JPS6333966A - フィルム画像処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルム読取記録装置に関し、詳しくは、マイ
クーロフィルム等の画像情報を電気的に読取り、表示な
らびに記録が可能なフィルム読取記録装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、多量に発生する文書や図面等の情報をマイクロフ
ィルムに高密度で記録させておき、このようなマイクロ
フィルムから必要に応じて情報を選択し簡単に取出すこ
とが行われている。しかして、かかるマイクロフィルム
から複写画像を得ようとする場合、そのマイクロフィル
ムを読取り位置に位置決めすることが難しいために、い
ままでは、操作者がいったん表示手段のスクリーン上の
枠内にマイクロフィルムの所望画像領域を合わせるよう
に操作し、しかる後、その枠に対応した読取り範囲を有
する再生記録装置によって複写が行われていた。

しかしながら、このような従来の読取記録装置による操
作手順を実施するには、スクリーンの枠に所望の画像領
域を一致させるために、フィルムの支持体やフィルムの
移動手段全体を微動させる機構が必要であり、構造が複
雑になるのみならず、装置の大型化とコスト増を招く。

そこで、本願人は先に特願昭６０−１５５７１７号によ
り読取るべき画像領域がスクリーンに関連して設けた指
示部材によって指示可能なようにしたマイクロフィルム
読取装置を提案してきた。しかし、このマイクロフィル
ム読取装置によれば、従来に比して比較的容易に読取画
像領域の位置決め設定が得られるものの、指示機構およ
びその位置の検知手段を必要とし、更に読取光学系とス
クリーンの表示光学系とを対応させるための調整機構を
設けなければならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、上述の問題点に鑑みて、より一層簡単
な機構でしかも容易かつ正確に読取、表示および記録が
可能なフィルム読取記録装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

かかる目的を達成するために、本発明は、撮像位置に位
置決めされたフィルムから画像情報を読取る手段と、読
取手段によって読取られた画像情報に基づいて画像を表
示する表示手段と、表示手段に表示された画像を記録す
る手段とを有するフィルム読取記録装置において、記録
手段によって記録される画像の領域より広い領域を読取
ることが可能な読取り手段と、その読取った広い領域を
表示手段に表示が可能に制御する手段とを具えたことを
特徴とする。

（作　用） 本発明フィルム読取記録装置によれば、フィルム中の画
像情報がこの画像領域より広い読取領域を有する読取手
段によフて読取られ、読取らねたままの情報が記録領域
より広い表示領域に表示されるので、フィルムの位置決
めのずれや撮像による位置ずれを操作者が表示手段を介
して容易に補正することができ、そのまま再生記録を実
施することができる。

〔実施例〕

以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。

第１図は本発明の基本的構成を示す一実施例であり、こ
こで、１は装填されたマイクロフィルムＦから画像を読
取る画像読取手段であり、２はフィルムＦから画像情報
を選択抽出する画像検索手段である。画像検索手段２に
外部から読取りの対象となるフィルムＦ中の画像情報が
指定されると、画像検索手段２ではその画像情報を抽出
し、更に位置検出手段３によって検出された読取走査位
置に上記画像情報を移動して停止させ、ここで、画像読
取手段１によって読取走査が開始され、読取られた画像
情報は画像メモリ４に記憶される。

５は全体を制御する中央処理装置機能を有する制御部で
あり、画像メモリ４に記憶された画像情報は制御部５で
表示のための画素密度に変換され、例えばＣＲＴデイス
プレィなどの表示手段６によって表示される。７は読取
られた画像の再生が可能な記録手段である。なお、本例
では画像メモリ４を別途に設けたが、制御部５で上述し
たようにして変換された画像データをＣＲＴデイスプレ
ィのビデオ用記憶装置ＲＡＭに供給して表示させるよう
にすることも可能である。

