JPS6332894Y2 - - Google Patents

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JPS6332894Y2
JPS6332894Y2 JP9139883U JP9139883U JPS6332894Y2 JP S6332894 Y2 JPS6332894 Y2 JP S6332894Y2 JP 9139883 U JP9139883 U JP 9139883U JP 9139883 U JP9139883 U JP 9139883U JP S6332894 Y2 JPS6332894 Y2 JP S6332894Y2
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separator
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用部分 本考案は、自動車用消音器の改良に関する。
(ロ) 従来技術 自動車のエンジンより排出される排気ガスは、
消音器で消音されて大気中に放出される。斯かる
消音器はエンジンより遠い位置に設けられている
ため、エンジン始動後しばらくの間は、消音器及
びその近傍の排気管の温度は低い。従つて、この
間、排気ガス中に含まれている水蒸気は、消音器
及びその近傍の排気管の内壁面に接触して結露し
水になる。エンジン始動後しばらくして、排気ガ
スの熱より消音器及びその近傍の排気管の温度が
上昇すれば、このような結露は生じなくなり、ま
た、それまでに結露によつて生じた水も蒸発し
て、排気ガスとともに大気中に放出される。しか
しながら、それまでの間は、結露によつて生じた
水が消音器内部に溜つていることになる。
一般に、消音器内部に水が溜つている時間が長
ければ長いほど消音器の腐蝕がそれだけ早く進行
し、消音器の寿命が短くなる。従つて、消音器内
部の水はなるべく早く取り除くことが望ましい。
このため、第1図に示されるような消音器が提案
されていた。すなわち、第1図に示される消音器
は2、アウトレツトパイプ1に、消音器2の底部
近傍まで延びる排水用水吸い上げパイプ3を取り
付けて、アウトレツトパイプ1内の排気ガス流速
によつて生じる負圧により、消音器2の底部に溜
つた水を吸い上げるようにしたものである。
ここで、消音器2の底部の水は、消音器2、あ
るいは、消音器2に至る排気管内の内壁面に結露
することによつて生じた水が集まつたものであ
る。これらの水が消音器2の底部に落下するまで
には大きな水滴に成長する必要があるため、従つ
て、比較的長い時間がかかる。また、仮に、大き
な水滴に成長したとしても、水滴は、消音器の内
の壁面を伝つて底部まで流れるため、その内壁面
には、水の軌跡が残る。
この消音器2においては、底部に溜つた水は直
ちに排水用水吸い上げパイプ3によつて吸い出さ
れてしまう。しかしながら、上記のように、消音
器2の底部に水が溜るまでには時間がかかる。ま
た、消音器2の底部に溜つた水が吸い出されたと
しても、依然として、消音器2の内壁面には水滴
が付着して残つている。斯くして、この方法で
は、消音器2の内壁面は長時間にわたつて水で濡
れていることになり、消音器2内は当初期待され
た程すみやかには乾燥しないという不具合があつ
た。
本考案は、上記従来技術の問題を解決するため
になされたものである。
(ハ) 考案の目的 斯かる本考案の目的は、消音器において、消音
器の内壁面に水滴が付着するのを防止し、一方、
排気ガス中の水蒸気は水滴に付着させることによ
り水にして、消音器底部に溜め、かつ、消音器底
部に溜つた水はすみやかに排出されるようにする
ことにより、もつて、消音器内をすみやかに乾燥
させるようにすることにある。
(ニ) 考案の構成 この目的は、本考案によれば、前後両端をそれ
ぞれ前端板と後端板とによつて閉塞された筒状の
消音器本体と、該消音器本体の内部において、該
消音器本体の長手方向に直角に配置され、該消音
器本体の内部を二つ以上の拡張室に区画する少な
くとも一つのセパレータと、排気ガスを導入する
ために、前記前端板と該セパレータとの上方にお
いて、前記前端板と前記セパレータとに直角に嵌
挿され、前記後端板に最も近い拡張室内まで延び
るインレツトパイプと、排気ガスを排出するため
に、前記後端板と前記セパレータとの下方におい
て、前記後端板と前記セパレータとに直角に嵌挿
