JPS6337792B2 - - Google Patents

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JPS6337792B2
JPS6337792B2 JP55029310A JP2931080A JPS6337792B2 JP S6337792 B2 JPS6337792 B2 JP S6337792B2 JP 55029310 A JP55029310 A JP 55029310A JP 2931080 A JP2931080 A JP 2931080A JP S6337792 B2 JPS6337792 B2 JP S6337792B2
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JP
Japan
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formula
carbon atoms
compound
general formula
mol
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Application number
JP55029310A
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English (en)
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JPS55124776A (en
Inventor
Horunaa Mihyaeru
Nitsusen Akuseru
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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Publication of JPS55124776A publication Critical patent/JPS55124776A/ja
Publication of JPS6337792B2 publication Critical patent/JPS6337792B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/04Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring
    • C07D311/58Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4
    • C07D311/66Benzo[b]pyrans, not hydrogenated in the carbocyclic ring other than with oxygen or sulphur atoms in position 2 or 4 with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 2

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式 (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素原子
数1乃至8のアルキル基、R4は水素原子又は炭
素原子数1乃至8のアルキル−又はアシル−基、
R5は炭素原子数1乃至8のアルキル基を意味す
る)のクロマン誘導体の新規の製法に関する。 ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第2364141
号からはトリメチルヒドロキノンとビニルメチル
ケトンとから下記の反応式より判明するとおりの
五段階の合成で6−ヒドロキシ−2−シアノ−
2,5,7,8−テトラメチルクロマンを製造す
ることが公知である。 この方法は明らかに面倒であるので、本発明は
酸化防止剤の製造のために重要なことが知られて
いるクロマン誘導体を入手し易くすることを目
的としている。 一般式 (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素原子
数1乃至8のアルキル基、R4は水素原子又は炭
素原子数1乃至8のアルキル−又はアシル−基、
R5は炭素原子数1乃至8のアルキル基を意味す
る)のクロマン誘導体が、一般式 (式中、R1、R2、R3及びR4は前記を意味する)
のヒドロキノンを該ヒドロキノンに対して10乃至
300モル%のルイス酸、弱ルイス塩基とのルイス
