JPS6335386A - 個別情報カ−ドの製造方法 - Google Patents

個別情報カ−ドの製造方法

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JPS6335386A
JPS6335386A JP61178663A JP17866386A JPS6335386A JP S6335386 A JPS6335386 A JP S6335386A JP 61178663 A JP61178663 A JP 61178663A JP 17866386 A JP17866386 A JP 17866386A JP S6335386 A JPS6335386 A JP S6335386A
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thermal transfer
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card
transfer sheet
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JP61178663A
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Shoichi Kinoshita
正一 木下
Norimoto Suzuki
鈴木 規元
Satoru Ikeda
哲 池田
Tetsuo Ono
哲生 大野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカードの製造方法に関し、更に詳しくは個別情
報カードを大量且つ安価に製造する方法に関する。
(従来の技vR) 近年、種々の分野でカードが大量に利用されるようにな
っており、これらのカードの製造方法としては、カード
にインプットされる情報が多数枚共通である、すなわち
−数情報である場合には、各種印刷方式またはホットス
タンプ方式等によって大量且つ安価に提供されるもので
あるが、カードがカード所有者毎に個別情報を有する必
要がある時には、これらの個別情報はカード毎に人力す
る必要があり、大量生産ができないという問題がある。
このような問題を解決する方法としては、磁気テープ等
に多数の個別情報を入力し、コンピューターによりこの
個別情報を適切に組合せて、その場で必要な個別情報を
作成し、これを熱転写方式によりカード基材に熱転写す
る方式が提案されている。
(発明が解決しようとしている問題点)上記の方式では
、個別情報カードを作成する毎に、ホストコンピュータ
ーからの情報のアウトプット、このアウトプットに基づ
く熱転写シートの作成、カード基材への熱転写という一
連の工程が個々のカード毎に必要であり、且つアウトプ
ットに基づく熱転写シートの作成にかなりの時間を要す
るため、熱転写工程は極めて短時間であるものの、全体
としてはかなりの時間を要するという間通がある。
更に上記の如きカード作成装置は著しく高価であるため
、発行枚数が極めて多数でない限り、カードの単価が著
しく高くなり、汎用性に欠けるという問題がある。
また、このようなカード作成装置では、個別情報を熱転
写するカード基材の領域は一定箇所に限定されるととも
に、熱転写する情報量が限定されるという問題がある。
更に、上記の如きカード作成機では1枚づつカートを取
扱うため、カードの表面に指紋やト脂が付着し易く、そ
のため熱転写が不均一となり不良品が発生し易いという
問題が生じている。
従って個別情報を有する多数のカードを簡便な装置を用
いて高速で、しかも高品質且つ安価に提供する方法が要
望されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は上述の如き従来技術の問題点を解決すべく鋭
意研究の結果、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、カード基材に文字、記号等の情報
を熱転写するカードの製造方法において、予め多数の個
別情報を付与した熱転写シートを用意し、これらの個別
情報をカード基材に熱転写することを特徴とする個別情
報カードの製造方法である。
次に本発明を本発明の一実施態様を図解的に示す添附図
面を参照して更に具体的に説明する。
本発明の主たる特徴は、第1図および第2図示の如き熱
