JPS633607Y2 - - Google Patents

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JPS633607Y2
JPS633607Y2 JP10973881U JP10973881U JPS633607Y2 JP S633607 Y2 JPS633607 Y2 JP S633607Y2 JP 10973881 U JP10973881 U JP 10973881U JP 10973881 U JP10973881 U JP 10973881U JP S633607 Y2 JPS633607 Y2 JP S633607Y2
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JP
Japan
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electric heater
mouth
center
annular portion
annular part
Prior art date
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JP10973881U
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JPS5814812U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二重環状の電気ヒータを加熱空間に配
設して鍋を加熱する炊飯器に関する。
例えば外国では商用電源が200〔V〕であるた
め、これに対処すべく輸出用の炊飯器は電気ヒー
タを内周環状部と外周環状部とからなる二重環状
に形成して、商用電源が100〔V〕である国内用の
ものよりも抵抗を増加させるようにしているが、
この場合、電気ヒータの外周環状部に形成された
口元部分は発熱温度が低く、しかも該口元部分が
取付部材で被われているから、総じてこの口元部
分からは上方へ熱の輻射が殆どなく、従つて口元
部分に対応する鍋底面の加熱温度が低くなり、こ
の口元部分上方の御飯に炊きむらが生じる不具合
があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、口元部分に対応する鍋底面の加熱温度
をその他の部分と同程度にでき御飯をむらなく均
一に炊き上げることができる炊飯器を提供するに
ある。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。1は炊飯器の筐体で、これには反射ケース2
が内設されている。そして、この反射ケース2の
底部2aの略中央部には感熱筒3が突設され、該
感熱筒3には操作スイツチ4の操作レバー4aの
押し操作に基づいて上昇される感熱器5が配設さ
れている。6は蓋7を有する鍋で、これは、上端
部が前記反射ケース2の上縁部に掛合されること
により収納され、この鍋6の底部6aと反射ケー
ス2の底部2aとの間を加熱空間8としている。
さて、9は例えばシーズヒータからなる電気ヒー
タで、これは詳細には第3図に示すように二重環
状をなし、そのうち内周側の略1周分を内周環状
部10とし、外周側の2つの半周部分を外周環状
部11としている。そして、電気ヒータ9は内周
環状部10と外周環状部11との境界部分9b,
9bが受碍子12及び取付具13によつて反射ケ
ース2の底部2a上に固定され且つ口元部分9
a,9aが受碍子14及び取付部材15によつて
反射ケース2の底部2a上に固定され、以つて前
記反射ケース2の底部2aに対して所定の間隔を
存している。更に、斬る電気ヒータ9は外周環状
部11の中心O1を前記反射ケース2の中心に合
致させるとともに、内周環状部10の中心O2
外周環状部11の中心O1よりも外周環状部11
に形成された口元部分9a,9a方向に若干寸法
L(例えば5mm)ずらした位置に設けている。従
つて、電気ヒータ9は内周環状部10の中央部1
0aが口元部分9a,9aに近接され、その内周
環状部10と外周環状部11との間隔は口元部分
9a,9aと対応する側がG1で、又境界部分9
b,9bと対応する側がG2となり、G1<G2であ
る(第3図参照)。又、内周環状部10と感熱筒
3との間隔は、口元部分9a,9a側がg1で、境
界部分9b,9b側がg2となり、g1>g2である
(第2図参照)。
次に上記構成による本実施例の作用につき述べ
る。先ず、鍋6に水に浸した米及び水を収容した
上で、電気ヒータ9に通電すると該電気ヒータ9
が発熱し、加熱空間8を介して鍋6が加熱され所
定の炊飯が行なわれる。そして、電気ヒータ9の
内周環状部10の中央部10aが外周環状部11
に形成した口元部分9a,9aに近接されている
から、該中央部10aから輻射される熱により温
度の低い口元部分9a,9a近傍をその他の部分
と同じ程度に充分加熱でき、以つて鍋6の底部6
aを均一に加熱できて炊きむらが防止される。
而して、電気ヒータ9を二重環状に形成した場
合、内周環状部10と外周環状部11とが相乗加
熱によつて劣化するので、この劣化を防ぐため通
常は、内周環状部と外周環状部との間隔を20mm程
度離間させなければならないが、口元部分9a,
9aの発熱温度は低いので、内周環状部10の中
央部10aを口元部分9a,9aに近づけても上
記相乗加熱による劣化の虞れは全くない。
ところで、斬る二重環状の電気ヒータは経時劣
化により変形すると、内周環状部の中央部分が固
定されず浮いた状態であるため下方に垂下し易
く、この垂下部分が感熱筒等に接触して電気ヒー
タの絶縁不良の発生を招来する不具合があるが、
本実施例によれば、内周環状部10の中心O2
外周環状部O1従つて反射ケース2の中心より口
元部分9a,9a方向に若干寸法Lずらせて位置
させたので、該内周環状部10の中央部10aが
感熱筒3から充分に離間され、従つて従来よりも
内周環状部10の中央部が感熱筒3に接触する虞
れが少なくなり、電気ヒータの絶縁不良の発生を
極力防止できる。
尚、上記実施例では、内周環状部10の中心を
外周環状部11に形成された口元部分9a,9a
方向にずらした電気ヒータ9について説明した
が、例えば内周環状部に口元部分を形成して外周
環状部の中心をその内周環状部の口元部分方向に
ずらすようにしても、上記実施例同様の効果を奏
する。
又、上記実施例における二重環状をなす電気ヒ
ータ9を100〔V〕用として国内において使用すれ
ば、ヒータの長寿命化を図り得、こげを少なく且
つ炊飯性能を向上し得るものである。
本考案は以上説明した実施例から明らかなよう
に、一方の環状部の中心を他方の環状部に形成さ
れた口元部分方向にずらしたので、口元部分に対
応する鍋底面の加熱温度をその他の部分と同程度
にでき御飯をむらなく均一に炊き上げることがで
きる炊飯器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
側面図、第2図は要部の縦断面図、第3図は第2
図中−線に沿う断面図である。 図面中、1は筐体、6は鍋、8は加熱空間、9
は電気ヒータ、9aは口元部分、10は内周環状
部、11は外周環状部を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内に加熱空間を形成し、該加熱空間内に鍋
    を加熱するための電気ヒータを配設したものにお
    いて、前記電気ヒータを内周環状部及び外周環状
    部からなる二重環状に形成し、一方の環状部の中
    心を他方の環状部に形成された口元部分方向にず
    らしたことを特徴とする炊飯器。
JP10973881U 1981-07-22 1981-07-22 炊飯器 Granted JPS5814812U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10973881U JPS5814812U (ja) 1981-07-22 1981-07-22 炊飯器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10973881U JPS5814812U (ja) 1981-07-22 1981-07-22 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5814812U JPS5814812U (ja) 1983-01-29
JPS633607Y2 true JPS633607Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=29904107

Family Applications (1)

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JP10973881U Granted JPS5814812U (ja) 1981-07-22 1981-07-22 炊飯器

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JPS5814812U (ja) 1983-01-29

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