JPS6338897B2 - - Google Patents

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JPS6338897B2
JPS6338897B2 JP3598277A JP3598277A JPS6338897B2 JP S6338897 B2 JPS6338897 B2 JP S6338897B2 JP 3598277 A JP3598277 A JP 3598277A JP 3598277 A JP3598277 A JP 3598277A JP S6338897 B2 JPS6338897 B2 JP S6338897B2
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JP
Japan
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signal
bit
word
read
clock pulse
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JP3598277A
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JPS53120512A (en
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Tadashi Ootsuki
Keiichi Tsucha
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS53120512A publication Critical patent/JPS53120512A/ja
Publication of JPS6338897B2 publication Critical patent/JPS6338897B2/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばオーデイオ信号をPCM化して
ビデオテープレコーダ(以下VTRと称する)に
より記録再生する場合に使用して好適なデジタル
信号処理装置に関する。
VTRは本来同期信号及びこれを含むブランキ
ング期間の存在する映像信号を記録或いは再生す
るように構成されているので、PCM信号も映像
信号と同様な信号形態に変換しなければ、VTR
をその構成に変更を加えることなく使用すること
はできない。つまり、PCM信号中にブランキン
グ期間に相当するデータ欠如期間が形成されるよ
うに、PCM信号を一定量毎にその時間軸を圧縮
し、また同期信号を付加することが必要である。
VTRから再生されたPCM信号は、その時間軸を
伸長し、同期信号を除去した後に復調することが
できる。時間軸の変換(圧縮或いは伸長)はメモ
リー装置の書込み周波数と読出し周波数を異なら
せることによつて行なうことができる。
伝送媒体としてVTRを用いた他の問題として
ドロツプアウトによる誤りの発生がある。これに
対しては例えば磁気テープの複数本のトラツクに
記録される誤り訂正可能なブロツクコードを単一
トラツクに対して適用し、その際にドロツプアウ
トによるバースト誤りに対して誤り訂正能力が充
分発揮されるようにコードの配列の並びかえ(イ
ンターリーブ或いはデインターリーブ)を行なう
ことが考えられる。
本発明の目的はPCM信号の時間軸変換とPCM
信号の並びかえとを共通のメモリー装置によつて
実現することにある。また本発明は上述のように
PCM信号をVTRによつて記録或いは再生するよ
うな装置に適用して好適なるものである。
以下、VTRを用いたPCM信号の記録再生装置
に対して適用された本発明の一実施例について説
明するに、本実施例では、誤り訂正コードとして
多トラツクの固定ヘツド方式において専ら使用さ
れているORC(Optimal Rectangular Code)を
用いたものである。これはいくら長いバースト誤
りが発生しても、それが1トラツクのみであれ
ば、完全に訂正可能、また誤りが発生したトラツ
クの番号が別の方法で検知できれば2トラツクま
でのバースト誤りが訂正できるものである。
