JPS6344502A - 防水性・透湿性防虫シ−ト - Google Patents

防水性・透湿性防虫シ−ト

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JPS6344502A
JPS6344502A JP61188369A JP18836986A JPS6344502A JP S6344502 A JPS6344502 A JP S6344502A JP 61188369 A JP61188369 A JP 61188369A JP 18836986 A JP18836986 A JP 18836986A JP S6344502 A JPS6344502 A JP S6344502A
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JP
Japan
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sheet
fibers
insecticide
water
blend
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JP61188369A
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JPH0257048B2 (ja
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Jiyunkichi Soudai
相臺 淳吉
Takashi Miyamoto
隆司 宮本
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は住宅に寄生するダニ、ゴキブリ、白蟻などから
の害を防ぐための防虫シートに関するものである。
(従来の技術)  ′ 従来、ダニ、ゴキブリ、白蟻などの害虫の発生および棲
息を防ぐためには、紙、不織布およびこれらに合成樹脂
シートをラミネートした基材に、有機リン系、ピレスロ
イド系などの殺虫剤を塗布または含浸したシートを、畳
、絨穂、流し台および冷蔵庫などの下に敷いたり、ある
いは外壁の中に張りつけたり、または殺虫剤をこれらの
場所に噴霧などによる散布をしたシすることが行われて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 紙を基材としたものは剛性が強くごわごわしており、例
えば絨頌の下知敷いたシすると歩行する時に音が発生す
る。さらに紙は吸湿性が大きく、従って防水性がない。
不織布を基材にしたものは柔軟性があるが、紙と同じよ
うに防水性がない。
このように防水性がないということは、畳表の下や絨穂
の下に防虫シート(2敷いていて、これらの上に水など
をこぼした際、紙の場合にはすぐに破れたシ、甚だしく
はかたちが崩れたりする。不織布の場合には破れたシし
なくても、畳床、絨穂下地にまで水が浸入し、これらを
汚染したりまたは寿命を低下させたりする。また外壁の
中に使用した場合には、外壁化粧板のジヨイント部分か
ら流れ込んだ雨水がそのま\内部に浸入して、断熱材の
吸水による性能低下や内装材の汚染が起き念りする。
防虫シートの防水性を高めるために、紙、不織布知合成
樹脂系塗料を塗布したり、合成樹脂シートをラミネート
したりするものがあるが、これらの基材は透湿性が極め
て小さいため防虫シートの下層となる畳床、床板などの
呼吸性が抑えられ、梅雨期など湿度の高い季sKは蒸れ
て早期に腐朽する原因となる。また外壁の中に使用した
場合にも、特に寒冷地方においては室内の湿気が防虫シ
ートの表面で結露し土台や内装材を腐らせてしまう0 (問題点を解決するための手段) 従来の防虫シートの問題点を解決するため鋭意研究を行
ない、これらの問題点?解決する極めて有効な防水性・
透湿性防虫シートを得ることができた。
即ち、木質パルプ繊維とビニロン、ポリエステルなどの
合成繊維をg!; : 15乃至?3;:3の比率で混
合したもの700重量部に対して、オレフィン系親水性
パルプ状多分岐繊維をgo乃至720重量部の割合で抄
造した混合繊維シートに、殺虫剤として有機リン系、ピ
レスロイド系、有機塩素系または硼酸系の薬剤を塗布ま
たは/および含浸せしめたことを特徴とする防水性・透
湿性防虫シートである。
(実施例) 本発明は木質パルプ繊維とビニロン、ポリエステルなど
の合成繊維’Irt : is乃至95:左の比率で混
合したもの100重量部に対して、オレフィン系親水性
パルプ状多分岐繊維をgo乃至720重量部の割合で混
合した混合繊維を水に分散させ、必要にヨシポリビニル
アルコ〜ル、アクリル樹脂系のバインダー″f、左重量
%程度添加して抄紙機【3シート化し、ドライヤーによ
る乾燥工程で有機リン系、ピレスロイド系、有機塩素系
または硼酸系の殺虫剤(防虫剤)をシーHC塗布または
/および含浸させ、乾燥後巻取ることにより所望の防虫
シートが得られた。
本発明においてオレフィン系親水性パルプ状多分岐繊維
とは、例えばポリエチレン繊維の一本の糸を物理的に多
分岐化したものに界面活性剤を処理して親水性を持たせ
たもので、商品名swp−E、5WP−UL(三井石油
化学工業■M)が知られているが、この繊維は繊維長が
06乃至IAtxで水中によく分散し、木質パルプ繊維
との混合抄造に適している。融点がりθ乃至1tto’
aであって、融点以上の温度で熱圧加工すると不透水性
層を形成し、かつ基材の延伸性を向上することができる
本発明に使用する殺虫剤(防虫剤)は何れも公知のもの
であるが、有機リン系としてはフェニトロチオン、ダイ
