JPS633601B2 - - Google Patents
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- JPS633601B2 JPS633601B2 JP57234600A JP23460082A JPS633601B2 JP S633601 B2 JPS633601 B2 JP S633601B2 JP 57234600 A JP57234600 A JP 57234600A JP 23460082 A JP23460082 A JP 23460082A JP S633601 B2 JPS633601 B2 JP S633601B2
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- Japan
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- slider
- slide fastener
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- presser
- fastener
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/32—Means for making slide fasteners gas or watertight
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/26—Sliders
- A44B19/30—Sliders with means for locking in position
- A44B19/301—Sliders with means for locking in position at the end of their upward travel with any suitable device, e.g. pull member combined with a press-button, a hook, a key-operated lock
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2502—Plural zippers
- Y10T24/2505—Plural zippers having surface sealing structure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/2514—Zipper or required component thereof with distinct member for sealing surfaces
-
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- Y10T24/25—Zipper or required component thereof
- Y10T24/2561—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material
- Y10T24/2563—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material including relatively movable spaced wings [i.e., restraining walls]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/2586—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material including pull tab attaching means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T24/2561—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material
- Y10T24/2588—Slider having specific configuration, construction, adaptation, or material including means for attaching components of slider together
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、気密性、水密性を有するスライドフ
アスナーに関し、特にスライドフアスナーを閉じ
た状態においてスライダーと上止めの間の気密
性、水密性に優れたスライドフアスナーに関す
る。
アスナーに関し、特にスライドフアスナーを閉じ
た状態においてスライダーと上止めの間の気密
性、水密性に優れたスライドフアスナーに関す
る。
従来技術
気密性、水密性を有するスライドフアスナー
は、種々提案され、実用に供されてはいるもの
の、スライドフアスナーを閉じた状態におけるス