第1図は、記録再生装置の全体のブロツク図で
あり、第1図において1はオーデイオ信号の入力
端子であり、2はサンプリングホールド回路であ
る。サンプリングホールド回路2のサンプリング
出力はAD変換器3により、第2図に示すように
α1〜α16の並列16ビツトの情報ビツトに変換され
る。但し第2図では、αについては省略されてお
りそのサフイツクスの数字のみが示されている。
このAD変換器3よりの情報ビツトがCRCエンコ
ーダ4、ORCエンコーダ5及び並列直列変換器
6に加えられる。
CRCエンコーダ4はα17、α18、α19及びα20の4
ビツトからなるCRCコードを形成するものであ
る。CRC(Cyclic Redundancy Check)は、情
報ビツトを係数とする多項式で表現されたコード
を生成多項式で割算して、その余りをCRCコー
ドとして情報ビツトに付加するようにエンコード
し、デコードでは、CRCコードを含む受信コー
ドを生成多項式で割算して余りが0であれば誤り
が生じてないと判断し、何等かの余りが生じれば
誤りが生じていると検出できるものである。な
お、この明細書では、演算は(mod2)の演算を
基本とするものである。即ち (加算) (乗算) 0+0=0 0・0=0 1+0=1 1・0=0 0+1=1 0・1=0 1+1=0 1・1=1 CRCエンコーダ4はシフトレジスタとmod2の
加算器によつて実現できるが本例は並列処理であ
るので、例えば生成多項式G(x)を(x4+x2
1)としたときには下記の演算を加算器によつて
行なうことでCRCコードα17〜α20を求めることが
できる。
α17=α2+α6+α8+α12+α14 α18=α1+α5+α7+α11+α13 α19=α2+α4+α8+α10+α14+α16 α20=α1+α3+α7+α9+α13+α15 そしてORCエンコーダ5は、情報ビツトα1
α16及びCRCコードα17〜α20の計20ビツトから第
2図に示すような(6×5)のマトリクス形式の
1ブロツクのORCを形成するものである。ORC
は一般的には各行Z0〜Z5が6本のトラツクとなる
ように並列に固定ヘツドにより記録されるもので
ある。ここで B0=(A、B、C、D、E)′ B1=(α4、α8、α12、α16、α20)′ B2=(α3、α7、α11、α15、α19)′ B3=(α2、α6、α10、α14、α18)′ B4=(α1、α5、α9、α13、α17)′ と表わす。但しダツシユは転置行列を意味する。
列ベクトルB1〜B4は情報ビツトから形成される
のに対し、列ベクトルB0は B0=TB1+T2B2+T3B3+T4B4 で定義される。ここでTは で定義されるマトリクスである。そしてT2、T3
及びT4を予め求めておくことにより、列ベクト
ルB0の各ビツトは下記の演算により並列的処理
で求められる。
A=α5+α10+α15+α17+α20 B=α4+α9+α14+α19 C=α3+α5+α8+α10+α13 +α15+α17+α18+α20 D=α2+α7+α9+α12+α14+α17+α19 E=α1+α6+α11+α13+α16+α18 また6番目の行Z5の4ビツト(a〜e)は夫々
列ベクトルB0〜B4のビツトに対する偶数パリテ
イビツトである。即ち a=A+B+C+D+E b=α4+α8+α12+α16+α20 c=α3+α7+α11+α15+α19 d=α2+α6+α10+α14+α18 e=α1+α5+α9+α13+α17 である。
並列直列変換器6には、AD変換器3からの情
報ビツト(α1〜α16)と、CRCエンコーダ4から
のCRCコード(α17〜α20)とORCエンコーダ5
よりの10ビツト(A〜E及びa〜e)が供給され
ることにより、第2図に示すようにZ0、Z1、Z2
…Z5の順序で直列化された30ビツトのコード(以
下1ワードとする)が得られる。かかる並列直列
変換器6の出力が後述のメモリー装置7に供給さ
れる。メモリー装置7は並列直列変換器6からの
直列コードの配列を並び変えるインターリーブ回
路として機能すると共に、この直列コードの時間
軸を圧縮してデータ欠如期間を形成する時間軸圧
縮回路としても機能するものである。このデータ