転写シート原紙1に、個別情報2をカードのサイズ3に
対応したサイズで多数付与した熱転写シート20を用意
し、次に第4図示の如くこの熱転写シート20を用いて
個別情112を多数のカード基材30に熱転写して、個
別情報カード100を提供することである。
以上の如き本発明によれば、熱転写シート原紙1に一度
に多数の個別情報2を形成して、熱転写シート20を作
成することにより、次に第4図示の如くカード基材30
に連続的に個別情報2を熱転J−メできるので、高価な
カード作成機を使用することなく個別情報カード100
の製造速度を著しく高めることができる。
すなわち、従来技術では、熱転写シート原紙1に一個の
個別情報2を付与した後、この個別情報2を一個のカー
ド基材30に熱転写する方式であるため、熱転写速度は
短時間で完了するものの、個別情報のアウトプットと、
それに基ずく熱転写シート20の形成に比較的長い時間
を要し、その結果、%数枚のカードを作成するに当って
は上記の操作を3j数回繰返すことが必要であるため非
常に不経済であったのに対し、本発明では多数の個別情
報2を予め熱転写シート原紙1に形成しである結果、カ
ード基材30への熱転写が連続化できるものである。
本発明で使用する熱転写シート原紙1は第1図示の如き
連続シート状であるのが好ましいが、多数の個別情I%
i2を同時に形成することができる限り枚葉式の熱転写
シート原紙でもよいものである。またこのような熱転写
シート原紙は従来公知のいずれの熱転写シート原紙でも
よいものであるが、熱転写シート原紙に付与する個別情
報2、例えば、文字、記号、模様、バーコード、顔写真
等は全部が同一という訳ではなく、1枚のカード毎に少
なくとも1部が異なるものであるため、従来のグラビア
方式の一般の印刷手段は不適当(但し、一般共通情報は
別である)であり、個別情報がそれぞれ個なる結果、各
種コンピューターの端末機、ワードプロセッサ、その他
コンピューターと接続した各種プリンターを使用するの
が好ましい。またカード基材30上に熱転写される情報
2は濃度の高い文字や記号である必要から、インキ盛り
が厚い文字等を与えるプリンター、すなわち、湿式ある
いは乾燥のトナーを利用する電子写真方式によるプリン
ターが好適である。
また、以上の如き電子写真方式のプリンターを使用する
場合の熱転写シート原紙1の構成は、第2図示の如き層
構造のものが好ましい、すなわち、従来の一般的な熱転
写シートは、基材フィルム上に剥離層および/または保
護層を形成し、その上に所望の図柄(情報)を設け、且
つその1に接着剤層を設ける構成であるが、本発明の方
法に右いて、このような#I成の熱転写シートを使用す
ると、トナー像の表面に接着剤層を形成することになり
、トナー像が接着層形成時の溶剤アタックやガイドロー
ル等のこすれ等によって、型崩れ、滲み、損傷、流れ出
し等を生じることになる。
これに対して、第2図示の如く、予め基材フィルム4上
に剥離層および/または透明保護層5を形成し、更に予
め接着剤層6を形成しておいて、その後にプリンターに
より、個別情報2を接着剤層6上に形成することによっ
て、上記の問題が生じる余地がなくなる。
また、本発明で使用するカード基材30は、従来公知の
いずれのカード基材でもよいものであるが、好ましいカ
ード基材は、第3図示の如くその表面に情報受理層7を
設けたものである。この情報受理層7は、例えば、不透
明なカードコア層8の両面に透明な表面層9を設けたカ
ード基材30の少なくとも一方の面に、前述の接着剤層
6と接着性の良好な樹脂や同様な感熱接着剤から形成す
るのが好ましい。このような情報受理層7を設けること
によって、カード基材30と熱転写シート20を重ねて
熱圧着し、次いで基材フィルム4を剥離し、第5図示の
如き本発明の個別情報カート100を得ると、個別情報
2は熱転写シートの接着剤層6とカード基材の情報受理
層7(感熱接着層)との間に完全に包み込まれる結果、
それらの間の接着力は著しく大となり、結果として文字
や記号2等の耐ttm性等が著しく向上するものである
以上、本発明の方法の基本的な構成を述べたが、カード
にインプットされる情報のうち、個別情報以外の一般的
な情報、すなわち、社名、商標、その他の共通情報は、
任意の方法で予めカード基材に形成しておいてもよいし
、更に個別情報と同時にまたはその以前に熱転写シート
に形成しておいてもよく、特に限定されない。更にカー
