JPS6345853Y2 - - Google Patents

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JPS6345853Y2
JPS6345853Y2 JP15887281U JP15887281U JPS6345853Y2 JP S6345853 Y2 JPS6345853 Y2 JP S6345853Y2 JP 15887281 U JP15887281 U JP 15887281U JP 15887281 U JP15887281 U JP 15887281U JP S6345853 Y2 JPS6345853 Y2 JP S6345853Y2
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JP
Japan
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soil
fertilizer
trench
deep
groove
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JP15887281U
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JPS5862804U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、サトウキビをはじめ茎かん物を作付
けする移植機に係り、施肥及び良好な覆土を可能
にして、作付け後の発芽性能を向上したことを目
的とする。
従来装置においては、培土器(作溝器)で形成
した溝内に、サトウキビ等を所定寸法に切断した
被作付物を収め、覆土・鎮圧しており、培土器で
形成される溝は浅く且つ底広であるため、被作付
物に施肥し、その上に覆土することは困難である
ばかりか、被作付物に直接覆土するにも覆土量が
十分でないという問題を生じることがあり、発芽
性能を低下させる原因になつている。
本考案は、このような従来装置の問題を、培土
器の後方に深溝形成用溝切器、被作付物投入器及
び施肥機を設けることにより解決したものであ
り、その特徴とするところは、培土をしながら溝
内に被作付物を収め、且つ覆土をしていく移植機
において、浅溝34を形成する培土器8の後方
に、浅溝34よりも深く且つ幅狭の深溝35を形
成する溝切器9と、深溝35内へ被作付物37を
投入可能にした被作付物投入器10と、被作付物
37を収めた深溝35内に肥料38を散布する施
肥機11とを配置した点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図において、1は農用トラクタ2に3点リ
ンク機構3を介して牽引装着されたロータリ耕耘
機で、この耕耘機1に移植機4が装着されてい
る。
移植機4は耕耘機1に前端が枢支された支持杆
5に装着されており、この支持杆5は角度調整機
構6によつて角度調整自在であり、この角度調整
によつて移植機4は高さ調整可能である。
第1図乃至第3図において、移植機4は支持杆
5上に載置された被作付物収納箱7と、培土器8
と、この培土器8の先端より後方に一体的に配置
された溝切器9と、溝切器9の後方に一体配置さ
れた被作付物投入器10と、この投入器10の後
部に着脱自在に装着された施肥機11と、施肥機
11の動力取出軸を兼ねる鎮圧輪12と、覆土器
13とを有している。
前記支持杆5は左右1対の前後杆5aの後部を
横連結杆5bで連結しており、前後杆5aの各後
端には高さ調整自在な左右1対のゲージ輪14が
設けられ、前後杆5aの一方は後下方に傾斜した
延長杆5cを有し、この延長杆5cは被作付物投
入者用座席15が設けられており、横連結杆5b
の中途部には培土器8用の支柱16が固定されて
いる。
培土器8は従来のものと略同一形状であり、従
来の移植機で形成される溝と同一形状又はそれよ
り浅い溝を形成する。耕耘機1の後部カバー17
はこの培土器8上に載置されている。
被作付物投入器10は培土器8に固定の連結板
20とこれに溶着された左右対称の壁板21とで
形成されており、培土器8の下端より下方へ突出
した部分が深溝成形部22で、その上部は上方向
末広がり状のシユート部23となつており、深溝
成形部22の前端には平面視三角形状の溝切器9
が設けられており、培土器8及び投入器10に対
して一体になつており、培土器8よりも下方で且
つ幅狭の深溝を切り進む。前記深溝成形部22は
溝切器9又は連結板20によつてその前端が閉鎖
されているが下面及び後端は開放されていて、溝
切器9によつて形成された深溝の形状の維持を図
つており、座席15に着座した被作付物投入者が
収納箱7から取出した被作付物をシユート部23
に投入すると、被作付物は深溝成形部22に入つ
て深溝に収められる。
施肥機11はホツパ24の下部に肥料繰出量調
整自在な繰出部25を有し、この繰出部25から
前記深溝成形部22内又はその後方まで延設され
たシユート26を設けており、繰出部25の繰出
ロール軸27には伝動ケース28とアーム29の
夫々の一端が回動自在に支持されており、これら
伝動ケース28とアーム29の他端に支持した鎮
圧輪12が接地転動することにより、伝動ケース
28を介して繰出ロール軸27を駆動するように
構成されている。
鎮圧輪12は深溝より広幅のタイヤ輪で、深溝
内に散布された肥料を鎮圧する。覆土器13は左
右1対の覆土円板30を有しており、浅溝を埋め
るように土を被作付物及び肥料上に覆土する。
次に、本考案の移植機による移植作業を第4図
に基いて説明する。
ロータリ耕耘機1によつて耕耘した後、培土器
8で培土して畝33と浅溝34とを形成する。こ
の浅溝34の中央を溝切器9で切開き、第4図ロ
に示す如く、浅溝34の底にそれよりも深く且つ
幅狭の深溝35を形成する。深溝35を形成する
ことにより掘出された土36を、深溝35の左右
