JPS6344451B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6344451B2 JPS6344451B2 JP60297577A JP29757785A JPS6344451B2 JP S6344451 B2 JPS6344451 B2 JP S6344451B2 JP 60297577 A JP60297577 A JP 60297577A JP 29757785 A JP29757785 A JP 29757785A JP S6344451 B2 JPS6344451 B2 JP S6344451B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet metal
- bent
- metal members
- bending
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 27
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000009957 hemming Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は板金部材の端部をU形に折曲げるヘ
ミング加工に関するものである。
ミング加工に関するものである。
従来の技術
自動車の車体を構成する部品の多くは2枚の板
金部材で構成され、両板金部材の端部を重ね合わ
せて結合させてボツクス断面に構成されている。
例えば自動車のバツクドア1は第3図及び第4図
に示す様に、2枚の板金部材、例えば内板2と外
板3とからなり、外板3の端部3aをヘミング加
工を施してU形に折曲げて内板2の端部2aを包
込んで挾持させ、これにより両者を結合させてい
る。
金部材で構成され、両板金部材の端部を重ね合わ
せて結合させてボツクス断面に構成されている。
例えば自動車のバツクドア1は第3図及び第4図
に示す様に、2枚の板金部材、例えば内板2と外
板3とからなり、外板3の端部3aをヘミング加
工を施してU形に折曲げて内板2の端部2aを包
込んで挾持させ、これにより両者を結合させてい
る。
前記ヘミング加工は、第5図及び第6図に示す
様に、外板3の端部3aを先ずプレスにより直角
に折曲げ、続いて外板3の内側へ内板2の端部2
aを重ね合わせ、外板3の端部3aを内板2の内
側へ折曲げて行つている。
様に、外板3の端部3aを先ずプレスにより直角
に折曲げ、続いて外板3の内側へ内板2の端部2
aを重ね合わせ、外板3の端部3aを内板2の内
側へ折曲げて行つている。
発明が解決しようとする課題
従来のヘミング加工では、外板3の端部3aを
直角に折曲げる場合には、プレス型による外板3
の押えが確実に作用するので前記端部3aを正確
に折曲げることができる。しかし、その内板2の
端部2aを重ね合わせてU形に折曲げる際には外
板3の押えが不十分となり、外板3の折曲げ点3
a′が内板2側に引張られて一定せず、波打ちを生
じるといつた問題があつた。また外板3の折曲げ
点が波打ちを生じていると、車体へ組付けた際、
バツクドア1の周縁と車体との間の隙間が一定せ
ず、見栄えが悪かつた。
直角に折曲げる場合には、プレス型による外板3
の押えが確実に作用するので前記端部3aを正確
に折曲げることができる。しかし、その内板2の
端部2aを重ね合わせてU形に折曲げる際には外
板3の押えが不十分となり、外板3の折曲げ点3
a′が内板2側に引張られて一定せず、波打ちを生
じるといつた問題があつた。また外板3の折曲げ
点が波打ちを生じていると、車体へ組付けた際、
バツクドア1の周縁と車体との間の隙間が一定せ
ず、見栄えが悪かつた。
課題を解決するための手段
この発明は、結合される2枚の板金部材中のい
ずれか一方の板金部材の端部をU形に折曲げて他
方の板金部材の端部を包込んで挾持することによ
り両板金部材を結合するヘミング加工において、 上記一方の板金部材の端部を直角に折曲げ、か
つ、この折曲げと同時に折曲部の外面を加圧し
て、上記両板金部材の夫々の板厚の和に略等しい
長さの薄肉部を形成し、しかる後、この薄肉部を
基準として一方の板金部材の端部をU形に折曲げ
るようにしたものである。
ずれか一方の板金部材の端部をU形に折曲げて他
方の板金部材の端部を包込んで挾持することによ
り両板金部材を結合するヘミング加工において、 上記一方の板金部材の端部を直角に折曲げ、か
つ、この折曲げと同時に折曲部の外面を加圧し
て、上記両板金部材の夫々の板厚の和に略等しい
長さの薄肉部を形成し、しかる後、この薄肉部を
基準として一方の板金部材の端部をU形に折曲げ
るようにしたものである。
作 用
この発明は、2枚の板金部材中のいずれか一方
の板金部材の端部を直角に折曲げ、かつ、この折
曲げと同時に折曲部の外面を加圧して、2枚の板
金部材の夫々の板厚の和に略等しい長さの薄肉部
を形成することにより、U形への折曲げ時、支持
が不十分であつても前記薄肉部が基準となつて折
曲がるので、板金部材の折曲げ点が直線状に整形
され、板金部品の周縁部がきれいになる。
の板金部材の端部を直角に折曲げ、かつ、この折
曲げと同時に折曲部の外面を加圧して、2枚の板
金部材の夫々の板厚の和に略等しい長さの薄肉部
を形成することにより、U形への折曲げ時、支持
が不十分であつても前記薄肉部が基準となつて折
曲がるので、板金部材の折曲げ点が直線状に整形
され、板金部品の周縁部がきれいになる。
実施例
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す図
面で、バツクドアを適用した場合を示す。同図に
示す様に、2枚の板金部材、例えば内板10と外
板11とからなる板金部品を結合する際、先ず外
板11の端部11aをプレスにより直角に折曲
げ、且つ折曲げと同時に前記端部11aの折曲部
近傍12を板厚方向に加圧してその板厚を僅かに
薄くする。この薄肉部12は、厚みを外板11の