ド基材には磁気記録層、ICチップ、光記録層、エンボ
ス凹凸文字、画像、絵柄その他の記録情報を形成してお
いてもよいのは当然である。更には本発明方法を連続熱
転写装置で実施する場合には、磁気記録層中に熱転写シ
ステム情報を人力しておき、この情報に従って個別情報
を所定のカード基材に熱転写することもできる。
更に一般情報を含んでもよい個別情報の熱転写は、カー
ドの任意の1部に行ってもよいし、更にカードの全面に
行ってもよいものであり、例えば、文字や記号等はカー
ド基材の1部に行い、その他は全面に剥離層および/ま
たは保護層が熱転写されるようにすれば、カード基材の
全面が剥離層および/または保護層により均一に被覆さ
れるので、製品としての個別情報カードの外観が良くな
り、またカードの反り等の発生も少なくなる。
以上の如き本発明の方法で使用する熱転写シート原紙の
基材フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
フッ化ビニリデン等の如き合成樹脂フィルムあるいは各
種の加工紙等、従来技術において熱転写シートの基材フ
ィルムとして使用されているものはいずれも本発明にお
いて使用することができる。その厚さは一般的にはlO
〜100μm程度であり、好ましくは20〜50μm程
度である。本発明において特に好ましいものはポリエチ
レンテレフタレートのシートまたはフィルムである。
上記の如き基材フィルム上には、接着剤層6とJ^材フ
ィルム4との剥離性を良好にするために、基材フィルム
4と接着剤層6との間に剥離層(図示なし)を設けるこ
とができる。この剥離層は基材フィルム4の性質によっ
ては不要である場合もある。すなわち、基材フィルム4
が接着剤層6との剥離性に優れているものである場合に
は不要であり、また基材フィルム4が与め剥離剤等で処
理されて十分な剥離性を有する場合等も不要である。
また、基材フィルム4または剥離層と接着剤層6との間
に透明保護層5を設けることができる。
この透明保護層5は熱転写後は個別情報等の各種情報の
保護層5として機能する。またこの透明保護層5が基材
フィルム4に対して十分な剥離性を有する場合にも、上
記の剥離層は不要となる。
F記において必要に応じて形成される剥離層の材料およ
び形成方法自体は従来公知の材料および方法を用いて行
うことができ、例えば、アクリル果樹脂、塩化ビニル系
樹脂、セルロース系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタン系樹脂
、ポリエステル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、エチレン−
酢酸ビニル系樹脂等の如きホモポリマー、コポリマーあ
るいはこれらの混合物等の有機溶剤溶液あるいは分散液
を、既知のコーティング方式、例えば、グラビア方式、
シルクスクリーン印刷法、ロールコータ−法、スプレー
コート法、フローコート法、ナイフコート法、エアナイ
フコート法等により、−数的には乾燥膜厚で0.1〜2
μmの厚さに塗布し、乾燥して形成される。
透明保護層5は、個別情報2の熱転写時において個別情
報2と共にカード基材30に転写され、個別情報等の各
種情報の保護層5として機能するものであり、このよう
な透明保護層5を設けることによって熱転写された個別
情報等の耐摩耗性等の各種物性が改良される。このよう
な透明保護層5を形成する材料としては、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹
脂、フェノール変性アルキッド系樹脂、アミノアルキッ
ド系樹脂、フェノール系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系
樹脂、シリコン系樹脂、熱硬化性アクリル系樹脂、熱硬
化性ポリウレタン系樹脂等の熱峡化性樹脂あるいは常温
硬化性樹脂、その地業外線硬化性樹脂、電子線硬化性樹
脂等の活性エネルギー線硬化性樹脂等が有用である。
これらの樹脂からなる透明保護層5は、これらの樹脂を
必要に応じて適当な溶剤に溶解して塗工液またはインク
を調製し、これを基材フィルム4または剥離層の表面に
、印刷またはコーティングし、乾燥し、必要に応じて熱
処理を行って形成する。このような透明保護層5の厚さ
は0.5〜20μm程度が一般的である。このような透
