JPS6334218A - 自動車用空気調和装置の制御装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置の制御装置

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JPS6334218A
JPS6334218A JP61179401A JP17940186A JPS6334218A JP S6334218 A JPS6334218 A JP S6334218A JP 61179401 A JP61179401 A JP 61179401A JP 17940186 A JP17940186 A JP 17940186A JP S6334218 A JPS6334218 A JP S6334218A
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compressor
suction pressure
lever
air
capacity
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JP61179401A
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Tadahiro Takahashi
高橋 忠広
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Bosch Corp
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Diesel Kiki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用空気調和装置の制御装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、圧縮機の過剰運転による動力損失を防止すること
により空気調和の省エネルキー化を図った自動車用空気
調和装置の制御装置として、例えば実開昭59−104
816号公報が開示されている。この従来技術は送風機
の風量及び機関の負荷に応じて圧縮機の容量を変えるよ
うにしたものである。
しかしながら、この従来技術では圧縮機の容量は基本的
には送風機の風量のみによって設定されるように構成さ
れているので、温度調節と関連性が高い他の要素とは無
関係に設定さおてしまい、これらの要素が反映されない
という問題点を有していた。例えは運転者が冷房を弱め
たい場合の操作として、送風機の風量を弱める他に、温
度調節レバーを暖房側に操作する、あるいは吹出モード
を切り換えることが想定されるか、前記従来技術によれ
ば送風機の風量調節の操作以外の操作が行われても圧縮
機の容量は変わらない。このように前記従来技術では圧
縮機の容量をきめ細かく制御できないために、容量の過
不足が生じ、可変容量型圧縮機の利点を十分活用するこ
とができず、効率的に空気調和を行うことが困難であっ
た。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たものであり、圧縮機の容量をきめ細かく制御すること
により、空気調和を効率的に行うことができる自動車用
空気調和装置の制御装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、送風機の風量を複数
の段階に切り換える切換手段と、エアミックスドアの開
度を設定する温度調節手段と、調和空気の車室内への吹
出位置を切り換える吹出モード調節手段と、圧縮機の吸
入圧を設定する吸入圧設定手段と、前記圧縮機の吸入圧
が前記設定吸入圧となるように前記圧縮機の容量を制御
する容量制御手段とを備えた自動車用空気調和装置の制
御装置において、前記吸入圧は前記切換手段の切換状態
と、前記温度調節手段と前記吹出モード調節手段のいず
れか一方の調節状態とに応じて設定されるように構成し
たものである。
(作用) 圧縮機の吸入圧が送風機の風量のみならず、温度調節と
関連性の高い温度調節手段あるいは吹出モード調節手段
のいずれか一方によっても設定され、当該設定された吸
入圧となるように圧縮機の容量が制御されるので、圧縮