欠如期間は映像信号の略々垂直ブランキング期間
の長さと等しいものとされる。そしてメモリー装
置7の出力が同期信号付加回路8に供給され、映
像信号における水平同期信号、垂直同期信号及び
等化パルスと同様の同期信号が付加される。この
ように映像信号と同一の信号形態とされたPCM
信号が回転2ヘツド形のVTR9の記録信号入力
端子10iに供給される。映像信号と同一の信号
形態とするのは、通常は映像信号を記録再生する
機能を有するVTR9をそのまま用いてPCM信号
の記録再生を行なうことを可能とし、高品位のオ
ーデイオ信号の記録再生を身近なものとするため
である。VTR9においてPCM信号は記録系を介
して一対の回転磁気ヘツドによりその1フイール
ドに相当する長さずつ磁気テープに傾斜したトラ
ツクとして記録される。前述のメモリー装置7
は、直列コードの配列を並びかえるものである
が、この並びかえは最大限1フイールド期間内で
完結するように行なわれる。本例では35H(Hは
1水平周期)で1回の並びかえが完結するように
なされる。1フイールドは262.5Hであり、その
うちで垂直ブランキング期間等を除いてデータの
挿入が可能な期間は略々245Hである。従つて1
フイールドで7回の並びかえが行なわれることに
なる。更に1ワードの長さは1/6Hに選ばれ、第
3図に示すように記録信号波形は2ワード分(60
ビツト)毎に〔110〕なる3ビツトのデータ同期
信号DSが付加され、このデータ同期信号DSがタ
イムベースとなつてデータ処理が行なわれ、水平
同期信号HDで規定される1Hの期間に180ビツト
のPCM信号が挿入される形態とされている。第
4図Aは並列直列変換器6からの35Hの長さの直
列コードをトラツク(行)Z0〜Z5を単位として示
し、この35Hの期間では210ワードK1、K2……
K210、従つて1260トラツク(=6300ビツト)のコ
ードが存在している。メモリー装置7では、第4
図Aの順序でPCM信号が記録され、まず第4図
で実線にて示すように各ワードK1〜K210の夫々
から5ビツトからなる最初のトラツクZ0が選択さ
れてワード順に配列され、次に第4図で破線で示
すように各ワードK1〜K210の夫々から第2番目
のトラツクZ1が選択されてワード順に配列され、
以下同様に第3番目〜第6番目のトラツクZ2〜Z5
が各ワードK1〜K210より選択されてワード順に
配されるように読出し動作がなされる。メモリー
装置7の出力は、第4図Bに示すように、各ワー
ドから210トラツクずつ対応するトラツクが集め
られて順番に配列されたものとなる。然も、第4
図Bに示すように並びかえられたPCM信号はそ
の時間軸が圧縮されている。
再生時では、VTR9の再生信号出力端子10
oから記録信号波形と同様に映像信号と同一形式
とされたPCM信号が得られ、同期信号分離回路
11を介してメモリー装置12に供給される。同
期信号分離回路11で分離された同期信号をもと
にしてメモリー装置12その他の再生系の各部に
対するクロツクパルスが形成される。前述の記録
系では基準発振器の出力をもとにしてクロツクパ
ルスが形成されている。メモリー装置12は後述
のようにPCM信号の配列を元の順序に並びかえ
るデインターリーブ回路の機能と、その時間軸を
伸長してデータ欠如期間のない連続したPCM信
号とする時間軸伸長回路との機能を併せもつもの
であり、メモリー装置7と書込み動作及び読出し
動作が逆のものである。かかる処理におけるクロ
ツクパルスとして再生信号より分離されたVTR
9における時間軸変動分を有する同期信号から形
成されたクロツクパルスと一定或いは略々一定の
周波数のクロツクパルスの両者を用いることによ
り、VTR9におけるジツタ等の時間軸変動分の
影響を除くことができる。このメモリー装置12
の読出し出力はその35H分について示すとすれ
ば、第4図Aに示すものと同一となる。そして直
列並列変換器13により並列コードとされてか
ら、第1図において破線で囲んで示すORCデコ
ーダ14に与えられる。
ORCデコードについて説明すると、前述のエ
ンコードから Z0+Z1+Z2+Z3+Z4+Z5=0 Z0′+TZ1′+T2Z2′+T3Z3′ +T4Z4′=0 の関係が成立する。今、誤りパターンを下記のよ
