JPS634491Y2 - - Google Patents

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JPS634491Y2
JPS634491Y2 JP18657081U JP18657081U JPS634491Y2 JP S634491 Y2 JPS634491 Y2 JP S634491Y2 JP 18657081 U JP18657081 U JP 18657081U JP 18657081 U JP18657081 U JP 18657081U JP S634491 Y2 JPS634491 Y2 JP S634491Y2
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JP
Japan
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wall
strainer
casing
valve chamber
valve
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JP18657081U
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JPS5891411U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ストレーナの洗浄装置、特にスト
レーナを管路から取外すことなく、通過流体の一
部を逆流させてストレーナを洗浄する装置に関す
る。
従来通過流体を逆流させてストレーナを洗浄す
る装置は、実公昭36−22677号をはじめとして多
く提案されている。しかしながらこれらのもの
は、管路の口径に比べて洗浄装置が大型で構造が
複雑であるため、大きな取付けスペースを要する
ばかりでなく高価となり、また管路の水平、垂
直、傾斜等のすべての配管状態には適用すること
ができないなどの欠点があつた。
この考案は、前記のような従来のストレーナの
洗浄装置のもつ欠点を排除することができる洗浄
装置を提供することを目的とするものである。
この考案を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
第1〜4図において1は一側に入口2、他側に
出口3を具えたケーシングで、このケーシングの
出口3には下流管4が連設され、この連設部には
ストレーナ5が配設されている。ケーシング1の
ほぼ中央部には上部が開口した円筒状の弁室6が
形成され、この弁室には上下壁7a,7bと、こ
の両壁間にあつて所望の間隔をおいて立設された
左右両側壁7c,7dとを具え、この側壁の間を
流体連通路8に形成し、かつその外側を空所9,
9′に形成した弁体7が回転自在に配設されてい
る。弁体7の上下壁7a,7bの周縁および側壁
7c,7dの両先端部の外向きに屈曲した端縁は
弁室6の内周壁に摺接ている。またケーシング1
の出口3内の中央部には流体の流れ方向を向いた
中間弁座10がその前後縁を前記弁室6およびス
トレーナ5に接するように全高にわたつて立設さ
れ、またこの弁座と対向する下流管4の入口端中
央部には押えリブ11が同様に立設されていて、
これら部材10,11によつてストレーナ5の中
央部を挾持している。空所9,9′内における下
壁7bには透孔12,13が穿設され、これら透
孔は側壁7cの下流側端縁が中間弁座10の上流
側端縁と対向する位置に移動したとき(第5図)、
弁室6の底壁14に穿設した透孔15と透孔12
が符合し、また側壁7dの下流側端縁が中間弁座
10の上流側端縁と対向する位置に移動したと
き、弁室6の底壁14に穿設した透孔16と透孔
13が符合するようになつている。上下壁7a,
7bの中心には回転軸17,17′が同軸的に一
体に立設され、回転軸17の上部は上部カバー1
8を貫通して外部まで延び、回転軸17′の下部
は弁室6の底壁14を貫通している。回転軸17
の上端は角形に形成され、該角形端面には第1図
に示すように弁室6内における弁体7の向きを示
す矢印19が刻設され、この矢印と対向するカバ
ー18の裏面には目盛板20が設けられている。
回転軸17′の下端には凹部が設けられ、この凹
部に調整ボルト21の頭部22が嵌入され、この
頭部22は固定リング23で外部に抜出さないよ
うになつている。ボルト21はケーシング1に取
付けられた下部カバー24のねじ孔にねじ込まれ
ていて、このボルト21を回動することにより、
回転軸17′を介して下壁7bと底壁14との間
の間隙を調整するようになつている。なお25は
ボルト21のロツクナツトである。
ケーシング1の下方には、仕切弁26を設置し
た放出管27が配置され、この放出管27は分岐
管28a,28bによつてそれぞれ透孔15,1
6に接続されている。
前記のものの作用について説明する。
通常時(非洗浄時)は弁体7は第1〜4図に示
すように側壁7c,7dが流れ方向と平行とな
り、また矢印19は目盛板20上の0の目盛を指
しており、仕切弁26は閉鎖されている。而して
流体は入口2からストレーナ5を通過して流れ、
通過できない異物は、その上流側に付着すること
となる。
次に前記のような異物を洗浄することとなる
が、ストレーナ5を洗浄したい場合には回転軸7
の上端に図示しない操作ハンドルを嵌合し、この
ハンドルによつて弁体7を時計方向に回転して矢
印19が目盛板20上のRの目盛を指すようにす
る。すると、弁体7の側壁7cの下流側端縁が中
間弁座10の上流側端縁に対向摺接し、空所9は
下流管4と連通するように位置する(第5図)。
この位置では入口2から流入した流体は側壁7c
に遮られてストレーナ5の流れ方向左方の上流側
に流れずに、反対側のストレーナ5の右方をとお
つてストレーナ5の下流側を経て下流管4から流
出する。ここで仕切弁26を開放すると、側壁7
cの外側に形成された空所9は符合する透孔1
2,15および放出管27で大気に連通して圧力
が低下するので、ストレーナ5の下流側の流体の
一部がストレーナ5の左方をとおつて空所9内に
流入し、その際ストレーナ5の左方の上流側に付
着した異物を洗浄していつきよに放出管27へ排
出することとなる。
このようにしてストレーナ5の左方の洗浄がす
んだなら、今度はハンドルを反時計方向に回転し
て矢印19が目盛板20の上のLの目盛を指すよ
うにする。すると、弁体7の側壁7dの下流側端
縁が中間弁座10の上流側端縁に対向摺接し、空
所9′は下流管4と連通するように位置する。そ
して前記と同様の現象がストレーナ5の右方に対
