JPS6346199B2 - - Google Patents
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- JPS6346199B2 JPS6346199B2 JP56045351A JP4535181A JPS6346199B2 JP S6346199 B2 JPS6346199 B2 JP S6346199B2 JP 56045351 A JP56045351 A JP 56045351A JP 4535181 A JP4535181 A JP 4535181A JP S6346199 B2 JPS6346199 B2 JP S6346199B2
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- Japan
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
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- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F5/00—Dryer section of machines for making continuous webs of paper
- D21F5/18—Drying webs by hot air
- D21F5/185—Supporting webs in hot air dryers
- D21F5/187—Supporting webs in hot air dryers by air jets
- D21F5/188—Blowing devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B13/00—Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
- F26B13/10—Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
- F26B13/101—Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts
- F26B13/104—Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts supported by fluid jets only; Fluid blowing arrangements for flotation dryers, e.g. coanda nozzles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Paper (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウエブ状の材料を処理するための過圧
ノズルに関し、このノズルはノズルボツクスを備
え、ノズルボツクスに関連して、ノズルボツクス
の内壁と外壁によつて構成される区画室の頂部に
設けられた２つの向合つたノズルスロツトが設け
られている。
ノズルに関し、このノズルはノズルボツクスを備
え、ノズルボツクスに関連して、ノズルボツクス
の内壁と外壁によつて構成される区画室の頂部に
設けられた２つの向合つたノズルスロツトが設け
られている。
本発明のノズルは、例えば連続するウエブなど
を乾燥、加熱あるいは冷却等の処理をする際の非
接触的な支持と取扱を意図するものである。紙の
製造、精製には一般にガスブローに基づいた装置
が使用されている。このような装置では、各種の
ノズルによつて紙ウエブの１側あるいは両側にガ
スが吹付けられ、吹付けられたガスは次いで吸収
されて再使用されるかその際処分されている。
を乾燥、加熱あるいは冷却等の処理をする際の非
接触的な支持と取扱を意図するものである。紙の
製造、精製には一般にガスブローに基づいた装置
が使用されている。このような装置では、各種の
ノズルによつて紙ウエブの１側あるいは両側にガ
スが吹付けられ、吹付けられたガスは次いで吸収
されて再使用されるかその際処分されている。
ウエブ材料の非接触的な取扱い操作を基本とす
る公知の装置は、１連のノズルを備え、このノズ
ルからウエブを支持、乾燥するためのガスの流れ
がウエブに向けて流されている。前記装置の従来
から知られているノズルは、２つのカテゴリーす
なわち過圧ノズルと真空ノズルとに分類すること
ができる。そして、過圧ノズルの作用はエアクツ
シヨンの原理に基づき、一方真空ノズルはウエブ
をノズルに向けて引寄せて、ウエブの走行を安定
化している。周知のとおり、ウエブの受ける引力
はウエブと平行な流れの場に基づくものであり、
この流れの場がウエブとノズルの搬送あるいは支
持表面の間に静的な真空を生ずる。
る公知の装置は、１連のノズルを備え、このノズ
