JPS6342099Y2 - - Google Patents

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JPS6342099Y2
JPS6342099Y2 JP1984036343U JP3634384U JPS6342099Y2 JP S6342099 Y2 JPS6342099 Y2 JP S6342099Y2 JP 1984036343 U JP1984036343 U JP 1984036343U JP 3634384 U JP3634384 U JP 3634384U JP S6342099 Y2 JPS6342099 Y2 JP S6342099Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter blade
cutting
glass tube
cutting edge
end surface
Prior art date
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JP1984036343U
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English (en)
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JPS60147634U (ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は新規な電球用ガラス管の切断用カツタ
ー刃に関する。詳しくは、電球のガラス球となる
部分をガラス管を切断して形成する際のガラス管
切断用のカツター刃の改良に関するもので、切断
時におけるカツター刃の圧力がガラス管の切断端
面に加わることがないようにして、これによつ
て、ガラス管の切断端面に“ビリ”と称される微
細な傷が生じるのを防止した新規な電球用ガラス
管の切断用カツター刃を提供しようとするもので
ある。
背景技術とその問題点 電球を製造する場合、ガラス球の材料となるガ
ラス管を所定の長さに切断する工程がある。そし
て、その工程には、第1図に示すサーマルシヨツ
ク法と称される方法がある。
これは、材料となるガラス管aを用意し(第1
図A)、このガラス管aの切断予定箇所をバーナ
ーbによつて加熱して(第1図B)、当該部分に
歪を持たせ、当該部分に冷却されたカツター刃c
の刃先dを押し当てる(第1図C)ことにより、
サーマルシヨツクを起し、当該部分で切断するも
のである。
ところが、このような方式によると、ガラス管
aの切断端面eに“ビリ”と称する微細な傷f,
f,……が生じるという問題がある。これは、カ
ツター刃cの刃先dの両面d1,d2が共にカツター
刃の移動方向(図面に矢印Aで示す方向)に対し
て等しい角度で傾斜されている(面d1とd2とが成
す角度が約120度角)ので、カツター刃cが矢印
Aで示す方向に移動されるに従つて、ガラス管a
の切断端面eにこれを押し上げる方向への圧力が
加わり(第2図にgで示す量だけ切断端面eが押
し上げられる。)、この圧力によつて、いわゆる
“ビリ”f,f,……が生じる。そして、このよ
うな“ビリ”と称される微細な傷が生じると、こ
の後各種の熱加工が施される関係から、この切断
端面e及びこれに近接した箇所の強度が著しく損
なわれ、電球の品質が著しく低下するという問題
がある。
考案の目的 そこで、本考案は、電球のガラス球となる部分
をガラス管を切断して形成する際に、カツター刃
の圧力がガラス管の切断端面に加わることがない
ようにして、これによつて、ガラス管の切断端面
に“ビリ”と称される微細な傷が生じるのを防止
した新規な電球用ガラス管の切断用カツター刃を
提供することを目的とする。
考案の概要 本考案電球用ガラス管の切断用カツター刃は、
上記した目的を達成するために、円盤体の周面部
に刃先が形成され、該刃先は上下面の一方の面が
円盤体の軸線に対して略垂直な平面とされ他方の
面が傾斜面とされることによつて形成されたこと
を特徴とする。
実施例 以下に、本考案電球用ガラス管の切断用カツタ
ー刃の詳細を図示した実施例に従つて説明する。
1が本考案を実施した電球用ガラス管の切断用
カツター刃である。
カツター刃1は全体として略円盤状を為してお
り、該円盤体2の周面部が刃先3とされている。
円盤体2の中心にはこれを厚み方向に貫通した貫
通孔4が形成されており、該貫通孔4にて図示し
ないスピンドルに取着される。
刃先3の肉厚は他の部分に比して薄肉とされて
おり、前記貫通孔4の軸線に対して垂直な平面5
とこの平面の下側にある傾斜面6とによつて構成
されている。従つて、このカツター刃1の刃先3
の上面はカツター刃1の送り方向と平行な平面と
されている。尚、平面5と傾斜面6との為す角度
は、この実施例では、約60度角とされている。
上記の如きカツター刃1によつて、上記したサ
ーマルシヨツクを利用したガラス管の切断を行な
うと、第5図に示すように、カツター刃1を矢印
Bで示す方向へ移動させてガラス管7に圧力を加
えても、ガラス管7の切断端面8に接触するの
は、カツター刃1の刃先3のうち平面5の方であ
るので、ガラス管7の切断端面8を上方へ押し上
げようとする圧力が加わることがなく、従つて、
ガラス管7の切断端面8にいわゆる“ビリ”と称
される微細な傷が生ずるのを防止することができ
る。
考案の効果 以上に記載したところから明らかなとおり、本
考案電球用ガラス管の切断用カツター刃は、円盤
体の周面部に刃先が形成され、該刃先は上下面の
一方の面が円盤体の軸線に対して略垂直な平面と
され他方の面が傾斜面とされることによつて形成
されたことを特徴とする。
従つて、ガラス管の切断端面にはカツター刃の
刃先のうち平面とされた方の面が当接することに
なり、これによつて、切断時におけるカツター刃
の圧力がガラス管の切断端面に加わることがない
ようにして、ガラス管の切断端面に“ビリ”と称
される微細な傷が生ずるのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はサーマルシヨツクを利用したガラス管
の切断方法をAからCへと順を追つて示す側面
図、第2図は切断時の詳細を示す拡大側面図、第
3図乃至第5図は本考案電球用ガラス管の切断用
カツター刃の実施の一例を示すもので、第3図は
側面図、第4図は斜視図、第5図は切断時の詳細
を示す側面図である。 符号の説明、1……電球用ガラス管の切断用カ
ツター刃、2……円盤体、3……刃先、5……平
面、6……傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円盤体の周面部に刃先が形成され、該刃先は上
    下面の一方の面が円盤体の軸線に対して略垂直な
    平面とされ他方の面が傾斜面とされることによつ
    て形成されたことを特徴とする電球用ガラス管の
    切断用カツター刃。
JP3634384U 1984-03-14 1984-03-14 電球用ガラス管の切断用カツタ−刃 Granted JPS60147634U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3634384U JPS60147634U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 電球用ガラス管の切断用カツタ−刃

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JP3634384U JPS60147634U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 電球用ガラス管の切断用カツタ−刃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60147634U JPS60147634U (ja) 1985-10-01
JPS6342099Y2 true JPS6342099Y2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=30541430

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3634384U Granted JPS60147634U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 電球用ガラス管の切断用カツタ−刃

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JP (1) JPS60147634U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2641870A (en) * 1950-12-06 1953-06-16 Eisler Charles Continuous tube crack-off machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2641870A (en) * 1950-12-06 1953-06-16 Eisler Charles Continuous tube crack-off machine

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Publication number Publication date
JPS60147634U (ja) 1985-10-01

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