ライダーと上止めの間の気密性、水密性が不充分
である。
は、種々提案され、実用に供されてはいるもの
の、スライドフアスナーを閉じた状態におけるス
ライダーと上止めの間の気密性、水密性が不充分
である。
たとえば特公昭33−5328号のように、上止めを
ゴム等弾性変形可能な材料で下止め側が開口した
U字状にし、かつ上止めに突条を形成して、スラ
イドフアスナーを閉じた状態のときに前記突条と
スライダーの上板とが圧着して気密性、水密性を
保たせたスライドフアスナーが提案されている。
ゴム等弾性変形可能な材料で下止め側が開口した
U字状にし、かつ上止めに突条を形成して、スラ
イドフアスナーを閉じた状態のときに前記突条と
スライダーの上板とが圧着して気密性、水密性を
保たせたスライドフアスナーが提案されている。
しかし、このスライドフアスナーは、スライダ
ーの摺動を繰返していると、スライダーの上板と
上止めの突条との摩擦により前記突条が摩耗し、
気密性、水密性が低下してしまう。また、スライ
ダーの上板により上止めの突条を変形させて上板
と突条を圧着させているから、開閉のためのスラ
イダーの摺動が重い。また、スライダーにストツ
パーが付いていないため、スライドフアスナーを
閉じてもスライダーが下がり、スライドフアスナ
ーが開いてしまうことがある等の欠点がある。
ーの摺動を繰返していると、スライダーの上板と
上止めの突条との摩擦により前記突条が摩耗し、
気密性、水密性が低下してしまう。また、スライ
ダーの上板により上止めの突条を変形させて上板
と突条を圧着させているから、開閉のためのスラ
イダーの摺動が重い。また、スライダーにストツ
パーが付いていないため、スライドフアスナーを
閉じてもスライダーが下がり、スライドフアスナ
ーが開いてしまうことがある等の欠点がある。
発明の目的
本発明は、開閉時におけるスライダーの摺動が
軽いにもかかわらず、スライドフアスナーを閉じ
た状態においてはスライダーが下がることがない
し、スライダーと上止めの間の気密性、水密性が
高いスライドフアスナーを提供することを目的と
する。
軽いにもかかわらず、スライドフアスナーを閉じ
た状態においてはスライダーが下がることがない
し、スライダーと上止めの間の気密性、水密性が
高いスライドフアスナーを提供することを目的と
する。
発明の構成
上記目的は本発明によれば、要するにスライダ
ー本体の上板のダイヤモンドの周辺と対応する個
所に、上板と下板の間のエレメント走通路に貫通
する貫通孔を複数形成し、前記貫通孔に挿入され
るピン部材を有するプレツサーをねじ部材により
スライダー本体に装着して上止め部をスライダー
の下板に圧着することにより達成される。
ー本体の上板のダイヤモンドの周辺と対応する個
所に、上板と下板の間のエレメント走通路に貫通
する貫通孔を複数形成し、前記貫通孔に挿入され
るピン部材を有するプレツサーをねじ部材により
スライダー本体に装着して上止め部をスライダー
の下板に圧着することにより達成される。
実施例
長手方向にのびる開口8を有する防水性のフア
スナーテープ1の前記開口8の縁部に複数のエレ
メント2を対向させて固着してなる左右のエレメ
ント列A,AにスライダーBを装着してなり、前
記エレメント列A,Aの下部に下止め部3を、又
第3図及び第6図に示すように上部に上止め部4
を、上止め部4の上端両側にスライダーストツパ
ー5,5を各々形成している。
スナーテープ1の前記開口8の縁部に複数のエレ
メント2を対向させて固着してなる左右のエレメ
ント列A,AにスライダーBを装着してなり、前
記エレメント列A,Aの下部に下止め部3を、又
第3図及び第6図に示すように上部に上止め部4
を、上止め部4の上端両側にスライダーストツパ
ー5,5を各々形成している。
フアスナーテープ1は、編成又は織成の芯テー
プ6の両面に軟質シール材層7,7をコーテイン
グにより形成して防水性をもたせたものである
(第4図、第5図)。エレメント2は図示の例では
射出成形等によりフアスナーテープ1に一体に形
成された合成樹脂製であるが、コイル状又はジグ
ザグ状のエレメントのように縫着によりフアスナ
ーテープ1に取付けてもよい。
プ6の両面に軟質シール材層7,7をコーテイン
グにより形成して防水性をもたせたものである
(第4図、第5図)。エレメント2は図示の例では
射出成形等によりフアスナーテープ1に一体に形
成された合成樹脂製であるが、コイル状又はジグ
ザグ状のエレメントのように縫着によりフアスナ
ーテープ1に取付けてもよい。
上止め部4は、ゴムのように弾性変形可能な材
料で作られており、開離した状態において左右の
エレメント列の間の開口8に続く終端開口部9の
周縁に沿つて形成されている。この上止め部4
は、フアスナーテープ1の表裏両面に***してお
り、外周縁から終端開口部9に向う凹部10が複
数形成されている(第3図及び第6図)。
料で作られており、開離した状態において左右の
エレメント列の間の開口8に続く終端開口部9の
周縁に沿つて形成されている。この上止め部4
は、フアスナーテープ1の表裏両面に***してお
り、外周縁から終端開口部9に向う凹部10が複