うに定める。
従つてi番目のトラツクに生じる誤りei(i=
0、1、2、3、4、5)を ei=(ei0、ei1、ei2、ei3、ei4) と表わし、この誤りが含まれているときに Zi^=Zi+ei と表わす。この誤りを含む系列が受信されるとき
に現れる何等かの症候はシンドロームと呼ばれ、
シンドロームS1及びS2は下式で定義される。
S1=Z^′+Z^′+Z^′+Z^′+Z
^′+Z^′ =(s10、s11、s12、s13、s14)′ S2=Z^′+TZ^′+T2^′+T3^′
+T4
^′ =B^+TB^+T2^+T3^+T4
^ =(s20、s21、s22、s23、s24)′ 従つて誤りが生じていなければS1及びS2は共に
0となる。従つて誤りが生じていれば S15i=0 Zi′+5i=0 ei′=5i=0 ei′ S24i=0 Tiei′ となる。シンドロームS1は、受信(再生)された
コードの各列を全て加算することで求められる。
即ち S10=A+B+C+D+E+a S11=α4+α8+α12+α16+α20+b S12=α3+α7+α11+α15+α19+c S13=α2+α6+α10+α14+α18+d S14=α1+α5+α9+α13+α17+e また、シンドロームS2は、エンコード時でも
B0を求めたのと同様にして下記のように求める
ことができる。
s20=A+α5+α10+α15+α17+α20 s21=B+α4+α9+α14+α19 s22=C+α3+α5+α8+α10 +α13+α15+α17+α18+α20 s23=D+α2+α7+α9+α12 +α14+α17+α19 s24=E+α1+α6+α11+α13 +α16+α18 シンドロームS2は帰還シフトレジスタで形成す
ることもできるが、並列処理するために上述のよ
うにして求めている。そして1トラツク内におさ
まるバースト誤りを訂正する場合でi番目のトラ
ツクにバースト誤りがあるとすると次の関係が成
立する。
S1=ei′ S2=Tiei′(0≦i≦4) 0 (i=5) ここで(S2=0)となることは、6番目の行Z5
のパリテイビツトが誤つていることなので、その
まま受信系列を出力データとする。従つて S3=T-iS2 を形成して、(S1=S3)なるi(誤りトラツク)を
求め Zi′=Zi^′+S1 なる演算を行なえば、バースト誤りeiが訂正され
る。
上述の説明に対応してORCデコーダ14には
S1形成回路15とS2及びS3形成回路16と(S1
S3)を検出する一致検出回路17と誤り訂正回路
18が設けられている。誤り訂正回路18には直
列並列変換器13から1ブロツクのうちでB0(A
〜E)及びZ5(a〜e)を除く20ビツトの情報ビ
ツト(α1〜α20)が与えられる。S3の形成は、予
めT-1、T-2、T-3、T-4、T-5を演算しておくこ
とにより、下記の加算を行なうことで並列的に処
理することができる。
そして誤り訂正がされた情報ビツトα1〜α20
CRCデコーダ19に供給される。CRCデコーダ
19は情報ビツトα1〜α16とCRCコードα17〜α20
を係数とする多項式を生成多項式で割算するもの
で、その4ビツトの余りを(P1〜P4)とすると、
各ビツトはエンコードと同様に下記の演算により
求めることができる。
P1=α2+α6+α8+α12+α14+α17 P2=α1+α5+α7+α11+α13+α18 P3=α2+α4+α8+α10+α14 +α16+α19 P4=α1+α3+α7+α9+α13 +α15+α20 このCRCデコーダ19の4ビツトの出力P1
P4が全て“0”であれば、誤りが生じてないも
のと判断され、1ビツトでも“1”となれば誤り
が生じているものとして検出される。この4ビツ
トの出力P1〜P4がオアゲート20に供給される。
またこのオアゲート20には一致検出回路17か
らS1=S3となる場合がないこと即ちORCによつ
ては訂正不可能であるときに“1”となる不一致
検出出力も供給される。そしてオアゲート20の
出力で補間回路21が制御される。この補間回路
21には16ビツトの情報ビツトα1〜α16が並列的
に供給され、その出力がDA変換器22に供給さ
れ、DA変換出力がローパスフイルタ23を介し