機の容量をきめ細かく制御でき、空気調和を効率的に行
える。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は自動車用空気調和装置の制御装置の全体構成図である
同図中1は空調ケースで、該空調ケース1の最上流側に
は内気導入口2.外気導入口3が、両者の合流部には内
外気切換ダンパ4が設けられている。該内外気切換ダン
パ4はコントロールパネル24に設けられた内外気切換
スイッチ25の○N/○FF操作によって、前記空調ケ
ース1内に導入する空気を内気あるいは外気に択一的に
選択するようになっている。前記内外気切換ダンパ4の
下流側には電動送風機5が設けられている。該電動送風
機5は前記空調ケース内に空気を吸い込んで下流側に送
風するためのもので、前記コントロールパネル24に設
けられたファンレバー26の操作によってその○N/○
FF及び送風量が制御される。
前記電動送風機5の下流側にはエバポレータ(蒸発器)
6とヒータコア(加熱器)7とが設けられている。該エ
バポレータ6は圧縮機8.コンデンサ9.レシーバタン
ク10及び感熱式の自動膨張弁11とともに冷房サイク
ルを構成し、該エバポレータ6を通る空気を前記圧縮機
の容量に応じて冷却、除湿する。一方、前記ヒータコア
7はエンジン(図示省略)の冷却水が循環する温水サイ
クルに挿入され、該ヒータコア7を通る空気を加熱する
前記圧縮機8は電磁クラッチ12と、プーリ13を含む
ベルト伝達装置とを介して前記エンジンに連結され、前
記電磁クラッチ12が前記コントロールパネル24に設
けられたエアコンスイッチ27の操作により○N/○F
F制御されることによって駆動停止されるようになって
いる。また、前記圧縮機8は例えば可変容量型揺動板式
圧縮機であり、圧力制御弁(容量制御手段)16を備え
、後述するように、そのソレノイドに通電される電流量
に応じてその内部機構を駆動して揺動板の傾きを変え、
連続的にその容量を変えることができる。
前記圧力制御弁16は電子コン1へロールユニットの吸
入圧設定制御部(吸入圧設定手段)17に電気的に接続
され、該吸入圧設定制御部17によって設定された吸入
圧に応じて前記圧力制御弁16への通電量が制御され、
したがって前記圧縮機8の容量が制御される。
]前記ヒータコア7の上流側近傍にはエアミックスドア
18が設けられ、該エアミックスドア18の開度に応じ
て市記ヒータコア7を通過する空気と通過しない空気と
の割合が調節される。前記エアミックスドア18は前記
コントロールパネル24に設けられた温度調節レバー(
温度調節手段)28と連結され、該温度調節レバー28
の操作と連動してその開度が制御されるようになってい
る。
前記空調ケース1の前記ヒータコア7より下流側は顔部
吹出口192足下吹出口20及びデフロスタ吹出Iコ2
1に分岐して車室内の所定位置に開口し、該分岐部に吹
出モード切換ドア22.23が設けられている6該吹出
モード切換ドア22゜23は前記コントロールパネル2
4に設けられた吹出モード調節レバー29に連結され、
該吹出モード調節レバー29の操作と連動して適宜開閉
されることによって吹出モードが切り換えられる。
前記吸入圧設定制御部17は後述するように前記ファン
レバー26の切換状態、即ち電動送風機の風量と、前記
温度調節レバー28の位置とに応じて前記圧縮機8の吸
入圧を設定して、前記圧力制御弁16への通電量を制御
する。
なお、前記圧力制御弁16は、第6図に示すようしこ前
記圧縮機8のシリンダブロック101に形成されている
図示しない吸入室とクランク室102との連通口101
aを開閉し且つ前記吸入室内の圧力を受ける受圧面10
3aを有する弁体103と、前記吸入圧設定制御部17
から供給される電流量によって前記ソレノイド47が励
磁し、これにより可動鉄芯104が該可動鉄芯104を
付勢するコイルスプリング105と共に固定鉄芯106
に近づくように作動して伝達ロッド107を介して前記
弁体103の開度を制御する電磁アクチュエータ1.0
8とを備える電磁弁とされている。
前記弁体103の開度は、前記ソレノイド47に電流が
供給されているときには、供給される電流量によって変
わる前記固定鉄芯106の吸引力とばね力変化分と前記
吸入室内の圧力によって決まる。
したがって、前記ソレノイド47に供給する電流量を制
