JPS6332256Y2 - - Google Patents

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JPS6332256Y2
JPS6332256Y2 JP11314480U JP11314480U JPS6332256Y2 JP S6332256 Y2 JPS6332256 Y2 JP S6332256Y2 JP 11314480 U JP11314480 U JP 11314480U JP 11314480 U JP11314480 U JP 11314480U JP S6332256 Y2 JPS6332256 Y2 JP S6332256Y2
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JP
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floor
vibration
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height adjustment
joist
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JP11314480U
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JPS5738040U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数枚の床部材群を端縁突合せ状態
で並設して構成する床の中間部と周辺部とを、構
造用床版に対し複数個の防振部材を介して支持さ
せる防振浮床装置に関する。
この種の防振浮床装置は、室内で発せられて床
に伝わつた騒音・振動、或いは室外から床版や壁
に伝わつた騒音・振動を防振材により減衰させ
て、それ以上の伝播を抑制し、快適な居住空間を
得るために設けられるものであるが、従来、床を
構成する複数の床部材の各々を、個別に防振部材
付高さ調整機構で支持していたため、個々の床部
材の水平度を出すとともに隣接床部材どうしの段
差を無くしてのレベル合わせを行うことが面倒
で、床部材の高さ調整作業が煩雑となる欠点があ
り、また、床周辺部は家具など重量物を置く関係
から大なる耐荷重強度が必要であるとの観点に立
つて、床周辺部に対しては、床中間部よりも多数
の防振部材付き高さ調整機構を設けなければなら
ず、施工費用が高くつく欠点があつた。
本考案はかかる実情に鑑みて、極めて簡単な構
造改良を施すだけで上記欠点を解消し、床部材の
高さ調整作業の簡素化を図るとともに、安い費用
で施工できるようにせんとする点に目的を有す
る。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、頭記構成の防振浮床装置において、前記
床の中間部を、前記床部材の突合せ状態にある端
縁の下側に位置させた、相隣る床部材の夫々に共
通の防振部材付き高さ調整機構を介して前記構造
用床版に支持させるべく構成するとともに、廻し
根太を高さ調整機構を介さずに前記構造用床版上
に位置固定し、この廻し根太と前記床の周辺部と
の間に防振材を介在させて、この防振材を介して
前記床の周辺部を前記構造用床版に対して支持し
てある点にあり、かかる構成から次の作用効果を
奏する。
構造用床版に廻し根太を高さ調整機構を介さ
ずに位置固定し、この廻し根太と床周辺部との
間に防振材を介在させて、床周辺部を支持する
ものであるから、防振部材付き高さ調整機構を
多数用いることなく、防振材のみを適宜配置す
るだけで、床周辺部を耐荷重強度が大なる状態
で支持でき、防振浮床装置全体を安い費用で施
工することができる。
相隣る床部材の夫々を、共通の高さ調整機構
を用いて、隣接床部材相互間に段差の生じるこ
とのない状態で高さ調整を行うことができ、し
かも、床全体をみれば、予め水平度の出されて
いる廻し根太上に床周辺が載置されていて、そ
の周辺を規準にして各床部材の水平度を出すよ
うに高さ調整すれば、自然に床全体の水平度を
出せるものであり、従つて、床部材どうしの間
に段差が生じることのない状態で床全体の水平
レベル合わせを容易、かつ、迅速に行い易いも
のである。
従つて、床部材の高さ調整作業の簡素化を図
ることができる上、装置全体を安い費用で施工
できるに至つた。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
マンシヨン等の集合住宅において、構造用床版D
上に防振部材1付きのねじ式高さ調整機構Aを複
数個、左右前後に適宜ピツチで配置するととも
に、床版D周辺で束3……群により支持された廻
し根太Bの上部に防振材4を複数個、根太B長手
方向に適宜ピツチで配置し、調整機構A……の支
持ピース2……と防振材4……に亘つて、複数枚
の床部材5……群を端縁突合せ状態に並設載置し
て床Cを構成し、かつ、前記各高さ調整機構A…
…は、前記床部材5……の突合せ状態にある端縁
の下側と、床部材の中央部分の下側とに夫々位置