数形成されている(第3図及び第6図)。
下止め部3及びスライダーストツパー5も、上
止め部4と同様に、ゴムのような弾性変形可能な
材料で作られている。
止め部4と同様に、ゴムのような弾性変形可能な
材料で作られている。
スライダーBは、第2図に示すように、スライ
ダー本体11と、プレツサー12と、ねじ部材1
3とで構成されている。
ダー本体11と、プレツサー12と、ねじ部材1
3とで構成されている。
スライダー本体11は、上板14と下板15を
ダイヤモンド16により一体にして上板14と下
板15の間にエレメント走通路17を形成してお
り、上板14の上下両端に引手用の引紐18,1
9を装着する引手装着部20,21を有してい
る。上板14の上側には、ダイヤモンド16と対
応する個所に雌ねじ体22が上向きに突設されて
おり、この雌ねじ体22の周りには複数の貫通孔
23が形成されている。各貫通孔23は、雌ねじ
体22の周りに、すなわちダイヤモンド16の周
縁と対応する個所に形成されており、エレメント
走通路17に達している(第2図)。
ダイヤモンド16により一体にして上板14と下
板15の間にエレメント走通路17を形成してお
り、上板14の上下両端に引手用の引紐18,1
9を装着する引手装着部20,21を有してい
る。上板14の上側には、ダイヤモンド16と対
応する個所に雌ねじ体22が上向きに突設されて
おり、この雌ねじ体22の周りには複数の貫通孔
23が形成されている。各貫通孔23は、雌ねじ
体22の周りに、すなわちダイヤモンド16の周
縁と対応する個所に形成されており、エレメント
走通路17に達している(第2図)。
プレツサー12は、雌ねじ体22の雌ねじ孔2
4よりも大きな係合孔25を有するプレツサー本
体26と、前記貫通孔23に個々に挿入される複
数のピン部材27とを一体に有している。各ピン
部材27は、プレツサー本体26の周縁に一体に
形成され、かつプレツサー本体26から下方に突
出している。プレツサー本体26にはスライダー
本体11の雌ねじ体22が嵌入する凹部28が下
面側から形成されており、前記係合孔25は前記
凹部28に達している。前記係合孔25にはねじ
部材13の係合凹溝34と係合する係合突片29
が形成されている(第2図、第4図、第5図)。
4よりも大きな係合孔25を有するプレツサー本
体26と、前記貫通孔23に個々に挿入される複
数のピン部材27とを一体に有している。各ピン
部材27は、プレツサー本体26の周縁に一体に
形成され、かつプレツサー本体26から下方に突
出している。プレツサー本体26にはスライダー
本体11の雌ねじ体22が嵌入する凹部28が下
面側から形成されており、前記係合孔25は前記
凹部28に達している。前記係合孔25にはねじ
部材13の係合凹溝34と係合する係合突片29
が形成されている(第2図、第4図、第5図)。
ねじ部材13はスライダー本体11の雌ねじ孔
24に螺入される雄ねじ部30と、つまみ32を
有する頭部31とを有し、雄ねじ部30の頭部3
1側にフランジ33が形成されてこのフランジ3
3と頭部31の間に係合凹溝34が形成されてい
る(第7図)。このねじ部材13は、雄ねじ部3
0をプレツサー本体26の係合孔25に挿入して
プレツサー本体26の係合突片29を第4図及び
第5図に示すように係合凹溝34に嵌め込むこと
により、回転可能ではあるが脱落しないようにプ
レツサー12に装着される。
24に螺入される雄ねじ部30と、つまみ32を
有する頭部31とを有し、雄ねじ部30の頭部3
1側にフランジ33が形成されてこのフランジ3
3と頭部31の間に係合凹溝34が形成されてい
る(第7図)。このねじ部材13は、雄ねじ部3
0をプレツサー本体26の係合孔25に挿入して
プレツサー本体26の係合突片29を第4図及び
第5図に示すように係合凹溝34に嵌め込むこと
により、回転可能ではあるが脱落しないようにプ
レツサー12に装着される。
スライダーBは、プレツサー12の各ピン部材
27をスライダー本体11の貫通孔23に各々挿
入して雌ねじ体22をプレツサー本体26の凹部
28に嵌入し、ねじ部材13の雄ねじ30を雌ね
じ体22の雌ねじ孔24に螺入することにより結
合されている。
27をスライダー本体11の貫通孔23に各々挿
入して雌ねじ体22をプレツサー本体26の凹部
28に嵌入し、ねじ部材13の雄ねじ30を雌ね
じ体22の雌ねじ孔24に螺入することにより結
合されている。
左右のエレメント列のうち、上止め部4側の最
端部に位置するエレメントが相手側のエレメント
よりも下方に位置するエレメント列の上側には、
エレメント同士を噛合させた際の補強部材となる
樹脂片35が上止め部4と一体に接着等により設
けられている。
端部に位置するエレメントが相手側のエレメント
よりも下方に位置するエレメント列の上側には、
エレメント同士を噛合させた際の補強部材となる
樹脂片35が上止め部4と一体に接着等により設
けられている。
このスライドフアスナーにおいて、スライドフ
アスナーを閉じるときは、ねじ部材13を緩めて
ピン部材27がエレメント2及び上止め部4に接
