JPS6346808A - ミキサ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、通信機器等に用いられろ、マイクロ波集積化
したミキサ回路に関するものである。

従来の技術 最近、マイクロ波集積化したミキサ回路は、衛星通信な
どの分野で盛んに利用されろようになってきた。このミ
キサ回路は、例えば特公昭５８−３６５２７号公報等に
記載されているラットレース回路を利用したミキサ回路
の構成が知られている。

以下第３図を参照して、従来のミキサ回路に−）見・て
説明する。

第２図において、２１は局部発振信号入力線路、２２は
高周波信号入力線路、２３は局部発振信号の波長の３７
２倍の長さの閉ループ線路、２・１．２５はミキサダイ
オード、２６は中間周波数出力端子、２７は短絡ブロッ
クである。２８．２９は伝送線路で、２の線路から入力
された高周波信月は、その伝送線路２８．２９を介して
、同相で加えら土」、る。また入力線路２１かも入力さ
れた局部発振信号は、伝送線路２８．２９を介して、１
８０度の位相差で、ミキサダイオード２．１．２５に加
えられる。この場合局部発振信号は、高周波信号の入力
線路２２には伝わらない特徴がある。

上記のような伝送路で構成した回路は、ラットレース回
路と呼ばれている。高周波信号と、局部発振信号の差の
中間周波数信号を、伝送線路２６かも低域通過フィルタ
３０ａ、３０ｂを介して出力させるものである。

発明が解決しようとする問題点 しかし以上のような構成では、短絡ブロック２７は裏面
導体と導通な確実にとるため誘電体基板を固定するケー
スから金属にネジを切り、ケース密着して短絡ブロック
２７を構成する必要があるため、構造が複雑であるとい
う欠点があった。

本発明は従来技術の以上のような問題を解決するもので
、短絡ブロックをなくし、ミキサ回路の構造の簡略化お
よび小形化を実現することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、ラントレース回路を用いたマイクロ波集積化
ミキサ回路に対して、前記ラットレース回路の閉ループ
伝送線路内に、ミキサダイオード、１７４波長先端開放
短絡線路および低域通運フィルタを配置し、前記低域通
過フィルタの出力をボンディングワイヤ等で閉ループ外
の出力線路に接続し中間周波数出力を得て、また前記ラ
ットレース回路の閉ループ伝送線路内に低域通過フィル
タを配置するようにしたものである。

作　　　　用 本発明は上記構成により、高周波信号と局部発振信号と
を加え、ラットレース回路を介して、逆極性で接続され
たミキサダイオードに高周波信号は同相で、局部発振信
号は１８０度の位相差を持って入力され、逆極性で接続
されたミキサダイオードの接続点に、１／４波長の先端
開放の短絡線路を設けて高周波を短絡し、さらにそこか
ら中間周波信号を低域通過フィルタを介して得ることが
でき、従来の短絡ブロックを必要とせず、構造の簡略化
および小形化を可能としたものである。

実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

第１図において、１は高周波信号の入力線路、２は局部
発振信号の入力線路、３は中間周波の出力線路、１０は
リング形状の閉ループ線路である。

入力端子１から入力された高周波信号は、伝送線路４ａ
、４ｂを介して分配され、ミキサダイオード５ａ、５ｂ
に同相で入力される。また入力端子２から入力された局
部発振信号は、伝送線路４ａ、４ｂを介して、分配され
ミキサダイオード５ａ、５ｂに１８０度の位相で入力さ
れ、高周波信号と混合される。高周波信号は、１／・１
波長の先端開放の短絡線路６で短絡される。そして高周
波信号と局部発振信号の混合された中間周波信号は、線
路７ａ、７ｂから成る低域通過フィルタ７を介して、ボ
ンディングワイヤ８で、中間周波信号線路に接続され、
中間周波信号の出力が出力線路３から得られる。なお、
９は誘電体基板である。

以上の説明から明らかなように、本実施例によれば、第
２図に示したような短絡ブロック２７によるものではな
く、先端開放の短絡線路６を設け、さらに低域通過フィ
ルタ７もラットレース回路の閉ループ線路１０内に配置
することにより構造の簡略化が図れるとともに小形化す
ることができる。

なお、以上の実施例の説明では、低域通過フィルタ７と
、中間周波信号の出力端子３と間の接続にはボンディン
グワイヤ８を用いたが、これにかぎるものではない。ま
たミキサダイオード５ａ。

５ｂに接続されている伝送線路４ａ、４ｂは、ミキサダ
イオード５ａ、５ｂのインピーダンス整合に応じて、線
路幅を変え閉ループ出力とミキサダイオードのインピー
ダンス整合をとるインピーダンス変換機節を持たせるこ
ともできる。

発明の効果 以上のように本発明はラットレース回路を用いたマイク
ロ波集積化ミキサ回路で、そのラットレース回路の閉ル
ープ線路内に、ミキサダイオード、１／４波長短絡線路
、低域通過フィルタを配置することにより、構造の簡略
化および、小形化を実現することができ、その効果は大
きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一冥施例におけるミキサ回路のパター
ン配線図、第２図は従来のミキサ回路のパターン配線図
である。 μ　・・　蒋すタイオーＬ゛５　　髪ｂ・・・　Ｓキナ
７゛イｔ−１：’代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　
男　ほか１名第　１　口

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）使用高周波信号の波長の３／２倍のマイクロスト
   リップ線路に４つの入出力端子を付加した１８０°位相
   差を有するラットレース形方向性結合器を有し、前記ラ
   ットレース方向性結合器の同相となる２端子に互に逆極
   性で接続された２つのダイオード、１／４波長先端開放
   短絡線路、中間周波数を出力する低域通過フィルタを設
   け、前記ラットレース方向性結合器の閉ループ伝送内に
   配置したミキサ回路。
2. （２）ラットレース形方向性結合器からダイオードに接
   続される線路長を１／４波長とし、前記ミキサダイオー
   ドのインピーダンスに応じて線路幅を変えるようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のミキサ回
   路。