JPH0587076U - 局部洗浄装置のための操作盤 - Google Patents

局部洗浄装置のための操作盤

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JPH0587076U
JPH0587076U JP3630292U JP3630292U JPH0587076U JP H0587076 U JPH0587076 U JP H0587076U JP 3630292 U JP3630292 U JP 3630292U JP 3630292 U JP3630292 U JP 3630292U JP H0587076 U JPH0587076 U JP H0587076U
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弘志 田中
学 平原
吉喜 太田
佳津一 入舟
良祐 林
哲生 西本
一夫 松井
隆 吉岡
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 かなめ部15が垂直軸19に軸支されて水平
に引出し収納自在に構成された略扇型を呈していること
を特徴とした局部洗浄装置のための操作盤13。 【効果】 操作盤を略扇型とし、そのかなめ部を垂直軸
に軸支させ、水平に引出し収納自在に構成したので、操
作盤の高さ寸法を小さくできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は局部洗浄装置のための操作盤の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
生活様式の変化に伴って局部洗浄装置の需要が増している。この局部洗浄装置 は冷水を暖めるためのヒータや給水先を切換えるための電磁弁等の電気部品を有 しているために操作盤が必要である。 この操作盤は露出固定式のものが普通であるが、掃除の際に邪魔になるなどの 理由から必要な時にのみ引出せる収納式のものが提案されている。
【0003】 例えば本出願人が先に特開昭63ー308126号で提案した操作パネルがそ うであり、この操作パネルは縦向きに収納され、側方へ倒されることで水平向き となり、取扱可能になるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近年局部洗浄装置には単なる温水吐出機構に留まらずに、便器洗浄機能、温風 発生機構やオゾン式脱臭機構等が付設され、その結果操作ボタンやボリュウムの 数が増し、操作盤の平面積が拡大する傾向にある。
【0005】 上記縦向きに収納する方式の操作パネルでは底板が蓋代りになる。従って、大 きな操作パネル底板が局部洗浄装置の側面に露出することとなり、邪魔になり且 つ見苦しいという従来の固定式のものと同様な問題が、大型の操作パネルの場合 に顕著になっている。
【0006】 そこで、本考案の目的は大型の操作盤にあってもすっきりと収納できる技術を 提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、局部洗浄装置の操作盤を略扇型とし、そ のかなめ部を垂直軸に軸支させ、水平に引出し収納自在に構成したことを特徴と する。
【0008】 前記操作盤は過大な下向き荷重を受けた時に破断するヒューズピンを介して前 記垂直軸に取付けられていることが望ましい。
【0009】
【作用】
操作盤は必要な時にのみ引出して操作をし、それ以外は収納されている。
【0010】 また、ヒューズピンを備えたものにあっては、操作盤に過大の下向き荷重が掛 かった場合にはこのヒューズピンが破断することで他の部分のダメージが免れる 。ヒューズピンを交換することで容易に復旧できる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向 きに見るものとする。
【0012】 図1は本考案に係る局部洗浄装置付き便器の要部の分解斜視図であり、洋風便 器本体1の上面後部2にはベースプレート3が載せられる。このベースプレート 3には温水噴射ノズルユニット4、温風発生機構5、脱臭機構6、便器洗浄の為 の給水切替弁ユニット7等が載置される。
【0013】 給水切替弁ユニット7が載る部分には排水受け溝8が形成されている。この排 水受け溝8は便器本体のボウル部9に向かって1/10程度の勾配とされ、弁ユ ニット7等からの漏水は速やかに排出される。
【0014】 さらに、ベースプレート3の一側部に凹部11が形成され、この凹部11に操 作盤ケース12がビス止めされ、この操作盤ケース12に操作盤13が取付けら れている。 14はリヤカバーであり、ベースプレート3及びそれに載置された機器類4〜 8を一括してカバーするものである。
【0015】 図2は本考案の局部洗浄装置の操作盤及び操作盤ケース平面図であり、操作盤 ケース12は左右4個のビス穴12a…を介した図示せぬビスで前記ベースプレ ート3に固定される。この操作盤ケース12に収納された操作盤13は略扇型を 呈し、そのかなめ部15が揺動中心となるように係止されている。
【0016】 図中、16はトーションばねであり、17は球形ボス部、18はストッパ部で ある。即ち、操作盤13はトーションばね16で図反時計方向に付勢されている がストッパ部18が球形ボス部17をチャックしているために操作盤13は収納 状態を維持される。
【0017】 図3は本考案の局部洗浄装置の操作盤及び操作盤ケース正面図であり、上下に 2分割された操作盤ケース12の上ケース12bと下ケース12cとの間には高 さ寸法の小さな操作盤13が水平方向に引出し可能に収納されている。 そして、操作盤13のかなめ部15は比較的大きな径の円筒部19で構成され この円筒部19が上下ケース12b,12cの穴12d,12eに嵌合すること で保持されている。
【0018】 以上の構成からなる局部洗浄装置の操作盤の作用を次に述べる。 図2において、操作盤ケース12は平面視でほとんどリヤカバー14内にある ため、操作盤13のほとんどもリヤカバー14内にあることになる。 本実施例では操作盤13上の表示部20のみを収容時でも露出するようにした ことに特徴がある。
