JPS634244Y2 - - Google Patents

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JPS634244Y2
JPS634244Y2 JP5690181U JP5690181U JPS634244Y2 JP S634244 Y2 JPS634244 Y2 JP S634244Y2 JP 5690181 U JP5690181 U JP 5690181U JP 5690181 U JP5690181 U JP 5690181U JP S634244 Y2 JPS634244 Y2 JP S634244Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、音声トラツク消去用の音声消去ヘ
ツドと、全トラツク消去用の全幅消去ヘツドとを
備えたビデオテープレコーダの消去回路におい
て、音声消去ヘツドと全幅消去ヘツドとを別個の
発振回路からの発振信号により動作させ、消費電
力の削減を計るとともに、安価な回路構成にする
ようにしたビデオテープレコーダの消去回路に関
する。
従来のビデオテープレコーダの消去回路は、第
1図に示すように、ビデオテープの音声トラツク
のみに信号を記録するときに電源電力が投入され
る第1電源端子Iaと、ビデオテープの音声トラツ
ク、画像トラツク、コントロールトラツク、すな
わち全トラツクに信号を記録するときに電源電力
が投入される第2電源端子Ibとが設けられ、両電
源端子Ia,Ibからの電源電力により発振回路1が
発振する。また、第1電源端子Iaからの電源電力
によりリレー装置RYのリレーコイルlrに電流が
流れ、リレー装置RYの共通接点cの接続がオフ
接点bからオン接点aに切り換わる。
そして、全トラツクの信号を記録するときに
は、リレー装置RYの共通接点cがオフ接点bに
接続され、発振回路1の発振信号が、音声消去ヘ
ツドHa、リレー装置RYの共通接点cおよびオ
フ接点b、全幅消去ヘツドHbに出力され、両消
去ヘツドHa,Hbが動作し、同図の矢印に示す方
向にビデオテープTPが走行するとともにビデオ
テープTPの全トラツクの消去が行なわれる。
つぎに、音声トラツクのみに信号を記録すると
きには、前述のように、リレー装置RYのリレー
コイルlrに電流が流れ、共通接点cの接続がオフ
接点bからオン接点aに切り換わり、発振回路1
の発振信号が、音声消去ヘツドHa、リレー装置
RYの共通接点cおよびオン接点a、全幅消去ヘ
ツドHbと等価のインピーダンス成分を有する等
価コイルleに出力され、ビデオテープの音声トラ
ツクのみが消去される。
しかし、前述の場合、全トラツクに信号を記録
する間には、両消去ヘツドHa,Hbが動作し続け
るため、消費電力の大きなものとなる欠点があ
る。また、音声トラツクのみを消去し、いわゆる
アフターレコーデイングを行なうために、高価な
リレー装置RYを設けなければならず、高価なも
のになる欠点がある。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、つぎにこの考案を、その実施例を示した
第2図以下の図面とともに詳細に説明する。
まず、1実施例を示した第2図ないし第3図に
ついて説明する。
第2図に示すように、ビデオテープTPの音声
トラツクのみに信号を記録する場合、第1電源端
子Iaからの電源電力が第1発振回路2aに投入さ
れ、第1発振回路2aが駆動されるとともに、第
1発振回路2aからの発振信号が音声消去ヘツド
Haのみに流れ、同図の矢印方向に走行するビデ
オテープTPの音声トラツクが消去される。
すなわち、第3図に示すように、音声トラツク
TRa、画像トラツクTRb、コントロールトラツ
クTRcからなるビデオテープTPが矢印方向に走
行し、音声トラツクTRaの信号が音声消去ヘツ
ドHaにより消去され、音声消去ヘツドHaに隣接
して設けられた記録・再生ヘツドHcにより、消
去された音声トラツクTRaに信号が記録される。
なお、ビデオテープTPの走行方向と逆方向に、
音声消去ヘツドHbから距離Lはなれた所に全幅
消去ヘツドHbが設けられ、距離Lの間にビデオ
回転ヘツド(図示せず)が設けられている。
つぎに、ビデオテープTPの全トラツクTRa,
TRb,TRcに信号を記録する場合、第2図に示
すように、第2電源端子Ibからの電源電力が第2
発振回路2bに投入され、第2発振回路2bが駆
動されるとともに、第2発振回路2bからの発振
信号が全幅消去ヘツドHbに流れ、全幅消去ヘツ
ドHbが動作する。また、第2電源端子Ibからの
電源電力が、スイツチング素子であるPNP型の
第1トランジスタQ1のエミツタ、コレクタを介
して第1発振回路2aに投入され、第1発振回路
2aの発振信号により音声消去ヘツドHaが動作
する。なお、全幅消去ヘツドHbは消去率が65dB
以上あり、消去が十分に行なえる。
