JPS6344837A - 青果物の鮮度保持法 - Google Patents

青果物の鮮度保持法

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JPS6344837A
JPS6344837A JP62187377A JP18737787A JPS6344837A JP S6344837 A JPS6344837 A JP S6344837A JP 62187377 A JP62187377 A JP 62187377A JP 18737787 A JP18737787 A JP 18737787A JP S6344837 A JPS6344837 A JP S6344837A
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fruits
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勤 井坂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば野菜、根菜、果実、草花、花木、きの
こ類など(以下本明細書ではこれらを広義の意味で青果
物と称する)のうち、収穫後も激しい生理作用を営む青
果物を対象とし、収穫時の鮮度を長時間保持することの
できる方法に関するものである。
[従来の技術] 近年、生鮮野菜、果実、生花あるいはきのこ類等の青果
物は、露地栽培から園芸施設栽培による4両的な多重・
多角的栽培へと移行してきているものが多く、定められ
た期間内に大量の青果物を収穫し包装しなければならな
いことが多い。また露地栽培を主体とする青果物にして
も収穫時期が決まっているので、短期間内に大量の収穫
物を包装し出荷しなければならず、これら青果物の包装
物が一般消費者の手に渡るまでの流通過程で最も問題と
なるのは、収穫時の鮮度を如何にうまく保持するかとい
うことである。
こうした要望に答えるべく、鮮度保持に主眼を置いた包
装袋の改良研究が盛んに進められており、本出願人も改
良された幾つかの包装用フィルムおよび包装袋を提案し
ている。
ところで前述の様な青果物は収穫によって直ちに生理作
用を失なう訳ではなく、特に収穫後しばらくの間は収穫
前と殆んど変らない程の生理作用を持続する。また適当
な保存状態に保たれておれば生理作用は更に長く持続さ
れ、且つ該生理作用を持続している限り青果物は良好な
鮮度を維持する。換言すれば保存状態が悪ければ生理作
用の持続が失われ、早期に腐敗してしまう。
包装状態における青果物の生理作用としては、■蒸散作
用による水分の減少、 ■呼吸作用による雰囲気酸素の消費と炭酸ガスの発生、 ■炭酸ガスの発生、発熱にともなう昇温、が知られてお
り、密閉状態では酸素濃度が減少すると共に炭酸ガス濃
度が増加し、且つ熱が放散されない為包装体の内部温度
は上昇してくる。そして呼吸作用はある温度以上でより
活発となり、高温では蒸れ現象によって腐敗し易くなる
。また蒸散作用は、高温あるいは低湿度の雰囲気でより
大きくなり、その結果形成される高温・高湿度中では一
層腐敗し易くなる。
そこで」二記の様な生理作用を考慮して保存時の鮮度保
持効果を高めるため、包装用袋に適当な大きさの開孔を
設けたり或は袋の底部をカットする等の手段で通気性を
高め、酸素濃度の低下を防止し、炭酸ガス濃度の増加を
防止し、また昇温を抑制することが試みられている。し
かしながらこれらはあくまでも応急処置的なものであっ
て、包装袋内部の温度分布やガス組成を必ずしも均一に
なし得る訳ではなく、局部的な腐敗、特に外部から見え
ない部分での腐敗が進行し、消費者をあざむくという予
期しない結果を招くことがある。しかも現在実用化され
ている包装用フィルムを用いた青果物の包装袋は、青果
物の前記蒸散作用或は付着水分の蒸発によって生じる水
分が包装用袋の内面に付着して曇りを生じ、内容物が外
部から見えにくくなるといった問題に加えて、該曇り部
に凝縮した水分に青果物が直接触れるといわゆる水腐れ
を生ずるという難点もある。
この様なところから、袋に開孔やカット処理等を施さな
くとも袋内の条件を青果物の生理作用にとって好適な温
