JPS6335975Y2 - - Google Patents

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JPS6335975Y2
JPS6335975Y2 JP1980129271U JP12927180U JPS6335975Y2 JP S6335975 Y2 JPS6335975 Y2 JP S6335975Y2 JP 1980129271 U JP1980129271 U JP 1980129271U JP 12927180 U JP12927180 U JP 12927180U JP S6335975 Y2 JPS6335975 Y2 JP S6335975Y2
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JP
Japan
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cap
protrusion
curved engagement
container
elongated hole
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Expired
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JP1980129271U
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JPS5752446U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、容器にキヤツプをワンタツチで着脱
できるようにした樹脂製容器に関する。
〈従来の技術〉 自動車に用いられる樹脂製容器として、実願昭
55−98131号(実公昭57−39329号公報)に示すよ
うなものが考案されている。このものは、中空容
器の上部にキヤツプが嵌脱される口部を形成し、
この口部に容器と隔絶する隔壁を形成するととも
にこの隔壁の略中央に長穴を形成し、キヤツプに
は前記長穴を貫通する垂下突片を突設し、垂下突
片に左右対称に上向き彎曲した矢先形状を呈する
一対の彎曲係合片を形成し、この彎曲係合片を隔
壁の下面に突設したストツパに当接させることに
より、キヤツプの一方向の回動を規制し、また彎
曲係合片が隔壁の下面に突設した回り止め突起を
乗り越えることにより、キヤツプが他方向に回動
して緩むの防止している。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述したものは、キヤツプを締め付ける方向に
回した時に、キヤツプの一方向の回動を規制する
力が彎曲係合片に作用し、強度的に弱い彎曲係合
片が折損する恐れがあつた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上述した問題点を解決するためになさ
れたもので、中空容器の上部に円筒状の口部を形
成し、口部に容器を隔絶する隔壁を水平に形成す
るとともにこの隔壁の略中央に長穴を形成し、キ
ヤツプには中空容器の口部を閉塞する円形状のフ
ランジ部を形成し、このフランジ部の略中央下面
には前記長穴を貫通する垂下突片を突設し、垂下
突片に左右対称に斜め上方に伸び途中で垂下突片
側に水平に折れ曲がり隔壁の下面に弾性係合する
一対の彎曲係合片を突設し、隔壁の下面には長穴
と位相をずらした位置でキヤツプの一方向の回動
時に彎曲係合片が乗り越え可能な略半球状の小突
起を突設し、略半球状の小突起を乗り越えたキヤ
ツプの一方向の回動を規制すべくキヤツプのフラ
ンジ部の下面に突部を突設し、隔壁の上面に前記
突部に係合するストツパを形成したものである。
〈作用〉 容器にキヤツプを取付けるときは、長穴に彎曲
係合片を挿入し、容器の口部にキヤツプのフラン
ジ部を嵌合し、次にキヤツプを回す。このキヤツ
プを回す過程で彎曲弾性係合片が小突起を乗り越
え、キヤツプのフランジ部の突部が隔壁のストツ
パに係合する。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は樹脂製の中空容器であり、その上端にキ
ヤツプ7が嵌脱される口部2を有している。この
口部2には、その円周壁面と直交する平面の隔壁
3が形成されていて容器内と隔絶している。さら
に、隔壁3には第3図で明らかなように、略中央
部に長穴4が開設され、この長穴4の長手方向の
両側で隔壁3の下面に傾斜面21a,21bを有
する左右一対の***部20a,20bが形成さ
れ、この***部20a,20bには略半球状の小
突起6a,6bが突設されている。また隔壁3の
上面にはストツパ30a,30bが突設成形され
ている。
一方、キヤツプ7には前記口部2内を嵌入する
フランジ部31が一体に形成されており、その下
面に略中央部に垂下突片8と、この垂下突片8の
左右に前記ストツパ30a,30bに当接する突
部32とが突設されている。
前記垂下突片8には左右対称的に斜め上向きに
彎曲し、その先端を垂下突片8に対し遊離した一
対の彎曲係合片9が形成されている。すなわち、
この彎曲係合片9は根元部より折曲部までの寸法
Lを長くすべく矢先あるいはハート形の形状を呈
し、これによつて彎曲係合片9を一定量変形させ
た場合の根元部に作用する応力は少く、またそれ
自体のバネ作用によつて先端部を***部20a,
20bの下面あるいは傾斜面21a,21bに圧
接させるようになつている。図中の符号10は垂
下突片8より突設された突起であり、彎曲係合片
9の先端を支持するものである。また、前記彎曲
係合片9は長穴4の長手方向と同位相のときにの
み長穴4に対し挿脱自在な関係となつている。さ
