JPS6346407A

JPS6346407A - 光ファイバ−接続具

Info

Publication number: JPS6346407A
Application number: JP62198958A
Authority: JP
Inventors: Shohachi Shimizu; 昭八清水
Original assignee: Mirai Industry Co Ltd
Current assignee: Mirai Industry Co Ltd
Priority date: 1987-08-07
Filing date: 1987-08-07
Publication date: 1988-02-27
Also published as: JPH0462646B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、光ファイバーを接続する接続具に関するもの
である。

（従来の技術）近年、通信機器等に光ファイバーか多く利用されるよう
になってきている６光ファイバーは、遠距離間を結ぶ場
合は勿論、届いたデータ光を各機器内に人力するために
他の光ファイバーと接続しなければならない。この接続
にあたっては、データ光か漏れたり減衰したりしてはな
らない。

従来の光ファイバーを接続するための一般的な方法とし
てのロット接続法、■スリーブ接続法、■融着接続法、
及び■Ｖ溝接続法がある。■のロッド接続法は、例えば
三本のロットをファイバーに添え、袖合わせ後接着剤等
て固定する方法であるか作業性か非常に悪い。■のスリ
ーブ接続Ｖ、は、スリーブ内でファイハーヲ接続するも
のであるか、ファイバ一部の補強のためファイバーをス
リーブ内に挿入後、さらに大径のスリーブをかふせるた
め、その接続作業は筒中には行なえない。しかも、スリ
ーブにクリアランスか必要であり、このクリアランスが
データ光の漏れや減衰、すなわち接続損失を増加させる
ことになる。■の融着接続法は、ファイバーの端部な突
き合わせて約１８００℃の温度で加熱融着するものであ
るが、ファイバーの軸ズレを生じ、コアの変形、気泡混
入等によって接続損失が大きくなることかある。

これに対して、■のＶ溝接続法は、精度の高い室内溝を
用いれば、接続損失は０．１ｄＢと十分小さく、簡単に
作業を行なえる特徴がある。このＶ溝接続法に用いられ
る接続具としては、実公昭５４−３１００２号公報及び
特公昭５４−３２３４２号公報等に既に提案されており
、これらは第４図に示したようなものである。

この従来の接続Ａ　（４０）は、基板（４１）と、この
基ＪＮ　（４１）の左右に配ｌ固定される固定板（４２
）と、これらの固定板（４２）の間に配を固定される支
持板（４３）を備えている。基板（４１）には第４図及
び第６図に示すように、光ファイバー（１０）の芯！（
１１’）及び被覆材（１２）に対応するＶ溝（４１ａ）
か形成してあり、各固定板（４２）についても同様に、
第５図及び第７［４に示すように、溝（４２ａ）か形成
しである。

そして、この接続具（４０）にあっては、第７図に示し
たように、一対の光ファイバー（１０）をその各芯線（
１１）の端部な突き合わせた状態でＶ溝（４１ａ）内に
嵌合し、そのとに各固定板（４２）及び支持板（４コ）
を配置した後、ネジ等によってこれらを固定することに
より一対の光ファイバー（１０）を接続するものである
。

ところが、この接続具（４０）を使用する場合各Ｖ溝（
４１ａ）及び溝（４２ａ）は相当精度か要求される。

各Ｖ％Ｍ（４１ａ）及びＪ、１（４２ａ）の精度が光フ
ァイバー（ｌＯ）に対応したものである場合には、第７
図及び第８　ＩＮに示すように、各光ファイバー（１０
）は所定の位ｔにて保持され接続損失は少ないか、この
各Ｖ溝（４１ａ　）及び溝（４２ａ）の精度がよくない
と第９図に示したように光ファイバー（１０）の芯線（
１１）の位置か仮想線の正規の位置からズレ、接続損失
を招くことになる。これを避けるためには各ｖ　６ｇ（
４１ａ）及び溝（４２ａ）を相当精度よく仕上げなけれ
ばならず、このため接続Ａ（４０）自体の製造に手間が
掛りその価格を上昇させているのである。接続具（４０
）自体の製造に問題があるだけでなく、その接続作業に
おいても要求される精度に応じた注意を払わなければな
らないから、相当困難が伴なっているのである。