度およびガス組成に保ち、且つ優れた防曇性を発揮し得
るような包装袋の開発が望まれているが、生理作用の激
しい青果物を包装するのに充分なものは得られていない
例えばポリエチレンフィルムは、適度の水蒸気透過度は
有しているものの、酸素及び炭酸ガスの透過度が不足す
る為青果物が短期間の保存で窒息状態となって鮮度低下
を来たし、またポリスチレンフィルムは適度の酸素及び
炭酸ガス透過性を有し青果物の呼吸作用は長期間持続せ
しめ得るものの、水蒸気透過率が大きすぎる為水分の蒸
散作用が著しくなり、青果物が短期間のうちに変色また
は萎凋現象を生じ、良好な鮮度を長期的に維持すること
はできておらない。
しかも上記の様なフィルムは何れも防曇性が乏しく、外
観において商品価値を低下させるばかりでなく、曇り部
に凝縮した水分に青果物が直接触れると、いわゆる水腐
れの原因となる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは上記の様な事情に着目し、包装袋に間口や
カット処理等を施さな(とも青果物の生理作用に好適な
水蒸気透過性、酸素および炭酸のガス透過性を発揮し、
且つ内面に曇り現象を生じることのない様な複層フィル
ムを開発すべく研究を行なった。その結果、複層フィル
ムの水蒸気透過性、酸素透過性および炭酸ガス透過性を
夫々適正範囲に特定すると共に、複層フィルム構成材中
に適量の防曇剤を配合しておけば、上記の難点が一応解
消されることを確認し、こうした知見を基にして先に特
許出願を済ませた。
ところがその抜工に研究を進めるうち、次の様な事実が
明らかとなってきた。即ち上記先願発明に係る複層フィ
ルムで作製した袋を用いた場合、収穫後の生理作用が比
較的おだやかな青果物に対しては鮮度保持の目的が有効
に発揮されるが、収穫後も激しい生理作用を営む青果物
(例えばきゅうり、えだ豆、えのきだけ、いんげん豆等
)の包装に使用した場合、袋内における酸素濃度や炭酸
ガス濃度あるいは湿度の変動も著しくなるので、通常の
包装方法であるとこうした急激な変動に追従させること
が困難な場合もあり、当該青果物の激しい生理作用に適
したガスを囲気を保持し得なくなって、鮮度保持の目的
を十分に果たせなくなることが分かった。しかも畳・夜
の急激な温度変化あるいは冷蔵庫への出し入れ等による
急激な温度変化が生じたときには袋内の水蒸気が結露し
て包装袋内に水がたまり、青果物の水腐れを招くという
問題も生じてくる。
本発明はこの様な問題点に着目して更に研究の結果なさ
れたものであって、その目的は、生理作用の激しい青果
物を対象とし、該青果物が急激な温度変化を受けた場合
でも、該包装袋霊囲気をを青果物の生理作用にとって好
適に保持し得るばかりでなく、結露水による水腐れの問
題も起さず、青果物を長時間借れた鮮度に維持すること
のできる方法を提供しようとするものである。
[問題点を解決する為の手段] 上記の目的を達成する為の要件として規定される本発明
方法の構成は、 水蒸気透過度が15〜200g/m2・24hr・40
℃、 酸素透過度が3000〜35000 CC/I2・24
hr−atm ・20℃・90%FLH。
炭酸カス透過度M 121100〜130000cc/
 l112・24hr−atm  ・20℃・90%R
H。
であり、少なくとも片面側表面層には防曇剤が存在する
と共に該表面層が溶断シール性を有する様に構成された
複層フィルムを用い、該表層部が内側になる様に少なく
とも3方が閉じられた袋状に形成され、且つ該袋のフィ
ルム面の一部もしくは全面に、該袋のフィルム面総表面
積に対し0.02〜3.5%の総開口面積を有する1個
以上の開孔が設けられた包装袋に青果物を収納するとこ
ろに要旨を有するものである。
[作用] 本発明で用いる包装袋を構成する複層フィルムは、まず
第1の条件として水蒸気透過度、酸素透過度、炭酸ガス
透過度を特定すると共に、包装用途等で用いたときの青
果物に接する側の表面層に防曇剤を存在せしめたところ
に特徴を有するものであるから、以下上記各特性を定め
た理由について説明する。
水蒸気透過度=15〜200g/rr12・24hr・