板厚tより約0.2mm程薄くし、且つ長さlを外板
11の板厚tと内板10の板厚t2との和に略等し
い長さに設定しておく。この加圧はプレスの上型
に対応する突起等を形成しておけばよい。次に外
板11の内側に内板10の端部10aを重ね合わ
せた後プレスにより外板11の端部11aをU形
に折曲げて内板10の端部10aの内側に重ねて
これを包込むように挾持させて両者を結合させ
る。
面で、バツクドアを適用した場合を示す。同図に
示す様に、2枚の板金部材、例えば内板10と外
板11とからなる板金部品を結合する際、先ず外
板11の端部11aをプレスにより直角に折曲
げ、且つ折曲げと同時に前記端部11aの折曲部
近傍12を板厚方向に加圧してその板厚を僅かに
薄くする。この薄肉部12は、厚みを外板11の
板厚tより約0.2mm程薄くし、且つ長さlを外板
11の板厚tと内板10の板厚t2との和に略等し
い長さに設定しておく。この加圧はプレスの上型
に対応する突起等を形成しておけばよい。次に外
板11の内側に内板10の端部10aを重ね合わ
せた後プレスにより外板11の端部11aをU形
に折曲げて内板10の端部10aの内側に重ねて
これを包込むように挾持させて両者を結合させ
る。
上記の如き折曲げでは、外板11の端部11a
をU形に折曲げるとき、薄肉部12が他よりも僅
かに強度が劣るので当該薄肉部12から折曲がる
ことになり、折曲点13が常に一定となる。従つ
て外板11の周縁部は直線状に整形される。
をU形に折曲げるとき、薄肉部12が他よりも僅
かに強度が劣るので当該薄肉部12から折曲がる
ことになり、折曲点13が常に一定となる。従つ
て外板11の周縁部は直線状に整形される。
尚、上記実施例では自動車のバツクドアに適用
した場合を示したが、他のドア等にも適用でき、
さらに自動車の部品以外にも広く適用できる。
した場合を示したが、他のドア等にも適用でき、
さらに自動車の部品以外にも広く適用できる。
発明の効果
この発明によれば、板金部材の端部を折曲成形
する際、同時に折曲部に薄肉部を形成することが
できるので、予め板金部材に薄肉部を形成する手
間を省くことができ、作業性がきわめて良好であ
る。しかも、上記薄肉部は、2枚の板金部材の
夫々の板厚の和に略等しい長さに形成してあるの
で、板金部材の端部をU形に折曲げた際、折曲げ
点を直線状に整形することができる。したがつ
て、自動車のドア等に適用すれば、ドアの周縁部
がきれいに整形され、車体との隙間を一定にでき
るので見栄えも大幅に向上する。
する際、同時に折曲部に薄肉部を形成することが
できるので、予め板金部材に薄肉部を形成する手
間を省くことができ、作業性がきわめて良好であ
る。しかも、上記薄肉部は、2枚の板金部材の
夫々の板厚の和に略等しい長さに形成してあるの
で、板金部材の端部をU形に折曲げた際、折曲げ
点を直線状に整形することができる。したがつ
て、自動車のドア等に適用すれば、ドアの周縁部
がきれいに整形され、車体との隙間を一定にでき
るので見栄えも大幅に向上する。
第1図及び第2図は本発明方法を説明するため
の要部断面図、第3図は自動車のバツクドアの斜
視図、第4図は第3図A−A線拡大断面図、第5
図及び第6図は従来のヘミング加工を説明する要
部断面図である。 10……内板、11……外板、12……薄肉
部。
の要部断面図、第3図は自動車のバツクドアの斜
視図、第4図は第3図A−A線拡大断面図、第5
図及び第6図は従来のヘミング加工を説明する要
部断面図である。 10……内板、11……外板、12……薄肉
部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 結合される2枚の板金部材中のいずれか一方
の板金部材の端部をU形に折曲げて他方の板金部
材の端部を包込んで挾持することにより両板金部
材を結合するヘミング加工において、 上記一方の板金部材の端部を直角に折曲げ、か
つ、この折曲げと同時に折曲部の外面を加圧し
て、上記両板金部材の夫々の板厚の和に略等しい
長さの薄肉部を形成し、しかる後、この薄肉部を
基準として一方の板金部材の端部をU形に折曲げ
るようにしたことを特徴とする板金部品の端部の
ヘミング加工方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29757785A JPS62151227A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 板金部品の端部のヘミング加工方法 |
CN86108581.7A CN1003285B (zh) | 1985-12-25 | 1986-12-25 | 金属薄板边缘的卷边加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29757785A JPS62151227A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 板金部品の端部のヘミング加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62151227A JPS62151227A (ja) | 1987-07-06 |
JPS6344451B2 true JPS6344451B2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=17848353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29757785A Granted JPS62151227A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 板金部品の端部のヘミング加工方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62151227A (ja) |
