JPS6332294B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332294B2 JPS6332294B2 JP3218780A JP3218780A JPS6332294B2 JP S6332294 B2 JPS6332294 B2 JP S6332294B2 JP 3218780 A JP3218780 A JP 3218780A JP 3218780 A JP3218780 A JP 3218780A JP S6332294 B2 JPS6332294 B2 JP S6332294B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lpf
- attenuation
- inductance
- diagram showing
- constant resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/40—Artificial lines; Networks simulating a line of certain length
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、FDM/PCM伝送装置に使用される
擬似線路(BON)に関するものであり、特にそ
のインピーダンス特性の各善に関するものであ
る。
擬似線路(BON)に関するものであり、特にそ
のインピーダンス特性の各善に関するものであ
る。
通常上記伝送装置には、所定間隔毎に中継器が
設けられる。この中継器の特性を試験するために
は、実際の使用状態を実現するため長尺の同軸ケ
ーブルと同等の特性を持つた擬似線路が用いられ
るが、擬似線路としては、一般に第1図に示すよ
うな定抵抗型の回路網が使用される。a図に示す
回路全体はb図に示すように、両端ともに定抵抗
性を示す基本セクシヨンc図の橋絡T型回路で代
表される)を多段に縦続接続したものである。
BONの用途では電気的特性上第6図に示すよう
な規定をすることが多い。つまり、a図に示す如
く所定の周波数まで一定量の不整合減衰量(斜線
路以上)を要求し、b図の如く減衰量偏差(斜線
部の間)の規格も厳しいが、その帯域を超えると
整合をほとんど必要とせず、減衰量規格も大幅に
緩和される。
設けられる。この中継器の特性を試験するために
は、実際の使用状態を実現するため長尺の同軸ケ
ーブルと同等の特性を持つた擬似線路が用いられ
るが、擬似線路としては、一般に第1図に示すよ
うな定抵抗型の回路網が使用される。a図に示す
回路全体はb図に示すように、両端ともに定抵抗
性を示す基本セクシヨンc図の橋絡T型回路で代
表される)を多段に縦続接続したものである。
BONの用途では電気的特性上第6図に示すよう
な規定をすることが多い。つまり、a図に示す如
く所定の周波数まで一定量の不整合減衰量(斜線
路以上)を要求し、b図の如く減衰量偏差(斜線
部の間)の規格も厳しいが、その帯域を超えると
整合をほとんど必要とせず、減衰量規格も大幅に
緩和される。
又第6図cは要求される回路自体の減衰量を示
す。
す。
ここで、第1図aの定抵抗回路網を実際に使用
するとき、第2図の様にケースK内に収容する場
合は、回路端子A,Bとケース埋込の入力、出力
端子IN、OUTとの間を所定の長さの引出線で接
続するのが普通である。ところがこの引出線の有
するインダクタンスla,lbが介在することによ
り、特性上の影響があり、とくに不整合特性が劣
化して要求の特性を満足できなくなるという問題
がある。このためAとIN間及びBとOUT間を所
定の線路インピーダンスを有する同軸コードで結
ぶことで解決する方法もあるが、同軸構造の端子
を有する特別の構造の高価なケースを必要とする
点で問題である。又上記ケースをプリント板に塔
載する時に、同軸構造の端子では塔載が困難であ
る。
するとき、第2図の様にケースK内に収容する場
合は、回路端子A,Bとケース埋込の入力、出力
端子IN、OUTとの間を所定の長さの引出線で接
続するのが普通である。ところがこの引出線の有
するインダクタンスla,lbが介在することによ
り、特性上の影響があり、とくに不整合特性が劣
化して要求の特性を満足できなくなるという問題
がある。このためAとIN間及びBとOUT間を所
定の線路インピーダンスを有する同軸コードで結
ぶことで解決する方法もあるが、同軸構造の端子
を有する特別の構造の高価なケースを必要とする
点で問題である。又上記ケースをプリント板に塔
載する時に、同軸構造の端子では塔載が困難であ
る。
本発明は上記の問題点を解決するために、ケー
ス内引出線のインダクタンスを利用して低域通過
フイルタ(LPF)を構成する様にした。
ス内引出線のインダクタンスを利用して低域通過
フイルタ(LPF)を構成する様にした。
本発明の構成を第3図に示す。
ケース内部引出線の有するインダクタンスla,
lbに対して、不足のインダクタンスla′,lb′を外
部に付加し、さらにケースKの内部と外部にそれ
ぞれ1個ずつ容量c1〜c4を付加して3次のLPF回
路を構成する。
lbに対して、不足のインダクタンスla′,lb′を外
部に付加し、さらにケースKの内部と外部にそれ
ぞれ1個ずつ容量c1〜c4を付加して3次のLPF回
路を構成する。
LPFの設計インピーダンスは定抵抗回路網の
インピーダンスに合わせる。
インピーダンスに合わせる。
LPFは通過帯域内で損失のハンプの少ない実
質無損失型のものが必要であり、その遮断周波数
は不整合規定端周波数aまたはその若干上に選
定するのが普通である。
質無損失型のものが必要であり、その遮断周波数
は不整合規定端周波数aまたはその若干上に選
定するのが普通である。
100MHz帯のBONに対する200MHzのLPFの回
路例(チエビシエフ型)を第4図に示す。
路例(チエビシエフ型)を第4図に示す。
第4図aにおいてL=43.33nH、C=4.333PF
である。又、bにおいてL′=57.88nH、C′=
6.671PFであり、損失ハンプ(ap)はaの場合
0.001dBで、bの場合0.01dBである。
である。又、bにおいてL′=57.88nH、C′=
6.671PFであり、損失ハンプ(ap)はaの場合
0.001dBで、bの場合0.01dBである。
第5図に、LPF特性を示す。遮断周波数cは
aより高く、c以上では18dB/オクターブの減
衰特性を有する。実際の回路はこのような定数を