40℃ 水蒸気透過度、は、青果物に付着している水分の蒸発及
び蒸散作用により放出される水分による袋内湿度を適正
に保ち、湿度過剰によるむれ現象を防止して腐敗を抑制
すると共に、湿度不足による青果物の萎凋、変色(黄変
又は褐変)、軟化、弾力性喪失等を防止するうえで重要
な特性であり、水蒸気透過度が15g/m2・24hr
・40℃未満では湿度過剰によるむれ現象によって青果
物が腐敗し易く、一方200g/m2・24hr・40
℃を超える場合は包装袋内部が湿度不足となって青果物
が萎凋1、変色等を起こし易く、何れの場合も満足のい
く鮮度保持効果を得ることができない。良好な鮮度保持
効果を確保するうえでより好ましい水蒸気透過度は20
〜150 g/m” 24hr・40℃の範囲である。
酸素透過度: 3,000〜35,0OOcc/ m2
・24 hr ・atm ・20℃・90%RH 酸素透過度は、呼吸作用による酸素濃度の低下を外部空
気の透過侵入によって補い、生理作用を持続させるうえ
で極めて重要な特性であり、該透過度が3.Goo c
c/m2・24hr−atm H20℃・90%RH未
渦の場合は特に呼吸作用の著しい(酸素消費量の多い)
青果物を包装したときの内部酸素量が欠乏し、窒息状態
となって十分な鮮度保持効果が発揮されない。一方35
,000cc /m’・24hr−atm  ・2.0
℃・90%RHを超えた場合、酸素欠乏現象を生じる恐
れはないが、外部からの細菌類の侵入によりかび等が生
ずる青果物の場合は鮮度保持効果がかえって低下する。
酸素透過度のより好ましい範囲は4,000〜20.0
OOcc/m” 24hr−atm ・20℃・90%
RHである。
炭酸ガス透過度: 12,000〜130.0OOcc
 7m2・24hr−atm ・20℃・90 %RH 炭酸ガス透過度は、包装袋内のガス組成を適正に保ち、
青果物の呼吸作用を保証すると共に炭酸ガス障害を回避
し、更には菌体の侵入・繁殖による腐敗を防止するうえ
でも有効な特性であり、該透過度がi2,000cc/
m2・24 hr−atm ・20℃・90%RH未満
では包装袋内の炭酸ガス濃度が高くなり過ぎて青果物の
呼吸作用が阻害され、鮮度及び味覚が急速に低下してく
る。
一方130,000cc 7m2・24hr−atm 
・20℃・90%RHを超えると、包装袋内部の002
濃度が低くなりすぎて腐敗防止効果及び劣化抑制効果が
有効に発揮されなくなる。
炭酸ガス透過度のより好ましい範囲は15,000〜1
00.000cc  7m2− 24hr−atm  
・ 20℃ ・ 90%RHである。
更に本発明で使用する複層フィルムにおける青果物に接
する側の表面層には保存乃至流通期間中防曇性を示す様
な防曇剤を含むものでなければならない。即ち本発明で
は、包装袋内面の曇り現象を防止して商品価値を高める
ばかりでなく、曇りの進行によって形成される水滴によ
る内容物の水腐れを防止するうえでも防曇作用は極めて
重要な特性であり、且つ流通過程で長期的に優れた防曇
性を持続させる為には、保存乃至流通時の気温変化を考
慮して、(1!40℃の間で温度変化を繰り返す経過中
継続して防曇性を示す様な防曇剤が表面層に存在するも
のであることが望まれる。本発明は前述の如く収穫後も
激しい生理作用を持続する青果物を包装対象とするもの
であり、冷凍保存よりもむしろ室温雰囲気での保存が望
まれるが、冬季の室内外の温度差等を考慮すると、本発
明におりる防曇特性の設定に当たっては、′たとえば後
述する方法によって求められる、r、0 :40℃の間
で温度変化を繰り返したときの防曇持続性」により定め
るのがよく、本発明では下記の測定法で1日以上防曇性
を持続するものであることが望まれる。
(防曇性評価方法) 200ccビーカーに150ccの40℃温水を入れ、
試料の防曇面を内側にしてビーカーにかぶせる。その後
、6Hr、0℃に保ち、次に40℃に6Hrに保つ。こ
の温度変化を2回繰り返しく合計24時間)、フィルム
面を通して容器内容物が明瞭に観察できるか否かによっ
て判定する。
表面層に存在させる防曇剤の種類は特に限定されるもの
ではなく、従来から知られた防曇剤の他、帯電防止剤や