CN (1) | CN1003285B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004039882A1 (de) * | 2004-08-17 | 2006-02-23 | Adam Opel Ag | Verfahren zur Fertigung von Automobilanbauteilen |
CN100342989C (zh) * | 2004-09-02 | 2007-10-17 | 比亚迪股份有限公司 | 非垂直翻边交线翻边制件的修边方法 |
DE102004046432A1 (de) * | 2004-09-24 | 2006-04-13 | Edag Engineering + Design Ag | Vorrichtung zum Falzen eines Karosserieteilrandes und ein damit durchzuführendes Verfahren |
CN101791646A (zh) * | 2010-04-15 | 2010-08-04 | 上海交通大学 | 用于汽车车身部件的数控滚压包边方法 |
CN102151735A (zh) * | 2010-12-06 | 2011-08-17 | 天津市津兆机电开发有限公司 | 一种在模具中实现产品边缘卷圆的工艺方法 |
FR2968224B1 (fr) * | 2010-12-07 | 2013-08-23 | Valeo Systemes Thermiques | Ensemble de deux pieces serties l'une sur l'autre |
CN102513429A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-06-27 | 长春大正博凯汽车设备有限公司 | 一种车门框的滚边方法 |
JP5868891B2 (ja) * | 2012-05-29 | 2016-02-24 | Jfeスチール株式会社 | 異径管状部品の製造方法 |
CN102814375B (zh) * | 2012-07-19 | 2014-11-05 | 东莞市精丽制罐有限公司 | 金属板材卷边机构 |
JP6629891B2 (ja) * | 2018-01-17 | 2020-01-15 | 株式会社Subaru | プレス成形装置及びアウタパネル |
CN114770964B (zh) * | 2021-12-31 | 2023-11-21 | 赛尔富电子有限公司 | 一种便于固定部件的铝底挤压固定装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010766A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-04 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP29757785A patent/JPS62151227A/ja active Granted
-
1986
- 1986-12-25 CN CN86108581.7A patent/CN1003285B/zh not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010766A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-02-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62151227A (ja) | 1987-07-06 |
CN86108581A (zh) | 1987-11-25 |
CN1003285B (zh) | 1989-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6257043B1 (en) | Modified flat hem apparatus and method | |
JPS6344451B2 (ja) | ||
JP2007203901A (ja) | 自動車用パネル材 | |
JPH0238287B2 (ja) | ||
JP4943723B2 (ja) | パネル締結方法及び該パネル締結方法を適用したパネル構造 | |
US5700542A (en) | Metal part with covering and method of its manufacture | |
JPS6041419Y2 (ja) | エレベ−タ用パネル | |
JPH03210917A (ja) | 鋼板などの板材のヘミング接合部 | |
JPH0275420A (ja) | 自動車用外板のヘミング部構造及びその製造方法 | |
JPH0314341Y2 (ja) | ||
JP2709362B2 (ja) | 長尺な金属板製異形材及びその製造方法 | |
JPS591349A (ja) | 金属箱体 | |
EP0995514A1 (en) | Panel assembly of hemmed panels and its method of manufacture | |
JP2603797Y2 (ja) | スライドドア用ガイドレール取付部の車体構造 | |
JPH034623Y2 (ja) | ||
JPH051505Y2 (ja) | ||
JPS5948273A (ja) | 袋形ヘミング構造およびその加工装置 | |
JPH0154139B2 (ja) | ||
JPS6040054Y2 (ja) | キヤビネツト装置 | |
JPH0655333B2 (ja) | シール保持プロフィルの製造方法 | |
JPH049051Y2 (ja) | ||
JPS5828737U (ja) | 自動車用二重板金縁部の結合構造 | |
JPH0620252Y2 (ja) | ルーバー用構成材 | |
JPH049205Y2 (ja) | ||
JPS6251708B2 (ja) |