明保護層5は、基材フィルム4または剥離層全面に形成
してもよいし、1部に形成してもよい。
このように形成された透明保護層5は十分に三次元的に
架橋した層であるときは、熱転写時の温度か高くなって
も軟化したり溶融することがなく、従って基材フィルム
4または剥離層と一体化することがなく、熱転写後の基
材フィルム4の剥離が容易である。
このような透明保護層5は、熱転写後も接着剤層6に密
着しているように形成する。そのためには、基材フィル
ム4または剥離層と透明保護層5との接着性が透明保護
層5と個別情報2等との接着力より小となるようにする
本発明で使用する好ましい熱転写シート原紙1では、上
記の如き剥離層および/または保護層5」−には接着剤
層6を形成するが、このような接着剤層6の形成は面記
の如き種々の印刷方式によって形成でき、好ましくは5
〜100μm程度の厚さとする。
接着剤層6は、いずれの接着剤によって形成してもよい
が、後にプリンターによって個別情報を印字するときに
加熱等で溶融してヘッド等の付着のトラブルや印字の乱
れ、滲み等が発生しないことが望ましく、従って比較的
高い軟化点を有し、加熱によ7て粘着性を発揮する感熱
接着剤から形成するのが好ましい。
接着剤層6を形成する好ましい感熱接着層としては、従
来公知の熱転写シート20類に使用されている接着剤は
いずれも使用でき、例えば、ポリイソプレンゴム、ポリ
イソブチルゴム、スチレンブタジェンゴム、ブタジェン
アクリロニトリルゴム等のゴム系樹脂、(メタ)アクリ
ル酸エステル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリ
酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系
樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニ
ルブチラール系樹脂等の任意の接着剤が使用でき、更に
必要に応じて、粘着付与剤、軟化剤、充填剤、老化防止
剤等の各f4添加剤も添加することができる。また、従
来の熱転写シートの接着層と異なり、その表面に個別情
報が印字されるので、印字性を高めるために、接着剤層
に透明性を妨げない充填剤、例えば、マイクロシリカ、
アルミナ、クレー、炭酸カルソウム、硫酸バリウム等の
微細な無機充填剤を約30〜40重量%程度添加して接
着剤層6のインキ受容性、耐熱性等をコントロールする
のが好ましい。このような接着剤や各種添加剤等はいず
れも市場から人手し容易に使用できるものである。
本発明においては上記の如き熱転写シート原紙1の接着
剤層6表面に個別情報2を印字するのが1つの特徴であ
り、従来技術の熱転写と大きく異なる点である。このよ
うな個別情報の印字は、いずれの印字方法でもよいが、
好ましい方法は、コンピューターと連結した各種プリン
ター、例えば、ドツトプリンター、インパクトプリンタ
ー、熱転写プリンター、電を写真プリンター等がいずれ
も使用でき、特に好ましい印字方式は湿式あるいは乾式
のトナーを使用する電子写真方式のプリンターであり、
この方法によれば、インキ厚の非常にJ2い印字が可能
で、濃度且つ明瞭な個別情報を印字することができる。
本発明で使用するカード基材30は個別情報2および一
般的共通情報を支えるものであり、必要に応じて他の情
報が施されている。
カート基材30に施してもよい個別情報2以外の情報と
しては、ホログラム、インプリント(エンボスのこと)
、顔写真、彫刻、サイン、磁気記録層、ICチップ、バ
ーコード、一般の印刷等がある。これらは2種以上組み
合せてもよい。
カート基材30の材質は、原則的として通常のカードと
同様でよい。従って、好ましくは硬質ポリ塩化ビニル系
樹脂のコア8の両面に透明層9を設けたものが使用され
、色彩を施したり印刷を行うため白色のものを使用する
のが好ましい、ポリ塩化ビニル樹脂を選択する理由は格
別のものではなく、その他の合成樹脂も使用できるし、
シート状または板状であれば他の材質を使用してもよい
。また、折り曲げに対する抵抗性が要求されれば、金属
板や金属網、織布や不織布を用いて補強するようなこと
を行ってもよい。
本発明で使用するカード基材30は上記の如〈従来公知
のカード基材はいずれも使用できるものであるが、好ま
しい実施悪様では、熱転写シート20の個別情報2を熱
転写すべき面に情報受理層7を形成する。この情報受理
