JPS6334002Y2 - - Google Patents

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JPS6334002Y2
JPS6334002Y2 JP15985782U JP15985782U JPS6334002Y2 JP S6334002 Y2 JPS6334002 Y2 JP S6334002Y2 JP 15985782 U JP15985782 U JP 15985782U JP 15985782 U JP15985782 U JP 15985782U JP S6334002 Y2 JPS6334002 Y2 JP S6334002Y2
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JP
Japan
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fixed
balcony
roof
rain gutter
floor
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JP15985782U
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JPS5962101U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、排水機能を備えたバルコニー端部
構造に関するものである。
従来、実公昭56−12321号公報に開示されたよ
うに、建物の壁に庇を突設し、この庇で軒樋を支
持し、かつ庇の前部にバルコニーのブラインドの
役目をする箱体を固定してなるバルコニーの構造
が提案されている。しかし、箱体を庇に取付ける
際に取着具が必要で、施工に手間がかかり、かつ
屋外から見上げると庇と箱体の接続部が露出し外
観が悪く、さらに軒樋は単に庇に載置してあるの
みであり不安定であるという問題があつた。
したがつて、この考案は施工の容易化が図れ、
かつ雨樋の取付けが確実に行え、しかも外観の良
いバルコニー端部構造を提供することを目的とす
る。
この考案の一実施例を第1図および第2図を用
いて説明する。すなわち、このバルコニー端部構
造は、2階壁に設けた開口部から出入り自在なバ
ルコニーを、1階下屋屋根の上部に設置する場合
等に使用するもので、第1図に示すように、1階
下屋屋根を構成する屋根パネル1上にバルコニー
床2を設置してその床端部2aを屋根端部1aよ
りも屋外側へ突出配置し、その屋根端部1aから
片持梁3を屋外側へ水平突設して片持梁3上面に
形成した樋受凹部4をバルコニー床端部2aの下
方位置へ配置し、その片持梁3の先端にバルコニ
ー壁5を固定するとともに、樋受凹部4に雨樋6
を嵌着する。
詳説すると、屋根パネル1は、パネル枠1bの
上面に表面材1cを貼着して構成し、1階壁パネ
ル7の上方位置に設置する。バルコニー床2は、
雨水の排水をスムーズにするために屋外側へ向け
若干下向き傾斜させた状態で、取付金具8により
屋根パネル1上に設置し、その屋外側端部2aを
水切片9で構成する。
片持梁3は、第2図に示すように、上向き開口
したリツプ溝形部材10の両外側面に角形横筒体
11,12の一側面を連結して構成し、両角形横
筒体11,12の他側面11a,12aにそれぞ
れねじ穴13,14を形成する。この場合、リツ
プ溝形部材10のリツプ溝が樋嵌合凹部4とな
る。この片持梁3は、一方の角形横筒体11の他
側面11aを屋根パネル1のパネル枠1b屋外面
に対接し、ボルト15をパネル枠1bに設けたボ
ルト挿通穴(図示省略)に通してねじ穴13(第
2図)へねじ込むことにより屋根端部1aへ固定
する。
この片持梁3の先端では、角形横筒体12の他
側面12aにバルコニー壁5の溝形下枠5aのウ
エブを沿わせ、そのウエブに設けたボルト挿通穴
(図示省略)にボルト16を通しねじ穴14(第
2図)へねじ込むことにより、バルコニー壁5を
片持梁3へ取付ける。
また、ハツト形雨樋6の溝形本体6aを片持梁
3の樋嵌合凹部4に嵌合するとともに、両外鍔6
bをリツプ溝形部材10の両リツプ片10a上に
載置してビス17により固定する。この場合、雨
樋6は、水切片9の下方に位置させる。また、雨
樋6の端部位置には縦樋(図示省略)を連設し
て、雨樋6内の雨水が縦樋を通つて下水等へスム
ーズに排水されるよう構成する。
また、バルコニー壁5の下枠5aに化粧カバー
18の上端をビス止めし、この化粧カバー18の
他端を1階壁パネル7の上端へビス19により固
定する。
このバルコニーにおいては、バルコニー床2上
に降り注いだ雨水が、その床面上を流れて水切板
9から雨樋6に至り、その雨樋6から縦樋を通つ
て下水へスムーズに排水される。
このように、片持梁3をリツプ溝形部材10と
角形横筒体11,12とで構成したため、雨樋6
の取付けは、雨樋本体6aをリツプ溝形部材10
内へ嵌合して両外鍔6bをリツプ片10a上に載
置固定するだけで容易に行なえ、またバルコニー
