JPS6336692Y2 - - Google Patents

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JPS6336692Y2
JPS6336692Y2 JP1983144225U JP14422583U JPS6336692Y2 JP S6336692 Y2 JPS6336692 Y2 JP S6336692Y2 JP 1983144225 U JP1983144225 U JP 1983144225U JP 14422583 U JP14422583 U JP 14422583U JP S6336692 Y2 JPS6336692 Y2 JP S6336692Y2
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JP
Japan
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heat sink
heat dissipation
sink body
fixing part
heat
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JP1983144225U
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JPS6052630U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、放熱板に係り、特に、電力トラン
ジスタ等の電力用素子が固定され、その放熱を行
う放熱板に関する。
従来、放熱板には、電力トランジスタ等の発熱
する電力用素子が固定されて電力用素子とともに
配線基板に立設させるものとして、例えば、実開
昭52−97464号「放熱装置」、実開昭55−132997号
「電気機器における発熱部品の放熱板の取付構
造」、実開昭58−109258号「トランジスタ取り付
け用放熱板」、実開昭52−159167号「トランジス
タ放熱板」等が知られている。
このような従来の放熱板では、トランジスタ等
の取付構造が複雑であつたり、放熱作用を低い、
配線基板上の実装面積が大きい、配線基板に取り
付けた際、半田付け前に振動によつて転倒してし
まう等の欠点がある。
そこで、この考案は、十分な放熱効果を得ると
ともに、電力用素子の固定の容易化、構造の簡略
化、配線基板等の実装部材に対する専有面積の狭
小化、半田付け前の固定の確実化等を実現した放
熱板の提供を目的とする。
即ち、この考案の放熱板は、放熱板本体の中央
部に設定された素子固定部と、この素子固定部に
固定される電力用素子の取付孔に対応して前記素
子固定部に形成された単一のねじ孔と、前記取付
孔を貫通させて前記ねじ孔にビスをねじ込んで固
定される前記電力用素子の一側面部に臨む位置に
平行な切込みを形成して押し出すことによつて設
けられ、取付け時の前記電力用素子の回転を防止
する単一の回転防止突部と、前記放熱板本体の両
側の中間部から上部にかけて一定幅で互い違いに
切り起こして形成された傾斜を成す放熱フイン
と、この放熱フインの下側の前記放熱板本体の両
側の縁部を前記放熱フインの傾斜幅内で互いに反
対方向に折り曲げて形成され、前記放熱板本体を
支持する支持部と、この支持部に隣接して前記放
熱板本体の下端に幅方向に離間して形成され、実
装部材に形成された取付孔に挿入されて前記放熱
板本体を立設させる脚部と、この脚部の表面に形
成されて前記取付孔に前記脚部を係止させる係止
突部とを備えたものである。
以下、この考案を図面に示した実施例を参照し
て詳細に説明する。
第1図ないし第3図は、この考案の放熱板の実
施例を示し、第1図はその分解斜視図、第2図は
その下面図、第3図はその組立状態を示す側面図
を表している。
放熱板本体2は、良好な熱伝導性を持つ、例え
ば金属板等の板状素材で一体成形等により形成さ
れている。この放熱板本体2の中央部には、動作
上発熱を伴う電力用素子、例えば電力トランジス
タ4(以下トランジスタ4という)を固定する素
子固定部6が設定され、この素子固定部6には、
トランジスタ4の取付部8に取付孔としての透孔
10を合わせてビス12を取り付ける単一のねじ
孔14が形成されているとともに、トランジスタ
4の固定の際に、トランジスタ4の回転を防止す
る単一の回転防止突部16が形成されている。こ
の回転防止突部16は、トランジスタ4の一側面
部に臨む素子固定部6の位置に平行な切込みを設
け、それを押し出して突出成形したものである。
また、放熱板本体2の両側部には、複数の放熱
フイン18が形成されているとともに、この放熱
フイン18の下部には素子固定部6を実装部材と
しての配線基板20上において支える支持部22
が形成されている。放熱フイン18は、放熱板本
体2の両側部の中間部から上部にかけて一定の幅
で互い違いに切り起こして傾斜させたものであ
る。また、支持部22は、放熱フイン18の下部
における放熱板本体2の両側を互いに反対方向に
放熱フイン18の傾斜幅内でほぼ90度の角度を以
て折り曲げ、その下面は素子固定部6の下端面に
一致させたものである。
そして、放熱板本体2の下端面には、配線基板
20の取付孔24A,24Bに挿入して放熱板本
体2を立設する、例えば、一対の脚部26A,2
6Bが一定の間隔を置いて素子固定部6と一体に
形成されている。この脚部26A,26Bの互い
に反対の表面部には、第2図に示すように、素子
固定部6の下端面から配線基板20の厚み程度の
距離を置いて係止突部28が形成されている。こ
の係止突部28は脚部26A,26Bを成形加工
して一体に突出させたものであるが、これは他の
固着手段で一体に形成しても良い。また、第3図
に示すように、配線基板20にはトランジスタ4
の端子30,32,34を挿入する挿入孔36,
38,40が穿設され、配線基板20の背面には
配線導体42が形成されている。
以上のように構成したので、素子固定部6にト
ランジスタ4をビス12で取り付けた後、配線基
板20の取付孔24A,24Bに脚部26A,2
6Bの挿入と同時に、挿入孔36,38,40に
トランジスタ4の端子30,32,34を挿入
し、配線基板20上に放熱板本体2をトランジス
タ4とともに立設する。
この場合、素子固定部6の下端面及び支持部2
2は放熱板本体2を支持し、同時に、脚部26
A,26Bの係止突部28は、第3図に示すよう