さらに、第2電源端子Ibからの電源電力によ
り、時定数用の第1抵抗R1を介して時定数用の
第1コンデンサC1が充電され始める。なお、第
1抵抗R1および第1コンデンサC1により時定
数回路が構成される。そして、第1コンデンサC
1の出力電位、すなわち充電電位が第1抵抗R1
と第1コンデンサC1とで定まる時定数で徐徐に
上昇し、ビデオテープTPが第3図の距離Lを走
行すると、第2抵抗R2を介した第1コンデンサ
C1の充電電位により、NPN型の第2トランジ
スタQ2がオンし、第3抵抗R3を介した電源電
力により電源電圧が印加されていた第2トランジ
スタQ2のコレクタ電位が低くなり、第4抵抗R
4を介した第2トランジスタQ2のコレクタ電位
によりNPN型の第3トランジスタQ3がオフす
る。なお、R5,R6は第5、第6抵抗であり、
第5抵抗R5が第2トランジスタQ2のベースバ
イアス用に設けられ、第6抵抗R6が第3トラン
ジスタQ3のベースバイアス用に設けられてい
る。
そして、第3トランジスタQ3のオフにより、
第1トランジスタQ1のベースに、第7抵抗R7
を介した電源電圧が印加され、第1トランジスタ
Q1がオフし、第1トランジスタQ1のオフによ
り第1発振回路2aに投入されていた電源電力が
遮断され、第1発振回路2aからの発振信号が停
止し、音声消去ヘツドHaの動作が停止する。な
お、R8は第1トランジスタQ1のベースと第3
トランジスタQ3のコレクタとの間に設けられた
バイアス用の第8抵抗、A1は破線の回路構成よ
りなる制御回路である。
したがつて、前記実施例によると、ビデオテー
プTPの全トラツクTRa,TRb,TRcに信号を記
録するときに、音声消去ヘツドHaを所定期間、
すなわちビデオテープTPが第3図の距離Lを走
行する間だけ動作させ、その後は全幅消去ヘツド
Hbのみを動作させることができ、全幅消去ヘツ
ドHbで消去した後に音声消去ヘツドHaで再び消
去することを防止でき、いわゆる2重消去を防止
し、消費電力を大幅に削減することができる。な
お、実験によると、記録時に音声消去ヘツドHa
と全幅消去ヘツドHbとの両方を動作し続ける従
来のビデオテープレコーダの消去回路に比して、
消費電力を30%削減することができ、消費電力を
少なくすることが望まれるポータブルビデオテー
プレコーダに適している。
また、音声トラツクTRaのみを消去するいわ
ゆるアフターレコーデイングのために、従来のよ
うな高価なリレー装置RYを設ける必要がなく、
安価な回路構成にすることができる。
つぎに、他の実施例を示した第4図ないし第6
図について説明する。
第4図ないし第6図において第2図および第3
図と同一記号は同一のものを示し、第2図および
第3図と異なる点は、音声消去ヘツドHaに同軸
に、コントロールトラツクTRcに記録された信
号を再生する再生コントロールヘツドHdを設け、
第5図に示すように、音声消去ヘツドHaと再生
コントロールヘツドHdをいわゆるダブルギヤツ
プ方式により一体化して配置し、制御回路A2
を、再生コントロールヘツドHdからのコントロ
ール信号が入力されたときに検出信号を出力する
コントロール信号判別回路、すなわち検出回路3
と、該検出回路3の検出信号が出力されている間
のみ第2電源端子Ibからの電源電力を第1発振回
路2aに投入する電力供給回路4により構成した
点である。
そして、音声トラツクTRaのみに信号を記録
するときには、第1電源端子Iaからの電源電力に
より、前述と同様に、第1発振回路2aが駆動さ
れ音声消去ヘツドHaのみが動作し、全トラツク
TRa,TRb,TRcに信号を記録するときには、
第2電源端子Ibからの電源電力が第2発振回路2
bに投入され、第2発振回路2bが駆動されると
ともに、第2発振回路2bの発振信号により全幅
消去ヘツドHbが動作する。また、ビデオテープ
TPが第6図の矢印方向に走行し、全幅消去ヘツ
ドHbと音声消去ヘツドHaとの間、すなわち距離
LのコントロールトラツクTRcに記録されたコ
ントロール信号が、再生コントロールヘツドHd
により再生され、再生されたコントロール信号が
検出回路3に入力され、ビデオテープTPが距離
Lだけ走行する間に、検出回路3から電源供給回
路4に検出信号が出力され、第2電源端子Ibから
の電源電力が電源供給回路4を介して第1発振回
路2aに投入され、第1発振回路2aが距離Lの
間だけ駆動されるとともに、第1発振回路2aの
発振信号により音声消去ヘツドHaが動作する。
さらに、ビデオテープTPが距離Lでは走行す
ると、全幅消去ヘツドHbにより消去されたコン
トロールトラツクTRcが再生コントロールヘツ
ドHdにより再生され、再生コントロールヘツド
Hdからはコントロール信号が出力されなくなり、
検出回路3からの検出信号も出力されなくなり、
電源供給回路4の動作が停止し、第2電源端子Ib
から第1発振回路2aに投入されていた電源電力
が遮断され、音声消去ヘツドHaの動作が停止す