壁5の取付も、下枠5aを角形横筒体12の他側
面12aにボルト固定するだけで容易に行なえ、
こうしてバルコニー端部の施工を容易に行なえ
る。また、片持梁3の製造もリツプ溝形鋼と角形
鋼を切断して溶接するだけでよいため、安価に仕
上がる。また、雨樋6は、雨樋本体6aをリツプ
溝形部材10内へ嵌合して両外鍔6bをリツプ片
10a上に載置固定するので、雨樋6の取付けが
確実に行える。また、雨樋6の下方が化粧カバー
18により隠蔽され、かつ化粧カバー18はバル
コニー壁5と1階壁パネル7とに固定され、両壁
5,7との一体感が生じ、美感に優れ外観が向上
する。さらに、雨樋6を支持する片持梁3の取付
高さを順次変えることで、容易に雨樋6に傾斜を
付け、排水性を向上することができる。
以上のように、この考案のバルコニー端部構造
は、屋根上に設置して床端部を屋根端部よりも屋
外側へ突出配置したバルコニー床と、上向き開口
したリツプ溝形部材の両フランジ外側面に一対の
角形横筒体の一側面をそれぞれ固着してなり一方
の角形横筒体の他側面を屋根端部に固着してリツ
プ溝形部材をバルコニー床端部の下方位置へ配置
した片持梁と、前記他方の角形横筒体の他側面に
固定したバルコニー壁と、雨樋本体を前記リツプ
溝形部材内に嵌合して雨樋本体の両側上部に突設
した一対の外鍔をリツプ溝形部材の両リツプ片に
それぞれ載置固定した雨樋と、一端を前記バルコ
ニー壁の下部に固定し他端を前記屋根の下方に設
けた壁に固定して前記片持梁および前記雨樋を隠
蔽した化粧カバーとを備えたため、施工の容易化
が図れ、かつ雨樋の取付けが確実に行え、しかも
外観が良くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
は片持梁の斜視図である。 1……屋根パネル、1a……屋根端部、2……
バルコニー床、2a……床端部、3……片持梁、
5……バルコニー壁、6……雨樋、6a……雨樋
本体、6b……外鍔、7……1階壁パネル、10
……リツプ溝形部材、11,12……角形横筒
体、11a,12a……外側面、18……化粧カ
バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根上に設置して床端部を屋根端部よりも屋外
    側へ突出配置したバルコニー床と、上向き開口し
    たリツプ溝形部材の両フランジ外側面に一対の角
    形横筒体の一側面をそれぞれ固着してなり一方の
    角形横筒体の他側面を屋根端部に固着してリツプ
    溝形部材をバルコニー床端部の下方位置へ配置し
    た片持梁と、前記他方の角形横筒体の他側面に固
    定したバルコニー壁と、雨樋本体を前記リツプ溝
    形部材内に嵌合して雨樋本体の両側上部に突設し
    た一対の外鍔をリツプ溝形部材の両リツプ片にそ
    れぞれ載置固定した雨樋と、一端を前記バルコニ
    ー壁の下部に固定し他端を前記屋根の下方に設け
    た壁に固定して前記片持梁および前記雨樋を隠蔽
    した化粧カバーとを備えたバルコニー端部構造。
JP15985782U 1982-10-20 1982-10-20 バルコニ−端部構造 Granted JPS5962101U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15985782U JPS5962101U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 バルコニ−端部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15985782U JPS5962101U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 バルコニ−端部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962101U JPS5962101U (ja) 1984-04-24
JPS6334002Y2 true JPS6334002Y2 (ja) 1988-09-09

Family

ID=30351769

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15985782U Granted JPS5962101U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 バルコニ−端部構造

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JP (1) JPS5962101U (ja)

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JPS5962101U (ja) 1984-04-24

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