して起きてストレーナ5の右方の上流側の洗浄を
行うこととなる。
なお、流れを閉鎖するときは仕切弁26を閉鎖
し、弁体7を前記のLの目盛位置から逆に時計方
向にO,Rの目盛を越えて矢印19が目盛板20
上のSの目盛を指すように回転すると、弁体7は
側壁7c,7dが第6図に示すように流れ方向と
垂直となり、流れは完全に閉鎖される。
前記のようにしてストレーナ5の洗浄が終了し
た後は仕切弁26を閉鎖し、弁体7を回転して矢
印19が目盛板20上の0の目盛を指すようにす
ると、弁体7の元の通常時の位置に戻つてストレ
ーナ5による濾過を行なう。
前記の説明は、説明の便宜上水平管路について
なされたが、これ以外の垂直管路又は傾斜管路に
も適用できるものである。垂直管路又は傾斜管路
に適用した場合であつて、流体が自然流下する場
合は、下流管4の出口側に別途仕切弁を設け、こ
の仕切弁を閉鎖することによりストレーナ5を洗
浄することもできる。それ以外の場合には、入口
2及び出口3の口径に比べて、放出管27の口径
を小さくし、分岐管28a,28bからの排出を
小量としているので、流れを止めることなくスト
レーナ5の洗浄をすることができる。
また分岐管28a,28bをケーシング1の下
部に連結しているが弁体7と上部カバー18を近
接し、前記透孔12,13を弁体7の上壁7a
に、透孔15,16をケーシング1の上部カバー
18にそれぞれ設け、該透孔15,16に分岐管
28a,28bを連結してもよい。
さらに回転軸7,7′及び仕切弁26の操作を
操作ハンドルによる手動操作に代えて、自動駆動
装置によつて自動操作することもでき、これら以
外にも所定の機能を阻害しない限り適宜設計変更
ができることはいうまでもない。
第7,8図はこの考案の別の実施例を示し、前
記実施例で設けた透孔12,13,15,16、
分岐管28a,28b及び仕切弁26に代えて、
弁室6の下流側にあたるケーシング1の周壁に透
孔15′,16′を穿設し、この透孔15′,1
6′に分岐管28a′28b′を連結し、この分岐管
28a′,28b′のそれぞれに仕切弁26′,2
6′を設けたもので、この場合は仕切弁26,2
6′の一方を閉にし、他方を開にすることにより
ストレーナの異物を洗浄することが可能となる。
その他の部分及び作用効果は前記実施例と同様で
あるので同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。
この考案は上記のように構成したので、管路の
流れを止めることもまた管路からストレーナを取
外すことも必要なくストレーナに付着した異物を
迅速かつ確実に洗浄することができ、しかも全体
の構造を小型なものとして大きな据付スペースを
要することなく安価に提供できるのに加えて、水
平、垂直、傾斜のいずれの管路にあつても適用で
きる等の優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は
同上の縦断正面図、第3図は同上の縦断側面図、
第4図は同上の通常時(非洗浄時)における横断
平面図、第5,6図は同上の作用を説明するため
の横断平面図、第7,8図はこの考案の別の実施
例を説明する図面である。 1…ケーシング、2…入口、3…出口、4…下
流管、5…ストレーナ、6…弁室、7…弁体、7
a,7b…上下壁、7c,7d…側壁、8…連通
路、10…中間弁座、12,13…透孔、15,
16…透孔、17,17′…回転軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 出口側にストレーナを具えたケーシングの内
    部に弁室を形成し、この弁室に上下壁と、この
    両壁間にあつて所望の間隔をおいて立設された
    左右側壁とを具え、この側壁の間を流体連通路
    に形成するとともに、その外側に側壁とケーシ
    ング壁とにより空所を形成した弁体を回転自在
    に配設し、前記上下壁の周縁および側壁の両端
    縁が弁室の内周壁に摺接するようにし、またケ
    ーシングの出口内の中央部に流体の流れ方向を
    向いた中間弁座をその前後端が前記弁室および
    ストレーナに接するように全高にわたつて立設
    し、さらに前記ケーシング壁に、いずれか一方
    の側壁の下流側端縁が中間弁座の上流側端縁と
    対向するように位置したとき、前記空所と連通
    する透孔を穿設したことを特徴とするストレー
    ナの洗浄装置。 2 前記透孔が弁体の空所にあたる上下壁のいず
    れか一方の壁と、この壁と対向するケーシング
    の上壁または下壁に互いに符合するように穿設
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のストレーナの洗浄装置。 3 前記透孔が弁室の下流側にあたるケーシング
    の周壁に穿設されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のストレーナの洗浄装置。
JP18657081U 1981-12-15 1981-12-15 ストレ−ナの洗浄装置 Granted JPS5891411U (ja)

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JP18657081U JPS5891411U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 ストレ−ナの洗浄装置

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JP18657081U JPS5891411U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 ストレ−ナの洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPS5891411U JPS5891411U (ja) 1983-06-21
JPS634491Y2 true JPS634491Y2 (ja) 1988-02-05

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JP18657081U Granted JPS5891411U (ja) 1981-12-15 1981-12-15 ストレ−ナの洗浄装置

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