JPS6335458Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6335458Y2 JPS6335458Y2 JP5507982U JP5507982U JPS6335458Y2 JP S6335458 Y2 JPS6335458 Y2 JP S6335458Y2 JP 5507982 U JP5507982 U JP 5507982U JP 5507982 U JP5507982 U JP 5507982U JP S6335458 Y2 JPS6335458 Y2 JP S6335458Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- movable contact
- contactor
- receiver
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は接触子の可動接点取付構造、更に詳し
くは、薄板で成形されその板厚方向と直交する面
内で回動して接点の開閉を行う接触子の可動接点
取付構造に関するものである。
くは、薄板で成形されその板厚方向と直交する面
内で回動して接点の開閉を行う接触子の可動接点
取付構造に関するものである。
従来、例えば回路遮断器に用いられる接触子が
この接触子を形成する板材の板厚方向と直交する
面内で回動する場合は、第１図に示すように、こ
の接触子１に固着される可動接点２との間に十分
な接触面積を確保するために、接触子１の板厚を
大きくする必要があるが、接触子１の板厚が大き
くなれば、接触子１の加工が難しくなると共に、
必要以上に接触子１の導電断面が大きくなつてし
まうという問題がある。
この接触子を形成する板材の板厚方向と直交する
面内で回動する場合は、第１図に示すように、こ
の接触子１に固着される可動接点２との間に十分
な接触面積を確保するために、接触子１の板厚を
大きくする必要があるが、接触子１の板厚が大き
くなれば、接触子１の加工が難しくなると共に、
必要以上に接触子１の導電断面が大きくなつてし
まうという問題がある。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、主な目的とするところは、薄板で成形されな
がらも十分な接触面積で可動接点と結合され、板
厚方向と直交する面内で回動して接点の開閉を行
うことができる接触子の可動接点取付構造を提供
することである。
て、主な目的とするところは、薄板で成形されな
がらも十分な接触面積で可動接点と結合され、板
厚方向と直交する面内で回動して接点の開閉を行
うことができる接触子の可動接点取付構造を提供
することである。
しかして本考案は、一枚の板材で成形され枢支
点のまわりで板材の板厚方向と直交する面内で回
動する接触子と、この接触子の側端部に設けた可
動接点受けに取着され接触子の回動によつて定位
置に設けられる固定接点との間で開閉される可動
接点とを備え、可動接点受けは接触子の側端部を
折り曲げて筒状に成形され、可動接点は接点部の
一面に突出して上記の筒状の可動接点受けに嵌入
されるボスを備え、このボスと筒状の可動接点受
けとの間で可動接点の接触子への固定がなされて
いる接触子の可動接点取付構造に特徴を有してい
る。
点のまわりで板材の板厚方向と直交する面内で回
動する接触子と、この接触子の側端部に設けた可
動接点受けに取着され接触子の回動によつて定位
置に設けられる固定接点との間で開閉される可動
接点とを備え、可動接点受けは接触子の側端部を
折り曲げて筒状に成形され、可動接点は接点部の
一面に突出して上記の筒状の可動接点受けに嵌入
されるボスを備え、このボスと筒状の可動接点受
けとの間で可動接点の接触子への固定がなされて
いる接触子の可動接点取付構造に特徴を有してい
る。
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述す
る。本考案に係る接触子の可動接点取付構造は、
一枚の板材で成形され枢支点の回りで板材の板厚
方向と直交する面内で回動する接触子１と、この
接触子１の他側端部に設けた可動接点受け３に取
付され接触子１の回動によつて定位置に設けられ
る固定接点４との間で開閉される可動接点２とを
備え、可動接点受け３は接触子１の側端部を折り
曲げて筒状に成形され、可動接点２は接点部５の
一面に突出するボス６を上記の筒状の可動接点受
け３に嵌入して接触子１に固定されることを特徴
とするものである。この接触子１は、第４図に示
すように、回路遮断器Ａの一部品として用いられ
るものであつて、過電流をコイル１０によつて作
動するアマチユア１１の変位で検出し、ハンドル
１９とピン１７によつて保持板１６に枢支された
