JPS6344425A - 選別果実の取出整列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は１選別果実の取出整列装置に関し、果実の選
別プラント、自動箱詰装置等に利用できるものである。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 従来、果実コンベアに果実をのせて移送しながら大きさ
、重量等を検出し、この検出に起因して大きさや重量別
の取出口に選別して取出すに、果実コンベアに転倒しう
る果実受体を設け、この果実受体に果実をのせて移送し
、検出した当該取出口で受体を転倒させて広幅のベルト
コンベア等に取出していた。

このため、取出果実を複数条に区切って一個並びに整列
させるのに条刈に均等に果実を無理なく配分し難く、ま
た整列させた果実の果梗側を例えば裏とした場合の表裏
が揃わなかった。

問題点を解決するための手段 この発明は、果実（，１）をのせて移送する果実コンベ
ア（２）の移送行程に、取出果実を検出する検出器（３
）に制御されて該果実コンベア（２）上の取出果実（１
）を一個宛吸着して横倒へ取出す複数の取出装置（４）
をこの移送方向に並設し、この複数の取出９１（４）で
取出した果実（１）を受けてこの取出装置（４）毎に一
個並びにした複数条に区切って移送しながらこの移送終
端部では各条において前後密着整列させる整列コンベア
（５）を設けてなる選別果実の取出整列装置の構成とし
た。

発明の作用、および効果 果実コンベア（２）に果実（１）をのせて移送し、取出
装置（４）部で取出すべき果実（１）を検出器（３）が
、次々に検出して移送方向に並設される複数の取出装置
（４）を順送りに制御して果実コンベア（２）上の取出
すべき果実（１）を一個宛吸着して横側に各取出装Ｎ（
４）毎に区切って設けられた複数条の整列コンベア（５
）の各条の一側から他側の条へ順々に乗せることを繰返
ス、整列コンベア（５）に乗せられた果実（１）は各条
−個並びに整列して移送され、その移送終端部において
は各条前後密着整列されるものである。

このように、果実（１）は吸着して取出されるので果実
コンベア（２）に乗ったままの姿勢で整列コンベア（５
）に取出される。従って果実コンベア（２）にのせると
きに例えば果梗側を下向きに揃えてのせれば、整列コン
ベア（５）上でも果梗側を下向きに揃えて整列移送され
るものである、また、複数の取出装置（４）毎に区切ら
れた整列コンベア（５）の各条に順々に供給すると、各
条均等に配分されて従来の欠点を解消すると共に、この
整列コンベア（５）の移送終端部に縦横に整列した果実
を、縦横夫々複数の果実吸着体を配設して一段の果実を
一体的に吸着して箱へ移送して縦横整列させて詰込む形
態の高能率の箱詰装置等に適した果実（１）の供給がで
きるものである。

実施例 尚、区側において果実（１）は、梨、柿、りんご、メロ
ン、トマト等の果樹果菜類のほぼ大型断面形状を有する
果実としている。

果実コンベア（２）は移送方向前後端に設けるブーりに
、平ベルト（６）を巻回し原動機から適宜伝動構成され
るベルトコンベアとし、平ベルト（６）の移送表面には
移送方向に沿って適当な間隔を設けた２条の果実受座（
７）を列設している、果実受座（７）は厚さのある三角
形状片を複数放射状に配設して各三角形状片の斜面を果
実の受面として中央凹みを形成した形態のものとしてい
る。この果実コンベア（２）の移送上手側に果実供給部
（８）を設け、この下手側に規格外の大玉果実を検出す
る検出器（９）、この検出器（９）で検出した当該果実
を取出す取出機（１０）および果実受箱（１１）、取出
装置（４）で取出すべき果実（１）を検出する検出器（
３）、取出装置（４）をこれらの順序に配設すると共に
、果実コンベア（２）の移送終端に連接させて果実コン
ベア（２）上に残されて移送された規格外の小玉果実を
受ける受箱（１２）を設けている。取出機（１０）は、
果実コンベア（２）の平ベルト（６）の左右機枠（１３
）の−側の機枠（１３）部に直立させて設ける支柱（１
４）の上端から該ベルト（６）の上面に沿わせた上方に
突出させて設けた機枠（１５）に設けるコンベア（２）
の移送方向に沿わせた軸（１８）に、その−下側を左右
に揺動自在に軸設された取出杆（１７）の該軸（１８）
より上側に突出させた端部と該機枠（１５）に設ける取
付部との間に、エアシリンダ（１８）を、その夫々端部
を枢支して架設し、このエアシリンダ（１８）の線動に
よって取出杆（１７）の下部が果実（１）を側方へけり
出したのち速やかにエアシリンダ（１８）を伸動させて
取出杆（１７）を２条の該受座（７）条の中間部の果実
（１）の通過に支障ない位置へ復帰させる取出構成にし
、他側の条の果実（１）は、これをコンベア（２）の反
対側へ取出すべく、取出機（１０）と受箱（１１）とを
別に設けるものである。

