JPS6343532Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6343532Y2 JPS6343532Y2 JP13417882U JP13417882U JPS6343532Y2 JP S6343532 Y2 JPS6343532 Y2 JP S6343532Y2 JP 13417882 U JP13417882 U JP 13417882U JP 13417882 U JP13417882 U JP 13417882U JP S6343532 Y2 JPS6343532 Y2 JP S6343532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- port
- component
- oil
- solenoid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、減圧回路を構成し、ソレノイドに
よつて駆動される電磁減圧弁に関する。
よつて駆動される電磁減圧弁に関する。
従来の電磁減圧弁としては、例えば第1図に示
すようなものがある。
すようなものがある。
この電磁減圧弁は、減圧回路を構成する弁構成
部1及びこの弁構成部1のスプール10を駆動す
るソレノイド構成部2とからなり、単純に弁構成
部1をソレノイド構成部2に連結したものであ
る。
部1及びこの弁構成部1のスプール10を駆動す
るソレノイド構成部2とからなり、単純に弁構成
部1をソレノイド構成部2に連結したものであ
る。
しかしながら、このように弁構成部1をソレノ
イド構成部2に外付けした構造にしているため、
弁構成部のためのスペースを要し、小型化に限度
があると共に、電磁減圧弁全体のカートリツジ化
を図ることができないという不都合があつた。
イド構成部2に外付けした構造にしているため、
弁構成部のためのスペースを要し、小型化に限度
があると共に、電磁減圧弁全体のカートリツジ化
を図ることができないという不都合があつた。
この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので
あり、電磁減圧弁の小型化、カートリツジ化及び
省電力化を図ることを目的とする。
あり、電磁減圧弁の小型化、カートリツジ化及び
省電力化を図ることを目的とする。
そのため、この考案による電磁減圧弁は、ソレ
ノイドコイルと固定鉄心及び可動子を備えたソレ
ノイド構成部の固定鉄心内に、可動子によつて押
圧駆動されるスプール及びこのスプールを摺動自
在に嵌入させる固定部とからなる弁構成部を収納
して設けると共に、その固定部に、スプールによ
つて切換接続される複数のポートを形成する油路
及びその2次油圧を前記スプールの可動片によつ
て押圧される側と反対側にある油室に導く油路を
形成したものである。
ノイドコイルと固定鉄心及び可動子を備えたソレ
ノイド構成部の固定鉄心内に、可動子によつて押
圧駆動されるスプール及びこのスプールを摺動自
在に嵌入させる固定部とからなる弁構成部を収納
して設けると共に、その固定部に、スプールによ
つて切換接続される複数のポートを形成する油路
及びその2次油圧を前記スプールの可動片によつ
て押圧される側と反対側にある油室に導く油路を
形成したものである。
以下、この考案の実施例を添付図面の第2図及
び第3図を参照して説明する。
び第3図を参照して説明する。
まず、第2図において、この電磁減圧弁は、ソ
レノイド構成部2に弁構成部1を内蔵し、そのソ
レノイド構成部2をサブプレート3に連結してい
る。
レノイド構成部2に弁構成部1を内蔵し、そのソ
レノイド構成部2をサブプレート3に連結してい
る。
すなわち、ソレノイド構成部2は、ボビン21
に巻回してハウジング22にモールドしたソレノ
イドコイル23と、ハウジング22に嵌入した円
筒状のコアチユーブ24内に固定した固定鉄心2
5及び摺動自在に嵌入した磁性体の可動子26と
を備えている。
に巻回してハウジング22にモールドしたソレノ
イドコイル23と、ハウジング22に嵌入した円
筒状のコアチユーブ24内に固定した固定鉄心2
5及び摺動自在に嵌入した磁性体の可動子26と
を備えている。
そして、このソレノイド構成部2の固定鉄心2
5内に、軸線方向に大径中空部25a及びそれに
続く小径中空部25bを形成し、その大径中空部