ルからウエブを支持、乾燥するためのガスの流れ
がウエブに向けて流されている。前記装置の従来
から知られているノズルは、２つのカテゴリーす
なわち過圧ノズルと真空ノズルとに分類すること
ができる。そして、過圧ノズルの作用はエアクツ
シヨンの原理に基づき、一方真空ノズルはウエブ
をノズルに向けて引寄せて、ウエブの走行を安定
化している。周知のとおり、ウエブの受ける引力
はウエブと平行な流れの場に基づくものであり、
この流れの場がウエブとノズルの搬送あるいは支
持表面の間に静的な真空を生ずる。
過圧ノズルならびに真空ノズルの何れにおいて
も、空気を所望の方向に向けるため、所謂コアン
ダ（coanda）現象が利用されている。
も、空気を所望の方向に向けるため、所謂コアン
ダ（coanda）現象が利用されている。
公知の真空ノズルではウエブの受ける力は比較
的小さい。このことはこれらのノズルが重いウエ
ブを取扱うのに使用できず、このような場合ウエ
ブの張力が小さいということを意味している。従
つて、真空ノズルは普通ウエブ支持用に両側に案
内ロールを備えた５米以下の長さの装置に使われ
ている。
的小さい。このことはこれらのノズルが重いウエ
ブを取扱うのに使用できず、このような場合ウエ
ブの張力が小さいということを意味している。従
つて、真空ノズルは普通ウエブ支持用に両側に案
内ロールを備えた５米以下の長さの装置に使われ
ている。
これに対して過圧ノズルはウエブに対して比較
的大きな力を加える。従つて、過圧ノズルを用い
れば重くて全然張力のかかつていないウエブを取
扱うことができる。然しながら、公知の過圧ノズ
ルは本来、ウエブに対して直角に激しいジエツト
を加えるので、ウエブの縦方向における伝熱係数
の分布状態を不平均なものにするから、その結果
屡々処理されるウエブの品質を損なうことがあ
る。
的大きな力を加える。従つて、過圧ノズルを用い
れば重くて全然張力のかかつていないウエブを取
扱うことができる。然しながら、公知の過圧ノズ
ルは本来、ウエブに対して直角に激しいジエツト
を加えるので、ウエブの縦方向における伝熱係数
の分布状態を不平均なものにするから、その結果
屡々処理されるウエブの品質を損なうことがあ
る。
また、公知の過圧ノズルのブローも不安定であ
り、従つてブロジエツトが、例えばウエブの走行
によつて、ブロー開口から吸引空間にまつすぐ方
向変換をする結果、ウエブ走行時の伝熱係数が低
くなり、不安定が生ずるおそれがある。
り、従つてブロジエツトが、例えばウエブの走行
によつて、ブロー開口から吸引空間にまつすぐ方
向変換をする結果、ウエブ走行時の伝熱係数が低
くなり、不安定が生ずるおそれがある。
技術の現状については、米国特許第3549070号
明細書およびスエーデン特許第341870号と同第
352121号明細書が挙げられる。これらの明細書に
は、この種のノズルが記載されており、このノズ
ルではブロージエツトはコアンダ現象あるいは効
果によつてウエブと平行に方向転換されている。
然しながら、発するジエツトの方向がウエブに対
して直角であるため、ジエツトはノズルの案内表
面から分離する前に走行するウエブの方向を取る
時間が全く無い。米国機械技術者協会（A.S.M.
E.）、流体における進歩に関する部門1976年発行
のD.W.McGlauhine＆I.Greber、“曲面から流体
ジエツトの分離に関する実験”には、ノズルから
放出されるジエツトは、ノズルの設計が確実な場
合の流れパラメーターによつて、曲面を通つて
45゜から70゜まで分離せずに進むことができるが、
フオローアツプ角度は70゜を越えることはできな
いということが立証されている。分れたジエツト
はウエブにつき当り、つき当つた地点の伝熱係数
をピークに到達させ、その後ノズルのノズルスロ
ツト間に設けられた吸引空間を進んで行き、後に
手の触れられない所謂“搬送面”（carrying
surface）を残し、その結果この領域では伝熱係
数はゼロとなる。
明細書およびスエーデン特許第341870号と同第
352121号明細書が挙げられる。これらの明細書に
は、この種のノズルが記載されており、このノズ
ルではブロージエツトはコアンダ現象あるいは効
果によつてウエブと平行に方向転換されている。
然しながら、発するジエツトの方向がウエブに対
して直角であるため、ジエツトはノズルの案内表
面から分離する前に走行するウエブの方向を取る
時間が全く無い。米国機械技術者協会（A.S.M.
E.）、流体における進歩に関する部門1976年発行
のD.W.McGlauhine＆I.Greber、“曲面から流体
ジエツトの分離に関する実験”には、ノズルから
放出されるジエツトは、ノズルの設計が確実な場
合の流れパラメーターによつて、曲面を通つて
45゜から70゜まで分離せずに進むことができるが、
フオローアツプ角度は70゜を越えることはできな
いということが立証されている。分れたジエツト
はウエブにつき当り、つき当つた地点の伝熱係数