【0019】 そして、操作盤13を操作する場合には上記表示部20の付近を軽く引くこと で、奥の球形ボス部17をストッパ部18から外せばよい。トーションばね16 の弾発力で操作盤13は開方向に押し出される。なお、操作盤13をプッシュ・ プッシュ方式(引出しの際、軽く押すことでロックを外しトーションばね16の 弾発力のみで開放させる方式)としてもよい。
【0020】 図4は本考案の作用説明図であり、約90゜回転され開状態とされた操作盤1 3を示す。 図5は本考案の操作盤の平面図であり、操作盤13の盤面はその表示部20に 、リモートコントローラ用受光部21、タイマーオン表示灯22、脱臭機構オン 表示灯23、温水機オン表示灯24、便座暖房オン表示灯25、トイレブース内 暖房オン表示灯26、水圧異常表示灯27が一列に配置されている。表示灯22 〜27は発光ダイオード(LED)で消費電力はごく僅かである。 即ち、リモートコントローラ用赤外線投光器(図示せず)を操作することで各 機器を遠隔操作し、それに応じて表示灯22〜27がオンオフする。
【0021】 一方、通常は操作盤ケース12に収納されている収納部30には、温水ダイヤ ル31、便座ダイヤル32、暖房ダイヤル33、乾燥空気の温度を調整する乾燥 ダイヤル34、脱臭機構の入り切りスイッチ35、および便器洗浄スイッチ36 、おしり洗浄スイッチ37、ビデスイッチ38、乾燥スイッチ39、停止スイッ チ40が配置されている。 上記各スイッチ36〜40はリモートコントローラを使用しないときのマニュ アルスイッチであり、普段は操作不要である。
【0022】 なお、図2に合せるために図4では、前記図5の操作盤13を天地逆に表示し た。しかし、便座が図4の上方に在るために便座からは図5の向きに見えるので 不都合はない。 図4において、好みあるいは必要に応じて各設定を変更もしくは調整すればよ い。 この後に操作盤13を図2のごとく収納状態にすればよい。
【0023】 図2に示した通り、操作盤13をリヤーカバー14にほぼ収納したことで清掃 が楽になる。 そして、図3に示す通り、操作盤13は高さ寸法を小さくできるのでリヤーカ バー14側面の美観を損ねることはない。操作盤13の盤面寸法が大きくなるほ どその効果は顕著になる。
【0024】 図6は本考案の操作盤の別実施例図であり、操作盤本体50と円筒部51とを 別体にし、これらを2本のピン52,53で連結したことを特徴とする。 上部のピン52はせん断力が作用する部分に切欠き52a,52aが刻設され たいわゆるヒューズピンであり、一定のせん断応力で破断する。 下部のピン53は切欠きなしの丈夫なピンである。
【0025】 上記ヒューズピンを採用した理由は次の通りである。 本考案はリヤーカバーの開口を操作盤の平面積よりも十分に小さくするために 水平引出し方式としたが、図4に示す引出し状態で操作盤13に過大な下向きの 負荷が掛かる場合がある。子供や年寄りにその頻度が高い。
【0026】 図7(a),(b)は別実施例の作用図であり、図7(a)において大きな下 向き荷重Fが作用するとヒューズピン52が切欠き52aで切断し、図7(b) に示す通りに下部のピン53を支点に回転する。この回転によって他の部分の破 損は免れる。 復旧には新たなヒューズピン52を図7(a)の状態で差込めばよい。
【0027】
【考案の効果】
以上に述べと通り本考案は局部洗浄装置の操作盤を略扇型とし、そのかなめ部 を垂直軸に軸支させ、水平に引出し収納自在に構成したので、清掃の際に邪魔に ならずしかも操作盤の高さ寸法を小さくできる。操作盤が大型になるほどその効 果は顕著になる。
【0028】 また、過大な下向き荷重を受けた時に破断するヒューズピンを介して操作盤を 垂直軸に取付けることで、操作盤の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る局部洗浄装置付き便器の要部の分
解斜視図
【図2】本考案の局部洗浄装置の操作盤及び操作盤ケー
ス平面図
【図3】本考案の局部洗浄装置の操作盤及び操作盤ケー
ス正面図
【図4】本考案の作用説明図
【図5】本考案の操作盤の平面図
【図6】本考案の操作盤の別実施例図
【図7】別実施例の作用図
【符号の説明】
1…洋風便器本体、2…上面後部、12…操作盤ケー
ス、13…操作盤、15…かなめ部、19…垂直軸(円
筒部)、52…ヒューズピン、52a…切欠き。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 太田 吉喜 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 入舟 佳津一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 林 良祐 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 西本 哲生 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 松井 一夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 吉岡 隆 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器本体の上面後部に搭載された局
    部洗浄装置のための操作盤において、この操作盤はかな
    め部が垂直軸に軸支されて水平に引出し収納自在に構成
    された略扇型を呈していることを特徴とした局部洗浄装
    置のための操作盤。
  2. 【請求項2】 前記操作盤は過大な下向き荷重を受けた
    時に破断するヒューズピンを介して前記垂直軸に取付け
    られていることを特徴とした請求項1記載の局部洗浄装
    置のための操作盤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122591A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社Lixil 水洗式便器
JP2021509455A (ja) * 2017-12-28 2021-03-25 ニュー・ライン・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータNew Line S.R.L. サービス装置を備えた便器用の付属品組立体

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