（発引か解決しようとする閂通点）本発明は以上のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の解決しようとする問題点は、従来の接続具における製
造、Ｌ及び接続作業」二の困難性である。

そして、本発明の目的とするところは、筒中に製造する
ことができかつ接続作業も容易である接続具を提供する
ことにある。

（問題点を解決するための手段）以上のＩＭ題点な解決するために本発明が採った１段は
、実施例に対応する第１図〜第３図を参照して説１！１
すると、接続すべき一対の光ファイバー（１０）の端部をそれぞ
れ案内溝を有して対向する板部（２１）・（２２）によ
り挟持して、前記両光ファイバー（１０）を接続する接
続具において、前記対向する両板部（２１）・（２２）か、その各一端
縁にてりいに一体的に連続し、かつ両板部（２１）・（
２２）がそれ自身の弾性により互いに接した可塑性材料
からなり、これら両板部（２１）・（２２）の互いに対向する面に
、前記光ファイバー（１０）の芯！ａ（ＩＩ）の形状と
一致する転写溝（２１ａ）　　・（２２ａ）と、一方の
板部（２２）に螺着してその端部が他方の板部（２１）
に接し両板部（２Ｉ）・（２２）間を開口させるための
開口ネジ（２３ａ）とを備えたことを昔徴とする光ファ
イバー接続具である。

（発明の作用）本発明が以上のような手段を採ることによって次のよう
な作用がある。接続具（２０）の基板部（２■）及び押
圧板部（２２）、すなわち両板部の互いに対向する面に
転写形成した各転写溝（２１ａ）及び（２２ａ）は、接
続する光ファイバー（１０）の芯Ｍ　（Ｉｆ）に完全に
一致した形状を有しており、また直線状になっているか
ら、一対の光ファイバー（ｌＯ）を接続するに際しては
これらの光ファイバー（１０）を単に各転写溝（２１ａ
）及び転写溝（２２ａ）間に配置するのみでよい、すな
わち当該接続具（２０）を使用した接続作業においては
、それ程注意を払わなくとも接続損失を招くおそれはな
い。

また、開口ネジ（２：！ａ）は、一方の板部である抑圧
板部（２２）に螺着してその端部が他方の板部である基
板部（２１）に単に接した状態にしてあり、第２図に示
したように、この開口ネジ（２：ｌａ）を螺進させるこ
とにより百ノ＾板部（２１）及び抑圧板部（２２）間を
開かせて一対の光ファイバー（ｌＯ）を容易に挿入する
ことかできる。

したがって、光ファイバー（１０）の接続作業を容易に
できる。

また、このような接続具（２０）を製造するに際しては
、接続の対象となる光ファイバー（１０）の芯線（１１
）、またはこれと同じ形状を有したもののみを用意し、
これを板部材に挟んだ状態で熱間または冷間強圧するこ
とにより転写ｙｔ（２１ａ）及び転写溝（２２ａ）を形
成すればよいのであるから、従来のようにＶ溝を形成す
るための精度の高い機械類を用意する必要は全くなく、
極めて接続Ｊ！　（２０）を簡単に製造することができ
るのである。

（実施例）次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したものであり、この例
の場合、板部である両店板部（２Ｊ）及び抑圧板部（２
２）は、その各一端縁にて互いに一体的にＪ！１！続し
、それ自身の弾性により両店板部（２１）及び抑圧板部
（２２）が互いに接した状態になっている。

これらの基板部（２１）及び抑圧板部（２２）はメタク
リル樹脂、ポリカーボネイト等の可塑性材料によって形
成している。

またこれらの基板部（２１）及び抑圧板部（２２）は。

これらの間に被覆材（１２）を除去した光ファイバー（
１０）の芯線（１１）またはこれと同じ形状を有するも
のを挟んだ状態で熱間または冷間強圧することにより形
成した転写ＩＪ（２１ａ）及び転写溝（２２ａ）を、そ
れぞれのＶいに対向する面の中央部に有している。各転
写４９（２１ａ）または（２２ａ）は、各光ファイバー
（【Ｏ）の端部にて露出させた芯線（１１）を収納する
ものであり、その左右に位として光ファイバー（ｌＯ）
の被覆材（１２）の端部が収納される６溝（２４）と連
続している。