御することによって、前記固定鉄芯1.06の吸引力が
変化し、前記弁体103の開度、即ち前記吸入室と前記
クランク室102との連通度が調節され、高圧側の該ク
ランク室102から低圧側の前記吸入室へ流れる冷媒の
量が変化して前記クランク室102内の圧力が調節され
る。これに伴い、該クランク室102内の図示しない揺
動板の傾斜角度が変化して図示しないピストンのストロ
ークが調節されることによって前記圧縮機8の容量が制
御される。前記揺動板の傾斜角度は前記クランク室10
2内の圧力が大きいほど小さくなるように構成されてい
る。即ち、前記圧縮機8の容量は前記ソレノイド47に
供給される電流量に応じて連続的に制御され、該電流量
が大きいほど小さい値に制御される。
第2図は前記吸入圧設定制御部17の詳細を示す回路図
である。図中31はバッテリで、該バッテリ31のθ側
は接地され、■側は定電圧回路32に接続されている。
該定電圧回路32は前記バッテリ31を電源として所定
の一定電圧v0を生成する。また、前記バッテリ31の
θ側には該バッテリ31を電源とする三角波発信器33
が接続され、所定の周期、電圧によって三角波を発信す
る。
該三角波発信器33は抵抗34.35を介し、比=8− 岐器36のθ端子に接続され、該比較器36の■端子に
は抵抗37.38を介し前記定電圧回路32が接続され
ている。前記比較器36の出力側は抵抗39等を介しト
ランジスタ40のベースと接続され、該トランジスタ4
0のエミッタは前記定電圧回路32に、該トランジスタ
40のコレクタは可変抵抗器である吸入圧設定部41に
それぞれ接続されている。該吸入圧設定部41の出力側
は抵抗42等を介して差動アンプ43の■端子に接続さ
れている。該差動アンプ43はそのθ端子がトランジス
タ44のエミッタに抵抗45を介して接続され、その出
力側は抵抗46を介して前記1−ランジスタ44のベー
スに接続されている。また、該1〜ランジスタ44のコ
レクタは前記圧縮機8の圧力制御弁16のソレノイド4
7を介し、前記バッテリ;31に接続されている。
前記吸入圧設定部41は可変抵抗48及び摺動ブラシ4
9によって構成されており、該摺動ブラシ49か1)を
記抵抗48の軸線と甲行な方向しこ摺肋し、その位置に
応じて抵抗値Rが設定される。+)ii記可変抵抗48
の一端は前記トランジスタ40と、前記摺動ブラシの一
端は前記抵抗42とそれぞれ接続されている。
前記摺動ブラシ49の位置、即ち前記吸入圧設定部41
の抵抗値Rは、前記ファンレバー26の切換状態と、前
記温度調節レバー28の位置とに応じて設定される。第
3図はこのための機構を示している。前記温度調節レバ
ー28は同図中左右方向に移動して任意の位置をとり、
前記ファンレバー26は上下方向に移動してその切換状
態(IIIGH。
MED、 LOWまたは0FF)に応じた位置をとる。
前記温度調節レバー28にはガイドロッド50が一体に
連結され、該ガイドロッド5o内に設けられたガイド溝
り0a内にノブ51が設けられている。該ノブ51は前
記ガイド溝50aに沿って摺動自在であるとともに、前
記吸入圧設定部41の摺動ブラシ49と連結されている
。即ち、該ノブ51の摺動と連動して前記摺動ブラシ4
9が移動し、前記ノブ51が図中上側に摺動したときは
、前記摺動ブラシ49が第3図中下側に移動する。しだ
がって、このときには前記吸入圧設定部41の抵抗値R
が大きくなる関係となっている。
前記ノブ51にはガイド部材52が係合している。該ガ
イド部材52は暖房側部材52a及び冷房側部材52b
の2枚の板状の部材から成り、暖房側部材52aが前記
ガイドロッド50と直角の方向を保持して固定されると
ともに、前記冷房側部材52bはその一端がヒンジ52
cを介して前記暖房側部材52aの一端と連結され、他
端は前記ファンレバー26に一体に連結されたノブ26
aに係合している。また、前記暖房側部材52aと冷房
側部材52bとの連結部52dの位置は前記温度調節レ
バー28のFULL C00L点とFULL HOT点
との中間位置であるN点と図中左右方向において一致す
るとともに、前記ファンレバー26はON状態の場合に
は前記暖房側部材52aの延長線よりも図中上側に位置
し、その切換状態がLOWからHIGI−1になるにし