され、前記前端板に最も近い拡張室内まで延びる
アウトレツトパイプと、前記拡張室どおしを連通
するために、前記インレツトパイプと該アウトレ
ツトパイプとの間において、前記セパレータに直
角に嵌挿されたインナパイプとから成り、前記セ
パレータのうち、前記消音器本体の底部に近い所
には、前記拡張室どおしを連通する比較的小さな
連通孔が設けられている消音器であつて、前記イ
ンレツトパイプには、水を集めて、細かい水滴に
分割し、前記インレツトパイプより排出する第1
のシヤワー装置と第2のシヤワー装置とが設けら
れており、該第1のシヤワー装置は、前記前端板
に最も近い拡張室内における前記インナパイプの
開口端の直上よりもわずかに前記前端板に近い位
置にあり、前記第2のシヤワー装置は、前記後端
板に最も近い拡張室内における前記インナパイプ
の開口端の直上よりもわずかに前記後端板に近い
位置に設けられており、前記インレツトパイプに
おいて、前記第1のシヤワー装置と前記第2のシ
ヤワー装置との間には、前記消音器本体の底部近
傍まで延びる循環用水吸い上げパイプが取り付け
られ、前記アウトレツトパイプには前記消音器本
体の底部近傍まで延びる排水用水吸い上げパイプ
が取り付けられていることを特徴とする消音器に
よつて達成される。
(ホ) 考案の作用 斯かる構成の本考案の消音器においては、次の
ような現象が生じる。一般に、エンジン始動後し
ばらくの間は、エンジンから消音器に至る排気管
の温度は、排気ガスの温度よりも低い。従つて、
排気ガス中の水蒸気は、該排気管の中で、該排気
管の内壁面に接触して結露し、水滴となる。かか
る水滴は、排気ガス流に押し流されて消音器のイ
ンレツトパイプに入り、インレツトパイプの途中
に設けられた第1のシヤワー装置から細かいシヤ
ワーとなつて落下して、消音器本体の底部に溜
る。消音器本体の底部に溜つた水は、循環用水吸
い上げパイプから吸い上げられて、再び、インレ
ツトパイプの中を流れ、第2のシヤワー装置から
細かいシヤワーとなつて消音器本体の底部に落下
する。ここで、消音器本体の底部に溜つた水のう
ち一部のものは、排水用水吸い上げパイプから吸
い上げられて、アウトレツトパイプを通つて大気
中に放出される。しかし、消音器に至る排気管の
温度が低い間は、該排気管内で結露によつて生じ
る水の量の方が大気中に放出される前記水の量よ
りも多いため、消音器本体の底部の水かさはだん
だんと増加してくる。
排気管の温度が低い間は、消音器本体の温度も
低いため、第1と第2のシヤワー装置より落下す
る水の温度も低い。一方、前記したように、第1
のシヤワー装置の直下からわずかに前端板より遠
い位置には、インナパイプの開口端(出口)があ
り、また、第2のシヤワー装置の直下からわずか
に後端板より遠い位置には、インナパイプの開口
端(入口)があり、消音器内に流れる排気ガス
は、必ず、これらの開口端を通過する。従つて、
消音器に至る排気管内で結露しなかつた排気ガス
中の水蒸気は、これらの開口端を通過するとき、
第1あるいは第2のシヤワー装置より落下する低
温の水滴に接触して、該水滴の表面で凝縮し、あ
るいは、該水滴に付着して、水になる。この場
合、落下する水滴は、前記の通り、シヤワー装置
により、細かいシヤワーになつているため、水滴
と水蒸気との接触面積は大きく、従つて、排気ガ
スシヤワーを通過するとき、排気ガス中の水蒸気
の大部分は、水となつてしまう。従つて、消音器
の内壁面では、結露せず、消音器の内壁面は水で
濡れない。
エンジン始動後、しばらくすると、排気管の温
度も消音器の温度もそこを通る排気ガスの温度と
同じくらいに上昇する。こうなると、排気管の中
で結露は生じなくなり、第1のシヤワー装置から
消音器本体の底部に供給される水はなくなる。従
つて、それまで、消音器本体の底部に溜つていた
水は、排水用水吸い上げパイプから吸い上げら
れ、大気に放出されるだけとなるため、この水
は、すみやかに消失してしまう。また、排気ガス
中の水蒸気は、消音器内で結露することなく、水
蒸気のまま排気ガスとともに、大気中に放出され
る。
第1図に示される従来のものは、消音器内にお
いて内壁面に結露することによつて生じた水滴
が、消音器本体の底部に落下するまでには、該水
滴が大きく成長する必要があるため、時間がかか
る。
これに対し、本考案においては、前記の通り第
1と第2のシヤワー装置より落下する水滴に、排
気ガス中の水蒸気を付着させているので、消音器