層7を形成する材料としては、前述の接着剤の如く熱転
写時の温度で軟化あるいは溶融する材料はいずれも使用
でさ、面述の接着剤層6を形成すると同様な材料および
方法でカード基材30の一方の面(あるいは両面)に約
5〜10μm程度の厚みで設けるのが好ましい。また、
このような受理層7は、熱転写シート20の接着剤層7
と接着性の良好な任意の樹脂あるいはこれらの樹脂に顔
料やその他の添加剤を加えてなるインキから形成しても
よい。
このような情報受理層7を設けることによって、熱転写
シート200個別情報2を熱転写する時に個別情報2を
形成しているインキ層2、特にトナー像はこの情報受理
層7中に埋め込まれることになり、トナー像の厚みがカ
ードの表面に凸状に表れることなく、平滑で且つ濃厚な
個別情報2が形成され、且つ著しく個別情報2の耐摩耗
性や耐引っかき性が向上するものである。また、これら
のカード1工材を毛で取扱ったときに、指紋の付着や手
脂の汚れが付着し難くなり、且つ付着したとしても、熱
転写に悪影響を与えなくなるので、転写不良による不良
品の発生が無くなる。
以[の如き熱転写シート20とカート基材30を用いて
行う熱転写方法は、いずれの形式でもよく、例えば熱転
写シートがビジネスフォーム化された連続シート状であ
れば、第4図示の如く連続的に行ってもよく、また、多
数の個別情報2をイfする枚葉式の熱転写シートであれ
ば、大型のホットスタンプで、一度に多数のカード基材
に熱転写したり、あるいはカードサイズに裁断してない
大きなカード基材に熱転写し、その後、転写物をカード
サイズに裁断する方式でもよいし、更にこれらの熱転写
シート20を略カードサイズに裁断してカード基材と一
対にして個別にホットスタンプで熱転写を行ってもよい
熱転写の温度条件や時間条件等の細かい熱転写条件は特
別のものではなく、従来公知の熱転写条件に準する。熱
転写完了後、熱転写シート2oの基材フィルム4を剥離
することによって本発明方法による個別情報カードlo
oが得られる。
(作用・効果) 以上の如き本発明によれば、個別情報カードを製造する
に際して、予め多数の個別情報を有する熱転写シートを
作成しておくので、従来技術の如く、カード毎に個別情
報のアウトプットおよびこの個別情報を存する熱転写シ
ートを作成し、次いでカード基材に熱転写するという工
程は不要であるため、個別情報を有する熱転写シートは
別に大量生産し、且つ熱転写シートからカード基材への
熱転写は連続的に行なわれる結果、高価なカード作成機
を必要とせずに個別情報カードを大量に且つ安価に提供
することができる。
また本発明の好ましい実施態様では、特定の層構成の熱
転写シート原紙と特定の構成のカード基材を使用する結
果、レーザープリンター等の電子写真方式により所望の
トナー像の形式が可能であり、協厚且つ耐摩耗性等に優
れた個別情報カードを安価且つ大量に供給することがで
きる。
また、本発明で使用するカード基材に情報受理層を設け
である場合には、カード基材を手で取扱うときには指紋
や手脂の付着が少なくなり、仮に付着したとしても、熱
転写に悪影響しないので不良品の発生という間でも解決
された。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。な
お、文中、部または%とあるのは特に断りのない限り1
ffi基準である。
実施例1 50μmの厚みのポリエチレンテレフタレートフィルム
の片面に、剥離層兼保護層用インキ(S−45−3、昭
和インキ製、ポリメチルメタクリレートが主成分でその
他少量のポリエステルおよびワックスを含存する)およ
び下記組成の感熱接着層用インキをグラビアコート方式
で順次乾燥時膜厚のそれぞれが1〜2μmおよび4〜5
μmの厚みになるように塗布および乾燥して熱転写シー
ト原紙を作成した。
感、    インキ 塩化ビニル−酢酸ビニル(モル比1:1)共重合体(重
合度500)          20部塩化ビニル−
酢酸ビニル(モル比1:2)共重合体(重合度200)
          5部マイクロシリカ(平均粒子径
o、otsμm)15部 メチルエチルケトン         30部トルエン
               30部これを幅12イ
ンチcmに裁断し、且つ両側端にスプロケット加工を施
してロール状に巻き取った。このロール状熱転写シート
原紙に乾式トナープリンター(8400、東し製)によ