たがって、即ち風量が大きくなるほど図中上側となるよ
うに構成されている。
したがって、前記冷房側部材52bは前記ノブ1l− 26aとの係合により前記ファンレバー26の切換と連
動して、前記連結部52dのヒンジ52cを中心として
所定角度回動し、その位置が定められるとともに、前記
ノブ51は前記温度調節レバー28の移動に伴い、前記
冷房側部材52bとの係合により図中上下方向に摺動し
てその位置が定められる。即ち、前記ノブ51の図中上
下方向の位置、即ち前記吸入圧設定部41の抵抗値Rは
前記ファンレバー26の切換状態及び前記温度調節レバ
ー28の位置に応じて設定される。
第4図はこの関係を示したものであり、前記温度調節レ
バー28がN点よりもFULL HOT点側にある場合
には、前記ノブ51が前記暖房側部材52aに係合して
いるので、前記ファンレバー26の切換状態にかかわら
ず、前記ノブ51は第3図中量も下側に位置し、このと
き前記摺動ブラシ49は第2図中破線位置となることに
より、前記吸入圧設定部41の抵抗値Rは最小値R8に
設定される(第4図の実線I)。
また、前記温度調節レバー28がFULL C00L点
とN点との間にある場合には前記ノブ51が前記冷房側
部材52bと係合しているので、前記吸入圧設定部41
の抵抗値Rの変化特性は前記ファンレバー26の切換状
態に応じて次のように設定される。即ち、前記ファンレ
バー26がHIGHの状態にある場合には前記吸入圧設
定部41の抵抗値Rの変化特性は前記温度調節レバー2
8がFULL C00L点にあるときの最大値R3とN
点にあるときの最小値R8とを結ぶ直線(第4図の実線
■)として設定される。前記最大値R3は、このとき前
記摺動ブラシ49が第2図中実線位置となるので、前記
抵抗48全体の抵抗値に等しい。以下、同様に前記吸入
圧設定部41の抵抗値Rの変化特性は、前記ファンレバ
ー26カ堵EDの状態にある場合にはFULL C00
L点のR2(< R3)とN点の最小値R8とを結ぶ直
線(第4図の実線■)として、前記ファンレバー26が
LOWの状態にある場合にはFULLCOOL点のR工
(<R2)とN点の最小値R8とを結ぶ直線(第4図の
実線■)として設定される。
前記吸入圧設定制御部17が以上のように構成されるこ
とから、前記圧縮機8の吸入圧Psは次のように設定さ
れる。即ち、前記定電圧回路32の電圧vtl前記抵抗
37及び38の抵抗値等によって定まる基準電圧v2と
、前記王角波発信器33により生ずる電圧、前記抵抗3
4及び35の抵抗値等によって定まる電圧v3とが前記
比較器36によって比較され、該比較結果に応じて前記
トランジスタ40が0N10FF制御される。該トラン
ジスタ40がON状態になると前記吸入圧設定部41に
電流が流れ、このときの該吸入圧設定部41の入力側の
電圧は前記定電圧回路32の所定電圧V2に等しい。こ
のときの前記差動アンプ43の■端子側の電圧■4は前
記所定電圧V1よりも前記吸入圧設定部41の抵抗値R
及び前記抵抗42の抵抗値に応じた電圧降下分だけ低下
する。
即ち、前記差動アンプ43の■端子側の電圧■4は前記
吸入圧設定部41の抵抗値Rに応じて定まる。
一方、前記差動アンプ43のO端子側の電圧V。
は前記トランジスタ44がOFF状態であるのでゼロで
ある。したがって、前記差動アンプ43の出力側の電圧
v6はΦ端子側の電圧V4と○端子側の電圧V、との差
、即ち電圧■4に比例して増幅された値となる。この結
果、前記1ヘランジスタ44には電圧■5に比例したベ
ース電流が流れ、これによって該トランジスタ44がO
N状態となり、前記圧縮機8の圧力制御弁16のソレノ
イド47が通電される。該ソレノイド47の電圧は前記
バッテリ31の電圧に等しく一定であるので、該ソレノ
イド47には1′4′+f記トランジスタ44のベース
電流量に比例した電流量Asが流れる。
第5図は前記ソレノイド47の電流量Asと、圧縮機8
の吸入圧P sとの関係を示したものであり、吸入圧P
sは電流量Asに対して一義的に定まり、電流量Asに
ほぼ比例する。一方、前記ソレノイド47の電流量As
は前述したように前記吸入圧設定部41の抵抗値Rによ
って定まり、該抵抗値Rが大きいt王ど小さい。また、
前記吸入圧設定部41の抵抗値Rは前述したように前記