滑性剤の如く防曇特性を発揮し得るすべてのものを使用
することができ、必要によっては2種以上を併用するこ
ともできる。これらの防曇剤は表面層構成材中に直接混
入し得る他、基層構成材中にのみ混入させておき、積層
後表面層へ拡散移行させることによっ゛て表面層に防曇
性を与えることも可能である。表面層における防曇剤の
存在量は、防曇剤の種類によっても変わってくるので一
律に規定することは適当でないが、好ましいのは0.3
〜3重量%の範囲である。
しかして0.3重量%未満では防曇性能が不十分である
為本発明の要求特性が満たさ・れ難く、一方3重■%を
超える場合は表面層が白化現象を生じて透明性が低下す
るばかりでなく、青果物の蒸散によって袋の内面に付着
した水分が白濁現象を起こし、商品価値が著しく低下す
るという問題も生じてくる。
尚製袋前のフィルムの状態で防曇性を評価する簡便法と
して表面層の表面張力で評価することも可能であり、本
発明者らが確認したところによると、該表面張力が38
ダイン/cm以上となる様に防曇剤の存在量を調整する
ことによって、目的にかなう防曇持続性を確保し得るこ
とが明らかとなった。
次に本発明で使用される包装袋は、上記の複層フィルム
の防曇剤を含む層が内側となる様に重ね合わせて3方を
溶断シールするか、あるいは折り曲げ辺と直交する2辺
を溶断シールする、等の手段で少なくとも3方の閉じら
れた袋状に作製されるものであり、青果物の充填時或は
流通時等にシール部が剥離して開封される現象を阻止し
得るに足るシール強度を有するものでなければならず、
好ましくは270℃で溶断シールしたときの溶断シール
強度が3.0 Kg−cm/ 15mm以上であるもの
がよく、該溶断シール強度が不足する場合は、青果物の
充填時或は取扱い時にシール部が剥離する恐れがある。
尚溶断シール温度は現在実用化されている一般的な溶断
シール温度を基準にして定めたが、上記溶断シール条件
のもとて上記設定値以上の溶断シール強度を示し得るも
のである限り、前述の範囲を外れる溶断シール温度を採
用することを排除するものではない。
以上の様な諸特性を有する複層フィルムは、夫夫の要求
特性に合致し得る合成樹脂の共押出しあるいはインライ
ンラミネート法等によって製造することができるが、前
述の要求特性との関係を考慮して最も好ましい基層構成
材及び表面層構成材について説明すると次の通りである
まず基層は、フィルムに要求される最低限の機械的強度
を確保すると共に、水蒸気、酸素及び炭酸ガスの各透過
性にも最も大きい影響を及ぼすものであり、次の様な素
材を使用することによって前述の目的にかなう基層を得
ることができる。即ち基層構成材としては、■炭素数が
2〜1oであるα−オレフィン系の共重合体の1種以上
と、■酢酸ビニル、アクリル酸及びスチレンよりなる1
種以上のモノマー単位が全構成々分中の5〜80重景%
を占める共重合体のLfffi以上、との混合物で、且
つその混合比率が前者■:3o〜90重量%、後者■:
10〜70重量%である混合物が好ましい。上記■を構
成する炭素数2〜1oのα−オレフィンの具体例として
はエチレン、プロピレン、ブテン、ヘキセン、ヘプテン
等か挙げられるが、より一般的なのはエチレン、プロピ
レン、プロ チンである。上記α−オレフィンの2種以上のランダム
共重合体あるいはブロック共重合体を使用すると前記透
過、度のすべてを満たす基層が一層容易に得られる。こ
の場合の共重合比は、組合されるα−オレフィンの種類
に応じて任意に決定すればよい。また上記■を構成する
共重合体としては、酢酸ビニル、アクリル酸及びスチレ
ンよりなるモノマ一単位を該共重合体全構成々分中に5
〜80重量%含有する共重合体が好ましく、これらの千
ツマ−と組合される千ツマ−としては共重合可能な千ツ
マ−であればよいが、特に好ましいのは■エチレン、プ
ロピレン等のα−オレフィン、■アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルあるいは■ブタジェン等である。
該共重合体中に占める酢酸ビニル、アクリル酸及びスチ
レンよりなるモノマ一単位の重量が5%未満あるいは8
0%超である場合は、前記各透過度のすべてを満足する