て出力端子24に導かれる。
補間回路21は、正しい情報ビツトの場合に
は、そのまま出力とし、また誤りのある情報ビツ
トはこれにかえて、その前後の正しい情報ビツト
の平均値を出力とし、更に誤りのある情報ビツト
が連続するときは、以前の正しい情報ビツトをホ
ールドするように動作する。勿論、実際では
ORCによつても、訂正不可能となる確率は頗る
低い。
かかるデジタル信号処理装置に依れば、マトリ
クス状に並べたときに行方向のバースト誤りが訂
正できるように構成された誤り訂正コードを直列
化して単一トラツクに記録することができるよう
になる。この場合において、誤り訂正コードを第
4図Aに示すように各ワード毎にZ0Z1Z2……Z5
直列化するのにとどまらず、メモリー装置7によ
り、第4図Bに示すようにZ0……Z0、Z1……Z1
……というように複数のワードの対応するトラツ
ク(行)が連続するように並び変えを行なつてい
るので、磁気媒体を用いるときに不可避的なドロ
ツプアウトの影響を著しく減少させることができ
る。即ち210トラツク(35/6H)の長さを越えな
いドロツプアウト等によるバースト誤りは、
ORCとして構成したときに各ワードにおける1
トラツク内におさまるバースト誤りとなり、訂正
可能となるのである。仮に第4図Aのように直列
化したままでインターリーブを施さなければ、例
えばZ0及びZ1にまたがる2ビツトが誤つただけで
2トラツクにおける誤りとなつてしまうのであ
る。但し、ORCは2トラツクにおける誤りも、
誤りの生じたトラツク番号が他の方法で検出でき
れば、訂正可能であるが、構成が複雑となること
を考えた場合は、バースト誤りが1トラツク内に
おさまることが望ましい。仮に、2トラツクにお
ける誤りを訂正可能の構成としても、最大2トラ
ツクのバースト誤りしか訂正できない。然も、上
述実施例のように並び変えが1フイールド内で完
結するようにすれば、記録された信号の編集を行
なう上で好都合である。
次に、本発明の要旨とする上述のメモリー装置
7及び12について説明するに、両者は共通のメ
モリー装置とできる。前述のように、インターリ
ーブは35Hで完結するようになされるから、イン
ターリーブに必要なメモリー容量CMは CM=3×60×35=6300ビツト=6.3Kビツト となる。またインターリーブ及び時間軸圧縮を行
なうことを考えると、最低3CMのメモリー容量を
必要とし、再生時におけるジツタ、ドリフト等の
時間軸変動を考慮すると、4CMのメモリー容量で
構成することにする。即ち、第5図に示すように
夫々CMのメモリー容量を有する4個のRAM、
、、を用いて、そのうちの何れかが書込み
サイクルにあるとき、他の何れかが読出しサイク
ルにあるように制御し、書込みクロツクパルスの
周波数より読出しクロツクパルスの周波数を高く
して所定のデータ欠如期間を形成すると共に、書
込み時のアドレスと読出し時のアドレスとを制御
してインターリーブを行なうようになされる。第
6図はかかるRAMの動作を示すもので、書込み
はRAMのからに対して順次なされ、読出し
は垂直同期信号VDを含む垂直ブランキング期間
及びその前後の期間である17.5Hのデータ欠如期
間では停止され、RAMのが書込みサイクルに
あるとき、RAMのが読出しサイクルとなるよ
うにされる。なお、再生系でデインターリーブ及
び時間軸伸長を行なうには、第6図における書込
みと読出し動作を逆にすれば良い。
第7図はメモリー装置7の一例を示す。RAM
〜は夫々8KのスタテイツクRAMでデータ入
力端子、データ出力端子、書込み読出し制御信号
の加えられる端子R/W、アドレス信号の加えら
れる端子ADRS及びRAM〜を選択する
RAM選択信号の加えられる端子CSとを有してい
る。これらRAM〜の夫々に対してアドレス
セレクタ31〜34が設けられており、並列13ビ
ツトの書込みアドレス信号或いは読出しアドレス
信号の何れかが、書込み読出し制御回路35から
の書込み読出し制御信号によつて選択されて対応
するRAMの端子ADRSに供給される。書込みア
ドレス信号は1ワードが30ビツトであるから並列
5ビツトのビツトアドレス信号とインターリーブ
が完結するのに210ワード(K1〜K210)が存在す