ファンレバー26の切換状態及び前記温度調節レバー−
15= 28の位置に応じて設定される。したがって圧縮機8の
吸入圧Psは前記吸入圧設定部41の抵抗値R1即ち前
記ファンレバー26の切換状態及び前記温度調節レバー
28の位置に応じて設定され、前記抵抗値Rが大きいほ
ど小さい値となる。
第4図はこの関係を示したものである。即ち、圧縮機8
の吸入圧Psと前記吸入圧設定部41の抵抗値Rとの増
減関係を逆にとれば、前記ファンレバー26の切換状態
及び前記温度調節レバー28の位置に対する前記吸入圧
Psの変化特性は、前記抵抗値Rのそれと同一であり、
次のようになる。
前記温度調節レバー28がFULL C00L点に位置
する場合において、前記ファンレバー26の切換状態が
HIGHのときには前記吸入圧設定部41の抵抗値Rが
最大値R3となり、これに応じて前記ソレノイド47の
電流値Asが最小となって、前記圧縮機8の吸入圧Ps
が最小値Ps3に設定されることにより、前記圧縮機8
の容量は最大となる。
この状態から前記ファンレバー2Gの切換状態をMED
としたときには前記抵抗値Rが値R2(<R3)となる
のに応じて前記吸入圧Psは値PS2(〉Ps3)に設
定され、前記圧縮機8の容量は小さくなり、前記ファン
レバー26の切換状態をLOWとしたときには、前記抵
抗値Rは値R□(<R2)。
前記吸入圧Psは値Ps工(>Ps2)に設定され、前
記圧縮機8の容量は更に小さくなる。
前記ファンレバー26の切換状態が一定の場合において
前記温度調節レバー28がFtlLL C00L点とN
点との間に位置するときには、該温度調節レバー28が
N点に向かうにつれて前記抵抗値Rが直線的に減少する
のに応じて市記吸入圧Psが直線的に増加し、該吸入圧
Psの増加量に応じて前記圧縮機8の容量が減少し、N
点よりFULL lloT点側では前記ファンレバー2
6の切換状態にかかわらず、前記抵抗値Rが最小値R8
,前記吸入圧Psは最大(ii’j P Soに設定さ
れることにより前記圧縮機8の容量は極めて小さくなり
、該圧縮機8は実質的に停止状態にされる。
即ち、前記圧縮機8の容量は、前記温度調節レバー28
がFtlLL C00L点とN点との間に位置する場合
、該温度調節レバー28の位置が一定のときには前記フ
ァンレバー26が設定風量の大きい切換状態であるほど
大きく、該ファンレバー26が一定の切換状態のときに
は前記温度調節レバー28がFULLCOOL点側に位
置するほど大きく制御され、前記温度調節レバー28が
N点とFULL 807点との間に位置する場合、前記
ファンレバー26の切換状態にかかわらず極めて小さく
制御され、前記圧縮機8は実質的に停止状態となる。
次に上記構成の本発明の制御装置の作用を説明する。
まず、夏期等において冷房を行う場合には、運転者によ
ってファンレバー26及びエアコンスイッチ27がON
状態とされて、電動送風機5及び圧縮機8が運転される
とともに、内外気切換スイッチ25が操作されて導入空
気が選択される。また、温度調節レバー28はFULL
 C00L側に、吹出モード調節レバー29は冷却空気
を運転者の上半身に吹き出させるためにFACEモード
位置に操作される。
最大冷房を行う場合には上記状態から更にファンレバー
26の切換状態がHIGHに、温度調節レバー28はF
ULL C00L点に操作される。この状態においては
、前述したように圧縮機8の吸入圧Psは最小値Ps3
に設定されるので、これに伴い圧縮機8の容量が最大に
制御されて、圧縮機8は所望の最大稼動状態となり、最
大冷房が行われる。
この状態から車室内の温度を上昇させたい場合には、フ
ァンレバー26のMEDまたはLOWへの切換、温度調
節レバー28のN点側への移動のうちのいずれか、また
は双方の操作が行われる。ファンレバー26がMEDま
たはしOWに切り換えられたときには、電動送風機5の
送風量が減少するとともに、前述したように該切換に応
じて圧縮機8の吸入圧Psが異なる変化特性(第4図の
実線■または実線■)に移行することによって増加し、
圧縮機8の容量が送風量に見合うように減少するので、
圧縮機8を過剰運転させることなく冷房の調整が行える
。また、温度調節レバー28をN点側に移動させたとき
には、エアミックスドア18のヒータコア7側の開度が