検出器（３）は、果実コンベア（２）の左右機枠（１３
）　　（１３）部に取付固定された門型の前後の枠（１
８）に支持した照明灯（２０）を設け、この照明灯（２
０）の光線が果実（１）に当って横へ反射する光線を検
出する前後一対のセンサ（２１）　　（２１）を、２条
の果実（１）の受座（７）条に対応して左右夫々に設け
ている。この前後２個センサ（２１）と（２１）との間
隔を、取出装置（４）で取出すべき果実（１）の予め定
めた部位の果実（１）移送方向の直径の大きさの範囲の
うちその下限の果実（１）を前後一対のセンサで（２１
）と（２１）と、同時に検出しうる間隔に配設しである
。該大玉果実（１）の検出器（９）もこの検出器（３）
と同形態に設け、その一対のセンサ（２１）の間隔は大
玉果実の該取出果実（１）と回部の直径に適合させた間
隔に設けである。検出器（３）は取出果実を判断し、該
取出装置（４）を制御すべきＣｐｕを内装する制御装置
を検出器（３）の近傍に設けである。検出器（９）も取
出機（１０）を制御すべくこれと同様に制御装置を設け
である。

取出装置ｔ　（４）は、果実コンベア（２）の横側に設
ける機枠（２２）内に果実の移送方向に沿わせて４組設
けられ、機枠（２２）上部に設ける軸（２３）回りに左
右方向にその下側を揺動可能に軸設するアーム部（２４
）の下側に伸縮杆を下向きになしたエアシリンダ（２５
）を設け、その伸縮杆下端部にはエア配管（２Ｂ）を連
結された管状取付部（２７）を設けると共に、この取付
部（２７）に、ゴムのような弾性体で形成された蛇腹状
で中空の吸着体（２８）を設けている。この吸着体（２
Ｂ）の下側の円形開口部の周縁を果実に接触させて吸着
させるべく設けである。また、該エアシリンダ（２５）
　ノ下部と、機枠（２２）に設ける取付部（２θ）との
間にエアシリンダ（３０）を張設し、立姿勢のエアシリ
ンダ（２５）と横姿勢のエアシリンダ（３０）との伸縮
によって、果実（１）を果実コンベア（２）から横側の
整列コンベア（５）へ取出させるべく取出構成している
。４組の取出装置（４）は、並設した一端の取出装置　
（４）から他端の取出装置へと順々に取出しを繰返す制
御構成にしである。

吸着体（２８）のエア配管（２Ｂ）は電磁弁（３１）そ
の他のエア機器を介在させて真空ポンプに配管連結され
、また、エアシリンダ（２５）と（３０）　、および該
取出機（１０）のエアシリンダ（１８）とは、電磁弁（
３１）等のエフ機器を介在させてニアコンプレッサとの
間にエア配管（３２）を連結されている。

整列コンベア（５）は、果実コンベア（２）の下側に大
径のモータープーリ（３３）を設は他端側を小径の遊動
プーリとしてこれらの間にベルトを巻回したベルトコン
ベア部（３４）　、！：、果実（１）をのせる表面の振
動板（３５）の下側に加振機とばねからなる振動機構（
３６）で振動させる振動コンベア部（３７）とで構成し
、これら両部（３４）　　（３？）に仕切体（３８）を
設けて各取出装置（４）毎に対応する４条の移送路を形
成している。振動コンベア部（３７）の移送方向端部に
ストッパー（３８）を設は果実（１）を前後密着させて
４条に整列させるものである。