るから並列8ビツトのワードアドレス信号とが合
わされたものである。36Wはこのビツトアドレ
ス信号を発生する書込みビツトアドレスカウンタ
であり、37Wはワードアドレス信号を発生する
書込みワードアドレスカウンタである。38は書
込みクロツクパルス発生回路であり、これはクロ
ツクパルス発生回路39からのクロツクパルスか
ら、ワードクロツクパルスとその繰り返し周期の
1/30のビツトクロツクパルスを形成し、ビツトク
ロツクパルスが書込みビツトアドレスカウンタ3
6Wに供給され、ワードクロツクパルスが書込み
ワードアドレスカウンタ37Wに供給される。即
ち、第8図に示すようにビツトクロツクパルスが
供給される書込みビツドアドレスカウンタ36W
は30進カウンタの構成とされ、ビツトクロツクパ
ルスの1/30の周波数のワードクロツクパルスが供
給される書込みワードアドレスカウンタ37Wは
210進カウンタの構成とされる。書込みワードア
ドレスカウンタ37WのキヤリーがRAMセレク
タ40に供給され、RAMセレクタ40からの
RAM選択信号がRAMの端子CSに与えられる。
従つて1ワード30ビツトのPCM信号が210ワード
例えばRAMに書き込まれると、書込みワード
アドレスカウンタ37Wからキヤリーが発生し、
このキヤリーによつて次からはRAMにPCM信
号が書き込まれる。これと共に、書込みワードア
ドレスカウンタ37Wからのキヤリーが書込み読
出し制御回路35に供給され、これよりの書込み
読出し制御信号がRAMの端子R/Wに与えら
れ、RAMの書込みサイクルが規定される。
読出しアドレス信号は読出しビツトアドレスカ
ウンタ36Rからの並列5ビツトのビツトアドレ
ス信号と読出しワードアドレスカウンタ37Rか
らの並列8ビツトのワードアドレス信号とからな
る並列13ビツトのもので、このアドレス信号がア
ドレスセレクタ31〜34に与えられる。読出し
時に時間軸の圧縮を行なうために読出しビツトク
ロツクパルスの周期は書込みビツトクロツクパル
スの周期よりやや短かくされており、またインタ
ーリーブを行なうために、読出しビツトアドレス
カウタ36R及び読出しワードアドレスカウンタ
37Rはインターリーブ制御回路41によつて制
御される。
第9図を参照して説明すると、読出しビツトア
ドレスカウンタ36Rは、ビツトクロツクパルス
の供給される30進のカウンタで構成される。また
ビツトクロツクパルスが5進カウンタ42に供給
される。そのキヤリーは読出しワードアドレスカ
ウンタ37Rのクロツク入力端子CPと読出しビ
ツトアドレスカウンタ36Rのロード端子LDに
供給される。読出しワードアドレスカウンタ37
Rは210進カウンタでそのキヤリーが、バツフア
43のクロツク端子CP及びアンドゲート44の
一方の入力端子に与えられる。バツフア43は読
出しワードアドレスカウンタ37Rのキヤリーが
発生したときにフルアダー45の5ビツトの出力
を並列的に取り込むもので、このバツフア43の
並列5ビツトの出力が読出しビツトアドレスカウ
ンタ36Rのプリセツト端子PSに与えられ、上
記のキヤリーが発生したときにプリセツトされ
る。フルアダー45は一方の入力として5に対応
するBCDコードが供給され、他方の入力として
バツフア43の出力が供給されるものである。こ
のバツフア43はインターリーブが完結する35H
の期間毎にクリアされるようになされる。更に、
アンドゲート44の他方の入力端子に書込みビツ
トアドレスカウンタ36Rのキヤリーが供給さ
れ、アンドゲート44の出力がRAMセレクタ4
0に供給される。
かかる構成でインターリーブ動作を第4図を参
考にして説明すると、まずRAM例えばに第4
図Aに示す210ワードのPCM信号が書き込まれて
いるものとし、RAMから読出し動作を行なう
ものとする。最初にバツフア43の内容は0であ
り、読出しワードアドレス信号はK1を指定して
いる。そして、ビツトクロツクパルスにより読出
しビツトアドレスが5つのアドレスを順次指定し
てワードK1の最初のトラツクZ0(5ビツト)の読
出しが終了すると、ワードアドレスが歩進して、
次のワードK2が指定され、バツフア43から読