をピークに到達させ、その後ノズルのノズルスロ
ツト間に設けられた吸引空間を進んで行き、後に
手の触れられない所謂“搬送面”（carrying
surface）を残し、その結果この領域では伝熱係
数はゼロとなる。
分離するジエツトはまた、処理されるウエブに
つき当らずに、例えば走行するウエブの作用を受
けて斜行するおそれがある程不安定なものであ
る。この場合、吹きつけられるジエツトはウエブ
と全く接触しないから、その結果伝熱効果が低下
する。このような現象は米国特許第3549070号明
細書に記載されている。この種のガスジエツトの
挙動は不安定になり易く、その上伝熱係数を低下
させ、またウエブの走行を乱してウエブをノズル
の面に接触させる。
つき当らずに、例えば走行するウエブの作用を受
けて斜行するおそれがある程不安定なものであ
る。この場合、吹きつけられるジエツトはウエブ
と全く接触しないから、その結果伝熱効果が低下
する。このような現象は米国特許第3549070号明
細書に記載されている。この種のガスジエツトの
挙動は不安定になり易く、その上伝熱係数を低下
させ、またウエブの走行を乱してウエブをノズル
の面に接触させる。
米国特許第3452447号明細書に記載されている
ノズルの設計では、ジエツトを制御するのにコア
ンダ現象は利用されていない；この場合、ノズル
スロツトは、ジエツトがノズルスロツトから放出
される際ジエツトの方向制御が達成できるように
構成されている。正に直角の構成要素とノズルス
ロツト間の領域を占める過大圧力により、同特許
によるノズルは、上述の公知ノズルと同様に作用
する、そしてこのことは伝熱係数を測定すること
により、容易に確認することができる。
ノズルの設計では、ジエツトを制御するのにコア
ンダ現象は利用されていない；この場合、ノズル
スロツトは、ジエツトがノズルスロツトから放出
される際ジエツトの方向制御が達成できるように
構成されている。正に直角の構成要素とノズルス
ロツト間の領域を占める過大圧力により、同特許
によるノズルは、上述の公知ノズルと同様に作用
する、そしてこのことは伝熱係数を測定すること
により、容易に確認することができる。
本発明の目的は、上述したような欠点をなくし
た過圧ノズルを提供することにある。このような
目的と後記する諸目的達成のため、本発明の主た
る特徴は、ノズルスロツトが分離することなくガ
スジエツトをノズル表面を通つて流すことができ
るように、ノズル表面に関連して配置されてお
り、ノズルの曲表面によつてノズルスロツトの間
に静止化ゾーンまたは定常化ゾーンとして作用す
るくぼみが形成され、この静止化ゾーンでは互い
に反対方向に流れるガスジエツトが打突かり合つ
て、走行するウエブ方向の可なりの距離まで延伸
してウエブを支え、あるいは搬送することのでき
るエアクツシヨンを形成するという点にある。
た過圧ノズルを提供することにある。このような
目的と後記する諸目的達成のため、本発明の主た
る特徴は、ノズルスロツトが分離することなくガ
スジエツトをノズル表面を通つて流すことができ
るように、ノズル表面に関連して配置されてお
り、ノズルの曲表面によつてノズルスロツトの間
に静止化ゾーンまたは定常化ゾーンとして作用す
るくぼみが形成され、この静止化ゾーンでは互い
に反対方向に流れるガスジエツトが打突かり合つ
て、走行するウエブ方向の可なりの距離まで延伸
してウエブを支え、あるいは搬送することのでき
るエアクツシヨンを形成するという点にある。
本発明によるノズルでは、上述したようなノズ
ルの欠点、すなわちガスジエツトの斜行、および
伝熱係数の低下などが取除かれる。また、本発明
のノズルスロツトはノズルの曲表面上に設けられ
ているので、ジエツトを分離させずに曲表面を通
つて流れさせることができ、くぼみ所謂静止化ゾ
ーンを形成させるため表面が曲表面となつており
このくぼみでは互いに反対方向に流れるジエツト
が衝突、合流して、走行ウエブの方向、遠距離ま
で達してウエブを支えうるエアクツシヨンを形成
する。本発明によれば、伝熱係数もノズルスロツ
ト間で比較的高くすることができる。更にまた、
ウエブは激しいエアジエツトを全く受けることが
なく、ジエツトの斜行は完全な配向によつて防止
されているので、本発明によるノズルを使用する
ことによつて、ウエブの走行は均一で動揺するこ
とが全くない。
ルの欠点、すなわちガスジエツトの斜行、および
伝熱係数の低下などが取除かれる。また、本発明
のノズルスロツトはノズルの曲表面上に設けられ
ているので、ジエツトを分離させずに曲表面を通
つて流れさせることができ、くぼみ所謂静止化ゾ
ーンを形成させるため表面が曲表面となつており
このくぼみでは互いに反対方向に流れるジエツト
が衝突、合流して、走行ウエブの方向、遠距離ま
で達してウエブを支えうるエアクツシヨンを形成
する。本発明によれば、伝熱係数もノズルスロツ
ト間で比較的高くすることができる。更にまた、
ウエブは激しいエアジエツトを全く受けることが