ことが困難になる他、80%超の場合は基層フィルムの
ヘイズが悪化する傾向か見られ、また溶断シール性の低
下あるいは溶断部にひげ状物ができる等の難点が生じ易
くなる。
上記■及び■の混合比率は前者30〜90重量%に対し
て後者10〜70重量%の範囲とするのがよく、この様
な配合率範囲を特定することによって、強度等の機械的
特性はもとより透明性や溶断シール性及び前記各透過度
のすべてにおいてバランスのと′れた性能を確保するこ
とができる。
ちなみに■共重合体の配合率が30重量%未満である場
合は、基層フィルムの透明度が低くなる場合がある。一
方■共重合体が90重量%を超える場合は、ガス透過性
能を本発明で規定する範囲に収め難くなる場合がでてく
る。たとえば、酸素透過度及び炭酸ガス透過度が前記設
定範囲に入ったとしても水蒸気透過度が設定範囲から外
れるといった問題が生じ、この場合は青果物の生理作用
に好適な包装雰囲気が得られ難くなる。
尚上記■、■を配合するに当たっては、230℃におけ
る該配合物のメルトインデックスが1〜100/10m
1n、より好ましくは2〜50g/10m1nとなる様
に上記■、■の配合物の選定するのが好ましい。
次に表面層構成材は、防曇剤の存在によって長期に亘り
優れた防曇性を持続し得る特性が要求される他、優れた
溶断シール性を有することが必要であり、こうした要求
を満たす為の表面層構成材としては、炭素数が2〜1o
であるα−オレフィン系千ツマー(エチレン、プロピレ
ン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン、デセン等
)から選ばれる2種以上によって得られるランダム共重
合体あるいはブロック共重合体が好ましく、この共重合
体は単独或は混合して使用される。溶断シール性を高め
るうえで特に好ましい表面層構成材は、融点が80〜1
50’eのα−オレフィン単独重合体、共重合体または
それらの2種または3種以上の混合物を主成分とする。
重合体である。該表面層構成フィルム中に防曇剤を存在
させる方法としては、該表面層構成材自体の中に防曇剤
を混入させておく方法の他、基層フィルム中に適量の防
曇剤を含有させておき、積層後の拡散によって表面要部
構成フィルム中に防曇剤を移行させる方法を採用するこ
ともできる。この場合、基層フィルム内へ混入させる防
曇剤の量は0.3〜3重量%、より好ましくは0.4〜
2.2重量%が好適であり、0.3重量%未満では表面
層フィルム方向への拡散移行量が不十分となる為表面層
に十分な防曇性能を与えることができず、一方3重量%
を超えると、表面層側の防曇性は十分に高められるもの
の、表面層フィルムが白化現象を生じて商品価値が劣悪
になる。ところが基層フィルム中に0.3〜3重量%の
防曇剤を含有させておいて表面層フィ′  ルムと積層
すると、基層フィルム中の防曇剤が表面層フィルム方向
へ徐々に拡散6行していく結果、長期間に亘って良好な
防曇特性を持続することとなる。
前述の基層構成材及び表面層構成材から複合フィルムを
成形する為の手段は特に限定されず、共押出し法やイン
ラインラミネート法の如き周知の方法によって行なわれ
ることは先に述べた通りであり、また基層及び表面層の
肉厚も格別の制約はないが、経済性や物性等を加味して
最も一般的なのけ、基層:4〜200μm程度、表面層
部:0.3〜8μm程度である。また基層と表面層(両
外面が表面層であるときはぞの合計厚み)との厚み比は
99.5〜60 : 0.5〜4oとするのが一般的で
ある。尚本発明フィルムの最も基本的な複合形態は、表
面層と基層を1層ずつ積層した形態のものであるが、こ
の基層の両面に表面層を積層して両面に防曇性とヒート
シール性を持たせたり、或は基層の片側(表面層積層面
とは反対側、但し両表面層に防曇性やヒートシール性を
もたせている場合は該表面層のうちいずれか一方)に印
刷等の加工を施すことも勿論可能であり、これらはすべ
て本発明゛の技術的範囲に含まれる。
また基層及び表面層を構成するフィルム中には更に必要
に応じて滑剤、アンチブロッキング剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、着色剤、帯電防止剤等を配合することもで