る。
したがつて、前記実施例によると、ビデオテー
プTPの全トラツクTRa,TRb,TRcに信号を記
録するときに、ビデオテープTPが距離Lを走行
する間だけ、音声消去ヘツドHaと全幅消去ヘツ
ドHbとの両方を動作させ、その後は全幅消去ヘ
ツドHbのみを動作させ、いわゆる2重消去を防
止し消費電力を大幅に削減することができる。
また、再生コントロールヘツドHdからのコン
トロール信号により音声消去ヘツドHaの動作制
御を行なうため、たとえば、ビデオテープTPが
距離Lだけ走行する間に、ビデオテープTPの走
行が一時停止したり、ビデオテープTPの走行速
度が変化したりしても、確実に音声消去ヘツド
Haから全幅消去ヘツドHbまでの距離Lの間だけ
音声消去ヘツドHaを動作させ、その後は該消去
ヘツドHaを停止させることができる。
さらに、従来のような高価なリレー装置RYを
設けることなく、音声トラツクTRaのみを消去
するいわゆるアフターレコーデイングを行なうこ
とができる。
つぎに、さらに他の実施例を示した第7図につ
いて説明する。
第7図において、第2図と同一記号は同一のも
のを示し、第2図と異なる点は、制御回路A3を
論理和ゲートすなわちORゲートGのみにより構
成し、ORゲートGの一方の入力端子を第1電源
端子Iaに接続し、ORゲートGの他方の入力端子
を第2電源端子Ibに接続し、ORゲートGの出力
端子を第1発振回路2aに接続した点である。
そして、第3図の音声トラツクTRaのみを消
去し、いわゆるアフターレコーデイングを行なう
ときには、第1電源端子Iaからの電源電力がOR
ゲートGを介して第1発振回路2aに投入され、
第1発振回路A2からの発振信号により音声消去
ヘツドHaのみを動作させ、音声トラツクのみを
消去した後に記録・再生ヘツドHcにより、いわ
ゆるアフターレコーデイングを行なう。
したがつて、前記実施例によると、いわゆるア
フターレコーデイングを行なうときに、音声消去
ヘツドHaのみを動作させ、確実に音声トラツク
のみを消去することができ、従来のように、高価
なリレー装置や等価コイルを設ける必要がなく、
消費電力を削減することができるとともに安価な
回路構成にすることができる。
以上のように、この考案のビデオテープレコー
ダの消去回路によると、音声消去ヘツドと全幅消
去ヘツドとを別個の発振回路からの発振信号によ
り動作させ、消費電力の削減を計るとともに、安
価な回路構成にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のビデオテープレコーダの消去回
路の結線図、第2図ないし第7図はこの考案のビ
デオテープレコーダの消去回路の実施例を示し、
第2図は1実施例の結線図、第3図は第2図の動
作説明図、第4図は他の実施例の結線図、第5図
は第4図の一部の構成説明図、第6図は第4図の
動作説明図、第7図はさらに他の実施例の結線図
である。 2a,2b……第1、第2発振回路、A1,A
2,A3……制御回路、Ha……音声消去ヘツド、
Hb……全幅消去ヘツド、Ia,Ib……第1、第2
電源端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビデオテープの音声トラツク消去用の音声消去
    ヘツドと、ビデオテープの全トラツク消去用の全
    幅消去ヘツドと、前記音声消去ヘツドを駆動する
    第1発振回路と、前記全幅消去ヘツドを駆動する
    第2発振回路と、音声記録に際し前記第1発振回
    路に電源電力を投入する第1電源端子と、通常記
    録に際し前記第2発振回路に電源電力を投入する
    第2電源端子と、該第2電源端子からの電源電力
    を前記通常記録の開始時に所定期間前記第1発振
    回路に投入する制御回路とを備えたビデオテープ
    レコーダの消去回路。
JP5690181U 1981-04-20 1981-04-20 Expired JPS634244Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5690181U JPS634244Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

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Publication Number Publication Date
JPS57168824U JPS57168824U (ja) 1982-10-23
JPS634244Y2 true JPS634244Y2 (ja) 1988-02-03

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ID=29853392

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