本体の底部には水がすみやかに溜る。
また、本考案に係る消音器においては、消音器
の内壁面に結露せず、初めから該内壁面に水滴は
付着していないため、本考案においては、消音器
本体の底部の水がなくなれば、消音器の内部には
水は全くなくなつてしまう。
言い換えれば、本考案では、従来のように、消
音器本体の底部の水がなくなつても、依然とし
て、消音器の内壁面に水滴が付着して残つている
ということはない。
(ヘ) 考案の効果 斯くして、本考案によれば、消音器内がすみや
かに乾燥するという効果を奏する。
(ト) 実施例 つぎに、本考案の一実施例を図面を基にして詳
細に説明する、第2図は、本考案の一実施例の縦
断面図である。同図において、7は、断面円形ま
たは楕円形をした外筒であり、8,9は、それぞ
れ外筒7の前後両端を塞ぐ前端板と後端板であ
る。外筒7と、前端板8と、後端板9とで消音器
本体10が形成される。消音器本体10の内部に
は、第1のセパレータ14と第2のセパレータ1
5とが長手方向と直角に配置されている。消音器
本体10の内部は、これらのセパレータ14,1
5によつて、第1の拡張室11と、第2の拡張室
12と、第3の拡張室13とに区分されている。
前端板8と第1と第2のセパレータ14,15と
には、排気ガスを導入するためのインレツトパイ
プ16が取り付けられている。インレツトパイプ
16は、前端板8と第1と第2のセパレータ1
4,15との上方においてこれらに直角に嵌挿さ
れ、第3の拡張室13内まで延びている。また、
後端板9と第1と第2のセパレータ14,15と
には、排気ガスを排出するためのアウトレツトパ
イプ17が取り付けられている。アウトレツトパ
イプ17は、後端板9と第1と第2のセパレータ
14,15との下方においてこれらに直角に嵌挿
され、第1の拡張室11内まで延びている。イン
レツトパイプ16とアウトレツトパイプ17との
間には、インナパイプ18が配置されている。イ
ンナパイプ18は、第1と第2のセパレータ1
4,15に直角に嵌挿され、その入口19は、第
3の拡張室13内に開口している。また、その出
口20は第1の拡張室11内に開口している。イ
ンナパイプ18の途中には、インナパイプ18の
内部と第2の拡張室12の内部とを連通する多数
の小孔21が穿設されている。第1と第2のセパ
レータ14,15の下方には、比較的小さな連通
孔22が穿設されている。第1の拡張室11と、
第2の拡張室12と、第3の拡張室13とは、こ
れらの連通孔22によつて連通されている。イン
レツトパイプ16の途中には、インレツトパイプ
16内の水を集めて、細かい水滴に分割し、イン
レツトパイプ16内より排出する第1のシヤワー
装置23が設けられている。第1のシヤワー装置
23は、インナパイプ18の出口20の直上より
もわずかに前端板8に近い位置にある。第1のシ
ヤワー装置23の詳細を第3図に示す。同図に示
されるように、第1のシヤワー装置23は、イン
レツトパイプ16内に張り出し、排気ガス流を受
ける受圧部材24と水溜め部材25とより成る。
水溜め部材25の下面には、多数の小孔26が穿
設されている。第2図に示されるように、インレ
ツトパイプ16の第3の拡張室13内における開
口端29は、インナパイプ18の入口19の直上
よりもわずかに後端板9に近い位置にあり、該開
口端29には、第2のシヤワー装置30が設けら
れている。また、開口端29には、排気ガスの流
れを下向きに方向づける導風部材31が取り付け
られている。第2のシヤワー装置30の詳細を第
4図に示す。同図に示されるように、第2のシヤ
ワー装置30は、インレツトパイプ16に張り出
し、排気ガス流を受けるよう袋状になつた受圧部
材32から成る。該受圧部材32には、多数の小
孔33が穿設されている。第2図に示されるよう
に、インレツトパイプ16において、第1のシヤ
ワー装置23と第2のシヤワー装置30との間に
は、消音器本体10の底部37近傍まで延びる循
環用水吸い上げパイプ38が取り付けられてい
る。アウトレツトパイプ17には、消音器本体1
0の底部37近傍まで延びる排水用水吸い上げパ
イプ39が取り付けられている。第2図に示され
る消音器42は、第5図に示されるように、エン
ジン40から延びる排気管41に取り付けられ
る。
上記の実施例の作用及び効果を説明する。第5
図に示されるように、エンジン40から消音器4
2に到るまでの排気管41の長さは長い。従つ
て、エンジン40の始動後しばらくの間は、排気