大きくなるとともに前述したように圧縮機8の吸入圧P
sは前記温度調節レバー28の位置に応じて連続的に増
加するように設定されるので、圧縮機8の容量はエアミ
ックスドア18の開度に見合うように減少される。更に
、ファンレバー26及び温度調節レバー28の上記操作
を併用することによって、圧縮機8の容量がきめ細かく
制御されるので、圧縮機8を過剰運転させることなく、
運転者の要求を満足する冷房の調節を行うことができる
この状態から車室内の温度を更に上昇させたい場合には
温度調節レバー28はN点よりもFULL HOT点側
に操作される。この状態においては、前述したように圧
縮機8の吸入圧Psはファンレバー26の切換状態にか
かわらず最大値Ps、に設定され、これに伴い圧縮機8
の容量は極めて小さく制御されて圧縮機8は実質的に停
止状態となる。したがって、エバポレータ6による冷却
はほとんど行われず、温度調節レバー28の位置に応じ
てヒータコア7による空気の加熱が行われることにより
所望の吹出温度が得られる。
−20= (第2実施例) 本実施例は、圧縮機8の吸入圧Psがファンレバー26
の切換状態と吹出モード調節レバー29の位置とに応じ
て設定されるように構成されており、この点だけが上述
の第1実施例と異なる。即ち、本実施例においては、フ
ァンレバー26の切換状態と吹出モード調節レバー29
の位置とに応じて前記吸入圧設定部41の抵抗値Rを設
定するための機構は第1実施例と同様に第3図のように
示され、同図中カッコ内に示したように温度調節レバー
28の代りに吹出モード調節レバー29がガイドロッド
50と一体に連結されるとともに、吹出モード調節レバ
ー29のFACEモード位置、FOOTモード位置及び
DEFモード位置が第1実施例における温度調節レバー
28のFULL C00L点、N点及びFULL 80
7点に図中左右方向においてそれぞれ一致するように構
成されている。
したがって、吸入圧設定部41の抵抗値R及び圧縮機8
の吸入圧Psは第7図に示すようにファ。
ンレバー26の切換状態及び吹出モート調節レバ−29
の位置とに応じて、第1実施例と同様の変化特性を有し
て設定される。
したがって、圧縮機8の容量は吹出モード81節レバ・
−29がFACEモード位置とFOOTモード位置との
間に位置する場合、該レバー29の位置が一定のときに
はファンレバー26が設定風量の大きい切換状態である
ほど大きく、該ファンレバー26が一定の切換状態のと
きには吹出モード調節レバー29がFACEモード位置
側に位置するほど大きく制御され、前記吹出モード調節
レバー29がFOOTモード位置とDEFモード位置と
の間にある場合、ファンレバー26の切換状態にかかわ
らず極めて小さく制御され、圧縮機8は実質的に停止状
態となる。
吹出モードの選択は運転者が所望する吹出温度と関連し
て行われるのが通常であり、FACEモードが選択され
るのは強冷房を行いたい場合、FOOTモード、 F/
DモードまたはDEFモードが選択されるのは冷房をほ
とんど必要としない場合、更にB/LモーI〜が選択さ
れるのは中間の冷房を行いたい場合であるので、上記の
ように圧縮機8の吸入圧が設定されることにより、第1
実施例と同様に圧縮機8の容量をきめ細かく制御でき、
運転者の要求に応えた空気調和を効率的に行うことがで
きる。
このように本発明では温度調節に対する運転者の要求と
関連性の高い2種類のレバーの操作状態に応じて圧縮機
の容量がきめ細かく制御されるので、運転者の好みを反
映した空気調和を効率的に、しかも従来と同様の操作感
覚で行うことができる。
また、従来この種の制御装置に用いられているセンサ類
を必要としないので、安価に上記作用を得ることができ
る。
(発明の効果) 以−1−詳述したように本発明は、送風機の風量を複数
の段階に切り換える切換手段と、エアミックスドアの開
度を設定する温度調節手段と、調和空気の車室内への吹
出位置を切り換える吹出モード調節手段と、圧縮機の吸
入圧を設定する吸入圧設定手段と、前記圧縮機の吸入圧
が前記設定吸入圧となるように前記圧縮機の容量を制御
する容量制御手段とを備えた自動車用空気調和装置の制
御部〜23− 置において、前記吸入圧は前記切換手段の切換状態と、
前記温度調節手段と前記吹出モード調節手段のいずれか