き、更に該複層フィルムは所望により1軸延伸若しくは
2軸延伸を施して物性を改善することもできる。
この様にして得られる複層フィルムは、防曇剤を含む層
が内面側となる様に且つ少なくとも3方を閉じて包装袋
とされるが、この袋に生理作用の激しい青果物を装人し
て密封した場合は、先に述べた如く該フィルムのガス透
過性能だけでは青果物の激しい生理作用に伴う内部ガス
組成の変化及び湿度の増大に十分対応することができず
、酸欠状態となって青果物が生理作用を喪失したり、あ
るいは急激な温度変化があった場合は内部の水蒸気が結
露して袋内に水がたまり、水腐れの原因となる。
そこで本発明では包装袋内のガス組成の変化を内外の換
気促進によって即座に平均化し得るよう、包装袋のフィ
ルム面の一部もしくは全面に適当な大きさの開孔を設け
ることとしている。この開孔は、前述の如く青果物の激
しい生理作用に対して、複層フィルム自体のガス透過性
能だけでは追従することができない袋内ガスの変動を内
外の換気促進によって解消し、適正な生理環境を保持す
る機能を果たす他、急激な温度変化による水分の凝縮を
防止すると共に仮に若干の凝縮が起こつたとしても凝縮
水なすばやく袋外へ流出させて青果物の水腐れを防止す
る機能も発揮するものであり、これらの機能を有効に発
揮させる為には全問孔面積が当該包装フィルム面層表面
積の0.02%以上となるようにする必要がある。全開
孔面積が0.02%未満である場合は内外の換気促進効
果が不十分であり、激しい生理作用に伴う袋内ガスの濃
度変化に対処し難くなるばかりでなく、温度の急変によ
る凝縮水の発生を阻止することができない。
一方全開孔面積が大き過ぎる場合は、とくに外気の湿度
が低い場合に水分の蒸散が著しくなって青果物が萎凋、
もしくは黄変を生じ易くなるばかりでなく、外部から細
菌等が侵入し易くなってカビ等が発生する。更にはフィ
ルム強度が乏しくなって包装時あるいは搬送時に袋が破
れてしまうので全開孔面積は袋総面積の3.5%以内に
抑えるべきである。尚開孔は袋の両面側に形成してもよ
く、あるいは片面側だけに設けることも可能である。
上記の要件を満たす様に開孔の大きさや数を調整するこ
とによって、包装用袋としての本来の機能を損なうこと
なく、青果物の激しい生理作用や外気温度の急変による
結露水の発生を見た場合でも袋内の湿度及びガス組成を
好適に保つことができ、青果物の保存安定性を一段と高
めることができる。
次に実施例を挙げて本発明を一層明確にするが、本発明
はもとより下記の実施例によって制限を受けるものでは
ない。尚下記実施例において1%」とあるのは特記しな
い限り「重量%」を意味する。
また本発明で規定される水蒸気、酸素及び炭酸ガスの各
透過度の測定法は、夫々下記の通りとした。
水蒸気透過度: JIS−Z−0208のB法で定める防湿包装材料の透
湿度試験法に準拠して測定。
酸素透過度及び炭酸ガス透過度: JIS−Z−1707で定める「食品用ブラスチックフ
ィルムの試験法」中、気体透過度の試験法に準拠して測
定。但し各気体については標準温度に換算せず20℃に
おける体積とし、且つ24時間当たりの透過量として求
めた。
[実施例コ 実施例1 エチレン・プロピレン共重合体(エチレン含有量:5%
)と、酢酸ビニル含有量が28%であるエチレン・酢酸
ビニル共重合体とを、前者65%、後者35%の比率で
混合してなる基層構成材と、プロピレン・ブテン−1共
重合体(ブテン−1含有量:18%)とブテン・エチレ
ン共重合体(エチレン含有量:3.5%)とを1;1の
重量比率で配合してなる混合組成物からなる表面層構成
材(但し該表面層構成材中には防曇剤として6%の高級
脂肪酸エステルモノグリセライドを混入させた)を使用
し、共押出し法によって、基層の両面に表面層の積層さ
れた複層フィルムを作製しく押出温度:260℃、冷却
:20℃)、引き続いて縦延伸倍率3倍、横延伸倍率8
倍の2軸延伸を施し、更に両面にコロナ放電処理を行な
って、基層16μm、表面層2μm×2(両面)の合計
20μmの3層フィルムを得た。このフィルムの片面(
