JPS6343992Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6343992Y2
JPS6343992Y2 JP11159383U JP11159383U JPS6343992Y2 JP S6343992 Y2 JPS6343992 Y2 JP S6343992Y2 JP 11159383 U JP11159383 U JP 11159383U JP 11159383 U JP11159383 U JP 11159383U JP S6343992 Y2 JPS6343992 Y2 JP S6343992Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
towel
irregularly shaped
knitting
utility
model registration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11159383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6020795U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11159383U priority Critical patent/JPS6020795U/ja
Publication of JPS6020795U publication Critical patent/JPS6020795U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6343992Y2 publication Critical patent/JPS6343992Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、合成樹脂繊維を編成して得られる
垢すりタオルに関し、特に断面多角形状の異形モ
ノフイラメントをそれぞれ経糸及び緯糸としてラ
ツシエル編みすることによつて、優れた摺擦効果
と耐久性が得られるようにしたものである。
従来、この種の合成樹脂繊維からなる垢すりタ
オルとしては、その主体をナイロン等のマルチフ
イラメントからなる軟質の伸縮性嵩高糸と、ポリ
エチレンやポリプロピレン等の硬質モノフイラメ
ントを経・緯の糸としてメリヤス編みしたものが
知られている。(実公昭53−46852号参照) 然しながら、上記構造のタオル地は、何れもフ
イラメント並びにその粗布自体に凹凸が少なく、
又縦横への伸長率が大きいことから、皮膚に対す
る摺擦時の刺激が不充分であつた他、メリヤス編
による粗布は、一本のフイラメントが切断すると
直ちに伝染して目解けが生ずる為、耐久性に欠け
るという問題点が見られたものでもあつた。
このような実情に鑑み、本考案の垢すりタオル
は、合成樹脂からなる断面多角形の異形モノフイ
ラメントと、これと同形の比較的細手のモノフイ
ラメントを複数本撚合せたうえ、これをウーリー
加工して得た紡糸を、それぞれ経糸、緯糸として
ラツシエル編してタオル地を編成したことによ
り、それら異形フイラメント自体が齎すエツジ効
果と、ラツシエル編みによる粗布表面の凹凸とが
相作用して優れた摺擦効果を得ると同時に、一本
のフイラメントが切断されても、目解けが全体に
伝播することなく、その耐久性を著しく向上せし
め得たものである。
以下、本考案の構成をその実施例に従つて述べ
ると、図において1はポリプロピレンやポリエチ
レンなどからなり、断面が3〜6角の多角形状で
ある太さ100〜150デニールの異形モノフイラメン
ト、2は上記同様の断面形状を有する太さ15デニ
ール前後の異形モノフイラメントを4〜5本撚合
せたうえ、更にウーリー加工を施して60〜100デ
ニールとした紡糸、又3は上記紡糸2を経糸、上
記異形モノフイラメント1を緯糸として、ラツシ
エル編することによつて得られたタオル地であ
る。
なお、上記タオル地の編成に当たつて、第2図
に示したように、該タオル地の上下縁に近くに横
長の挿手孔4を形成することも随意であり、又同
図中5,6として示したように、所望の大きさの
タオル地の外劃に沿つて予め縦横に袱紗編部を条
成することにより、個々のタオル地を上記袱紗編
部5,6から裁断すれば、その縁がほずれること
が無く、一般に必要とされるかがり縫い等の手間
を省き得るものである。
叙上の構成に係る本案垢すりタオルは、これに
よつて身体を摺擦した場合、そのタオル地を構成
している異形モノフイラメントの角部が齎すエツ
ジ効果と、ラツシエル編によつて形成された粗布
表面の凹凸とが相作用して強い摺擦効果が得られ
ると同時に、複数本のモノフイラメントをウーリ
ー加工してなる経糸の持つ内部空隙が石鹸の泡立
ちを促進する結果、その洗浄効果も一層増大され
るものである。
更に本案タオルは、上記それぞれの挿手孔4に
数本の指を挿入して該孔を拡開すれば、充分広い
平面状の摺擦面積が維持できるとともに、横方向
には伸びるが縦方向には伸長しにくいというラツ
シエル編の特性により、特に一人浴での背中等の
摺擦時に、従来の各種タオルと比較して格別の効
果が認められるものである。
この他、本案タオルを乾布摩擦に使用する時
は、上述した摺擦原理によつて皮膚を充分強力に
刺激し、優れたマツサージ効果による肩こり、リ
ユウマチ、神経痛等に顕著な療効が得られる他、
該タオル地自体は一本のフイラメントが切断して
も目解けが伝播することはなく、その耐久性を大
幅に向上させ得るなど、この種垢すりタオルとし
て、在来品には到底期待出来なかつた顕著な実用
的利用を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案垢すりタオルの編み目の一部を拡
大して示す平面図、第2図は編成されたタオル地
全体の平面図である。 尚、図中、1……異形モノフイラメント、2…
…紡糸、3……タオル地、4……挿手孔、5,6
……袱紗編部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂からなる断面多角形の異形モノフイ
    ラメントと、これより細い異形モノフイラメン
    トを複数本撚合せ、ウーリー加工して得られた
    紡糸をそれぞれ経糸・緯糸としてラツシエル編
    して所定の大きさのタオル地としたことを特徴
    とする垢すりタオル。 2 タオル地がその両縁近くに挿手孔を有する実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の垢すりタオ
    ル。
JP11159383U 1983-07-18 1983-07-18 垢すりタオル Granted JPS6020795U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11159383U JPS6020795U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 垢すりタオル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11159383U JPS6020795U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 垢すりタオル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6020795U JPS6020795U (ja) 1985-02-13
JPS6343992Y2 true JPS6343992Y2 (ja) 1988-11-16

Family

ID=30259032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11159383U Granted JPS6020795U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 垢すりタオル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020795U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2612534B2 (ja) * 1993-05-12 1997-05-21 亀田 智男 パイル環経編物の製造方法並びにパイル環経編物
US9326840B2 (en) * 2008-12-15 2016-05-03 Allergan, Inc. Prosthetic device and method of manufacturing the same
JP2012112080A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Yamatoshi:Kk ボディタオルおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6020795U (ja) 1985-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11174577B2 (en) Brushed circular knitted fabric
US6292948B1 (en) Bath glove
US6468621B1 (en) Reversible cotton bathroom rug and method of manufacture
JPH10286216A (ja) マット
JPS6343992Y2 (ja)
JP2009007711A (ja) 経編ベロア調パイル布帛
JP3162844U (ja) 泡立てネット
JP5413173B2 (ja) 凹凸感を有する編物クロスならびにその製造方法
JP2002153396A (ja) 身体洗浄用具
JPH07252746A (ja) シルククレープタオル及びその製造方法
JP3238669U (ja) ボディタオル
JP2007224441A (ja) 柔軟性立体編物
JP3283472B2 (ja) 嵩高織物の製法
JPH0327513Y2 (ja)
JPS5819190Y2 (ja) 伸縮性経編地
JP3071619U (ja) あかすりタオル
JP2931213B2 (ja) 敷 物
JP3058215B2 (ja) 特殊な風合を有する布帛
JPH07122207B2 (ja) ボディタオル
JPH11241259A (ja) 不織布、ワイピングクロスおよび表皮材
US20050233108A1 (en) Cleaning cloth
JPH0337488Y2 (ja)
JP3052702U (ja) 経編パイル布帛
JPH0213510Y2 (ja)
JP2001321258A (ja) 綿入れ毛布