管41の温度は、そこを通る排気ガスの温度より
も低い。このため、排気ガス中の水蒸気は、排気
管41の中で、排気管41の内壁面に接触して水
滴となる。斯かる水滴は、排気ガス流に押し流さ
れて、第2図に示されるように消音器42のイン
レツトパイプ16に入る。インレツトパイプ16
内に入り、インレツトパイプ16内を排気ガス流
によつて押し流されてきた水滴27は、第3図に
示されるように、第1のシヤワー装置23におい
て、受圧部材24により排気ガス流速が減少する
ため、水溜め部材25の中に入る。水溜め部材2
5の中に入つた水は、小孔26より細かいシヤワ
ー28となつて落下し、第2図に示されるよう
に、消音器本体10の底部37に溜る。消音器本
体10の底部37に溜つた水は、循環用水吸い上
げパイプ38から吸い上げられて、再び、インレ
ツトパイプ16の中を34で示されるように、排
気ガス流に押し流されて流れる。インレツトパイ
プ16内を流れてきた水滴34は、第4図に示さ
れるように、第2のシヤワー装置30において受
圧部材32により排気ガス流速が減少するため、
袋状の受圧部材32の中に入る。受圧部材32の
中に入つた水は、小孔33より細かいシヤワー3
5となつて落下する。同図に示されるように、開
口端29には、排気ガスの流れを下向きに方向づ
ける導風部材31が取り付けられているため、排
気ガスはシヤワー35とともに下降する。ここ
で、第2図に示されるように、消音器本体10の
底部37に溜つた水のうち一部のものは、排水用
水吸い上げパイプ39から吸い上げられて、アウ
トレツトパイプ17を通つて、43に示されるよ
うに大気中に放出される。しかしながら、消音器
42に至る第5図の排気管41の温度が低い間
は、排気管41内で結露によつて生じる水の量の
方が大気中に放出される前記水の量よりも多いた
め、第2図の消音器本体10の底部37の水かさ
はだんだんと増加してくる。
排気管41の温度が低い間は、消音器本体10
の温度も低いため、第1と第2のシヤワー装置2
3,30より落下する水の温度も低い。一方、前
記したように、第1のシヤワー装置23の直下か
らわずかに前端板8より遠い位置には、インナパ
イプ18の出口20があり、また、第2のシヤワ
ー装置30の直下からわずかに後端板9より遠い
位置には、インナパイプの入口19があり、消音
器42内を流れる排気ガスは、必ず、これらの入
口19、出口20を通過する。従つて、消音器4
2に至る排気管41内で結露しなかつた排気ガス
中の水蒸気は、これらの入口19、出口20を通
過するとき、第1あるいは第2のシヤワー装置2
3,30より落下する低温の水滴28,35に接
触して、該水滴28,35の表面で凝縮、あるい
は、水滴28,35に付着して水になる。この場
合、落下する水滴28,35は、前記の通り、シ
ヤワー装置23,30により、細かいシヤワーに
なつているため、水滴と水蒸気との接触面積は大
きく、従つて、排気ガスがシヤワーを通過すると
き、排気ガス中の水蒸気の大部分は、水になつて
しまう。従つて、消音器42の温度が低くても、
消音器42の内壁面では、結露せず、消音器42
の内壁面は水で濡れない。
エンジン40始動後、しばらくすると、排気管
41の温度も消音器42の温度も、そこを通る排
気ガスの温度と同じくらいに上昇する。こうなる
と、排気管41の中で結露は生じなくなり、第1
のシヤワー装置23から消音器本体10の底部3
7に供給される水はなくなる。従つて、それま
で、消音器本体10の底部37に溜つていた水
は、排水用水吸い上げパイプ39から吸い上げら
れ、大気に放出されるだけとなるため、この水
は、すみやかに消失してしまう。また、排気ガス
中の水蒸気は、消音器42内で結露することな
く、水蒸気のまま排気ガスとともに大気中に放出
される。
第1図に示される従来のものは、消音器内にお
いて内壁面に結露することによつて生じた水滴が
消音器本体の底部に落下するまでには、該水滴が
大きく成長する必要があるため、時間がかかる。
これに対し、実施例においては、前記の通り、
第1と第2のシヤワー装置23,30より落下す
る水滴28,35に、排気ガス中の水蒸気を付着
させているので、消音器本体10の底部37には
水がすみやかに溜る。
また、本実施例に係る消音器42においては、
消音器42の内壁面に結露せず、初めから該内壁
面に水滴は付着していないため、本実施例におい
ては、消音器本体10の底部37の水がなくなれ