なく、ジエツトの斜行は完全な配向によつて防止
されているので、本発明によるノズルを使用する
ことによつて、ウエブの走行は均一で動揺するこ
とが全くない。
以下、添付図面に従つて本発明を詳しく述べる
が、本発明はこの詳細記述に限定されるものでは
ない。
が、本発明はこの詳細記述に限定されるものでは
ない。
第１図と第２図に示されるノズルのノズルボツ
クスの内部１０から開口部１１を通つて吹出され
る空気は、ノズルの側面区画室１２と１３に向
う、ここに前記の側面区画室は、ノズルの内壁１
４，１５と外壁２０と２１の間に構成されてい
る。内壁１４と１５は、その頂部において互いに
曲線状をなしており、例えば夫々半径R1，R2の
円弧を描いている。従つてそこに搬送面１６が形
成され、ウエブＷはこの上をＢ方向に進むことに
なる（間隔△を保つて）。ノズルの外壁２０と２
１の平面状部分２２，２３は、半径R1の曲線状
部分とノズルのスロツト１７と１８と共に、互い
に向い合つた方向に向けられている。ノズルのス
ロツト１７と１８の位置は、内壁１４と１５の曲
線部分内にあつて角度αの範囲内にあることが好
ましい。角度αは、ノズルのスロツト１７と１８
から放出されるジエツトガス流の初期方向S1とウ
エブＷの平面とがなす角度であり、同時にスロツ
ト１７と１８の口から水準面Ｌ―Ｌまでの、ガス
ジエツト案内面の円弧の角度でもある。同時にま
た、仮想平面Ｌ―Ｌは、平面自体の下部にくぼみ
１９を構成し、くぼみ１９は本発明によれば静止
化ゾーンとして作用し、静止化ゾーン内では互い
に反対方向に流れるガスジエツトV1がぶつかり
合つて、エアクツシヨンを形成し、このエアクツ
シヨンは走行するウエブ方向、可なりの遠距離ま
で到達してウエブを支える。くぼみ１９におい
て、搬送面１６の曲率半径R2は、案内面の曲率
半径R1より本質的に大きいことが好ましい。
クスの内部１０から開口部１１を通つて吹出され
る空気は、ノズルの側面区画室１２と１３に向
う、ここに前記の側面区画室は、ノズルの内壁１
４，１５と外壁２０と２１の間に構成されてい
る。内壁１４と１５は、その頂部において互いに
曲線状をなしており、例えば夫々半径R1，R2の
円弧を描いている。従つてそこに搬送面１６が形
成され、ウエブＷはこの上をＢ方向に進むことに
なる（間隔△を保つて）。ノズルの外壁２０と２
１の平面状部分２２，２３は、半径R1の曲線状
部分とノズルのスロツト１７と１８と共に、互い
に向い合つた方向に向けられている。ノズルのス
ロツト１７と１８の位置は、内壁１４と１５の曲
線部分内にあつて角度αの範囲内にあることが好
ましい。角度αは、ノズルのスロツト１７と１８
から放出されるジエツトガス流の初期方向S1とウ
エブＷの平面とがなす角度であり、同時にスロツ
ト１７と１８の口から水準面Ｌ―Ｌまでの、ガス
ジエツト案内面の円弧の角度でもある。同時にま
た、仮想平面Ｌ―Ｌは、平面自体の下部にくぼみ
１９を構成し、くぼみ１９は本発明によれば静止
化ゾーンとして作用し、静止化ゾーン内では互い
に反対方向に流れるガスジエツトV1がぶつかり
合つて、エアクツシヨンを形成し、このエアクツ
シヨンは走行するウエブ方向、可なりの遠距離ま
で到達してウエブを支える。くぼみ１９におい
て、搬送面１６の曲率半径R2は、案内面の曲率
半径R1より本質的に大きいことが好ましい。
本発明の本質的な特徴部は、前述の角度αが、
ガスジエツトV1がウエブＷと完全に平行になら
ないうちにジエツトの流れV1が曲線状の搬送面
１６から分離しないように選定されている点にあ
る。くぼみ１９の区域では、互いに反対方向に流
れるガスジエツトV1が合流して搬送面１６の上
にウエブＷを支える比較的大きなエアクツシヨン
が形成される。また、くぼみ１９における乱流に
よつて、ノズルのスロツト１７と１８の間の区域
内では、伝熱係数が適当な値に保たれる。
ガスジエツトV1がウエブＷと完全に平行になら
ないうちにジエツトの流れV1が曲線状の搬送面
１６から分離しないように選定されている点にあ
る。くぼみ１９の区域では、互いに反対方向に流
れるガスジエツトV1が合流して搬送面１６の上
にウエブＷを支える比較的大きなエアクツシヨン
が形成される。また、くぼみ１９における乱流に
よつて、ノズルのスロツト１７と１８の間の区域
内では、伝熱係数が適当な値に保たれる。
案内面に関しては、前記の角度αは70゜を越え
てはならず、好ましいのは約40゜〜60゜である。
てはならず、好ましいのは約40゜〜60゜である。
第２図には、搬送面１６のくぼみ１９の底部を
通るノズル中心垂直面Ａ―Ａが示されている。第
１図と第２図に示される過圧ノズルの構造は、そ
の中心平面Ａ―Ａに関して対称的であるが、本発
明の具体例としては、非対称的構造のものも勿論
場合に応じて可能である。
通るノズル中心垂直面Ａ―Ａが示されている。第
１図と第２図に示される過圧ノズルの構造は、そ
の中心平面Ａ―Ａに関して対称的であるが、本発