接触子１とを連結したリンク機構１２に前記のア
マチユア１１を対応させ、過電流の発生時に作動
するアマチユア１１によつてピン１７の回りを回
動して固定接点４から可動接点２を離す。この接
触子１としては、第２図に示すように、導電性を
有する金属の薄板で成形され、第５図に示すよう
な薄形に回路遮断器Ａを仕上げるために、板厚方
向と直交する面、すなわち垂直面内で接触子１が
回動するように、ハウジング１４内に組み込まれ
る。接触子１の長手方向の略中央には、リンク機
構１２と連結するピン１３が挿通される丸孔１５
が形成され、可動接点受け３と反対側の側端部に
は、この接触子１を保持板１６に枢支するピン１
７が嵌入する長孔１８が形成されている。接触子
１はこのようにしてハンドル１９に連結され、ハ
ンドル１９と連動する。上記の可動接点受け３は
接触子１の側端部を円形に折り曲げて成形される
上下が開口した円筒体であり、一方、可動接点２
は円盤状の接点部５の上面より上記可動接点受け
３の内径に略等しい外径を有する円柱状のボス６
が突出する形状に成形されて、接点部５の上面を
可動接点受け３の下面に当接する迄ボス６を可動
接点受け３内嵌入し、可動接点受け３の径を狭め
るような力を加えたり、ボス６の上端を押し潰し
たりして可動接点受け３にボス６をかしめ付ける
か、或いは、可動接点受け３と接点部５とをろう
付けして可動接点２を接触子１に固着させる。
る。本考案に係る接触子の可動接点取付構造は、
一枚の板材で成形され枢支点の回りで板材の板厚
方向と直交する面内で回動する接触子１と、この
接触子１の他側端部に設けた可動接点受け３に取
付され接触子１の回動によつて定位置に設けられ
る固定接点４との間で開閉される可動接点２とを
備え、可動接点受け３は接触子１の側端部を折り
曲げて筒状に成形され、可動接点２は接点部５の
一面に突出するボス６を上記の筒状の可動接点受
け３に嵌入して接触子１に固定されることを特徴
とするものである。この接触子１は、第４図に示
すように、回路遮断器Ａの一部品として用いられ
るものであつて、過電流をコイル１０によつて作
動するアマチユア１１の変位で検出し、ハンドル
１９とピン１７によつて保持板１６に枢支された
接触子１とを連結したリンク機構１２に前記のア
マチユア１１を対応させ、過電流の発生時に作動
するアマチユア１１によつてピン１７の回りを回
動して固定接点４から可動接点２を離す。この接
触子１としては、第２図に示すように、導電性を
有する金属の薄板で成形され、第５図に示すよう
な薄形に回路遮断器Ａを仕上げるために、板厚方
向と直交する面、すなわち垂直面内で接触子１が
回動するように、ハウジング１４内に組み込まれ
る。接触子１の長手方向の略中央には、リンク機
構１２と連結するピン１３が挿通される丸孔１５
が形成され、可動接点受け３と反対側の側端部に
は、この接触子１を保持板１６に枢支するピン１
７が嵌入する長孔１８が形成されている。接触子
１はこのようにしてハンドル１９に連結され、ハ
ンドル１９と連動する。上記の可動接点受け３は
接触子１の側端部を円形に折り曲げて成形される
上下が開口した円筒体であり、一方、可動接点２
は円盤状の接点部５の上面より上記可動接点受け
３の内径に略等しい外径を有する円柱状のボス６
が突出する形状に成形されて、接点部５の上面を
可動接点受け３の下面に当接する迄ボス６を可動
接点受け３内嵌入し、可動接点受け３の径を狭め
るような力を加えたり、ボス６の上端を押し潰し
たりして可動接点受け３にボス６をかしめ付ける
か、或いは、可動接点受け３と接点部５とをろう
付けして可動接点２を接触子１に固着させる。
本考案は以上のような構成を有するため、板厚
方向と直交する面内で回動する接触子を薄板で成
形しても、接触子の側端部を折り曲げて形成され
る筒状の可動接点受け内に可動接点の接点部上に
突出するボスが嵌入することにより、可動接点受
けの壁面全体の大きな面積で可動接点と接触子と
が接触することとなり、接触子の板厚より大きな
径を必要とする可動接点と接触子との間に十分な
接触面積を確保できるものであり、従つて接触子
を加工が簡単な薄板で成形でき、この接触子を組
み込む機器全体をも薄型化できる一因とすること
ができるという利点がある。
方向と直交する面内で回動する接触子を薄板で成
形しても、接触子の側端部を折り曲げて形成され
る筒状の可動接点受け内に可動接点の接点部上に
突出するボスが嵌入することにより、可動接点受
けの壁面全体の大きな面積で可動接点と接触子と
が接触することとなり、接触子の板厚より大きな
径を必要とする可動接点と接触子との間に十分な
接触面積を確保できるものであり、従つて接触子
を加工が簡単な薄板で成形でき、この接触子を組
