JPS6338532Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338532Y2 JPS6338532Y2 JP1982190507U JP19050782U JPS6338532Y2 JP S6338532 Y2 JPS6338532 Y2 JP S6338532Y2 JP 1982190507 U JP1982190507 U JP 1982190507U JP 19050782 U JP19050782 U JP 19050782U JP S6338532 Y2 JPS6338532 Y2 JP S6338532Y2
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- JP
- Japan
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- negative electrode
- electrode
- battery
- lithium
- electrode body
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- Expired
Links
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は正，負極をセパレータを介して負極が
外側に位置するように渦巻状或いは同心円状に形
成したる電極体と、該電極体を収納する有底筒状
の負極端子兼用電池容器とを備えた円筒型電池に
関するものである。
外側に位置するように渦巻状或いは同心円状に形
成したる電極体と、該電極体を収納する有底筒状
の負極端子兼用電池容器とを備えた円筒型電池に
関するものである。
従来技術
この種電池構造の代表的なものとしてはニツケ
ル−カドミウム電池がよく知られている。
ル−カドミウム電池がよく知られている。
一般的に、渦巻状或いは同心円状の電極体を用
いる電池においては、電極体の最外周に位置する
電極の外側面は反応に関与し難いものである。
いる電池においては、電極体の最外周に位置する
電極の外側面は反応に関与し難いものである。
さて、負極としてリチウム、ナトリウムの如き
金属を用いる電池の場合、リチウム、ナトリウム
の如き金属はそれ自身活物質であると同時に単独
で負極を構成することができるのに対し、この種
電池の正極は金属の酸化物、硫化物、ハロゲン化
物等の活物質に導電剤、結着剤を加えた合剤を加
圧成形等して正極を構成するものであるため、負
極の利用率は正極のそれより極めて大である。
金属を用いる電池の場合、リチウム、ナトリウム
の如き金属はそれ自身活物質であると同時に単独
で負極を構成することができるのに対し、この種
電池の正極は金属の酸化物、硫化物、ハロゲン化
物等の活物質に導電剤、結着剤を加えた合剤を加
圧成形等して正極を構成するものであるため、負
極の利用率は正極のそれより極めて大である。
このような観点から、負極としてリチウム、ナ
トリウムの如き金属を用い、渦巻状或いは同心円
状の電極体を用いる電池を構成する場合には、リ
チウム、ナトリウムの如き金属よりなる負極を電
極体の最外周に位置させれば、利用率の低い正極
を充分に反応に関与させることができるので好ま
しい。
トリウムの如き金属を用い、渦巻状或いは同心円
状の電極体を用いる電池を構成する場合には、リ
チウム、ナトリウムの如き金属よりなる負極を電
極体の最外周に位置させれば、利用率の低い正極
を充分に反応に関与させることができるので好ま
しい。
ところが、負極としてリチウム、ナトリウムの
如き粘着性を有する金属を用いる電池の場合、負
極を電極体の最外周に位置させると、ニツケル−
カドミウム電池にはない新たな問題がある。
如き粘着性を有する金属を用いる電池の場合、負
極を電極体の最外周に位置させると、ニツケル−
カドミウム電池にはない新たな問題がある。
即ち、渦巻状或いは同心円状の電極体の最外周
に粘着性を有する負極が位置するため、電極体を
電池容器内に組込む際、負極が電池容器に付着し
組込作業が困難或いは不可能になることである。
に粘着性を有する負極が位置するため、電極体を
電池容器内に組込む際、負極が電池容器に付着し
組込作業が困難或いは不可能になることである。
考案の目的
本考案の目的とするところは負極としてリチウ
ム、ナトリウムの如き粘着性を有する金属を用い
る場合にも電極体を電池容器内に容易に組込むこ
とができるようにすることにある。
ム、ナトリウムの如き粘着性を有する金属を用い
る場合にも電極体を電池容器内に容易に組込むこ
とができるようにすることにある。
考案の構成
本考案の要旨とするところは、正、負極をセパ
レータを介して負極が外側に位置するように渦巻
状或いは同心円状に形成したる電極体と、該電極
体を収納する有底筒状の負極端子兼用電池容器と
を備えるものであつて、前記負極がリチウム、ナ
トリウムの如き粘着性を有する金属よりなり且負
極の外側面に負極集電体が貼着されていることを
特徴とする円筒型電池にある。
レータを介して負極が外側に位置するように渦巻
状或いは同心円状に形成したる電極体と、該電極
体を収納する有底筒状の負極端子兼用電池容器と
を備えるものであつて、前記負極がリチウム、ナ
トリウムの如き粘着性を有する金属よりなり且負
極の外側面に負極集電体が貼着されていることを
特徴とする円筒型電池にある。
実施例
以下本考案の実施例につき詳述する。
第１図及び第２図は渦巻状電極体を用いた場合
であり、第１図に示す如く、帯状の二酸化マンガ
ン正極板１、セパレータ２及び外側面にステンレ
ス網よりなる負極集電体４を貼着したリチウム負
極板３を積重し、負極板３が外側に位置するよう
に巻回した渦巻電極体を第２図に示す如く内底面
に絶縁板５を配した有底筒状の負極端子兼用電池
容器６内に収納し、電池容器６の開口折曲縁６′
により絶縁パツキング７を介して正極端子兼用封
口蓋８をかしめ装着して完成電池とする。リチウ
ム負極板３は負極集電体４を介して接触圧により
電池容器６に電気接続され、又正極板１は正極リ
ード１′を介して封口蓋８に電気接続されている。
であり、第１図に示す如く、帯状の二酸化マンガ
ン正極板１、セパレータ２及び外側面にステンレ
ス網よりなる負極集電体４を貼着したリチウム負
