方に嵌装すると、上記対称位置により操作軸1
4が第2の軸筒23の係止孔24と対応しこれれ
に挿嵌されるとともに、その先端が係止孔24の
底部で係止保持されてこれより下方への突出が阻
止される。これにより、接点部材12が操作軸1
4の上端で上方に付勢され、接点120,130
間が閉じた状態に保持される。したがつて、転倒
オフスイツチ10が作動状態にセツト保持され
る。
以上の構成において、操作板20を、第1の軸
筒21の挿通孔22に操作軸14が嵌挿されるよ
うに脚部400の下方に嵌挿すると、第2図に示
すようにこの操作軸14の先端が挿通孔22を通
してその下方に突出する。この状態で本体1を床
面A上に設置すると、第4図に示すように操作軸
14の先端が床面Aによりスプリング17の付勢
に抗して上方に押圧され、第2図の仮想線で示す
如く接点部材12が操作軸上端で付勢され上方に
移動するとともに、接点120,130間が閉じ
転倒オフスイツチ10が作動状態にセツトされ電
気ストーブが使用可能となる。
他方、使用状態で何らかの原因によつて本体1
が転倒すると、床面Aによる操作軸14への押圧
が解除され、操作軸14がコイルスプリング17
の付勢によりその先端が第1の軸筒21の下方か
ら突出するように下方に移動復帰する。その結
果、接点部材12,13間が離間し、接点12
0,130が開放して転倒オフスイツチ10がオ
フになる。したがつて、発熱体2,2への通電が
解除されることになり、電気ストーブが自動的に
オフ状態に切換えられ、火災等の事故が未然に防
止されるとともに、その安全対策が図られる。
次に、第5図に示すように、操作板20を前後
に反転させて、第2の軸筒23の係止孔24に操
作軸14が嵌入されるように脚部400の下方に
嵌装すると、操作軸14の先端が係止孔24の底
部で係止保持されてこれより下方への突出が阻止
される。その結果、操作軸14が、その上端が取
付部材11の支持筒112から上方に所定高さ突
出した状態に保持され、これに伴い接点部材12
が操作軸14の上端で上方に付勢され、第2図の
仮想線で示すようにその接点120と接点部材1
3の接点130間が閉じる。これによつて転倒オ
フスイツチ10が作動状態にセツト保持される。
したがつて、この状態で本体1を床面から持ち上
げたとしても、転倒オフスイツチがオフになら
ず、電気ストーブが使用状態に保持されることに
なり、これを吊下げ等の手段により壁面等に取付
けて使用することが可能となる。なお、このと
き、操作板20は、係止段部403によつて挿入
方向に位置決め係止されるため、係止孔24を所
定深さに予め設定しておくことにより接点部材1
2,13の接点120,130間を常時閉じた状
態に確実に保持しておくことができる。
以上説明したとおり本案採暖器具によれば、本
体の両側に取付けられる側板の一方の脚部に、転
倒オフスイツチの操作軸を下方に突出可能に挿通
する挿通孔を有する第1の軸筒と、該操作軸を下
方に突出しないように係止保持する底部が閉じた
係止孔を有する第2の軸筒とが所定間隔おいて設
けられた操作板を、床面設置の場合と壁面等に設
置する場合とに応じて前後に反転させかつ操作軸
が挿通孔又は係止孔と対応するように嵌装したも
のであるため、いずれの場合においても転倒オフ
スイツチが常時作動可能状態に保持され、したが
つて、床面設置型としてのみならず、壁掛け型の
採暖器具としても用いることができ、使い勝手が
向上する効果がある。しかも、単純な構成の操作
板を側板の脚部下方に嵌装するのみでよいため、
構造も極めて簡単であり安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の採暖器具の斜視図、第2図は本
案採暖器具の一実施例を示す要部断面図、第3図
は本案採暖器具で用いられる操作板の一部破断斜
視図、第4図は本案採暖器具を床面に設置する場
合の操作板の取付状態を示す部分側断面図、第5
図は本案採暖器具を壁面に設置する場合の操作板
の取付状態を示す部分側断面図である。 2,2……発熱体、1……本体、4,4……側
板、10……転倒オフスイツチ、14……操作
軸、22……挿通孔、21……第1の軸筒、24
……係止孔、23……第2の軸筒、20……操作
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱体を有する本体の両側に取付けられた側板
    の一方の底部に突出する転倒オフスイツチの操作
    軸を該底部下方に突出可能に挿通する挿通孔を有
    する第1の軸筒と、前記操作軸を前記底部の下方
    に突出しないように係止保持する底部が閉塞され
    た係止孔を有する第2の軸筒とが所定間隔おいて
    設けられた操作板を、前記操作軸が前記挿通孔又
    は係止孔のいずれか一方と対応嵌合可能となるよ
    うに前記一方の側板の下方に前後反転可能かつ着
    脱可能に嵌着せしめたことを特徴とする採暖器
    具。
JP11299882U 1982-07-26 1982-07-26 採暖器具 Granted JPS5918206U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11299882U JPS5918206U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 採暖器具

Applications Claiming Priority (1)

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JP11299882U JPS5918206U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 採暖器具

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Publication Number Publication Date
JPS5918206U JPS5918206U (ja) 1984-02-03
JPS6347771Y2 true JPS6347771Y2 (ja) 1988-12-09

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ID=30261743

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JP11299882U Granted JPS5918206U (ja) 1982-07-26 1982-07-26 採暖器具

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