酸付加物又はプロトン酸とのルイス酸付加物と、
及び不活性溶媒中に於て一般式 (式中、R5は前記を意味し、R6は水素原子又は
炭素原子数1乃至4のアシル又はアルキル基を意
味する)のニトリル、又はその反応条件下に於て
式のニトリルを形成する化合物と反応させる
と、注目に値いする一段階反応において経済的に
得られることが見出された。 上記式の出発化合物のうち、アルキル残基
R1、R2及びR3の炭素原子数の合計が3乃至10で
あるものが望ましい。この場合、トリメチルヒド
ロキノンならびに残基R1〜R3のうちの一つが長
鎖のアルキル残基であり、他のものが水素原子又
はメチル基を意味するヒドロキノン誘導体がとく
に重要である。さらにまたたとえばヒドロキノ
ン、第3級−ブチルヒドロキノン、2,3−及び
2,6−ジメチルヒドロキノンも問題になる。 1−ヒドロキシル基が保護されているすなわち
エーテル化又はエステル化(R4≠H)されてい
る式のヒドロキノン類を出発物質として使用す
ると、対応する6−位置換クロマン誘導体のほ
かにつねに遊離の6−ヒドロキシ化合物も得られ
る。しかし両生成物は溶解度特性が異なるので容
易に分離できる。ベンゾール環の3−及び6−位
が置換されておらず式のビス−付加が抑制され
るべきものであるときは、とくに保護されたヒド
ロキノンが出発物質として使用される。しばしば
式の1−ヒドロキシル基はすでに合成法によつ
て保護されている:この場合以後の反応に先立つ
て、保護基を***させる必要はない。結局式の
6−ヒドロキシル基の保護は式の化合物でさら
に反応を進行させんとするとき有利である。 上記の式の原料化合物のうちR5が炭素原子
数1乃至4のアルキル基であるもの、とくにメチ
ル基が重要である。これらの化合物は公知である
か又は公知の方法で製造することができる。 式のニトリルの代りに、その反応条件下に於
て式の化合物を形成する化合物とくに一般式
(式中、R5及びR6は前記を意味し、Xはハロゲ
ン、ヒドロキシル基又は炭素原子数1乃至4のア
ルコキシ又はアシルオキシ基を意味する)のニト
リルを用いることができる。 式及びaのシアンヒドリン類(R6=H)
はいずれにせよ弱酸性の条件下で、式b及び
【式】
【式】 (式中、R5は前記を意味する)のカルボニル化
合物及び式 Y−CN (式中、Yは水素原子、金属カチオンの一当量又
はトリアルキルシリル基を意味する)のシアン化
合物から形成されるので、式の化合物の合成の
際に式の化合物の代りに式b又はcの化合
物と式の化合物との等モル又はほゞ等モルの混
合物から出発するのがしばしば好都合であり、こ
れによつて式b又はcの化合物の別個の製造
過程が省略できる。 さらにまた式の化合物は式及び式d−g
のエノール−エーテル及びケタールから生成す
る:
【式】
【式】 (式中、R5′はアルキル残基R5に対応するアルキ
リデン残基であり、R6≠Hである)、
【式】
【式】 (式中、R5及びR6は前記を意味し、R6≠Hであ
る)。 しかし経済上の観点で式d−gの化合物は本
発明の方法の原料として通常重要度が低い。 R6≠Hの式及びaの型の化合物は公知の
方法でたとえば遊離のアルコールのアルキル化又
はアシル化によつて製造することができる。 残基R6としてはとくにメチル基、エチル基、
及びアセチル基が考えられる。 式、b、d及びfの原料化合物には1
種のフリーデル・クラフツ反応に従つて反応する
式の化合物への付加に必要なビニル基が共通に
存在している。それゆえフリーデル・クラフツア
ルキル化に適している−CH2−CH2−Xの基もビ
ニル基の代りとすることができ、式a、e及
びgの化合物からも出発できることになる。適
切な残基Xはとくに塩素及び臭素、ヒドロキシル
基、メトキシ基及びアセトキシ基である。 上述の方法様式のうち式のものと式(たゞ
しR6=H)のシアンヒドリンとの反応が通常優
先される。これが最良の収率と結びついているか
らである。これに対してその他の方法は当該の原
料化合物がとくに手に入り易いときに推奨でき
る。 式及びのもの乃至その前段階のものを等モ
ル量で用いるのが望ましいが、反応促進のために
は式のものを1.2モルまでの過剰で使用するこ
とが推奨できる。それ以上の過剰はいかなる場合
ももはや有利とならない。 本発明の方法にとつて重要なことは式のもの
に式のものを結びつけるためのルイス酸の使用
である。式のものに対するルイス酸の量は10乃
至300、望ましくは30乃至120モル%である。Xが
ヒドロキシル基を意味する限りでは、ルイス酸1
モルがヒドロキシル基によつてすでに消費される
ことを顧慮すべきである。 触媒作用のある化合物としては −ルイス酸自体、たとえばBF3、BCl3及びBJ3