極板３を積重し、負極板３が外側に位置するよう
に巻回した渦巻電極体を第２図に示す如く内底面
に絶縁板５を配した有底筒状の負極端子兼用電池
容器６内に収納し、電池容器６の開口折曲縁６′
により絶縁パツキング７を介して正極端子兼用封
口蓋８をかしめ装着して完成電池とする。リチウ
ム負極板３は負極集電体４を介して接触圧により
電池容器６に電気接続され、又正極板１は正極リ
ード１′を介して封口蓋８に電気接続されている。
第３図及び第４図は他の実施例に係り、同心円
状の電極体を用いた場合であり、第３図に示す如
く中心位置に正極集電体１１′を配した二酸化マ
ンガン成型体よりなる正極１１の外周にセパレー
タ１２を配し、さらにセパレータの外周に、片面
にステンレス網よりなる負極集電体１４を貼着し
たリチウム負極１３を負極集電体１４が外側に位
置するように配した同心円状電極体を第４図に示
す如く内底面に絶縁板１５を配した有底筒状の負
極端子兼用電池容器１６内に収納し、電池容器１
６の開口折曲縁１６′により絶縁パツキング１７
を介して正極端子兼用封口蓋１８をかしめ装着し
て完成電池とする。リチウム負極１３は負極集電
体１４を介して接触圧により電池容器１６に電気
接続され、又正極１１は正極集電体１１′を介し
て封口蓋１８に電気接続されている。
状の電極体を用いた場合であり、第３図に示す如
く中心位置に正極集電体１１′を配した二酸化マ
ンガン成型体よりなる正極１１の外周にセパレー
タ１２を配し、さらにセパレータの外周に、片面
にステンレス網よりなる負極集電体１４を貼着し
たリチウム負極１３を負極集電体１４が外側に位
置するように配した同心円状電極体を第４図に示
す如く内底面に絶縁板１５を配した有底筒状の負
極端子兼用電池容器１６内に収納し、電池容器１
６の開口折曲縁１６′により絶縁パツキング１７
を介して正極端子兼用封口蓋１８をかしめ装着し
て完成電池とする。リチウム負極１３は負極集電
体１４を介して接触圧により電池容器１６に電気
接続され、又正極１１は正極集電体１１′を介し
て封口蓋１８に電気接続されている。
考案の効果
本考案によれば、渦巻状或いは同心円状電極体
の最外周に位置する、リチウム、ナトリウムの如
き粘着性を有する金属よりなる負極の外側に負極
集電体が貼着されているため、電極体を負極端子
兼用電池容器内に組込む際、負極が電池容器に付
着するといつた懸念がなく、電極体を電池容器内
に容易に組込むことができる利点を奏するもので
ある。
の最外周に位置する、リチウム、ナトリウムの如
き粘着性を有する金属よりなる負極の外側に負極
集電体が貼着されているため、電極体を負極端子
兼用電池容器内に組込む際、負極が電池容器に付
着するといつた懸念がなく、電極体を電池容器内
に容易に組込むことができる利点を奏するもので
ある。
図面はいづれも本考案に係り、第１図及び第２
図は一実施例における電極体製造時の斜視図及び
電池の縦断面図、又第３図及び第４図は他の実施
例における電極体製造時の斜視図及び電池の縦断
面図を夫々示す。 １，１１……正極、２，１２……セパレータ、
３，１３……負極、４，１４……負極集電体、
６，１６……負極端子兼用電池容器、７，１７…
…絶縁パツキング、８，１８……正極端子兼用封
口蓋。
図は一実施例における電極体製造時の斜視図及び
電池の縦断面図、又第３図及び第４図は他の実施
例における電極体製造時の斜視図及び電池の縦断
面図を夫々示す。 １，１１……正極、２，１２……セパレータ、
３，１３……負極、４，１４……負極集電体、
６，１６……負極端子兼用電池容器、７，１７…
…絶縁パツキング、８，１８……正極端子兼用封
口蓋。
Claims (1)
- 正、負極をセパレータを介して負極が外側に位
置するように渦巻状或いは同心円状に形成したる
電極体と、該電極体を収納する有底筒状の負極端
子兼用電池容器とを備えるものであつて、前記負
極がリチウム、ナトリウムの如き粘着性を有する
金属よりなり且負極の外側面に負極集電体が貼着
されていることを特徴とする円筒型電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19050782U JPS5993068U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 円筒型電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19050782U JPS5993068U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 円筒型電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5993068U JPS5993068U (ja) | 1984-06-23 |
| JPS6338532Y2 true JPS6338532Y2 (ja) | 1988-10-11 |
Family
ID=30410462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19050782U Granted JPS5993068U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 円筒型電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5993068U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547002Y2 (ja) * | 1975-03-04 | 1980-11-05 | ||
| JPS5731855Y2 (ja) * | 1979-07-11 | 1982-07-13 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP19050782U patent/JPS5993068U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5993068U (ja) | 1984-06-23 |
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