第２図は、その具体化されたマイクロフィルム読取装置
の一例を示し、ここで、帯状のマイクロフィルムＦはカ
ートリッジ１１に収納されており、キャプスタンローラ
１２およびピンチローラ１３によって送り出され、ガイ
ドローラ１４゜１５および不図示の案内部材を経て、同
じく図示されないモータにより巻取リール１６に巻取ら
れる。

しかして、このマイクロフィルムＦには、例えば数多く
の特許公報とか、ある企業にとって必要な参考図とかが
ページ類にフィルムのこまｆに収録されており、更に個
々のこまｆの上辺および下辺にはこまマークｍ１と件マ
ークｍ２が添装されている。

かくして、フィルムのこまｆ上の画像は、光源１７およ
びミラー１８を介して導かれた光により照射され、レン
ズ１９によって例えば２．５倍に拡大され、ミラー２０
を経てＣＣＤメモリ（電荷結合素子メモリ）の例えば５
０００ビツトで構成された光検知手段２１上に結像され
るが、ここで光検知手段２１を搭載したキャリッジ２２
は案内軸２３に摺動自在に保持されており、キャリッジ
２２に取付けられたワイヤ２４をモータ２５によって駆
動することにより光検知手段２１を投影像ｆ′に沿フて
副走査させ、読取りを実施することができる。

一方、マイクロフィルムＦの案内路に沿って、こまｆの
位置決めされる照明位置の両側にはこまマークｍ１を検
知するこまマーク検知器２６と件マークｍ２を検知する
件マーク検知器２７とが設けである。また、上述のこま
マークｍ１および件マークｍ２はそれぞれの濃度がフィ
ルムＦのベース濃度とは変えてあり、したがって、マイ
クロフィルムＦが双方のマーク検知器２６と２７との間
を通過するときに、光源１７からの光がマークｍ１およ
びｍ２によフて断続される。

かくして、光の断続により、マーク検知器２６および２
７からそれぞれマーク信号が出力されるので、件マーク
検知器２７が件マークｍ２を検知したときの出力する件
マーク信号をカウントして、そのカウント値にしたつか
でフィルム送りを停止させ、所望のこまｆを所定の読取
位置に位置決めすることができる。なお、この場合の停
止精度には、モータの速度むらやマーク検知器の検出精
度の関係から±０．７ｍｍ程度の範囲の誤差が生じる。

所定の読取位置に位置決めされたフィルムのこまｆから
得られた投影像ｆ゛は光検知手段２１によって副走査さ
れるが、ここで光検知手段２１のＣＣＤはマイクロフィ
ルムＦの長手方向とはほぼ直角な方向に配置されており
、その配置領域すなわち光検知手段２１によって読取ら
れる領域の幅を、例えば本例の場合は１４ｍｍとする。

また、光検知手段２１の待機位置を第３図に示すように
画像領域ｆ°に対してそれより１．５ｍｍ外側とする。

すなわち、このように構成することによって、日本標準
規格ＪＩＳで設定されているフィルム投影像ｆ°のＣＣ
Ｄ配列方向の許容投影幅１３．４ｍｍおよび標準投影幅
１２ｍｍを十分にカバーし１画像領域に対し、読取領域
にそれぞれ上下にほぼＩ■ずつの余裕幅を保たせること
ができる。

かくして、光検知手段２１によって読取られた画像情報
は図示しない信号処理回路によりディジタル化され、第
１図に示したように画像メモリ４に記憶されて、更にそ
の記憶された情報は制御部５において標準のＮＴＳＣ信
号に変換され、表示手段６のＣＲＴデイスプレィ上に表
示されるが、この場合、表示画像としては光検知手段２
１によって走査された読取領域全体が表示される。

第４図は表示手段６によって表示された読取領域全体の
画像を示し、ここで、２８はキーボード、２９は表示手
段６のＣＲＴデイスプレィ、３０はデイスプレィ２９上
の標準位置（マイクロフィルムＦを位置決め手段によっ
て所定の読取位置にセットしたとき、それに対応してデ
イスプレィ２９上に得られる位置）に制御部５によって
出力される枠である。