り、カードサイズの領域毎に多数の個別情報を鏡文字状
にプリントしながら、プリント物を別のロールに巻き取
った。次に、このロール状熱転写シートを用い連続ホッ
トスタンパ−を用い、その表面にエチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂からなる情報受理層(5〜100μm)を有
する硬質塩化ビニル製白色カード基材に個別情報を熱転
写した。熱転写条件は、1枚のカードあたり、150℃
、200にg/ c rn”、1秒の条件とした。熱転
写後熱転写シートの基材フィルムを剥離して個別情報を
有する個別情報カードを得た。このようにして得られた
個別情報カートの表面はトナー像が厚盛で非常に濃厚で
あるにもかかわらず、文字部の盛り上りは無く非常に平
滑であり、且つ非常に高い耐引っかき性と耐摩耗性を有
していた。
実施例2 実施例1で得られた熱転写シートを13インチの長さに
裁断して枚葉シートとし、これを情報受理層を設けた硬
質透明ポリ塩化ビニルシートの上に2枚並べて仮貼着し
た。更にその下に乳白色の硬質ポリ塩化ビニルシート(
コア層)およびその下に硬質透明ポリ塩化ビニルシート
を重ね、これを2枚の艶板にはさんで温度115℃、圧
力20kg/crn’および時間20分の条件で、熱プ
レスを行いカード基材をラミネートすると同時に熱転写
を行った0次いで基材フィルムを剥離して、各々の個別
情報毎にカードサイズに壊き加工して、多数の個別情報
カードを作成した。これらのカードは実施例1と同様に
優れた特性を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で使用する熱転写シートの一部の外観
を示し、第2図は第1図の熱転写シートの断面の一部を
図解的に示し、第3図は、カード基材の断面の一部を図
解的に示し、第4図は本発明方法の一例を図解的に示し
、第5図は本発明により得られる個別情報カードの断面
の一部を図解的に示す図である。 1;熱転写シート原紙  2:個別情報4;基材フィル
ム    5;透明保護層6:接着剤層      7
:情報受理層8:コア層       9:透明層 20:熱転写シート    30:カード基材100;
個別情報カード 出願人   大日本印刷株式会社 第1図 第2図 第5図 第4図 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード基材に文字、記号等の情報を熱転写するカ
    ードの製造方法において、予め多数の個別情報を付与し
    た熱転写シートを用意し、これらの個別情報をカード基
    材に熱転写することを特徴とする個別情報カードの製造
    方法。
  2. (2)熱転写シートが、基材フィルム上に保護層、接着
    剤層および個別情報がこの記載の順序で積層されてなる
    特許請求の範囲(1)項に記載の個別情報カードの製造
    方法。
  3. (3)カード基材が、その少なくとも1方の表面に情報
    受理層を有する特許請求の範囲(1)項に記載の個別情
    報カードの製造方法。
  4. (4)情報受理層が、接着性樹脂から形成されている特
    許請求の範囲(1)項に記載の個別情報カードの製造方
    法。
JP61178663A 1986-07-31 1986-07-31 個別情報カ−ドの製造方法 Pending JPS6335386A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63128986A (ja) * 1986-11-20 1988-06-01 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シ−トおよび熱転写方法
JPH028095A (ja) * 1988-06-28 1990-01-11 Dainippon Printing Co Ltd 画像データ入りカードの製造装置
JP2020136667A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 ゼロックス コーポレイションXerox Corporation 高周波識別(rfid)ラベル又は伝導性トレース熱転写印刷方法

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