どのハロゲン化硼素、AlCl3、AlBr3及びAlJ3
などのハロゲン化アルミニウム、SnCl4
SnBr4及びSnJ4などテトラハロゲン化錫、
ZnCl2、ZnBr2及びZnJ2などハロゲン化亜鉛な
らびにジハロゲン化鉄 −式の原料化合物より塩基性が弱いルイス塩基
とルイス酸との付加物たとえば上記の金属ハロ
ゲン化物とジメチルエーテル、ジエチルエーテ
ル及びテトラヒドロフランなどエーテル、酢酸
エチルなどのエステル、アセトニトリル及びベ
ンゾニトリルなどニトリル、r−ブチルラクト
ンなどラクトン、ニトロメタン及びニトロベン
ゾールなどニトロ化合物及びアセトン及びアセ
トフエノンなどケトンとの付加物。これら付加
物の使用は、これらがその有機媒体中の溶解度
のゆえにより取扱が容易であるという利点をも
たらす。さらに、多くの場合始めから付加物を
均質の相において処理することを可能にする。 −ルイス酸とプロトン酸たとえば燐酸、硫酸及び
塩酸などの無機酸との付加物、これらの付加物
は HCl+BCl3〔BCl4〕 の型の複合酸として式で表わすことができ、そ
れらの基本となつているルイス酸単独よりも強
く本発明による反応を加速することがしばしば
ある。 ルイス酸のうちでは三弗化硼素と三弗化硼素・
ジエチルエーテラートとが好ましい。 不活性溶液としては供与性(Donizita¨t)が大
きくとも20の中性溶液が一般に適している。供与
性の概念はV.Gutmannの研究報告Angewandte
Chemie第82巻(1972年)第858頁に定義してあ
る。ルイス酸との親和力についての表現であり、
本発明の方法にとつて溶媒とルイス酸とが安定な
付加錯体を作るはずがないことを意味する。従つ
て適切な溶媒はたとえばジクロルメタン、1,2
−ジクロルエタン、クロロホルム、ベンゾール、
トルオール、クロルベンゾール、ニトロメタン、
ニトロベンゾール、ベンゾニトリル、アセトニト
リル、シクロヘキサン及びこれらの溶媒の混合物
である。 上記の溶媒のうちニトロメタンとトルオール又
はジクロルメタンとの混合物がとくによく適して
いる。溶媒の機能は用いられる反応成分の少なく
とも一部が均質の溶液として保たれることであ
る。溶媒の量は広い範囲にわたつて変動し得る
が、一般に式の化合物Kgあたり1乃至10Kgであ
る。 反応温度は望ましくは−50℃乃至100℃とくに
−40℃乃至60℃である。反応は場合によつては極
めて激しく進行することがあり、それが望ましく
ないものの生成を増大させる可能性があるので、
低い温度で開始し、次に温度を漸次上げるように
することを推奨する。反応成分を漸時添加するこ
とによつても反応の激しすぎるのを避けることが
できる。 反応は常圧で実施できるのでこれを減圧又は高
圧で行なう理由は全くない。 その他方法技術上の特殊性を顧慮しなくてはな
らないことはない。すなわち反応は通常の調製技
術に従つて行なうことができ、たとえば式の化
合物乃至式の前段階の化合物の溶液を式の化
合物とともに用意し、これに同時に式の化合物
の溶液ならびにルイス酸又はルイス酸か上記のル
イス酸付加物のうちの一つかの溶液を漸次添加す
る。多くの式のシアンヒドリンは些か不安定で
あるので、これらを若干の酸たとえば燐酸で安定
させることができる。 反応混合物の処理は、フリーデル・クラフツ反
応について公知のとおりの通常の方法に従つてた
とえば混合物に水を、また場合によつては付加的
にエーテルを加え有機相を分離・乾燥して溶媒を
溜去して行なうことができる。こうして得られた
粗生成物は式のものを約70乃至90%の収率で含
んでおり、所望の場合はたとえばアセトン/水か
ら再結晶させて精製することができる。 式の化合物はそれ自体公知の方法で加水分解
させて式 (式中、R1〜R5は前記を意味する)のクロマン
カルボン酸に変えることができる。 式の化合物、それらのうちとくに式a の6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチ
ルクロマン−2−カルボン酸は公知のとおり有機
物、油脂ならびに医薬及び化粧料製品にとつて重
要な酸化防止剤である。 実施例 1 安定剤として燐酸1.3gを混入したメチルビニ
ルケトン−シアンヒドリン33.6g(0.338モル)、
トルオール63g及びニトロメタン34gの溶液に窒
素気中で0乃至5℃においてトルオール180g、
トリメチルヒドロキノン51.4g(0.338モル)及
びBF323.0g(0.338モル)の懸濁液を1時間かけ
て混入した。この懸濁液を続いてなお1時間−5