み込む機器全体をも薄型化できる一因とすること
ができるという利点がある。
第１図は従来の接触子を示す斜視図、第２図は
本考案の一実施例を示す斜視図、第３図は同上の
分解斜視図、第４図は同上の接触子を組み込んだ
回路遮断器の内部機構を示す正面図、第５図は同
上の回路遮断器の上面図であり、１は接触子、２
は可動接点、３は可動接点受け、４は固定接点、
５は接点部、６はボスである。
本考案の一実施例を示す斜視図、第３図は同上の
分解斜視図、第４図は同上の接触子を組み込んだ
回路遮断器の内部機構を示す正面図、第５図は同
上の回路遮断器の上面図であり、１は接触子、２
は可動接点、３は可動接点受け、４は固定接点、
５は接点部、６はボスである。
Claims (1)
- 一枚の板材で成形され枢支点のまわりで板材の
板厚方向と直交する面内で回動する接触子と、こ
の接触子の側端部に設けた可動接点受けに取着さ
れ接触子の回動によつて定位置に設けられる固定
接点との間で開閉される可動接点とを備え、可動
接点受けは接触子の側端部を折り曲げて筒状に成
形され、可動接点は接点部の一面に突出して上記
の筒状の可動接点受けに嵌入されるボスを備え、
このボスと筒状の可動接点受けとの間で可動接点
の接触子への固定がなされた接触子の可動接点取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5507982U JPS58157918U (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 接触子の可動接点取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5507982U JPS58157918U (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 接触子の可動接点取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58157918U JPS58157918U (ja) | 1983-10-21 |
| JPS6335458Y2 true JPS6335458Y2 (ja) | 1988-09-20 |
Family
ID=30065681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5507982U Granted JPS58157918U (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 接触子の可動接点取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58157918U (ja) |
-
1982
- 1982-04-15 JP JP5507982U patent/JPS58157918U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58157918U (ja) | 1983-10-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6335458Y2 (ja) | ||
| JPH0324584U (ja) | ||
| JPH0314278U (ja) | ||
| JPH08210009A (ja) | スライド式ヒンジ | |
| JPH0235140Y2 (ja) | ||
| JPS6114116Y2 (ja) | ||
| JPS6328821Y2 (ja) | ||
| JPS634357Y2 (ja) | ||
| JPS6243291B2 (ja) | ||
| JPH0243056Y2 (ja) | ||
| JPS5816164Y2 (ja) | 開閉装置 | |
| JPS6217405Y2 (ja) | ||
| JPS5844748U (ja) | 回路しや断器 | |
| JPS6361772U (ja) | ||
| JPS585249U (ja) | ガス開閉器の電極構造 | |
| JPS63186030U (ja) | ||
| JPS59134280U (ja) | 差込みプラグ | |
| JPH03121747U (ja) | ||
| JPH0397831U (ja) | ||
| JPH05166452A (ja) | 配線用遮断器 | |
| JPH0362441U (ja) | ||
| JPH0369833U (ja) | ||
| JPS6421947U (ja) | ||
| JPS63168947U (ja) | ||
| JPS5811842U (ja) | 電気スイッチのハンドル装置 |