明の具体例としては、非対称的構造のものも勿論
場合に応じて可能である。
また、本発明の細部については、特許請求の範
囲に定義される発明思想の構成範囲内において、
様々に変えうることは勿論である。
囲に定義される発明思想の構成範囲内において、
様々に変えうることは勿論である。
第１図は本発明によるノズルの一具体例の平行
透視図、第２図は第１図のノズルの配列構造を示
す図である。 １０……ノズルボツクス内部、１１……開口
部、１２，１３……側面区画室、１４，１５……
ノズル内壁、１６……搬送面、１７，１８……ノ
ズルスロツト、１９……くぼみ、２０，２１……
ノズル外壁、２２，２３……平面状部分、R1，
R2……曲率半径、S1……ガスジエツトの初期方
向、V1……ガスジエツト、Ｗ……ウエブ。
透視図、第２図は第１図のノズルの配列構造を示
す図である。 １０……ノズルボツクス内部、１１……開口
部、１２，１３……側面区画室、１４，１５……
ノズル内壁、１６……搬送面、１７，１８……ノ
ズルスロツト、１９……くぼみ、２０，２１……
ノズル外壁、２２，２３……平面状部分、R1，
R2……曲率半径、S1……ガスジエツトの初期方
向、V1……ガスジエツト、Ｗ……ウエブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ノズルボツクス、ノズルボツクスに関してノ
ズルボツクスの内壁１４，１５と外壁によつて仕
切られた区画室１２，１３および前記区画室上方
部に配置された互いに向い合つた２個のノズルス
ロツト１７，１８とを備えたウエブＷ処理用過圧
ノズルにおいて、前記ノズルスロツト１７，１８
が、ノズル表面１６に関して、ガスジエツトV1
を分離することなく前記ノズル表面１６を通つて
流れさせうる如く配置され、前記ノズル表面１６
が曲面をなし、前記曲面によつて、互いに向い合
う方向に流れるガスジエツトV1が衝突して走行
ウエブＷの方向Ｂに相当な距離範囲まで延伸して
ウエブＷを支えるエアクツシヨンを形成する静止
化ゾーンとしてのくぼみ１９が、前記ノズルスロ
ツト間に形成されてなることを特徴とするウエブ
Ｗ処理用過圧ノズル。 ２ ジエツトの放出方向S1とウエブＷの走行方向
との間の角度αは、70゜を越えることなく、好ま
しくは40゜〜60゜の範囲内にあることからなる特許
請求の範囲第１項記載の過圧ノズル。 ３ ノズルスロツト１７，１８口がノズルボツク
ス壁の曲面R1状外側表面に位置し、前記曲面R1
状案内表面に続いて搬送支持面１６が連続的かつ
滑らかに、好ましくは円弧R2の形でノズルボツ
クス内部方向に曲線状をなしていることからなる
特許請求の範囲第１項または第２項記載の過圧ノ
ズル。 ４ 前記くぼみ１９における搬送面１６の円弧半
径R2は、ノズルスロツト１７，１８に続く案内
表面の円弧半径R1より本質的に長いことからな
る特許請求の範囲第３項記載の過圧ノズル。 ５ ノズルの設計構造は、その中心平面Ａ―Ａに
関して対称的であることからなる特許請求の範囲
第１項〜第４項の何れかに記載の過圧ノズル。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI800989A FI60261C (fi) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | Oevertrycksmunstycke foer behandling av banor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56148992A JPS56148992A (en) | 1981-11-18 |
| JPS6346199B2 true JPS6346199B2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=8513366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4535181A Granted JPS56148992A (en) | 1980-03-28 | 1981-03-27 | Pressurizing nozzle for treating web like material |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4384666A (ja) |
| JP (1) | JPS56148992A (ja) |
| CA (1) | CA1165340A (ja) |
| DE (1) | DE3111744A1 (ja) |
| FI (1) | FI60261C (ja) |
| SE (1) | SE449234B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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