させ、前記端縁の下側に位置させた高さ調整機構
A……では、相隣る床部材5……の夫々を共通の
高さ調整機構Aで、つまり、一つの高さ調整機構
Aを操作することで端縁突合せ状態にある二つあ
るいはそれ以上の床部材5……を同時に高さ調整
できるように設けられているものであり、また、
この高さ調整機構Aは、各床部材5……の端縁部
分、あるいは、中央部分に形成された孔5a……
にドライバー等を通して、床部材5……の上側か
ら調整操作自在に構成されているもので、この高
さ調整操作によつて、床Cを全面に亘つて水平に
してある。
防振材4は防振部材1とともに、硝子繊維の集
積体を150Kg/m3ないし800Kg/m3程度の高密度に
圧縮して立方体や直方体に賦形し、その表面全体
をゴム膜で被包したものが好ましく、このような
防振材4の複数個を廻し根太Bにその長手方向に
沿つて形成した溝6に対し、適当ピツチで嵌着し
てある。そのピツチは硝子繊維の圧縮密度および
防振材の大きさに応じて変わり、例えば防振材1
個を50×50×50mm3の大きさとした場合、密度700
〜770Kg/m3であると900〜1350mm位、330〜380
Kg/m3であると450〜900mm位である。
防振材4は溝6に嵌着する以外、第3図のよう
に段部切欠き6′に嵌着しても良いし、又第4図
のように溝6や切欠き6′を形成せず単に載置す
るだけであつても良い。
又、硬度の低い防振材4を用いるときはピツチ
を小さくしたり、或いは一連の長尺物を用いても
良い。
床Cの周辺部は壁Eに対しその端縁が接触しな
いよう若干隙間をあけるか、或いはその隙間に防
振材を介在させて床Cと壁Eとの絶縁を図ること
が望ましい。
床部材5としては、図示のように床パネル5′
を載置するベースパネルであるのが普通だが、ベ
ースパネルを省略するときは床パネル自体が床部
材5となる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る防振浮床装置の実施例を示
し、第1図は平面図、第2図は要部拡大断面図、
第3図および第4図は夫々応用例の断面図であ
る。 A……高さ調整機構、B……廻し根太、C……
床、D……床版、1……防振部材、4……防振
材、5……床部材、6……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数枚の床部材5……群を端縁突合せ状態で
    並設して構成する床Cの中間部と周辺部とを、
    構造用床版Dに対し複数個の防振部材1,4を
    介して支持させる防振浮床装置であつて、前記
    床Cの中間部を、前記床部材5……の突合せ状
    態にある端縁の下側に位置させた、相隣る床部
    材5……の夫々に共通の防振部材1付き高さ調
    整機構Aを介して前記構造用床版Dに支持させ
    るべく構成するとともに、廻し根太Bを高さ調
    整機構を介さずに前記構造用床版D上に位置固
    定し、この廻し根太Bと前記床Cの周辺部との
    間に防振材4を介在させて、この防振材4を介
    して前記床Cの周辺部を前記構造用床版Dに対
    して支持してあることを特徴とする防振浮床装
    置。 2 前記防振材4は、前記廻し根太Bにそれの長
    手方向に沿つて形成された溝6に対し、適当間
    隔おきに嵌着されている実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の防振浮床装置。 3 前記防振材4は、硝子繊維の集積体を高密度
    に圧縮したものである実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項に記載の防振浮床装置。
JP11314480U 1980-08-08 1980-08-08 Expired JPS6332256Y2 (ja)

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JP11314480U JPS6332256Y2 (ja) 1980-08-08 1980-08-08

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JP11314480U JPS6332256Y2 (ja) 1980-08-08 1980-08-08

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JPS5738040U JPS5738040U (ja) 1982-03-01
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JPS58172649U (ja) * 1982-05-13 1983-11-18 戸田建設株式会社 防振防音床

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JPS5738040U (ja) 1982-03-01

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