参考に実験的に定めるので、多少これらの値から
前後するのが普通である。
aより高く、c以上では18dB/オクターブの減
衰特性を有する。実際の回路はこのような定数を
参考に実験的に定めるので、多少これらの値から
前後するのが普通である。
このようなLPFの通過帯域内では、信号は無
反射で伝送されるので、新しい入力・出力端子
IN′、OUT′で見た不整合は大幅に改善される。
反射で伝送されるので、新しい入力・出力端子
IN′、OUT′で見た不整合は大幅に改善される。
第7図に具体的な例のデータを示す。
第7図は第6図aと同様な不整合減衰量特性を
示す図で、曲線xは第2図のIN端子における特
性、曲線yはc1,c3のみを付加した場合のIN端
子における特性、曲線zは第3図のIN′端子にお
ける特性を直線sは要求される特性を夫々示す。
示す図で、曲線xは第2図のIN端子における特
性、曲線yはc1,c3のみを付加した場合のIN端
子における特性、曲線zは第3図のIN′端子にお
ける特性を直線sは要求される特性を夫々示す。
図から明らかな如く本発明によれば要求される
特性を十分に満足している。又第8図に目標減衰
量に対する減衰量偏差を示す。
特性を十分に満足している。又第8図に目標減衰
量に対する減衰量偏差を示す。
図中、曲線Uは目標値を、曲線Vは実際の偏差
を直線s1,s2は要求される特性範囲を示す。図か
ら明らかな如く、本発明によれば、要求された特
性を十分に満足している。
を直線s1,s2は要求される特性範囲を示す。図か
ら明らかな如く、本発明によれば、要求された特
性を十分に満足している。
以上説明したように引出線のインダクタンスを
利用した形で所定帯域内で無損失・無反射性の
LPFを構成し、定抵抗型回路網の前・後に付加
することによつて、所定帯域内の不整合減衰量が
必要量確保される。
利用した形で所定帯域内で無損失・無反射性の
LPFを構成し、定抵抗型回路網の前・後に付加
することによつて、所定帯域内の不整合減衰量が
必要量確保される。
その他に、所定帯域を超えた高周波帯域では各
LPF(3次)がそれぞれ18dB/octの傾斜の減衰
量を有するので、その分定抵抗型回路網で負担す
る高域での減衰量が軽減され、その分低域側所定
帯域内での設計精度が向上するという利点もあ
る。
LPF(3次)がそれぞれ18dB/octの傾斜の減衰
量を有するので、その分定抵抗型回路網で負担す
る高域での減衰量が軽減され、その分低域側所定
帯域内での設計精度が向上するという利点もあ
る。
また、以上の方策により、高周波の用途でも構
造の簡単な低周波用のケースが適用可能となる。
造の簡単な低周波用のケースが適用可能となる。
第1図は、定抵抗型回路を示す図、第2図は、
従来の構成を示す図、第3図は、本発明の構成の
一例を示す図、第4図はLPFを示す図、第5図
は第4図のLPFの特性を示す図、第6図は、第
1図の回路に要求される特性を示す図、第7図、
第8図は、第3図の構成の特性を示す図である。 図中la,lbは引出線のインダクタンス、la′,
lb′は付加したインダクタンスc1〜c4は付加した容
量である。
従来の構成を示す図、第3図は、本発明の構成の
一例を示す図、第4図はLPFを示す図、第5図
は第4図のLPFの特性を示す図、第6図は、第
1図の回路に要求される特性を示す図、第7図、
第8図は、第3図の構成の特性を示す図である。 図中la,lbは引出線のインダクタンス、la′,
lb′は付加したインダクタンスc1〜c4は付加した容
量である。
Claims (1)
- 1 定抵抗型回路の入力、出力引出し線に所要量
のインダクタンスを直列に接続し、該引出し線と
インダクタンスのおのおのに並列に片端接地の容
量を接続することにより、設定抵抗型回路の不整
合規定端周波数より高い遮断周波数を有する低域
通過波器を構成したことを特徴とする擬似線
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218780A JPS56129438A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Artificial line |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3218780A JPS56129438A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Artificial line |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56129438A JPS56129438A (en) | 1981-10-09 |
JPS6332294B2 true JPS6332294B2 (ja) | 1988-06-29 |
Family
ID=12351901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3218780A Granted JPS56129438A (en) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Artificial line |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56129438A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62141232U (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-05 | ||
JP2543385Y2 (ja) * | 1991-12-18 | 1997-08-06 | 株式会社神谷儀八 | 瓦棧の腐蝕防止を考慮した棧瓦 |
JP2008136158A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-06-12 | Tdk Corp | 擬似線路回路 |
-
1980
- 1980-03-14 JP JP3218780A patent/JPS56129438A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56129438A (en) | 1981-10-09 |
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