アジイン、マラソン、DDVPなど、ピレスロイド系と
してはピレトリン、アレスリン、フタルスリンな−ど、
有機塩素系としてはリンデン、ディルドリンなど、また
硼酸系としては硼酸のアルキルエステルや硼酸のアリー
ルエステルなどが知られている。
本発明による基材はJIS−Z−020gの温湿条件B
における透湿度(2/ゴ評h)が2000以上であシ従
来の紙、不織布の防虫シートはy、ooo以上ある。
透湿度が大きいほど防虫シートの下層材が蒸れて腐朽し
たりすることは無いが、基材に塗布または/および含浸
した殺虫剤(防虫剤)の揮発が速くなシ有効期間が短く
なる。
さらにJIS−L−IQ9xのA法(低水圧法)におけ
る静水圧法による耐水度は、従来の防虫シートでは/儒
以下の水位で容品に透水してしまう。
本発明による基材では’IOtM以上の水位に耐え得る
ものであり、一般住宅における使用状態では殆ど透水し
ないものである。
一方、紙または不織布表面に合成樹脂シートをラミネー
トした基材では、耐水度は100 cm以上となり全く
透水しないが、透湿度はl以下となシ極めて小さく、従
って湿気を殆ど通さなくなってしまう0 防虫シートとして実用上の透湿度および耐水度は、それ
ぞれl!;009/d2’lh以上および30cm以上
であることが好ましいが、これらの性能は通常相反する
性質のものであるから、これらの数値を達成することは
なかなか困難である。
さらに防虫シートの殺虫効果を発揮するためには、有機
リン系、ピレスロイド系、有機塩素系または硼酸系の薬
剤を基材に対してO5乃至/ f/ゴの割合で塗布また
は/および含浸することか必要とされているが、このよ
うな少量の薬剤を基材に対して均一に塗布または/およ
び含浸させることは難かしく、一般には薬剤を水でio
o倍程度に稀釈して使われるが、このような方法であっ
ても基材に対する薬剤の吸着、吸収性が基材の性質によ
って異なるので、この薬剤の吸着、吸収性がよいことが
必要とされる。
本発明による基材の各種繊維の配合比率において、木質
パルプ繊維とビニロン、ポリエステルなどの合成繊維の
混合繊維700重量部に対して、オレフィン系親水性パ
ルプ状多分岐繊維fgO以下とすると、透湿度はコ、0
00f/ゴ、2Fh以上となり、且つ殺虫剤(防虫剤)
の吸着、吸収性もよくなるが、耐水度が悪くなシ防水性
が失われる。また上記のオレフィン系親水性パルプ状多
分岐繊維f/20置部部以上の割合で混合すると、防水
性は好ましいものになるが透湿度が1!;009/ゴコ
zh以下とな9、且つ殺虫剤(防虫剤)の吸着、吸収性
も7−トの撥水性が高まるために悪くなってしまう。
木質パルプ憬維に対する合成繊維の混合比率において、
5重量%以下では防虫シートが水と接触した場合に、シ
ワが発生するなどシートの寸法安定性が悪くなシ耐久性
が低下してしまう。またシートの剛性が強くなυ取扱い
上、使用上好ましくない。合成繊維の混合比率がis重
量%以上になるとシートの柔軟性は向上するが、透湿度
が低下し所望の性能が得られない。・ (発明の効果) 本発明の防虫シートを畳表の下や絨法の下に敷いである
場合に1この上に水などをこぼしても極めて高い防水性
が発揮するので、これらの下層に水が浸入することはな
く、また一方送湿性が大きいので湿気てよって畳床や下
地板が蒸れることがなく腐朽することはない。さらに外
壁の中に使用した場合にも同じようにすぐれた防水性・
透湿性を発揮するので、従来見られたような断熱材の吸
水による性能低下や内装材の汚染などを完全に防止する
ことができるとともに防虫性能を永く保つことができる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 木質パルプ繊維とビニロン、ポリエステルなどの合成繊
    維を85:15乃至95:5の比率で混合したもの10
    0重量部に対して、オレフィン系親水性パルプ状多分岐
    繊維を80乃至120重量部の割合で抄造した混合繊維
    シートに、殺虫剤として有機リン系、ピレスロイド系、
    有機塩素系または硼酸系の薬剤を塗布または/および含
    浸せしめたことを特徴とする防水性・透湿性防虫シート
JP61188369A 1986-08-13 1986-08-13 防水性・透湿性防虫シ−ト Granted JPS6344502A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61188369A JPS6344502A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 防水性・透湿性防虫シ−ト

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JPS6344502A true JPS6344502A (ja) 1988-02-25
JPH0257048B2 JPH0257048B2 (ja) 1990-12-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0268400A (ja) * 1988-08-31 1990-03-07 Achilles Corp 多孔質塩化ビニル系樹脂壁紙
US5441313A (en) * 1994-01-18 1995-08-15 Bundy Corporation Insertion indicator for quick connector

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