この枠３０は記録手段のプリンタ７、例えばレーザビー
ムプリンタに供給される記録シートのサイズに応じて出
力されるもので例えば周知のマウス３１を使用して枠３
０の位置を自由に変えることができる。なおこの場合、
枠３０を移動させるとその移動にしたがいその位置がデ
イスプレィ２９のビットマツプを介して制御部５により
認識されており、キーボード２８上の図示しないコピー
キーをオペレーターが押下すると、そのときに表示され
ている枠３０の位置ならびに範囲内の画像情報が画像メ
モリ４から取出され、プリンタフによって再生される。

なお、以上の実施例では光検知手段における読取領域の
幅やその他について具体的な数値をあげて説明したが、
本発明の実施はこれらの数値によって限定されるもので
はなく、また、読取粋の指示および移動させる手段やＣ
ＣＤＣＤ読取装体自体述の実施例に限られるものではな
いことは勿論である。

更にまた、上述の例では表示枠をシートのサイズに応じ
て演算し表示するようにしたが、タッチベン等の指示手
段を用いて再生領域を指定し、サイズに合わせて自動変
倍して出力するようにすることも可能である。

また、読取った情報を記録する記録手段は、レーザービ
ームプリンタに限らず、インクジェットプリンタや感熱
プリンタ、更に画像メモリとしても光ディスクや磁気デ
ィスク、磁気テープまたはボードメモリ等が使用できる
のはいうまでもない。更にまた、上述の実施例では１６
＋ｎｍのマイクロフィルム読取装置について述べたが、
マイクロフィルムに限らず通常の３５ｍＷイルム等の読
取装置にも適用可能である。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、記録のため
にフィルムから読取られる画像に対し、その画像の領域
より広い範囲の読取りが可能な読取手段と、その読取ら
れた広い範囲の領域の表示が可能な表示手段と、表示手
段によって表示された画像の移動の指示が可能な指示手
段とを具えたことによって、フィルムを読取位置に位置
決めする際に生じる画像の位置ずれを表示手段により指
示手段を介して指示補正することが容易にでき特に電子
ファイル等の画像処理のための記録装置やマウス等の指
示手段を具えたＣＲＴデイスプレィを有するフィルム読
取記録に本発明を適用すれば、極めて合理的にこれらの
機能を結合させて操作性を著しく向上させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明フィルム読取記録装置の基本的構成を示
すブロック図、 第２図はそのフィルム読取装置の斜視図、第３図は本発
明の一実施例としてその光検知手段とフィルムこまの投
影像との寸法関係を示す説明図、第４図は本発明にかか
る表示装置の構成の一例を示す斜視図である。 １・・・画像読取手段（マイクロフィルム画像読取装置
）、 ３・・・位置検出手段、 ４・・・画像メモリ、 ５・・・制御部、 ６・・・表示手段、 ７・・・記録手段、 １７・・・光源、 １９・・・レンズ、 ２１・・・光検知手段、 ２６．２７・・・マーク検知器、 ｍｌ、ｍ２・・・マーク、 Ｆ・・・フィルム、 ｆ・・・こま、 ｆ゛・・・投影像、 ２９・・・ＣＲＴデイスプレィ、 ３０・・・枠、 ３１・・・マウス。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 撮像位置に位置決めされたフィルムから画像情報を読取
   る手段と、該読取手段によって読取られた前記画像情報
   に基づいて画像を表示する表示手段と、該表示手段に表
   示された前記画像を記録する手段とを有するフィルム読
   取記録装置において、 前記記録手段によって記録される前記画像の領域より広
   い領域を読取ることが可能な読取り手段と、その読取っ
   た広い領域を前記表示手段に表示が可能に制御する手段
   とを具えたことを特徴とするフィルム読取記録装置。