の浅溝34の底に排土する。
作業者が被作付物37を投入器10のシユート
部23に投入すると、被作付物37は深溝35内
に収められ、後続の施肥機11から肥料38が深
溝35内に散布される(第4図ハ,エ参照)。肥
料38は被作付物37の発育に必要な量が散布さ
れ、その上を鎮圧輪12が転動して鎮圧する。
(第4図ホ参照)。
施肥後に覆土器13が畝33を崩して肥料38
の上に覆土すると同時に、前記深溝35から掘出
された土36も覆土に供され、被作付物37上に
十分な土が覆される(第4図ヘ参照)。
前記第4図ニに示す如く、肥料38は深溝35
内に散布されるので、被作付物37に対して最適
位置に所要量の肥料を供給でき、不必要な位置へ
散布されないので施肥性能が良好となる。
また、第4図ヘに示す如く、被作付物37は深
溝35内に収められ且つその深溝35には肥料3
8が散布されており、その上に覆土が為されるの
で、従来のように浅溝34の底に被作付物37を
載置して覆土するものに比べて、真上の覆土量が
多くなり、しかも深溝35から掘出された土36
も覆土に使用されるので、十分な覆土量が得られ
る。
尚、本考案においては、投入器10への被作付
物37の投入を人為的に行なうように構成した
が、施肥機11と同様に、ホツパ、繰出部、繰出
部駆動機構及び投入シユートを有する被作付物自
動投入装置を備えても良く、また、覆土器13の
後方に鎮圧輪12の代りに又は併用して浅溝34
と略同幅の鎮圧輪を装備しても良い。更に、移植
機4はロータリ耕耘機1に装着して耕耘と同時に
移植作業をしているが、トラクタ2に独立して装
着し、圃場の耕耘のみの作業の完了後に移植作業
をしても良い。
以上詳述した本考案によれば、培土器8の後方
に溝切器9と被作付物投入器10と施肥機11と
を設けて、培土器8が形成した浅溝34にそれよ
り深く且つ幅狭の深溝35を形成し、この深溝3
5に被作付物37及び肥料38を収めるように構
成されているので、被作付物37に対して最適な
施肥と良好な覆土ができ、しかも深溝35から掘
出された土36も覆土に供されるので十分な覆土
量が得られ、作付け後の発芽性能を向上すること
ができ、しかも、培土、深溝形成、被作付物の投
入、施肥及び覆土を同時にすることができ、移植
作業の効率を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体側面図、第
2図は本考案の要部を示す平面図、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図イ〜ヘは移植作業を
示す説明図である。 4……移植機、7……被作付物収納箱、8……
培土器、9……溝切器、10……被作付物投入
器、11……施肥機、12……鎮圧輪、13……
覆土器、34……浅溝、35……深溝、37……
被作付物、38……肥料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 培土をしながら溝内に被作付物を収め、且つ覆
    土をしていく移植機において、浅溝34を形成す
    る培土器8の後方に、浅溝34よりも深く且つ幅
    狭の深溝35を形成する溝切器9と、深溝35内
    へ被作付物37を投入可能にした被作付物投入器
    10と、被作付物37を収めた深溝35内に肥料
    38を散布する施肥機11とを配置したことを特
    徴とする移植機。
JP15887281U 1981-10-23 1981-10-23 移植機 Granted JPS5862804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15887281U JPS5862804U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15887281U JPS5862804U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 移植機

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Publication Number Publication Date
JPS5862804U JPS5862804U (ja) 1983-04-27
JPS6345853Y2 true JPS6345853Y2 (ja) 1988-11-29

Family

ID=29951354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15887281U Granted JPS5862804U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 移植機

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JP6530295B2 (ja) * 2015-09-30 2019-06-12 株式会社クボタ 移植作業機
JP6910501B2 (ja) * 2016-04-19 2021-07-28 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 サトウキビ移植機
JP6700930B2 (ja) * 2016-04-19 2020-05-27 ヤンマー株式会社 サトウキビ移植機
JP7204836B2 (ja) * 2020-05-01 2023-01-16 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 サトウキビ移植機

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JPS5862804U (ja) 1983-04-27

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