しない状態にプレツサー12を退却させた状態
で、引紐18を引上げてスライダーBを移動させ
ればよい。このとき、ピン部材27がエレメント
2及び上止め部4から離れているから、スライダ
ーBを軽快に移動することができる。
アスナーを閉じるときは、ねじ部材13を緩めて
ピン部材27がエレメント2及び上止め部4に接
しない状態にプレツサー12を退却させた状態
で、引紐18を引上げてスライダーBを移動させ
ればよい。このとき、ピン部材27がエレメント
2及び上止め部4から離れているから、スライダ
ーBを軽快に移動することができる。
スライダーBを上止め部4にまで移動させる
と、スライダーBはスライダー本体11がスライ
ダーストツパー5及び終端開口部9の上端に当接
する。この状態においては、第4図及び第6図に
示すように、スライダーBのダイヤモンド7が上
止め部4の終端開口部9側の面に当接するもの
の、第6図に示すように両者の間に隙間37があ
り、しかも第4図に示すように上止め部4がスラ
イダーBの下板15から離れている。このため、
この状態のままでは、スライダーBと上止め部4
の間の気密性、水密性は不充分である。
と、スライダーBはスライダー本体11がスライ
ダーストツパー5及び終端開口部9の上端に当接
する。この状態においては、第4図及び第6図に
示すように、スライダーBのダイヤモンド7が上
止め部4の終端開口部9側の面に当接するもの
の、第6図に示すように両者の間に隙間37があ
り、しかも第4図に示すように上止め部4がスラ
イダーBの下板15から離れている。このため、
この状態のままでは、スライダーBと上止め部4
の間の気密性、水密性は不充分である。
そこで、このスライドフアスナーは、第4図に
示す状態、すなわち閉じた状態においてねじ部材
13を締めてピン部材27により上止め部4をス
ライダーBの下板15に押圧する。これにより、
第5図及び第6図に示すように、上止め部4はス
ライダーBの下板15に押圧されて隙間なく密着
するとともに、変形してダイヤモンド16のほぼ
全周面に密着し、たとえエレメント走通路17に
水等が入つても、スライダーBと上止め部4の間
から内部に入ることがない。
示す状態、すなわち閉じた状態においてねじ部材
13を締めてピン部材27により上止め部4をス
ライダーBの下板15に押圧する。これにより、
第5図及び第6図に示すように、上止め部4はス
ライダーBの下板15に押圧されて隙間なく密着
するとともに、変形してダイヤモンド16のほぼ
全周面に密着し、たとえエレメント走通路17に
水等が入つても、スライダーBと上止め部4の間
から内部に入ることがない。
このように、ねじ部材13を締めてピン部材2
7により上止め部4をスライダーBの下板15に
押圧した状態においては、上止め部4の下止め部
側の対向部36が第6図及び第8図に示すように
圧着している。
7により上止め部4をスライダーBの下板15に
押圧した状態においては、上止め部4の下止め部
側の対向部36が第6図及び第8図に示すように
圧着している。
以上のことから、水等がスライドフアスナーの
表側のエレメント走通路17等からスライダーB
内に入つたとしても、隙間37に溜るだけでスラ
イドフアスナーの裏側には流れ出ない。このよう
に本発明によれば上止め部4とダイヤモンド16
の間に隙間37があつても、スライダーBと上止
め部4の気密性、水密性が保たれる他、スライダ
ーBの移動が阻止されて、スライドフアスナーが
開くことがない。また、フアスナーテープ1が樹
脂片35の部分において変形しようとしても、こ
の変形が樹脂片35により阻止され、この部分に
おける気密性、水密性が保たれる。
表側のエレメント走通路17等からスライダーB
内に入つたとしても、隙間37に溜るだけでスラ
イドフアスナーの裏側には流れ出ない。このよう
に本発明によれば上止め部4とダイヤモンド16
の間に隙間37があつても、スライダーBと上止
め部4の気密性、水密性が保たれる他、スライダ
ーBの移動が阻止されて、スライドフアスナーが
開くことがない。また、フアスナーテープ1が樹
脂片35の部分において変形しようとしても、こ
の変形が樹脂片35により阻止され、この部分に
おける気密性、水密性が保たれる。
スライドフアスナーを開離するときは、ねじ部
材13を緩めてピン部材27がエレメント2及び
上止め部4に接しない状態にプレツサー12を退
却させた後、引紐19を引き下げてスライダーB
を摺動させればよい。このときもピン部材27が
エレメント2及び上止め部4から離れているか
ら、スライダーBを軽快に移動することができ
る。
材13を緩めてピン部材27がエレメント2及び
上止め部4に接しない状態にプレツサー12を退
却させた後、引紐19を引き下げてスライダーB
を摺動させればよい。このときもピン部材27が
エレメント2及び上止め部4から離れているか
ら、スライダーBを軽快に移動することができ
る。
なお、スライダー本体11と、プレツサー12
及びねじ部材13は、ねじ部材13を緩めたとき
に互いに分離しないようにすることが望ましい。
このようにするには、上述の実施例ではプレツサ