25a内に嵌入した非磁性体の固定部であるスリ
ーブ11と、このスリーブ11内に摺動自在に嵌
入して、その左端部を小径中空部25bを貫通さ
せて可動子26に圧接したスプール12とからな
る弁構成部1を収納して設けている。
5内に、軸線方向に大径中空部25a及びそれに
続く小径中空部25bを形成し、その大径中空部
25a内に嵌入した非磁性体の固定部であるスリ
ーブ11と、このスリーブ11内に摺動自在に嵌
入して、その左端部を小径中空部25bを貫通さ
せて可動子26に圧接したスプール12とからな
る弁構成部1を収納して設けている。
この弁構成部1のスリーブ11には、スプール
12によつて切換接続されるPポート、Cポー
ト、Tポートを形成する各油路と、そのCポート
から吐出する2次油圧をスプール12の可動子2
6によつて押圧される側と反対側の油室13に導
くオリフイスをなす油路15を形成する一方、固
定鉄心25にスリーブ11のPポート及びTポー
トをサブプレート3のPポート及びTポートに連
通する油路25c及び25dを形成している。
12によつて切換接続されるPポート、Cポー
ト、Tポートを形成する各油路と、そのCポート
から吐出する2次油圧をスプール12の可動子2
6によつて押圧される側と反対側の油室13に導
くオリフイスをなす油路15を形成する一方、固
定鉄心25にスリーブ11のPポート及びTポー
トをサブプレート3のPポート及びTポートに連
通する油路25c及び25dを形成している。
なお、スプール12は、油室13内に配設した
圧縮スプリング16によつて左行習性を付与され
ている。
圧縮スプリング16によつて左行習性を付与され
ている。
また、スプール12にその移動に伴つて左右の
油室27及び13内の油が移動しうるようにする
ための油路12aを形成し、可動子26の外周軸
線方向にも油が流通する溝26aを設けて、スプ
ール12及び可動子26の移動時の抵抗を小さく
している。
油室27及び13内の油が移動しうるようにする
ための油路12aを形成し、可動子26の外周軸
線方向にも油が流通する溝26aを設けて、スプ
ール12及び可動子26の移動時の抵抗を小さく
している。
そして、弁構成部1を固定鉄心25内に収納し
て設けたソレノイド構成部2を、そのOリング2
8を装着したコアチユーブ24の嵌合部24aを
サブプレート3の凹部3aに嵌合し、フランジ板
4をボルト5でサブプレート3に固定して、サブ
プレート3にコアチユーブ24を固定することに
よつて、サブプレート3に連結している。
て設けたソレノイド構成部2を、そのOリング2
8を装着したコアチユーブ24の嵌合部24aを
サブプレート3の凹部3aに嵌合し、フランジ板
4をボルト5でサブプレート3に固定して、サブ
プレート3にコアチユーブ24を固定することに
よつて、サブプレート3に連結している。
なお、ソレノイド構成部2のコアチユーブ24
の小径端部24bとハウジング22との間には、
シール用Oリング29を介装している。
の小径端部24bとハウジング22との間には、
シール用Oリング29を介装している。
また、コアチユーブ24の小径端部24b内に
は、プツシユロツド6を貫通させてOリング7を
装着した調整ねじ8を螺着してあり、そのプツシ
ユロツド6と可動子26との間に圧縮スプリング
9を介装している。
は、プツシユロツド6を貫通させてOリング7を
装着した調整ねじ8を螺着してあり、そのプツシ
ユロツド6と可動子26との間に圧縮スプリング
9を介装している。
このように構成した電磁減圧弁の油圧回路図を
第3図に示してある。
第3図に示してある。
次に、このように構成した実施例の作用につい
て説明する。
て説明する。
まず、ソレノイド構成部2のソレノイドコイル
23に給電すると、固定鉄心25及び可動子26
が励磁されて吸引し合い、可動子26が右行す
る。
23に給電すると、固定鉄心25及び可動子26
が励磁されて吸引し合い、可動子26が右行す
る。
それによつて、スプール12が可動子26に押
圧されて圧縮スプリング16の復元力に抗して右
行し、CポートとTポート間が開きCポートとP
ポート間が閉じた状態から、CポートとTポート
間が閉でCポートとPポート間が開いた状態にな
り、その結果Pポートの圧力がCポートに加わつ
てCポートの圧力PCが上昇する。
圧されて圧縮スプリング16の復元力に抗して右
行し、CポートとTポート間が開きCポートとP