らに、垂下突片8は必要に応じて下方に延長し容
器内の流体量を測定するレベルゲージとして利用
することもできる。
本考案は上記した構造であるから、キヤツプ装
着は彎曲係合片9を長穴4の長手方向に位相を合
せて挿入し、彎曲係合片9を隔壁3の下面に位置
した状態で90度回転させることにより完了する。
このキヤツプ7の90度回転で彎曲係合片9は先ず
隔壁3の下面の傾斜面21a,21bに接触しキ
ヤツプ7を隔壁3の上面方向に引き寄せる作用が
付与されて回転し、***部20a,20bの下面
に突設した小突起6a,6bを彎曲係合片9の弾
性変形によつて乗り越え、フランジ部31の下面
に突設した突部32が隔壁3の上面に突設したス
トツパ30a,30bに当接して90度回転位置を
図示のように規制する。これにより、口部2に装
着されたキヤツプ7は、彎曲係合片9が隔壁3の
下面に当接することにより口部2よりの抜け方向
が係止され、さらにストツパ30a,30bと突
起32とによつて回転方向の動きを規制し、キヤ
ツプ7のフランジ部31によつて中空容器1の口
部2を閉塞している。
上記口部2に装着されたキヤツプ7を外すとき
は、90度逆回転することにより彎曲係合片9は長
穴4の長手方向と同一位相となり、口部2より引
き抜くものである。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案は、口部に嵌脱される
キヤツプの垂下突片に左右対称の彎曲係合片を設
け、キヤツプを回したときに前記彎曲係合片を弾
性変形させて隔壁の下面に小突起を乗り上げるよ
うにした構成であるので、振動等によつてキヤツ
プが緩んで脱落する恐れがない。さらにキヤツプ
のフランジ部の下面に突部を突設し、隔壁の上面
に前記突部に係合するストツパを形成した構成で
あるので、前記突部とストツパの強度を十分に高
めることができる。この結果、弾性力を持たせる
ため強度的に十分でない彎曲係合片にキヤツプの
一方向の回動を規制する力が作用しないため、彎
曲係合片が折損する恐れがない利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による容器の要部断面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は第1図−
線断面図である。 1……中空容器、2……口部、3……隔壁、4
……長穴、6a,6b……小突起、7……キヤツ
プ、8……垂下突片、9……彎曲係合片、30
a,30b……ストツパ、31……フランジ部、
32……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空容器の上部に円筒状の口部を形成し、口部
    に容器を隔絶する隔壁を水平に形成するとともに
    この隔壁の略中央に長穴を形成し、キヤツプには
    中空容器の口部を閉塞する円形状のフランジ部を
    形成し、このフランジ部の略中央下面には前記長
    穴を貫通する垂下突片を突設し、垂下突片に左右
    対称に斜め上方に伸び途中で垂下突片側に水平に
    折れ曲がり隔壁の下面に弾性係合する一対の彎曲
    係合片を突設し、隔壁の下面には長穴と位相をず
    らした位置でキヤツプの一方向の回動時に彎曲係
    合片が乗り越え可能な略半球状の小突起を突設
    し、略半球状の小突起を乗り越えたキヤツプの一
    方向の回動を規制すべくキヤツプのフランジ部の
    下面に突部を突設し、隔壁の上面に前記突部に係
    合するストツパを形成したことを特徴とする樹脂
    製容器。
JP1980129271U 1980-09-12 1980-09-12 Expired JPS6335975Y2 (ja)

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JP1980129271U JPS6335975Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12

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JP1980129271U JPS6335975Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12

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JPS5752446U JPS5752446U (ja) 1982-03-26
JPS6335975Y2 true JPS6335975Y2 (ja) 1988-09-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5786335A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasonic diagnostic device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739329U (ja) * 1980-08-19 1982-03-03

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JPS5739329U (ja) * 1980-08-19 1982-03-03

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JPS5752446U (ja) 1982-03-26

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