℃において撹拌し、次に3時間かけて20℃に昇温
させ、さらに10時間この温度に保つた。 この反応混合物は無色の針状沈澱物を伴なう赤
色溶液であり、引続いてこれに水200mlとエーテ
ル500mlとを混入し、通常のとおり処理する。溶
媒を除いた有機質残渣の量は76gで、ガスクロマ
トグラフイ分析によると、そのうちの66.9gが6
−ヒドロキシ−2−シアノ−2,5,7,8−テ
トラメチルクロマン、7.6gが未変化のトリメチ
ルヒドロキノンであつた。 アセトン/水から再結晶させて、使用したトリ
メチルヒドロキノンに対して81%の収率の純クロ
マン誘導体が得られた。 トリメチルヒドロキノン懸濁液を用意しBF3
また引続いてシアンヒドリンを混入して同様の結
果が達成された。 実施例 2 実施例第1の最終節に記述した方法により、た
だし遊離のBF3の代りにBF3−ジエチルエーテラ
ート0.338モルを用いて、6−ヒドロキシ−2−
シアノ−2,5,7,8−テトラメチルクロマン
が79%の収率で得られた。 実施例 3 実施例第1の最終節に記述した方法により、た
だしBF3の代りに四塩化錫0.338モルを用いて、
純クロマン誘導体が75%の収率で生じた。 実施例 4 実施例第1の最終節に記述した方法により、た
だし溶媒としてのトルオールの代りに無水のメチ
レンクロリドを、またBF3の代りに塩化アルミニ
ウム0.338モルを用いて、6−ヒドロキシ−2−
シアノクロマンが64%の収率で生じた。 実施例 5 実施例第1の最終節に記述した方法により、た
だしBF3の代りに無水塩化亜鉛0.338モルを用い
て、未変化のトリメチルヒドロキノン26%のほか
に純6−ヒドロキシ−2−シアノクロマンが55%
の収率で生じた。 実施例 6 実施例第1の最終節に記述した方法により、た
だしBF3の代りに沃化亜鉛0.338モルを用いて、
6−ヒドロキシ−2−シアノクロマンが62%の収
率で得られた。そのほか未反応のトリルメチルヒ
ドロキノン20%が分離された。 実施例 7 AlCl345.0g(0.338モル)に30分間かけて0℃
においてメチレンクロリド15ml及びニトロメダン
40mlを加えた。反応混合物を−20℃に冷却した
後、トリメチルヒドロキノン25.7g(0.169モル)
と燐酸1gで安定させた4−ヒドロキシブタン−
2−オン−シアンヒドリン19.4g(0.169モル)
とを45分間かけて混入し、さらに1時間−20℃で
撹拌した。次に2時間の内に温度を25℃に上げ
た。25℃においてさらに10時間反応させ、引続い
て実施例第1と同様に処理して純6−ヒドロキシ
−2−シアノクロマンが69%の収率で分離され
た。 実施例 8 実施例第1の最終節に記述した方法により、
2,6−ジメチルヒドロキノン23.3g(0.169モ
ル)をBF311.5g(0.169モル)の存在において、
燐酸1gで安定させたメチルビニルケトンシアン
ヒドリン16.6g(0.169モル)とトルオール125ml
及びニトロメタン17ml中において化学変化させ
た。通常の処理をして無色結晶の形の6−ヒドロ
キシ−2,5,7−トリメチル−2−シアノクロ
マンが79%の収率で得られた。融点135℃。 実施例 9 実施例第1の最終節に記述した方法によりトリ
メチルヒドロキノン57.4g(0.34モル)をBF324
g(0.34モル)の存在において、燐酸1gで安定
させたイソプロピルビニルケトンシアンヒドリン
19.9g(0.34モル)と化学変化させた。通常の処
理をして無色結晶として6−ヒドロキシ−5,
7,8−トリメチル−2−イソプロピル−2−シ
アノクロマンが77%の収率で得られた。融点132
℃。 実施例 10 実施例第1の最終節に記述した方法により、た
だしトルオールの代りにメチレンクロリドを用い
て、第3級−ブチルヒドロキノン56.0g(0.338
モル)を、燐酸1gで安定させたメチルビニルケ
トンシアンヒドリン33.6g(0.338モル)と化学
変化させた。トルオール/酢酸エチルを用いシリ
カゲルにより粗生成物をクロマトダラフイにかけ
て、6−ヒドロキシ−7−第3級−ブチル−2−
メチル−2−シアノクロマンが30%の収率で生じ
た。融点が153−155℃の無色結晶。 そのほかに第3級−ブチルヒドロキノンの脱ア
ルキル化により22%の6−ヒドロキシ−2−メチ
ル−2−シアノクロマンが得られた。融点が146
−148℃の無色の結晶。 実施例 11 実施例第7と同様にして、ヒドロキノン18.6g
(0.169モル)を、燐酸1gで安定させたメチルビ
ニルケトンシアンヒドリン16.6g(0.169モル)・
AlCl322.4g(0.169ml)と化学変化させた。反応