A’ )側の表面張力は42ダイン/cm、他方面(B
)側の表面張力は38ダイン/cmであった。該複層フ
ィルムの諸特性を第1表に示す。
第  1   表 中1=該フィルムを製袋して内部に生シイタケを封入し
、0=40℃の温度変化(2回/日)を繰り返し、1日
後における曇り発生の有無で判断した。
*2:温度270℃、シール速度60回/分で溶断シー
ルした時の強度 この複合フィルムの(A)面側を内面にして2方を溶断
シールし、縦280mmX横180mmの包装袋を作製
した。この包装袋の片面に、第1図に示す如く直径2m
mφの円形孔を10個(全開孔面積は袋総表面積の00
6%)あけ、この中に収穫直後のなすを装入して上方間
口部をテープ(T)止めし保存時の鮮度変化を調べた。
尚なすの呼吸量は15℃において2oco2mg/にg
−hr、25℃において110 C02mg/Mg−h
rである。
結果は後記第3表に示す。
実施例2 プロピレン・ブテン−1共重合体(ブテン−1含有■・
20%)とエチレン・スチレン共重合体くスチレン含有
ffi: 40%)とを、前者90%、後者10%の比
率で配合してなる基層構成材(防曇剤として高級脂肪酸
エステルモノグリセライドを0.8%配合)と、プロピ
レン・ブテン−1共重合体(ブテン−1含有量:18%
)と゛プロピレン・ブテン−1共重合体(ブテン−1含
有量:30%)とを前者70%、後者30%の比率で配
合してなる表面層構成材とを用い、実施例1と同様にし
て3層構造の複合フィルムを作製した(押出温度:25
0℃、冷却=25℃)。その抜用ぎ続いて縦延伸倍率2
.5倍、横延伸倍率7.8倍の2軸延伸を行ない、基層
20μmの両面に表面層各1.5μmの積層された合計
肉厚23μmの3層フィルムを得た。このフィルムの片
面(A)側の表面張力は41ダイン/am、反対面(B
)側の表面張力は38ダイン/cmであり、何れの面も
基層から拡散してきた防曇剤の良好な防曇性を示した。
該フィルムの諸特性を第2裏に示す。
第2表 中1 該フィルムを製袋して内部に生シイタケを14人
し、0240℃の温度変化(2回/日)を繰り返し、1
日後におりる曇り発生の有無で判断した。
*2:温度140℃、圧力IKg/cm’て1秒間圧接
した■・シの強度 このフィルムの(A)面側を内側にして2方を溶断シー
ルし、縦320mmX横150mmの袋を作製した。こ
の包装袋に、第2図に示す如く上部片面に3mmφの孔
を2個、底部片面に4111IIlφの孔を3側聞口(
開孔面積率: 0.10%)し、これに収穫直後のぎゅ
うりを装入した後上方開口部をテープ(T)止めして保
存時の鮮度変化を調べた。
尚きゅうりの呼吸量は、15℃において25Co2mg
/にg−hr、25℃において130CO2L118/
Kg−h「である。
結果は後記第4表に示す。
実施例3 実施例1で得た包装用袋にえだ豆を封入し、同様にして
保存時の鮮度変化を調べた。尚えだ豆の呼吸量は、15
℃において170CO2mg/にg’h「、25℃にお
いて340C02mg/にg−hrである。
結果は第5表に示す。
尚第3.4.5表には比較の為無包装の場合及びOPP
フィルム(2軸延伸ボリブロビレンフィルム)、PEフ
ィルム(ポリエチレンフィルム)で密封包装した場合、
および上記実施例1〜3において切欠き孔を省略した他
は夫々全く同様にして得た袋(比較材)を用いた場合並
びに輪間口面積率が規定範囲を外れる袋を用いた場合の
各実験結果も併記した。
尚、第3.4.5表に示す鮮度保持試験の評価基準は第
6表に示す通りとした。
実施例4 第7表に示す如く、種々の高分子素材よりなる基層構成
材の両面にプロピレン・ブテン1(18%)共重合体よ
りなる表面層構成材(何れも防曇剤として高級脂肪族モ
ノグリセライドを1%配合)を共押出法により積層した
後、縦2.5倍×横7.5倍に2軸延伸し、次いで両面
の表面張力が何れも39ダイン/cmとなる様にコロナ
放電処理を施して複層フィルムを得た。
得られた各複層フィルムの水蒸気透過度、酸素透過度、
炭酸ガス透過度、防曇性及び溶断シール強度を第8表に
一括して示す。
上記で得た各複層フィルムA−Hを用いて100mmX