一方の調節状態とに応じて設定されるように構成したも
のであるので、圧縮機の容量をきめ細かく制御すること
により、空気調和を効率的に行うことができる。また、
センサ類を必要としないので、安価に上記効果を得られ
るという利点も備えている。更に、従来とほぼ同様の操
作感覚によって容易に上記効果が得られるとともに、可
変容量型圧縮機の利点を十分に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は自動車用空気調和装置の制御装置の全体構成図、第2
図は第1図の吸入圧設定制御部の回路図、第3図は第2
図の吸入圧設定部の抵抗値を設定する機構を示す斜視図
、第4図はファンレバーの切換状態及び温度調節レバー
の位置と吸入圧設定部の抵抗値及び圧縮機の吸入圧との
関係を示す図、第5図はソレノイドの電流量と圧縮機の
吸入圧との関係を示す図、第6図は圧力制御弁の縦断面
図、第7図は本発明の第2実施例におけるファンレバー
の切換状態及び吹出モー1〜調節レバーの位置と吸入圧
設定部の抵抗値及び圧縮機の吸入圧との関係を示す図で
ある。 5・・・電動送風機(送風II)、8 ・圧縮機、16
圧力制御弁(容量制御手段)、17・吸入圧設定制御部
(吸入圧設定手段)、18 エアミックスドア、26・
ファンレバー(切換手段)、28・・温度調節レバー(
温度調節手段)、29 吹出モード調節レバー(吹出モ
ート調節手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 送風機の風量を複数の段階に切り換える切換手段
    と、エアミックスドアの開度を設定する温度調節手段と
    、調和空気の車室内への吹出位置を切り換える吹出モー
    ド調節手段と、圧縮機の吸入圧を設定する吸入圧設定手
    段と、前記圧縮機の吸入圧が前記設定吸入圧となるよう
    に前記圧縮機の容量を制御する容量制御手段とを備えた
    自動車用空気調和装置の制御装置において、前記吸入圧
    は前記切換手段の切換状態と、前記温度調節手段と前記
    吹出モード調節手段のいずれか一方の調節状態とに応じ
    て設定されるように構成したことを特徴とする自動車用
    空気調和装置の制御装置。
JP61179401A 1986-07-30 1986-07-30 自動車用空気調和装置の制御装置 Pending JPS6334218A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260819A (ja) * 1988-08-24 1990-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両用空調制御装置
FR2751923A1 (fr) * 1996-08-02 1998-02-06 Renault Procede pour estimer la puissance absorbee par une installation de climatisation d'un vehicule a moteur
WO1998005522A3 (fr) * 1996-08-02 1998-04-16 Renault Procede pour estimer la puissance absorbee par une installation de climatisation d'un vehicule a moteur et pour commander un moteur a combustion interne

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WO1998005522A3 (fr) * 1996-08-02 1998-04-16 Renault Procede pour estimer la puissance absorbee par une installation de climatisation d'un vehicule a moteur et pour commander un moteur a combustion interne

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