に、配線基板20の下面部に位置させることがで
きる。この結果、脚部26A,26Bの抜けが防
止でき、この脚部26A,26Bの抜け止めと、
支持部22の支持とにより、半田付け前におい
て、放熱板本体2の転倒を防止でき、半田付け作
業の能率化を図ることができる。そして、放熱板
本体2の脚部26A,26Bは、図示していない
固定導体、トランジスタ4の端子30,32,3
4は、配線基板20の配線導体42に半田付けに
より固定される。
以上説明したように、この考案によれば、次の
ような効果が得られる。
(a) 放熱板本体の中央部に電力用素子を固定する
素子固定部が設定され、放熱板本体の両側にそ
の中間部から上部にかけて一定幅で互い違いに
切り起こして傾斜を成す放熱フインが形成され
ているので、電力用素子の放熱は素子固定部か
ら放熱フインを通して行うことができ、効率的
な放熱作用を得ることができるとともに、蓄熱
による配線基板等の実装部材や隣接部品の加熱
を防止できる。
(b) 配線基板等の実装部材の実装面に対する専有
面積は素子固定部及び支持部の幅によつて区画
されたものとなるが、放熱フインが放熱板本体
の中間部から上部にかけて形成されており、こ
の放熱フインの下方に支持部が放熱フインの傾
斜端部間より狭い範囲に折り曲げて形成されて
いるので、専有面積を小さくでき、実装部材の
実装面の効率的な利用を図ることができる。
(c) 素子固定部に対して電力用素子を固定する場
合、素子固定部に形成された単一の回転防止突
部に電力用素子の一側面部を当てて位置決めし
た後、素子固定部に電力用素子を単一のビスに
よつて容易に固定でき、ビスによる固定の際、
回転防止突部によつて電力用素子の回転が防止
できるので、取付け作業が容易になり、作業性
を向上させることができる。
(d) 放熱板本体を配線基板等の実装部材に固定す
るための脚部に係止突部が形成されているの
で、係止突部によつて放熱板本体を固定し、支
持部による支えと相俟つて、半田付け前の放熱
板本体の固定状態を安定化させ、半田付け前の
移送や半田付け作業での転倒や脱落を防止する
ことができる。
(e) したがつて、この放熱板は、放熱板本体の中
間部から上部にかけて放熱フイン、その下部に
放熱板本体を支持する支持部、実装部材に固定
する脚部及び係止突部、素子固定部に単一のね
じ孔及び回転防止突部を以て放熱板としての集
約された必要且つ十分な機能を備え、しかも、
構造が簡単であるので、例えば、放熱効果が高
い金属板の単板から一体成形によつて容易に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の放熱板の実施例を示す分解
斜視図、第2図は第1図に示した放熱板の下面
図、第3図は第1図に示した放熱板に電力トラン
ジスタを取り付けた状態を示す側面図である。 2……放熱板本体、4……電力トランジスタ
(電力用素子)、6……素子固定部、10……透孔
(取付孔)、12……ビス、14……ねじ孔、16
……回転防止突部、18……放熱フイン、20…
…配線基板(実装部材)、22……支持部、26
A,26B……脚部、28……係止突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 放熱板本体の中央部に設定された素子固定部
    と、 この素子固定部に固定される電力用素子の取付
    孔に対応して前記素子固定部に形成された単一の
    ねじ孔と、 前記取付孔を貫通させて前記ねじ孔にビスをね
    じ込んで固定される前記電力用素子の一側面部に
    臨む位置に平行な切込みを形成して押し出すこと
    によつて設けられ、取付け時の前記電力用素子の
    回転を防止する単一の回転防止突部と、 前記放熱板本体の両側の中間部から上部にかけ
    て一定幅で互い違いに切り起こして形成された傾
    斜を成す放熱フインと、 この放熱フインの下側の前記放熱板本体の両側
    の縁部を前記放熱フインの傾斜幅内で互いに反対
    方向に折り曲げて形成され、前記放熱板本体を支
    持する支持部と、 この支持部に隣接して前記放熱板本体の下端に
    幅方向に離間して形成され、実装部材に形成され
    た取付孔に挿入されて前記放熱板本体を立設させ
    る脚部と、 この脚部の表面に形成されて前記取付孔に前記
    脚部を係止させる係止突部とを備えた放熱板。
JP14422583U 1983-09-17 1983-09-17 放熱板 Granted JPS6052630U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14422583U JPS6052630U (ja) 1983-09-17 1983-09-17 放熱板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14422583U JPS6052630U (ja) 1983-09-17 1983-09-17 放熱板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052630U JPS6052630U (ja) 1985-04-13
JPS6336692Y2 true JPS6336692Y2 (ja) 1988-09-28

Family

ID=30321686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14422583U Granted JPS6052630U (ja) 1983-09-17 1983-09-17 放熱板

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JP (1) JPS6052630U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5297464U (ja) * 1976-01-20 1977-07-21
JPS5855836Y2 (ja) * 1979-03-13 1983-12-21 ヤマハ株式会社 電気機器における発熱部品の放熱板の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6052630U (ja) 1985-04-13

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