 180mmの袋を作製し、該袋の片面に第1図に示す
如く直径2fi1mφの円形孔を8個(全開孔面積は装
輪表面積の0.14%)あけ、これにエントウ豆を70
g充填して以下前記と同様にして保存時の鮮度変化を調
べた。尚保存条件は35℃×70%RHとした。
結果は第9表に一括して示す通りであり、本発明の規定
要件を満たす複層フィルム(B、D。
F、H)を用いたものでは全体的に見て良好な鮮度保持
効果が得られているのに対し、フィルムAは水蒸気透過
度が低過ぎるため水分の放散が起こらず、ズルケ、臭気
から見た劣化が著しい。これに対しフィルムCは水蒸気
透過度が高過ぎるため、内部が脱水状態となって変色、
軟化が見られる。またフィルムE及びGは何れも酸素透
過度と炭酸ガス透過度が規定範囲を外れるものであり、
呼吸不足による変色が特に著しい。
第   9   表 [発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、用いる複層フィル
ムは水蒸気、酸素及び炭酸ガスの各透過度が適正に調整
されているばかりでなく、製袋状態で適正な大きさの開
孔が形成されているので、青果物は包装後も激しい生理
作用を持続することができ、鮮度保持期間を大幅に延長
することができる。しかもこの複層フィルムは優れた防
曇性及び防曇持続性を有しているので、流通過程で内容
物が見え難くなって商品価値が低下したり、或は曇り部
に凝集した水分によって青果物の腐敗が促進される様な
恐れもなく、又温度の急変等が生じた場合ても水分の凝
縮が起こりにくく、仮に結露水が生したとしても、この
結露水けすみやかに開孔から袋外へ漏出するので、水腐
れ等を起こす恐れもなく、青果物の外観点商品イメージ
の低下を防止すると共に、消費者の手元に新鮮な状態で
供給することがでNる。
【図面の簡単な説明】
第1゜2図は実施例で用いた包装袋を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水蒸気透過度が15〜200g/m^2・24h
    r・40℃、 酸素透過度が3000〜35000cc/m^2・24
    hr・atm・20℃・90%RH、 炭酸ガス透過度が12000〜130000cc/m^
    2・24hr・atm・20℃・90% RH、 であり、少なくとも片面側表面層には防曇剤が存在する
    と共に該表面層が溶断シール性を有する様に構成された
    複層フィルムを用い、該表面層が内側になる様に少なく
    とも3方が閉じられた袋状に形成され、且つ該袋のフィ
    ルム面の一部もしくは全面に、該袋のフィルム面総表面
    積に対し0.02〜3.5%の総開口面積を有する1個
    以上の開孔が設けられてなる包装袋に生理作用の激しい
    青果物を収納することを特徴とする、青果物の鮮度保持
    法。
  2. (2)複層フィルムが、270℃で溶断シールしたとき
    に3.0Kg−cm/15mm以上の溶断シール強度を
    示すものである特許請求の範囲第1項に記載の鮮度保持
    法。
  3. (3)少なくとも片面側表面が、0■40℃の間で温度
    変化を繰り返す経過中防曇性を示す複層フィルムで構成
    した包装袋を用いる、特許請求の範囲第1項または2項
    に記載の鮮度保持法。
  4. (4)複層フィルムの基層構成材が、炭素数2〜10の
    α−オレフィン系共重合体の1種以上:30〜90重量
    %と、酢酸ビニル、アクリル酸及びスチレンよりなる1
    種以上のモノマー単位が全構成々分中の5〜80重量%
    を占める共重合体の1種以上:10〜70重量%、との
    混合物である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記
    載の鮮度保持法。
  5. (5)複層フィルムの表面層構成材が、炭素数2〜10
    のα−オレフィン系共重合体である特許請求の範囲第1
    〜4項のいずれかに記載の鮮度保持法。
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