ポート間が閉じた状態から、CポートとTポート
間が閉でCポートとPポート間が開いた状態にな
り、その結果Pポートの圧力がCポートに加わつ
てCポートの圧力PCが上昇する。
このとき、Cポートにオリフイスをなす油路1
5を介して連通するスプール12の右側の油室1
3内には、Pポートの油圧を減圧した2次油圧が
導かれており、Cポートの圧力が上昇するに従つ
て油室13内の2次油圧によるスプール12に対
する左行方向の力も大きくなる。
5を介して連通するスプール12の右側の油室1
3内には、Pポートの油圧を減圧した2次油圧が
導かれており、Cポートの圧力が上昇するに従つ
て油室13内の2次油圧によるスプール12に対
する左行方向の力も大きくなる。
そのため、スプール12は、可動子26による
右行方向の力と圧縮スプリング16の復元力及び
油室13内の油圧による左行方向のフイードバツ
ク力とがバランスした位置で停止する。
右行方向の力と圧縮スプリング16の復元力及び
油室13内の油圧による左行方向のフイードバツ
ク力とがバランスした位置で停止する。
したがつて、Pポートの圧力が変動しても油室
13内の油圧によりフイードバツクされるためP
ポートの1次油圧が減圧されてCポートの2次油
圧は略一定に保持される。
13内の油圧によりフイードバツクされるためP
ポートの1次油圧が減圧されてCポートの2次油
圧は略一定に保持される。
この場合、スプール12の最終変位量(定常変
位量)をx、ソレノイドコイル23に流す電流を
iとすると、 PC=k1・x=k2・i の関係が成り立つ。ただし、k1,k2は定数であ
る。
位量)をx、ソレノイドコイル23に流す電流を
iとすると、 PC=k1・x=k2・i の関係が成り立つ。ただし、k1,k2は定数であ
る。
すなわち、Cポートの圧力PCは、ソレノイド
コイル23の印加電圧又は電流に略比例して変化
する。
コイル23の印加電圧又は電流に略比例して変化
する。
なお、この電磁減圧弁を手動で操作する場合に
は、調整ねじ8をねじ込んでプツシユロツド6及
び圧縮スプリング9を介して可動子26を右行さ
せることによつて、ソレノイド駆動の場合と同様
に動作させることができる。なお、この調整ねじ
はスプール12のゼロ調整(位置決め)用として
も使用される。
は、調整ねじ8をねじ込んでプツシユロツド6及
び圧縮スプリング9を介して可動子26を右行さ
せることによつて、ソレノイド駆動の場合と同様
に動作させることができる。なお、この調整ねじ
はスプール12のゼロ調整(位置決め)用として
も使用される。
このように、この電磁減圧弁は、ソレノイド構
成部の固定鉄心内に弁構成部を収納しているの
で、弁構成部のためのスペースが不要になり、コ
ンパクトになる。
成部の固定鉄心内に弁構成部を収納しているの
で、弁構成部のためのスペースが不要になり、コ
ンパクトになる。
また、弁構成部を収納したソレノイド構成部は
例えば圧力、流量、方向制御弁のパイロツト制御
素子として使用することが可能で、サイズの異な
る弁に対してパイロツト部を共有化してカートリ
ツジ化することが可能である。
例えば圧力、流量、方向制御弁のパイロツト制御
素子として使用することが可能で、サイズの異な
る弁に対してパイロツト部を共有化してカートリ
ツジ化することが可能である。
さらに、固定鉄心内に油路切換機能を入れる本
構造では、弁全体のサイズの割に、ソレノイドコ
イル部の占るスペースが大となり、その結果コイ
ルの巻数を多くすることが可能で、コアチユーブ
径が大きくできる等のことから、より小さい電流
でスプールを駆動でき、消費電力が少なくなり
(電磁力は電流×巻数及び可動片の径に比例す
る)、従つて省電力形バルブとしても適した構造
となる。
構造では、弁全体のサイズの割に、ソレノイドコ
イル部の占るスペースが大となり、その結果コイ
ルの巻数を多くすることが可能で、コアチユーブ
径が大きくできる等のことから、より小さい電流
でスプールを駆動でき、消費電力が少なくなり
(電磁力は電流×巻数及び可動片の径に比例す
る)、従つて省電力形バルブとしても適した構造
となる。
なお、上記実施例においては、固定鉄心とは別
体のスリーブを設け、これを固定部としてスプー
ルを摺動自在に嵌入した例について述べたが、ス
リーブを設けないで固定鉄心をそのまま固定部と
してスプールを摺動自在に嵌入するようにしても