混合物に通常の処理を施こした後にトルオール/
酢酸エチルでガスクロマトグラフイ分析して22%
の6−ヒドロキシ−2−メチル−2−シアノクロ
マンが得られた。融点146−148℃の無色の結晶。 実施例 12 実施例第1の最終節と同様にして4−アセトキ
シ−2,3,5−トリメチルフエノール25.0g
(0.129モル)を、燐酸で安定させたメチルビニル
ケトンシアンヒドリン12.3g(0.129モル)、
BF313.3g(0.129モル)と化学変化させた。反応
混合物に通常の処理を施こしてガスクロマトグラ
フイ分析により25%の6−アセトキシ−2,5,
7,8−テトラメチル−2−シアノクロマン、無
色の結晶、融点149−151℃が得られた。そのほか
に15%の6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テト
ラメチル−2−シアノクロマンが生じた。 実施例 13 液状青酸9.7g(0.36モル)とニトロメタン34
gとの溶液に撹拌しながら5分間にメチルビニル
ケトン23.7g(0.38モル)を加えた後、まず−25
℃で次に−25℃で徐々にトリエチルアミン0.5g
を加えた。次に反応混合物を1.5時間−20℃に保
持した。反応混合物を燐酸1gで酸性とした後に
トリメチルヒドロキノン51.4g(0.338モル)と
トルオール180gとを加え、引続いて−10℃にお
いて1.5時間にBF323.0g(0.338モル)を導入し
た。−5℃で1時間撹拌した後に室温まで昇温さ
せ5時間撹拌した。実施例第1と同様に処理して
純2−シアノクロマンが78%の収率で得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素原子
    数1乃至8のアルキル基、R4は水素原子又は炭
    素原子数1乃至8のアルキル又はアシル基、R5
    は炭素原子数1乃至8のアルキル基を意味する)
    のクロマン誘導体の製法において、一般式 (式中、R1、R2、R3及びR4は前記を意味する)
    のヒドロキノンを該ヒドロキノンに対して10乃至
    300モル%のルイス酸、弱ルイス塩基とのルイス
    酸付加物又はプロトン酸とのルイス酸付加物と、
    及び不活性溶媒中に於いて一般式 (式中、R5は前記を意味し、R6は水素原子又は
    炭素原子数1乃至4のアシル−又はアルキル基を
    意味する)のニトリル、又はその反応条件下に於
    いて式のニトリルを形成する化合物と反応させ
    ることを特徴とするクロマン誘導体の製法。 2 一般式a (式中、R5及びR6は前記を意味し、Xはハロゲ
    ン原子、ヒドロキシ基又は炭素原子数1乃至4の
    アルコキシ又はアシルオキシ基を意味する)のニ
    トリルをその反応条件下に於いて式のニトリル
    を形成する化合物として用いることを特徴とする
    特許請求の範囲1記載の製法。 3 一般式 Y−CN (式中、Yは水素原子、金属カチオンの一当量又
    はトリアルキルシリル基を表す)のシアン化合物
    と、式b又はc 【式】 【式】 のカルボニル化合物との等モル又はほぼ等モルの
    混合物をその反応条件下に於いて一般式の化合
    物を形成するために用いることを特徴とする特許
    請求の範囲1記載の製法。
JP2931080A 1979-03-12 1980-03-10 Manufacture of chroman derivative Granted JPS55124776A (en)

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JPS55124776A JPS55124776A (en) 1980-09-26
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US (1) US4268446A (ja)
EP (1) EP0015562B1 (ja)
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EP0015562A1 (de) 1980-09-17
DE3060080D1 (en) 1982-01-21
JPS55124776A (en) 1980-09-26
DE2909601A1 (de) 1980-09-25
US4268446A (en) 1981-05-19
EP0015562B1 (de) 1981-11-18

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