さらに、この接続具は、それ自身の弾性により両店板部
（２Ｉ）及び抑圧板部（２２）が互いに接した状態にな
っているので、これを開口させるための開口ネジ（２：
ｌａ）を備えている。この開口ネジ（２３ａ）は、一方
の板部に螺着してその端部が他方の板部に弔に接した状
態にしてあり、第２図に示したように、この開［１ネジ
（２：ｌａ）をｄ！ｊ：進させることにより両店板部（
２１）及び抑圧板部（２２）間を開かせて一対の光ファ
イバー（１（１）を挿入し易くするものである。

なお、板部であるこれら両店板部（２１）及び抑圧板部
（２２）は、一対の光ファイバー（１０）を各転写溝（
２１ａ）及び（２２ａ）内に挟持した状態で両店板部（
２１）及び抑圧板部（２２）を連結固定するだめの複数
の固定ネジ（２３）を有している。

次に、上記の接続具な製造するための方法について説１
（する。

まず、一枚の長い材料板を折り曲げて連続した基板部（
２Ｉ）と抑圧板部（２２）とが一体となったものを用５
復する。次に各転写溝（２１ａ）及び（２２ａ）を形成
するに際して使用するため、被覆材（Ｉ２）を除去する
ことによって芯線（１１）を露出させた部分を形成した
光ファイバー（１０）、またはこれと同じ形状を有する
金属線等によって形成した中型を用意する４このように
各転写溝（２１ａ）及び転写Ａｔ（２２ａ）を形成する
にあたっては、光ファイバー（１ｏ）の芯線（ＩＩ）を
そのまま利用して使用してもよいが、これと同じ形状を
イｆした・ｂを利用してもよい。

次いで、この光ファイバー（１０）の芯ｍ　（１１）ま
たはこれと同じ形状を有する中型を、基板部（２１）と
なる基板材（コ１）上の所定位置に配置し、その１から
抑圧板部（２２）となる抑圧板材（３２）でｍＺする。

この場合、各基板材（３１）及び抑圧板材（３Ｚ）には
光ファイバー（１０）の被覆材（１２）が収納される溝
（２４）か予じめ形成しである。

そして、各光ファイバー（１０）の芯綿、（１１）また
はこれに対応する中型の部分かノ、（板材（３１）の中
央部に位置するように配置する。基板材（３１）及び抑
圧板材（３２）は、光ファイバー（ｉｎ）の接続作業を
し易くするため少なくとも一方を透明なものとするとよ
い。

このように各光ファイバー（Ｉｎ）またはこれと同じ形
状を右する中型をｉＪ　ｊ、’？　［）だ両店板材（３
■〕及び抑圧板材（３２）を、第３図に示したように、
熱板Ｃ３３）Ｃ３３）間に入れて、これらが軟化する程
度の温度まで加熱しながら両店板材（３１）及び抑圧板
材（３２）をｌｉいに強圧して、ト１４基板材（３Ｉ）
及び抑圧板材（３２）の生いに対向する面の中央部に各
光ファイバー（１０）の芯線（夏１）またはこれと同じ
形状を右する中型の転写溝（２１ａ）及び（２２ａ）を
形成し、その後に冷却する。そ１ノで、各基板材（３１
）及び抑圧板材（３２）を引き離して、各光ファイバー
（１０）またはこれと同じ形状を有する中型を取り出す
。これにより１ａ統具か形成される。

また、各基板材（コ１）及び押圧板材（３２）の可撓性
を利用して、単に冷間加圧することにより、転写溝（２
１ａ）及び（２２ａ）を有する接続具を形成してもよい
ものである。