ー12とねじ部材13は分離しないようになつて
いるから、たとえばスライダー本体11の雌ねじ
体22の上端外周とプレツサー12の係合孔25
の下端内周に互いに係合する係合部を各々形成す
ればよい。
及びねじ部材13は、ねじ部材13を緩めたとき
に互いに分離しないようにすることが望ましい。
このようにするには、上述の実施例ではプレツサ
ー12とねじ部材13は分離しないようになつて
いるから、たとえばスライダー本体11の雌ねじ
体22の上端外周とプレツサー12の係合孔25
の下端内周に互いに係合する係合部を各々形成す
ればよい。
また、上止め部4の厚さは、厚い程変形量が多
くなつて、スライダーBの下板15及びダイヤモ
ンド16に密着するものの、エレメント2より厚
いと、エレメント走通路17を広くしない限り上
止め部4がスライダーBの上板14と下板15に
当接してその移動の妨げになる。このため、上止
め部4は、エレメント2の厚さとほぼ同じにする
ことが好ましい。
くなつて、スライダーBの下板15及びダイヤモ
ンド16に密着するものの、エレメント2より厚
いと、エレメント走通路17を広くしない限り上
止め部4がスライダーBの上板14と下板15に
当接してその移動の妨げになる。このため、上止
め部4は、エレメント2の厚さとほぼ同じにする
ことが好ましい。
発明の効果
以上のように本発明は、ねじを締めてピンによ
り上止め部をスライダーの下板に押圧するだけで
上止め部がスライダーの下板に密着し、上止め部
とスライダーの間の気密性、水密性を確実に保つ
ことができる。また、スライダーを移動させると
きは、前記ねじを緩めてピンが上止め部及びエレ
メントに接しない状態に前記プレツサーを退却さ
せるだけでスライダーを軽快に移動することがで
きる。
り上止め部をスライダーの下板に押圧するだけで
上止め部がスライダーの下板に密着し、上止め部
とスライダーの間の気密性、水密性を確実に保つ
ことができる。また、スライダーを移動させると
きは、前記ねじを緩めてピンが上止め部及びエレ
メントに接しない状態に前記プレツサーを退却さ
せるだけでスライダーを軽快に移動することがで
きる。
第1図は本発明にかかるスライドフアスナーの
一実施例を示す正面図、第2図はスライダーの分
解斜視図、第3図は上止め部近傍の拡大正面図、
第4図は第1図の−線断面図、第5図はねじ
を締めた状態の断面図、第6図は第5図の−
線断面図、第7図はねじの一例を示す正面図、第
8図は第1図の−線断面図である。 A:エレメント列、B:スライダー、1:フア
スナーテープ、2:エレメント、4:上止め部、
9:終端開口部、11:スライダー本体、12:
プレツサー、13:ねじ部材、14:上板、1
5:下板、16:ダイヤモンド、17:エレメン
ト走通路、22:雌ねじ体、23:貫通孔、2
4:雌ねじ孔、25:係合孔、27:ピン部材。
一実施例を示す正面図、第2図はスライダーの分
解斜視図、第3図は上止め部近傍の拡大正面図、
第4図は第1図の−線断面図、第5図はねじ
を締めた状態の断面図、第6図は第5図の−
線断面図、第7図はねじの一例を示す正面図、第
8図は第1図の−線断面図である。 A:エレメント列、B:スライダー、1:フア
スナーテープ、2:エレメント、4:上止め部、
9:終端開口部、11:スライダー本体、12:
プレツサー、13:ねじ部材、14:上板、1
5:下板、16:ダイヤモンド、17:エレメン
ト走通路、22:雌ねじ体、23:貫通孔、2
4:雌ねじ孔、25:係合孔、27:ピン部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長手方向に延びる開口8を有する防水性フア
スナーテープ1の前記開口8の縁部に複数のエレ
メント2を対向させて固着してなる左右のエレメ
ント列Aと、開離したときに前記左右のエレメン
ト列A間の開口8に連続し、閉じたときにスライ
ダーBのダイヤモンド16を収納する終端開口部
9と、前記終端開口部9の周縁にフアスナーテー
プ1から***させて形成した弾性変形可能な上止
め部4とを有するフアスナーチエーンに前記スラ
イダーBを装着してなるスライドフアスナーにお
いて、 前記スライダーBは、互いに上下に離間した上
板14と下板15をダイヤモンド16で連結して
その間にエレメント走通路17を形成しており、
かつ前記上板14のダイヤモンド16周辺と対応
する位置に前記エレメント走通路17に貫通する
貫通孔23を有し、さらに螺着部24を設けたス
ライダー本体11と、 前記貫通孔23に対応して前記スライダー本体
11のエレメント走通路17内へ出没可能なピン
部材27と係合孔25を有するプレツサー12及
び、 前記プレツサー12の係合孔25に係合してプ
レツサー12をスライダー本体11の厚さ方向に
対して進退可能にスライダー本体11の螺着部2
4に螺着するねじ部材13と、 を備えたことを特徴とするスライドフアスナー。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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