よく、この場合には各油路は固定鉄心内に形成す
ればよい。
体のスリーブを設け、これを固定部としてスプー
ルを摺動自在に嵌入した例について述べたが、ス
リーブを設けないで固定鉄心をそのまま固定部と
してスプールを摺動自在に嵌入するようにしても
よく、この場合には各油路は固定鉄心内に形成す
ればよい。
また、上記実施例においては、スリーブのポー
トをサブプレートのポートに連通する油路を固定
鉄心内に形成した例について述べたが、その油路
をスリーブ自体に形成して、固定鉄心には油路を
形成しないようにすることもできる。
トをサブプレートのポートに連通する油路を固定
鉄心内に形成した例について述べたが、その油路
をスリーブ自体に形成して、固定鉄心には油路を
形成しないようにすることもできる。
以上説明したように、この考案によれば、電磁
減圧弁の小型化、カートリツジ化及び省電力化を
図ることができる。
減圧弁の小型化、カートリツジ化及び省電力化を
図ることができる。
第1図は、従来の電磁減圧弁の一例を示す縦断
面図、第2図は、この考案の一実施例を示す縦断
面図、第3図は、その油圧回路図である。 1……弁構成部、2……ソレノイド構成部、3
……サブプレート、11……スリーブ(固定部)、
12……スプール、23……ソレノイドコイル、
24……コアチユーブ、25……固定鉄心、26
……可動子。
面図、第2図は、この考案の一実施例を示す縦断
面図、第3図は、その油圧回路図である。 1……弁構成部、2……ソレノイド構成部、3
……サブプレート、11……スリーブ(固定部)、
12……スプール、23……ソレノイドコイル、
24……コアチユーブ、25……固定鉄心、26
……可動子。
Claims (1)
- ソレノイドコイルと固定鉄心及び可動子を備え
たソレノイド構成部の固定鉄心内に、前記可動子
によつて押圧駆動されるスプールと、該スプール
を摺動自在に嵌入させる固定部とからなる弁構成
部を収納させて設けると共に、前記固定部に、前
記スプールによつて切換接続される複数のポート
を形成する油路及びその2次油圧を前記スプール
の前記可動子に押圧される側と反対側の油室に導
く油路を形成してなる電磁減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417882U JPS5940911U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 電磁減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417882U JPS5940911U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 電磁減圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5940911U JPS5940911U (ja) | 1984-03-16 |
JPS6343532Y2 true JPS6343532Y2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=30302416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13417882U Granted JPS5940911U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 電磁減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940911U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0426897Y2 (ja) * | 1985-12-26 | 1992-06-29 |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP13417882U patent/JPS5940911U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5940911U (ja) | 1984-03-16 |
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