この整列コンベア（５）に隣接並行させて、該果実コン
ベア（２）の他側に設けるシュート（４Ｇ）と、果実コ
ンベア（２）を貫通させて設ける被搬送物受面を有した
チェノ（４１）を２条張設したチェンコンベア（４２）
と、従動回転自在のローラ（４３）−を連設したローラ
コンベア（４０とヲ連設し、箱詰用空箱（４５）を移送
させるべきコンベアを設け、該整列コンベア（５）の該
振動コンベア部（３７）の移送終端部を果実（１）の所
定位置（イ）とし、該空箱（４５）のローラコンベア（
４０の移送端部を空箱所定位Ｎ（ロ）とし、この両所定
位置（イ）と（ロ）の間を往復移動するキャリア（４７
）に、縦横夫々４個の吸着体（２８）を配設した吸着ユ
ニツ）　（４８）を設けて１６個の果実（１）を一体的
に吸着して空箱（４５）へ詰込む形態の箱詰装置を設け
うる果実（１）と空箱（４５）との供給ライン構成とし
ている。

果実コンベア（２）の供給部（８）で受座（７）に次々
にのせられた果実（１）を検出器（９）が検出し、大玉
果実を検出すると取出機（１０）が検出器（９）の制御
装置に制御されて当該果実（１）を受箱（１１）へ取出
杆（１７）で次々に取出す、残された整列コンベア（５
）へ取出すべき果実と小玉果実は更に移送され、検出器
（３）が整列コンベア（５）へ取出すべき果実（１）を
検出してその制御装置で４組並列される取出装量（４）
・・・を順に制御操作して当該果実（１）を整列コンベ
ア（５）のベルトコンベア部（３０の仕切体（３８）で
仕切られた４条の移送路へ順に取出供給するものである
。果実コンベア（２）上に残された小玉の果実（１）は
その移送終端から受箱（１２）へ取出されるものである
。整列コンベア（５）のベルトコンベア部（３４）にの
せられた果実（１）は４条の移送路をベルトにのって移
送され１次に振動機構（３６）で振動される振動コンベ
ア部（３７）に受継がれ、移送終端のストッパー（３９
）部に先に到着して移送を止められて振動する果実（１
）から順に前後の間隔を狭めて密着し４条に一個並びに
整列される。空箱（４５）は、シュート（４０）へ製箱
機等から供給されて滑走してチェンコンベア（４２）の
箱受面をもつチェ７（４１）にのって移送されローラコ
ンベア（４４）にのり移ると後から移送される空箱に押
されて該コンベア（４４）の移送終端部でストッパー等
で移送を止められる。

箱詰装置が果実所定位置（イ）と空箱所定位置（ロ）と
の間を往復するキャリヤに設けられた縦横に配設される
吸着体（２８）で一体的に吸着保持し、空箱所定位置（
ロ）へ移送しながら前後に密着した果実を左右にも密着
させると、（第６図）に示すような縦横に密着整列させ
た箱詰が能率的にできるものである。

尚、整列コンベア（５）の移送終端部のストラッパー（
３９）に（第７図）のように陽炎に凸部（４６）を設け
ると果実（１）を千鳥状に整列できるので千鳥状に吸着
体（２８）を配設した箱詰装置によって千鳥状に並べた
果実（１）の箱詰が容易にできるのでよい。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は平面
図、第２図、第３図はその一部の立面図、第４図は正面
図、第５図は作用説明図、第６図は箱詰要因、第７図は
一部の平面図である。 図中、符号（１）は果実、（２）は果実コンベア、（３
）は検出器、（４）は取出装置、（５）は整列コンベア
を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 果実（１）をのせて移送する果実コンベア（２）の移送
   行程に、取出果実を検出する検出器（３）に制御されて
   該果実コンベア（２）上の取出果実（１）を一個宛吸着
   して横側へ取出す複数の取出装置（４）をこの移送方向
   に並設し、この複数の取出装置（４）で取出した果実（
   １）を受けてこの取出装置（４）毎に一個並びにした複
   数条に区切って移送しながらこの移送終端部では各条に
   おいて前後密着整列させる整列コンベア（５）を設けて
   なる選別果実の取出整列装置。