なお、各光ファイバー（１０）またはこれと同じ形状を
有する中型の取り出しを容易にするために、各２５板材
（３１）及び抑圧板材（３２）の互いに対向する面に離
型剤を予じめ塗布しておいてもよい、また、固定ネジ（
２３）を固定するための穴は、予しめ基板材（３１）及
び抑圧板材（３２）に形成しておいてもよいし、基板材
（３１）及び抑圧板材（３２）の所定形状に切断した後
に設けるように実施してもよい。また、各基板材（３１
）及び抑圧板材（３２）の溝（２４）は各転写溝（２１
ａ）及び（２２ａ）を形成する際に同時に形成するよう
にして実施してもよい６なお、上記の説明においては、各接続具を一個づつ形成
するようにした場合について説明したが勿論これに限る
ものてはなく、転写＆？（２１ａ）または（２２ａ）を
Ｉｉり峙に形成した後、基板材（３Ｉ）及び抑圧板材（
３２）を適宜切断して形成して実施してもよいものであ
る。

（発明の効果）以り、のように構成した本発明に係る接続具にあっては
、これに形成された各転写溝（２１ａ）及び（２２ａ）
か、光ファイバー（［０）の接続具またはこれと同じ形
状を有するものを転写したものであるから、各光ファイ
バー（１０）を接続するに際して固定される接続ＪＬの
形状に完全に対応している。従って、当該接続具を使用
すれば、光ファイバー（ｉｏ）の接続作業を極めて容易
に、かつ接続損失を生じることなく行なうことかできる
ものである。

また、本発明に係る接続具にあっては、開［１ネジ（２
３ａ）が、一方の板部である押Ｉ′Ｅ板部（２２）に螺
着してその端部が他方の板部である基板部（２１）に巾
に接した状態にしてあり、この間ロネシ（２’ｌａ）を
螺進させることにより１両基板部（２１）及び抑圧板部
（２２）間を開かせて一対の光ファイバー（１０）を容
易に挿入することがてきる。

また、この接続具を製造する場合には、従来必要とされ
ていたＶ溝を形成するための精密な機械装置は必要かな
く、極めて容易に製造することができるのである。そし
て、光ファイバー（１０）の接続具またはこれと同じ形
状を有する中型を単に変更するのみて、ｆ！類の異なる
光ファイバーに対応した接ｂｃ具を容易に製造すること
ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る接続具の斜視１″Ａ、第２図は第
１図に示した接続具を使用して光ファイバーを接続する
場合を説明する部分拡大正面図、第３１Ｊは接ｂＧ具を
製造するときの加圧状態を示す正面図である。：ｊＳＪ図〜第９図は従来の接続を示す図てあって、第
４図はその分解斜視図、第５図は１７４定板の拡大底面
図、第６図は支持板の平面図、第７図は光ファイバーを
固定した状態の側面図、第８Ｕ′４は第６図のＩ−Ｉ線
に沿って見た要部拡大縦断面図、第９（Ａは第８図の別
の状悪な示した拡大断面［４°Ｃある。符号の説明ｌＯ・・・光ファイバー、１１・・・芯線、１２・・・
被覆材、２０・・・ｖ：、続具、　２１・・・基板部、
２１ａ・・・転写溝、２２・・・押圧板部、２２ａ・・
・転写溝、２３・・・固定ネジ、２４・・・開口ネジ、
３１・・・基板材、３２・・・抑圧板材。特許出願人　　未来丁業株式会社第１図第２図第３図第４区第５図　　　　　　　第６図４］

Claims

【特許請求の範囲】接続すべき一対の光ファイバーの端部をそれぞれ案内溝
を有して対向する板部により挟持して、前記両光ファイ
バーを接続する接続具において、前記対向する両板部が
、その各一端縁にて互いに一体的に連続し、かつ両板部
がそれ自身の弾性により互いに接した可塑性材料からな
り、これら両板部の互いに対向する面に、前記光ファイバー
の芯線の形状と一致する転写溝と、一方の板部に螺着し
てその端部が他方の板部に接し両板部間を開口させるた
めの開口ネジとを備えたことを特徴とする光ファイバー
接続具。