は、消音器42の内部には水は全くなくなつてし
まう。
言い換えれば、本実施例では、従来のように、
消音器本体10の底部37の水がなくなつても、
依然として、消音器42の内壁面に水滴が付着し
て残つているということはない。
斯くして、本実施例によれば、消音器42内が
すみやかに乾燥するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の消音器の縦断面図、第2図
は、本考案の一実施例に係る消音器の縦断面図、
第3図は、第2図の消音器における第1のシヤワ
ー装置の詳細図、第4図は、第2図の消音器にお
ける第2のシヤワー装置の詳細図、第5図は、第
2図の消音器を取り付けた自動車の側面図であ
る。 7……外筒、8……前端板、9……後端板、1
0……消音器本体、{11……第1の拡張室、1
2……第2の拡張室、13……第3の拡張室}
(拡張室)、14……第1のセパレータ、15……
第2のセパレータ、16……インレツトパイプ、
17……アウトレツトパイプ、18……インナパ
イプ、19……インナパイプの入口、20……イ
ンナパイプの出口、21……小孔、22……連通
孔、23……第1のシヤワー装置、29……イン
レツトパイプの開口端、30……第2のシヤワー
装置、37……消音器本体の底部、38……循環
用水吸い上げパイプ、39……排水用水吸い上げ
パイプ、42……消音器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後両端をそれぞれ前端板と後端板とによつて
    閉塞された筒状の消音器本体と、該消音器本体の
    内部において、該消音器本体の長手方向に直角に
    配置され、該消音器本体の内部を二つ以上の拡張
    室に区画する少なくとも一つのセパレータと、排
    気ガスを導入するために、前記前端板と該セパレ
    ータとの上方において、前記前端板と前記セパレ
    ータとに直角に嵌挿され、前記後端板に最も近い
    拡張室内まで延びるインレツトパイプと、排気ガ
    スを排出するために、前記後端板と前記セパレー
    タとの下方において、前記後端板と前記セパレー
    タとに直角に嵌挿され、前記前端板に最も近い拡
    張室内まで延びるアウトレツトパイプと、前記拡
    張室どおしを連通するために、前記インレツトパ
    イプと該アウトレツトパイプとの間において、前
    記セパレータに直角に嵌挿されたインナパイプと
    から成り、前記セパレータのうち、前記消音器本
    体の底部に近い所には、前記拡張室どおしを連通
    する比較的小さな連通孔が設けられている消音器
    であつて、前記インレツトパイプには、水を集め
    て、細かい水滴に分割し、前記インレツトパイプ
    より排出する第1のシヤワー装置と第2のシヤワ
    ー装置とが設けられており、該第1のシヤワー装
    置は、前記前端板に最も近い拡張室内における前
    記インナパイプの開口端の直上よりもわずかに前
    記前端板に近い位置にあり、前記第2のシヤワー
    装置は、前記後端板に最も近い拡張室内における
    前記インナパイプの開口端の直上よりもわずかに
    前記後端板に近い位置に設けられており、前記イ
    ンレツトパイプにおいて、前記第1のシヤワー装
    置と前記第2のシヤワー装置との間には、前記消
    音器本体の底部近傍まで延びる循環用水吸い上げ
    パイプが取り付けられ、前記アウトレツトパイプ
    には前記消音器本体の底部近傍まで延びる排水用
    水吸い上げパイプが取り付けられていることを特
    徴とする消音器。
JP9139883U 1983-06-15 1983-06-15 消音器 Granted JPS59196512U (ja)

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JP2006250055A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の消音器
KR100957147B1 (ko) * 2007-12-07 2010-05-11 현대자동차주식회사 차량의 소음기 및 이를 사용한 배기 장치

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