出しビツトアドレスカウンタ36Rのロード端子
LDに再び0がロードされて、ワードK2の最初の
トラツクZ0が読出される。以下、順次同様にして
ワードK210迄の最初のトラツクZ0の読出しが終了
すると、読出しワードアドレスカウンタ37Rか
らキヤリーが発生する。このキヤリーによつてバ
ツフア43にフルアダー45の出力が取り込まれ
て、バツフア43の内容は5に対応するものとな
り、これが読出しビツトアドレスカウンタ36R
にプリセツトされる。
従つてワードK1が指定されたときに読み出さ
れるのは前回に読み出された番地に5を加えた番
地のものとなり、ワードK1の次のトラツクZ1
読み出される。以下、同様にワードK2、K3……
K210の夫々の次のトラツクZ1が読み出され、書込
みワードアドレスカウンタ37Rからキヤリーが
発生する。これによつてバツフア43の内容が
(5+5=10)となつて読出しビツトアドレスカ
ウンタ36Rにプリセツトされる。従つて各ワー
ドの3番目のトラツクZ2が順次読み出され、ワー
ドK210のトラツクZ2の読出しが終了するとバツフ
ア43の内容が(5+10=15)となる。これによ
つて各ワードの4番目のトラツクZ3が順次読み出
される。以下同様にして、バツフア43の内容が
(5+15=20)となつて各ワードの5番目のトラ
ツクZ4が順次読み出され、バツフア43の内容が
(5+20=25)となつて各ワードの6番目のトラ
ツクZ5が順次読み出される。この6番目のトラツ
クZ5が各ワードについて読み出される毎に読出し
ビツトアドレスカウンタ36Rからキヤリーが発
生しているから、ワードK210のトラツクZ5の読出
しが終了した時点でアンドゲート44の出力が高
レベルとなり、これがRAMセレクタ40に与え
られるから、次の読出しはRAMに関してなさ
れる。これと共にバツフア43はクリアされるこ
とになる。以上のようにして読出し時のアドレス
信号を制御することによつて、第4図に示すよう
なインターリーブを行ないうる。
なお、再生系のメモリー装置12も上述のメモ
リー装置7と基本的には同一の構成とできる。
上述の本発明に依れば、時間軸の変換(圧縮又
は伸長)と並びかえ(インターリーブ又はデイン
ターリーブ)とをメモリー装置において一度に行
なうことができ、従来のように両者を別々のメモ
リー装置によつて行なう場合と比べて回路構成を
頗る簡略化することができる。
なお、上述実施例ではORCとCRCコードを併
用して誤りの検出を高確率としているが、ORC
のみの場合にも本発明を適用して同様の利益があ
ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロツク図、第2
図、第3図、第4図、第5図及び第6図は本発明
の一実施例の説明に用いる線図、第7図はその要
部のブロツク図、第8図及び第9図は第7図の一
部のブロツク図である。 3はAD変換器、4はCRCエンコーダ、5は
ORCエンコーダ、7及び12はメモリー装置、
9はVTR、14はORCデコーダ、19はCRCデ
コーダ、21は補間回路、22はDA変換器であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の配列順序で入力された複数のコードか
    ら構成されるPCM信号が、第1のクロツクパル
    スに対応してメモリー装置に書き込まれ、上記メ
    モリー装置から上記複数のコードを、上記第1の
    クロツクパルスとは異なる周波数の第2のクロツ
    クパルスに対応して、書き込み時とは異なる配列
    順序で且つ異なる速度で読み出されるように成
    し、同一メモリー装置により、上記第1の配列と
    は異なる第2の配列の複数のコードから構成さ
    れ、時間軸圧縮または伸長されたPCM信号を出
    力するようにしたことを特徴とするデジタル信号
    処理装置。
JP3598277A 1977-03-30 1977-03-30 Digital signal processing unit Granted JPS53120512A (en)

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